こすらないトイレ洗剤のおすすめ16選！便器のフチや黒ずみ汚れをラクして掃除しよう

毎日使うトイレは、便器のフチの黒ずみや尿石などの汚れが気になりますよね。日々のトイレ掃除をラクにしたい方は「こすらないトイレ洗剤」を活用すると便利です。本記事ではこすらないトイレ洗剤の選び方をはじめ、発泡タイプやスプレータイプといったタイプ別におすすめの商品をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

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こすらないトイレ洗剤を選ぶときのポイントは以下の4つです。

ポイントごとに詳しく説明するので、確認してみてくださいね。

洗剤の成分は大きく「中性」「酸性」「アルカリ性」の3つに分けられます。成分によって落ちやすい汚れの種類が異なるため、洗剤を選ぶ際はチェックしてから購入しましょう。

尿飛びのような軽い汚れを落とすなら、中性洗剤がおすすめです。洗浄力はそこまで高くありませんがそのぶん刺激が弱いため、普段のお手入れに向いています。

水洗い可能な場所ならどこでも使用でき、こびりつく前の汚れをきれいに落とせますよ。便器を傷つける心配も少ないので、毎日トイレ掃除をするという方にもぴったりです。

酸性洗剤はアルカリ性の汚れに効くため、頑固な尿石汚れや黄ばみを落とすのに適しています。消臭剤としても活用でき、アンモニア臭が気になるときにもおすすめです。水垢やカルキといった水回りの汚れに強いので、ひとつ持っておくと便利でしょう。

ただし酸性洗剤は洗浄力が強く、便器の材質によってはダメージを与えてしまうリスクがあります。便器が傷ついたり表面が溶けたりする可能性もあるので、毎日の使用は避けたほうが無難です。

カビや水垢が混ざって発生した黒ずみ汚れには、塩素系洗剤を使用してみましょう。塩素の力で汚れを分解してくれるので、中性洗剤では落ちないような黒ずみも落としやすくなります。

ただし塩素系の洗剤は、大理石やプラスチックに使うと素材を傷めてしまう可能性があるので注意が必要です。肌への刺激も強いので、ゴム手袋をはめて掃除すること大切ですよ。

なお酸性洗剤と塩素系洗剤が混ざると有毒ガスが発生するため、同時に使わないようにしてください。

こすらないトイレ洗剤は主に下記のタイプに分けられます。

それぞれ使い勝手が異なるので、使うシーンに合わせて選びましょう。

スプレータイプは、広範囲に噴射できるため掃除しやすいのが特徴です。細かい部分の掃除には向きませんが、噴射後放置するだけできれいに洗浄できます。なかには便器だけでなく床や壁などに使える商品もあるので、トイレ全体をサッと掃除したいときにぴったりですよ。

トイレブラシでは届きにくい便座の水たまり部分や排水口の掃除には、粉末やタブレットタイプがおすすめです。どちらもトイレにそのまま入れて使用し、つけ置き洗いで汚れを落とします。特に粉末タイプは洗剤を入れるとたっぷり発泡し、泡が届く範囲の汚れを落とすのが特徴です。

ただし粉末やタブレットタイプは、投入後30分〜1時間ほど置いておく商品が多い傾向にあります。洗浄中はトイレを使えないので、外出前や就寝前などのタイミングで投入すると良いですね。

ジェルタイプや液体タイプは粘度が高く、フチの裏側や便器の内側といった洗剤が落ちやすい場所でもしっかり汚れに密着します。アルカリ性や酸性など強力な洗剤によく見られるタイプで、こびりついた汚れを落としたいときにおすすめです。

黒ずみ汚れには塩素系（アルカリ性）、黄ばみや尿石には酸性系を選ぶと効率よく汚れを落とせるでしょう。ブラシ不要で使える商品が多いので、便器をこすらず手軽に掃除できますよ。

手洗い部分に設置する置き型や便器内にジェル状の液を貼り付けるスタンプタイプは、汚れ予防におすすめのタイプです。水を流すたびに洗浄成分が便器内に行き渡るので、便器をきれいに維持できます。

ただし全く掃除しないと汚れが目立つこともあるので、置き型やスタンプタイプを併用しながら日々のお手入れをすると衛生的に保ちやすくなりますよ。

トイレ用洗剤を購入するときは、消臭性能にも注目してみましょう。トイレのアンモニア臭はアルカリ性の臭いなので、酸性の洗剤を使うのがおすすめです。消臭性能をもつ洗剤は、パッケージに「消臭」と記載している場合が多いのでぜひチェックしてみてくださいね。

