【2024年】Wi-Fiルーターのおすすめ10選!バッファロー・NEC・エレコムの商品もご紹介
近年、テレワークの浸透によって、自宅で仕事をする方が増えています。そんな中、仕事をする上で欠かせない、インターネット環境を見直している方も多いのではないでしょうか。特にWi-Fiルーターは必要不可欠なので、作業効率を上げるためにも質の良いWi-Fiルーターを選ぶことが大切です。オンライン会議や、データの受け渡しなどでストレスを感じない回線の速さ、セキュリティ面など、選ぶ際に見ておきたいポイントはたくさんあります。
そこで今回は、Wi-Fiルーター選びに欠かせない基礎知識と、各メーカーのおすすめアイテムをご紹介します。Wi-Fiルーターの設置時に注意したい点も解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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Wi-Fiルーターを選ぶ前に使用環境をチェック!
Wi-Fiルーターを購入する前に、使用する環境をチェックしておくことが必要です。接続するデバイスの数や部屋の広さ、インターネット回線の状態など、注意しなくてはならない点が3つあります。
接続するデバイスの数をチェックする
Wi-Fiルーターは、機種によって接続できるデバイスの台数が決まっており、その数が多くなるにつれ、高い通信速度が求められます。そのため、自宅で接続するデバイスの数を、あらかじめ想定しておくことが重要です。その際に、現時点よりも使用する台数が増える想定をしておくと、来客時でも問題なく使用できます。
部屋の広さや数をチェックする
Wi-Fiルーターの電波は、機器を中心として球体状に飛び、中心から離れるにつれて徐々に弱くなっていくという特徴があります。そのため、デバイスとの距離が遠い場所や、Wi-Fiルーターとデバイスの間に壁や障害物が入ると速度が落ちたり、不便を感じる場合があります。自宅の部屋の広さや数をチェックし、あらかじめ置き場所を決めておくと、商品が選びやすくなるでしょう。
インターネット回線をチェックする
Wi-Fiルーターは、自宅のインターネット回線を電波に変えて飛ばしています。そのため、インターネット回線の質が悪いと、その先にあるWi-Fiルーターが高性能であっても電波は遅くなります。そのため、まずはインターネット回線のスピードを確認し、速度が足りないようであれば、Wi-Fiルーターの購入以前に回線の切り替えも検討しましょう。
Wi-Fiルーターを選ぶ際はパッケージを確認しよう
Wi-Fiルーターの性能や品質などを調べると、情報量が多く、困惑してしまう方もいらっしゃるでしょう。しかし、商品パッケージに書かれている4つのポイントをチェックするだけで、どの商品を購入するべきかひと目でわかります。
そこでこの章では、Wi-Fiルーターを選ぶ際に見るべきポイントを解説します。
1.規格
Wi-Fiも、スマートフォンやPCのように、どんどん進化を遂げています。そして、それぞれに規格が定められており、新しくなるにつれ、接続速度が上がっているのです。
2023年3月現在では、「Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)」が最新の規格で、「wifi6」「WI-FI6」「11ax」と表現される場合もあります。そのため、最新の規格を選んでおくと、使用時に不便を感じることはないでしょう。
2.インターネットの通信方式
インターネットには、「IPv4 PPPoE」と「IPv6 IPoE」という2つの通信方式があります。
インターネットは、1つの回線を複数の利用者で共有しているという仕組みで、利用者の数に応じて回線は混雑しやすくなります。この理由から、従来の「IPv4 PPPoE」だけでは通信混雑が起きやすくなったことから、「IPv6 IPoE」が作られたのです。
そのため、Wi-Fiルーターを選ぶ際も「IPv6 IPoE」対応のものを選ぶと、より快適にインターネットを利用できるでしょう。
3.速度
Wi-Fiルーターの速度は、「bps」という単位で表記され、数値が大きいほど速度も上がります。また、アンテナの数も速さに影響を与えており、アンテナの数が多いほど安定した速さを発揮します。
自宅で利用する際には、使用するデバイス1台に対して100Mbpsの速度があれば、データ通信やオンライン会議など、さまざまな用途で快適に使用可能です。
