【2023年】ベッドマットレスのおすすめ7選!快眠できるサイズや腰痛のある人向けのアイテムも
眠り心地を大きく左右する「ベッドマットレス」。素材や硬さもさまざまで、自分に合うものを見つけるのは難しいと感じる方が多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、自分に合ったベッドマットレスの選び方とおすすめ商品をご紹介します。腰痛などの就寝時によくあるお悩みに応えるマットレスもピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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ベッドマットレスの種類と特徴
ベッドマットレス選びが難しい原因のひとつは、その種類の多さかもしれません。使用される素材の特徴はさまざまで硬さや厚さ、重さ、耐久性、メンテナンス方法にそれぞれ違いがあります。実際の製品には複数の素材を組み合わせて寝心地を高めているものが多いです。
まずはベッドマットレスの種類とよく使われる素材の特徴を把握することから始めましょう!
コイルマットレス
ベッドマットレスにはコイルスプリング(バネ)の上に詰め物を敷いた「コイルマットレス」とコイルを使用しない「ノンコイルマットレス」に大別されます。
両者を比較した際のコイルマットレスのメリットは耐久性の高さです。製品間の差はありますが、一般的にコイルマットレスの寿命は7〜10年ほどといわれます。高品質なものでは15年以上余裕で使えるというものもありますよ。一方ノンコイルマットレスの寿命は素材にもよりますが短いもので3年程、長いもので8年ほどが目安なので、長く使いたい方はコイルマットレスを候補に探してみるのもおすすめです。
しかしメリットの反面、コイルマットレスには知っておきたいデメリットもあります。コイルを大量に使用するため、厚みも重量も大きくなります。シングルサイズで20kgを超える製品も多いです。特に将来引っ越しの可能性がある方や、2階以上での使用予定の方は搬出入の手間を考慮した上で検討するとよいでしょう。そのほかにも、定期的に向きをローテーションさせる手入れの必要や処分時に粗大ゴミ扱いとなる点も、検討する上で事前に知っておきたいですね。
ポケットコイルマットレス
「点で支える」と表現されることが多いマットレスです。構造的に横揺れしにくいので2人使用に向いています。ポケットコイルマットレスのコイルは一つ一つ不織布で包まれて配置されています。コイルが独立しているため圧がかかった箇所だけが沈み込み、他の場所は揺れにくいので寝返りをしても横の人に振動が伝わりません。
寝心地は基本的には柔らかめなので、横向きで寝る方や凹凸のある女性的な体型の方には、体がほどよく沈みこんで寝やすいでしょう。お手入れは耐久性を保つためにローテーションが必要です。製品の指示に従って上下や表裏を季節ごとを目安に行いましょう。
ボンネルコイルマットレス
ボンネルコイルマットレスはそれぞれのコイルがワイヤーで連結されているのが特徴です。そのため「面で支える」とよく表現されます。コイル同士がつながっているため、局所的に沈み込みません。面全体でしっかりと体圧を受け止めるので、体格がいい人におすすめです。寝心地は比較的硬めです。寝返りがしやすいのがメリットですが、隣の人に振動が伝わりやすいので2人使用にはあまりおすすめできません。お手入れはポケットコイルマットレスと同じくローテーションが必要となります。
高密度連続スプリングマットレス