また酸性の洗剤を頻繁に使うことに抵抗がある場合は、クエン酸でも対処できます。トイレを使い終わったあとに、クエン酸スプレーをかけておくだけでも消臭対策になりますよ。

トイレの衛生面が気になる方は、除菌性能が備わった洗剤を使用するのがおすすめです。一定の細菌やウイルスを減少させる性能があり、臭いの原因となる菌にもアプローチしてくれます。

除菌と似たような作用に抗菌がありますが、抗菌は菌の増殖を抑えるのが目的なので菌を取り除く力はあまり持っていません。また除菌といっても、すべての菌を除去できるわけではないので注意しましょう。

ここからはおすすめのこすらないトイレ洗剤を見ていきましょう。「スプレータイプ」「粉末・タブレットタイプ」「ジェル・液体タイプ」「置くだけ・スタンプタイプ」に分けてご紹介するので、必要に応じてセレクトしてくださいね。

スプレータイプは広範囲に噴射でき、便器内部の汚れを手軽に落とせるのが特徴です。さまざまなメーカーから販売されていますが、ここからは厳選した5つの商品をご紹介します。トイレのあとにひと吹きしておくなど、日常的なお手入れに活用してくださいね。

花王 トイレマジックリン こすらずスッキリ泡パック

マジックリン

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泡が便器に吸着し、長時間密着します。逆さにしても勢いよく噴射できるボトル設計で、フチの裏側にもしっかり張り付くのが魅力です。流したあとはコーティング剤によって便器内を保護できるため、黒ずみや黄ばみの予防も期待できますよ。ただしこびりついた汚れは落とせないので、汚れが気になるときは予洗いしてから使いましょう。

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茂木和哉 トイレの黒ずみ落とし 密着ジェルスプレー

茂木和哉

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洗剤の専門家が開発した塩素系の黒ずみ落としで、ジェル状の液が密着するタイプです。ジェル状のため密着度が高く、一般的な塩素系の洗剤よりも塩素臭を抑えられる特徴もあります。もちろんボトルを逆さにしても噴射できるので、便器のフチの裏までしっかり掃除できますよ。

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粉末やタブレットタイプは、トイレにそのまま入れるだけで掃除できるのが便利です。お手入れをとにかく短時間で済ませたい方に向いています。1回の使用で数週間効き目が持続するので、使用期間が切れる頃を目安に使いましょう。

アース製薬 らくハピ いれるだけバブルーン トイレボウル

らくハピ

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便器内に入れるとたっぷりの泡が発泡し、便器の表面だけでなくブラシの届かない水たまりや排水管まで洗浄します。使用環境によっても異なりますが、1度の洗浄で2週間ほど便器をきれいに保ってくれますよ。使い切りタイプなので、試しに使ってみたい方にもおすすめです。

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花王 ワイドハイター トイレハイター 水洗トイレ用

ワイドハイター

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4.0

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ひとつの袋に、錠剤と粉末が一緒に入っているトイレ洗剤です。水ぎわの汚れに効く粉末と水底の汚れにまで効く錠剤のダブルパワーによって、トイレを隅々まで洗浄します。黒ずみや黄ばみはもちろん、臭いの除去や除菌作用も備わっていますよ。3〜4週間に1回の使用が推奨されているので、定期的に使ってお手入れしましょう。

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除菌作用や洗浄力の強い商品が多く見られるジェルや液体タイプ。刺激があるので「手袋を着用する」「原液のまま便座を掃除しない」など使用上の注意もあります。使い方をしっかり読んでから使用しましょう。

置き型やスタンプタイプの商品は、汚れの付着を防止する作用もあるため掃除の頻度を減らしたい方におすすめです。とはいえ掃除が不要なわけではないので、商品の交換時など一定のタイミングで掃除するとトイレをより清潔に保てますよ。

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こすらないトイレ洗剤を購入する際は、掃除する頻度を考慮したうえで気になる汚れに適した商品を選ぶのがポイントです。ぜひ本記事でご紹介した内容も参考にしていただき、自分が使いやすいトイレ洗剤を見つけてくださいね。