接続するデバイスの数と合わせて、速度を選ぶようにしましょう。
4.セキュリティ機能
年々、手口が巧妙になるインターネット犯罪から身を守るために、最新のセキュリティ機能にしておくことが大切です。
セキュリティレベルは、「暗号化方式」という項目をチェックしましょう。さまざまな方式がある中で、2023年3月現在、最も高いセキュリティレベルを持つ「AES方式」が採用されている商品を選ぶのがおすすめです。
また、最新のバージョンが出る度に自動で更新をしてくれる、「ファームウェア自動アップデート機能」が搭載されているものを選ぶのもおすすめです。
【メーカー別】おすすめのWi-Fiルーターをご紹介
自宅のインターネット環境を確認した方は、自ずと選ぶべきWi-Fiルーターの性能が想像しやすくなったのではないでしょうか。
ここからは、メーカー別におすすめのWi-Fiルーターをご紹介します。Wi-Fi6対応のハイクラスモデルから、初心者におすすめのエントリー向けモデルまでご紹介しているので、購入時の参考にしてみてくださいね。
Buffalo(バッファロー)
Buffaloは、国内の家電量販店のPOSデータを集計した「BCNランキング」の無線LAN部門において、20年連続で最優秀賞を受賞しているメーカーです。幅広いラインナップに加え、ホームページ内でのインターネット関連情報も充実しています。初心者にやさしいメーカーであるといえるでしょう。
商品情報
「WXR-5700AX7B」は、5GHz帯4803+2.4GHz帯860Mbpsの高速度を誇るハイスペックモデルです。基本性能の高さに加え、端末へ向けて直接電波を送信する「ビームフォーミング」や、インターネットの混雑状況を回避し速度の低下を防ぐ「MU-MIMO」など、Wi-Fiをより快適に利用するための機能も充実しています。動画などの大きなサイズのファイルをやり取りしたり、ゲームなどで利用する方におすすめの機種です。
商品情報
「WSR-1500AX2B-BK」は、5GHz帯1201+2.4GHz帯300Mbpsの大容量でありながら比較的低価格と、コスパ重視のWi-Fiルーターです。「ビームフォーミング」によって電波を効率的に利用できることに加え、「TWT(Target Wake Time)」によって、スマートフォンやPCなどのデバイス側の電池を省電力化することも可能です。Wi-Fiルーターを購入したことがない方でも、手を出しやすいエントリーモデルであるといえるでしょう。
NEC(エヌイーシー)
NECのWi-Fiルーターは、混雑がしにくく、高速度なIPv6通信の速度をさらに強化する「IPv6 High Speed」、既存のルーターから新しく購入したルーターへの設定引継ぎをおこなえる「Wi-Fi設定引越し機能」といった独自機能が搭載されています。
商品情報
「Aterm WX11000T12」は、6GHz帯4804Mbps・5GHz帯4804Mbps・2.4GHz帯1147Mbpsと、3つの通信帯域を同時利用できる高機能モデルです。それぞれの帯域によって接続するデバイスを変えることで電波干渉を抑え、安定通信が可能です。また、「ワイドレンジアンテナPLUS」により、従来型モデルの問題にあった「デバイスの向きによる速度の低下」も防ぎます。そのため、多くのデバイスを利用する方におすすめのルーターといえるでしょう。
商品情報
「Aterm WX1500HP」は、通信速度が5GHz帯1201+2.4GHz帯300Mbpsと高速です。複数端末に電波を同時通信する「OFDMA」や、混雑していない周波数を自動選択する「バンドステアリング」といったさまざまな機能によって、安定通信も実現しています。充実した機能を持ちながらも低価格なので、Wi-Fiルーター選びの初心者にもおすすめの商品です。
ELECOM(エレコム)
ELECOMは、他社と比べて価格がお手頃でありながら、安定した通信速度も兼ね備えているコスパの良さに定評があります。そのため、できるだけコストを抑えたい方におすすめしたいメーカーです。
商品情報
「WRC-X6000XST-G」は、2023年3月時点での最新モデルです。インターネット回線をWi-Fiルーターに繋ぐ有線ポートに「10Gポート」を採用しています。これにより、10Gbpsのインターネット回線の速度を効率的にルーターへ送信し、従来機種の約10倍の速度を実現しています。また、5GHz帯4804+2.4GHz帯1147Mbpsと高性能なので、快適なインターネットスピードを求める方におすすめの機種です。