高密度連続スプリングマットレスは、寝返りがしやすいけれど横揺れはしにくい、通気性の高いマットレスです。国内では製造権、販売権ともにフランスベッドのみが所有しています。「面で支える」という点はボンネルコイルと同じ発想なのですが、構造が異なります。ボンネルコイルは独立したコイル同士をワイヤーでつなげるのに対して、高密度連続スプリングマットレスは一列全てがひとつの硬鋼線でつながって作られたコイルなのが特徴です。
ノンコイルマットレス
ノンコイル型マットレスはスプリングを使用してないマットレスの総称です。主に使われる素材としてはウレタンフォーム、ファイバー、ラテックスやポリマー樹脂などがあげられますが、寝心地や耐久性、重さはそれぞれの素材によって大きく異なります。
ウレタンフォームマットレス
ウレタンフォームマットレスは厚さがさまざまで、手頃な価格なものも多いのが特徴です。反発力によって低反発タイプと高反発タイプにさらに分類され、それぞれ寝心地にも差があります。耐久性は「ウレタン密度」を目安にして選ぶといいですよ。
低反発ウレタンマットレスは沈み込みやすく、包まれるようなフィット感のある寝心地が特徴です。またマットにかかる体圧を分散しやすいというメリットもあります。一方で通気性はよくないので、夏場には高いフィット感がムレやすさにもつながります。また反発弾性が低いのでサポートが弱く寝返りしづらいというデメリットも。マットレスとして選ぶ際は低反発単体ではなく、反発性の高い素材と組み合わせた構造のものを探すといいでしょう。また使用には通気性のよいカバーと合わせて使うと通気性も改善できますよ。耐久年数はウレタン密度35D前後で3〜5年を目安として選ぶとよいでしょう。
高反発ウレタンは反発弾性の高いウレタンマットレスです。しっかりとした寝心地で横揺れしづらいため、2人で使用する際にもおすすめです。低反発と同じく体圧を分散しやすい特徴もあります。沈み込みが少ないので寝返りがしやすいのもメリット。しっかりと支えてくれるため仰向けで寝る方におすすめです。また腰痛持ちの方に選ばれることも多い素材です。ウレタン密度30D以上のもので探すとへたりづらいですよ。
高反発ファイバーマットレス
ポリエチレンやポリエステルなどの樹脂を使用したファイバー素材のマットレスです。隙間が多い構造なので通気性が高くムレを防ぐメリットがあります。反発弾性が強くマットにかかる体圧をいろんな方向に分散できるので体への負担が少なく寝られます。寝返りも打ちやすいですよ。
寝心地は硬めなので、痩せ型の方には骨に圧迫感を感じることがあるかもしれません。またファイバーマットレスは水洗いできる数少ないマットレスです。アレルギーなど、清潔に保ちたい方には重宝するでしょう。
ラテックスマットレス
ゴム製のマットレスです。ゴムの特性として柔軟性と反発弾性を併せもっています。そのため寝心地は柔らかいけれど弾力があって寝返りしやすいです。しかし天然素材なので価格が高いのと、通気性の低さ、そして重いというデメリットも。高密度のため重いのですが、その分耐久性には優れています。合成のものは耐久性が劣るので選ぶ際は100%天然のものを選ぶのがおすすめです。
TPEポリマーマットレス
近年増えてきた新たな合成素材です。非常に優れた通気性と高い弾力性をもちます。寝心地のバランスもよく注目の素材ですが、とても重いためマットレスとしては下層に別素材を組み合わせた製品がほとんどです。
自分に合うベッドマットレスの選び方
各マットレスの特徴がわかったところで、どのタイプを選ぶべきか気になりますよね。快眠のポイントはいかに快適な寝姿勢をキープするかです。マットレスが硬すぎると血行が悪くなり寝づらいですが、逆に柔らかすぎると寝返りが打ちづらく寝苦しく感じます。
体型や体重、寝る際の姿勢に合わせて選ぶためのチェックポイントを一緒に確認しましょう!
1.体圧をうまく分散できるか
横になった際に体にかかる圧力は肩や背中、腰などの場所によって異なります。体圧がうまく分散できると体の一部に過度な負担がかかることを防げ、疲れが残りません。横向き寝が多い方や、女性的な体型の方は体圧分散性の高いマットレスがおすすめです。体の凹凸がはっきりしていると部位によってかかる体圧に差が出やすいので分散することで負担を軽減できますよ。
2.寝返りしやすいか
寝返りのしやすさに注目することも大切です。人は就寝時に寝返りをすることで、体にかかる圧やムレを調節しています。柔らかいマットレスはサポートが弱いため、寝返りがしづらい傾向があります。寝返りがしづらいと動く度に体力を使い、起きたときに疲れがとれきれない感覚になることも。柔らかい寝心地が好きな方で寝苦しさを感じている場合は、マットレスの硬さを見直してみることも検討してみてください。
3.通気性が十分か
寝汗は冬でもかきます。保温性は大切ですが、吸湿性や放湿性が低いと布団の中がムレて寝苦しさを感じる原因になるので通気性を確保しましょう。肌に近い最上位の層に通気性のよい素材が使われているとムレづらくておすすめです。また、マットレス自体の通気性が低い場合はカバー素材をメッシュなどの通気性の高いものにして調整することもできますよ。
4.体にあったサイズや厚さを選ぼう
マットレスのサイズや厚みは使う人数や体重に合わせて選ぶと使いやすいです。
ベッドマットレスのサイズは縦は基本的に同じで195cm。横幅はセミシングルからキングまでそれぞれ以下のように変わります。
名称 | サイズ |
---|---|
セミシングル | 80×195cm |
シングル | 97×195cm |
セミダブル | 120×195cm |
ダブル | 140×195cm |
クイーン | 160×195cm |
キング | 180×195cm |
サイズを選ぶ際には寝返りを打つのに十分な幅か確認してください。1人用の場合、小柄な人ならセミシングルかシングルを。体格のいい方はセミダブルの方が楽に眠れるでしょう。2人で使うならダブル以上、お子様も一緒に家族で使う場合はキングサイズがおすすめです。
使い心地とベッドルームの広さとのバランスをとって、窮屈に感じないサイズを選びましょう。
マットレスの厚みについては体重を参考にして選ぶこともできます。底付き感を感じないために、体重が重い人ほど厚めのものを選ぶとよいでしょう。目安としては体重60kgで7〜8cm以上、80kg以上なら最低10cmの厚さがあるものを選びたいです。
5.保証期間があるとさらに安心
よく吟味して選んでも実際に使用してみて初めて分かることもあります。睡眠環境は昼間の健康状態にも関わる重要な要素なので合わないマットレスを我慢して使いたくはありません。保証期間が長めにある製品ならしっかり使用感を確かめられて安心ですよ。
就寝時のお悩みに合わせたベッドマットレスをご紹介!
では実際にどんなベッドマットレス製品があるのか、就寝時に気になりがちな悩みに対応したマットレスをご紹介します。
隣の人の寝返りで起こされたくない人向け
パートナーの寝返りの度にその振動で眠りが浅くなるとしっかり疲れも取れませんよね。2人以上で使用する場合は、振動が広がりにくい素材を使ったマットレスを選ぶことがポイントです。
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(71件)
商品情報
・梱包サイズ/142×32×32
・重量/34㎏
・コイル数/713
ポケットコイルマットレスは横揺れしづらいので、隣の人が動いても振動が伝わりません。眠りを妨げられずに朝までぐっすりと眠れますよ。また夜香ハイグレードの特徴はベッドの端までしっかりしていて沈みにくいこと。寝返りで体がマットレスの端に移動しても、寝心地が変わりません。2人でベッドを分け合う際には特にうれしい機能ですね。品質の高いコイルで耐久性もよく、抗菌、防臭、防ダニ加工されているので、清潔に長く使える製品ですよ。
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(691件)
商品情報
特徴 抗菌, 高反発
充填材料 クラウドセルフォーム
商品の寸法 195L x 140W x 21Th cm
トップスタイル タイトトップ
高密度のウレタンフォームマットレスです。高い振動吸収製により、寝返りをしても振動が広がる前に素早く吸収されて横に伝わりません。またベッドの場所ごとに硬さを変えたゾーニングもポイント。体圧がよりかかる腰回りは硬めにしっかりサポートし、肩と足の部分は柔らかめに作られているので体をバランスよく支えてくれます。そして驚くのは120日間のトライアル期間。季節をまたいで試せるので使い心地をしっかりと確かめられますよ。
腰痛もちの方に配慮されたベッドマットレス