商品情報
「WRC-X1800GS-B」は、1万円台という低価格でありながら、5GHz帯1201+2.4GHz帯574Mbpsという高速通信が魅力的なモデルです。混雑回避のための「バンドステアリング」やデバイスへ向けて電波を送信する「ビームフォーミングZ」といった高速通信を支える各機能に加え、ウイルス感染のリスクを抑える「セキュリティーWi-Fi™」も搭載しています。ローコストハイパフォーマンスという、まさにELECOM(エレコム)の長所を体現しているモデルです。
I-O DATA(アイ・オーデータ)
I-O DATAは、Wi-Fi電波をムラなく飛ばす「360(さんろくまる)コネクト」に代表される、「電波を途切れさせない」ための技術に注力したメーカーです。アプリによってWi-Fiの電波状況が可視化されることも、使いやすさにつながる要素であるといえるでしょう。
商品情報
「WN-DAX6000XR」は、5GHz帯4804+2.4GHz帯1147Mbpsの高性能ルーターです。近年、多くのインターネットプロバイダが提供している、10Gbps回線の速度を活用するための「10Gポート」を採用しています。重いデータのやり取りやゲームの利用にはぴったりのモデルです。ルーターへLANケーブルを差し込むだけで利用を開始できるため、初期設定も不要です。初めてWi-Fiルーターを導入する人でも、購入後すぐに使えます。
商品情報
「WN-DAX1800GR」は、安定通信と高速通信の両立を実現しているモデルです。同社の強みである「360(さんろくまる)コネクト」はもちろん、5GHz帯1201+2.4GHz帯574Mbpsの速度をさらに高める「IPv6ブースト」や速度低下を防ぐ「ビームフォーミングW」も搭載しています。危険サイトをブロックする「ネットフィルタリング」、特定の時間だけ通信を許可する「ペアレンタルコントロール」といったセキュリティも充実しています。
TP-Link(ティーピーリンク)
TP-LinkのWi-Fiルーターは、高性能でありながらも低価格という、コストパフォーマンスの高さが人気です。高速通信を遠くまで飛ばせる「Archer」シリーズや、メッシュ型Wi-Fiを利用できる「Deco」シリーズといった、シリーズごとに長所があるのも特徴です。
商品情報
Wi-Fiを仕事で利用するなら、5GHz帯4804+5GHz帯1201+2.4GHz帯574Mbpsのトライバンドによる速度と、安定性が強みの「Archer AX90」がおすすめです。8本のアンテナによって、広範囲への接続が可能でありながら、複数デバイスへの同時接続も実現しています。さらに、「TP-Link HomeShield」による高いセキュリティ機能も、ビジネス利用であれば必須の機能です。
商品情報
「Archer AX20」は、自宅用で使うならばほぼ不自由することがないと思われる、5GHz帯1201+2.4GHz帯574Mbpsの、高速度が強みのWi-Fiルーターです。このモデルの強みは「TP-Link OneMesh™」によって中継器も用いたインターネット環境「メッシュ」の構築が簡単にできるところにあります。自宅の面積が広かったり、部屋が多い方にはおすすめの機種です。
Wi-Fiルーターを設置する際の注意点
Wi-Fiルーターの性能を落とさないためには、設置の際にも注意が必要です。特に、床にWi-Fiルーターを置いてしまうと、電波の広がりが悪くなるので避けましょう。
また、電子レンジやテレビ、コードレス電話機などの電波が発生する電子機器の近くでは、通信が不安定になる場合があります。さらに、金属製の棚や水場も、通信を妨げるリスクが高まるため、避けて設置するようにしてください。
周囲に障害物が少なく、床から1〜2m程度高い場所に置くと不具合も少なく、快適に使用することができるでしょう。
最適なWi-Fiルーターを見つけよう!
Wi-Fiルーターの選ぶポイントとおすすめ商品をご紹介しました。購入を検討している方はまず使用環境をしっかりとチェックして、性能と予算のバランスを考えながら選んでみてください。また、ブランドの特徴から絞り込んでみるのもよいでしょう。ご紹介した商品も参考にしながら、ぜひ最適な1台を見つけてくださいね。