腰痛を抱える方にとって体に合わないマットレスは、疲れを取るはずの睡眠時間が苦痛となり辛いですよね。腰痛の原因はさまざまなのでマットレスのみで改善できないこともありますが、腰への負担に配慮して作られ、その使用感の評価も高い製品をご紹介します。
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(311件)
商品情報
材料:ウレタンフォーム
サイズ:シングル(厚さ100mm×幅970mm×長さ1950mm)
製品重量:約7.5kg
モットンの高反発マットレスは、数多くの腰痛もちの方から支持される製品です。日本に暮らす日本人向けに設計されているのが特徴。素材には日本人の筋力に合わせた反発性で、自然な寝返りを助ける高反発ウレタンを使用しています。ウレタンを加工して湿度が極めて高い日本の気候でもムレを感じさせません。体重に合わせて硬さを3種類から選べるのもありがたいですね。
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(92件)
商品情報
抗菌・防臭, 両面仕様, 防ダニ, 高耐久性, 消臭, 高反発, 三つ折り可
洗濯:可(キルティングカバーのみ)
超高密度かつ59%と極めて高い反発弾性をもつウレタンフォームマットレスです。高弾性はありますが、硬すぎないので、とにかく寝返りが打ちやすく腰痛に悩む人に高く支持されています。品質もよいので耐久性もあり、長く使えます。ウレタンフォームの問題点でもある通気性は、側生地にリヨセルを混合することで対策がされています。吸水性の高い中綿カバーは汗をよく吸って洗濯もできるので気持ちよく清潔に使えますよ。
迷っている方は、有名メーカーの人気商品も候補に
人生のおよそ1/3が睡眠時間ということを考えるとマットレス選びに慎重になるのも無理はありません。そんなときには信頼のおけるメーカーに候補を絞って比較検討してみるのもよいでしょう。
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(18件)
商品情報
重量:17kg
表地:ダブルニット生地 機能:防ダニ、抗菌、防臭 両面使えます
寝返りしやすい硬さと横揺れへの強さを両立した、フランスベッド独自の高密度連続スプリングマットレスです。一本の鋼線で編み上げたコイルが体を面で支えるためしっかりとサポートされた寝心地です。そして通気性、耐久性にもすぐれているので、快適に長く使えるのもメリット。本製品はやや柔らかめのタイプですが、体型や寝姿勢、寝心地の好みに合わせて硬めやミディアムタイプも選べますよ。
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(37件)
商品情報
サイズ:幅97×奥行197×高さ27cm
素材:ポリエステル
重量:約34kg
保証年数:30年
硬めの寝心地が好きな方におすすめなのはニトリ(NITORI) Nスリープハード。1番の特徴はポケットコイルが2層構造になっている点。下段のコイルが土台となって体をしっかりと支え、上段のコイルは体のラインに合わせて程よく沈みます。ハードタイプですが心地よいフィット感もある寝心地です。詰め物の表面にはラテックスが使用されていて適度な弾性が寝返りをサポート。抗菌、防臭、防ダニ機能で清潔に使えますよ。
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(348件)
商品情報
サイズ:A:シングル
厚さ:23 センチメートル
素材:芯材:エリオセル,エリオセルMF,エリオファイバー
世界的な老舗寝具ブランドマニフレックスの人気商品です。密度の高い高反発フォームを中芯に使用しているのが特徴。弾力性、反発性、通気性のすべてがバランスよく、マット全体でしっかり支えながらも体のラインに合わせて適度に沈み込みます。体の一部に無理な負担がかからないため質の高い睡眠で疲れを残しません。また表と裏で違う寝心地を楽しめるリバーシブル構造なのも特徴のひとつで、片面は通気性のよい柔らかな素材でふっくらとした寝心地に、もう片面はしっかりとした寝心地を味わえます。耐久性も高く最低でも12年の使用を見込めるので、いいものを長く使いたいという方におすすめです。
おすすめ商品比較表
寝心地にこだわってベッドの上で疲れを取ろう
今回はベッドマットレスをご紹介しました。硬さや、体圧分散性などチェックするポイントも多いマットレス選びですが、質にこだわって選べば上質な睡眠がとれますよ。ぜひこの記事を参考に、自分に合うマットレスを見つけて疲れを残さず毎日元気に過ごしましょう。
※製品画像はAmazon/楽天より
布団に敷いたりベッドパッドとしても使える「敷きパッド」。さまざまな素材で作られており、夏冬兼用でオールシーズン活躍するものもあります。本記事では、一年中使える敷きパッドのおすすめ商品をご紹介します。オールシーズン使える敷きパッドの選び方についても解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。