裾上げテープの使い方を解説!スラックスやスカートのやり方・おすすめ商品8選も紹介
「裾上げテープ」は、スカートやワンピース、スラックスなどの長さを簡単に調整できる便利なアイテムです。アイロンを使用して接着するタイプが一般的で、生地に合わせて選ぶことで美しく仕上がります。この記事では、裾上げテープの詳しい使い方や選び方を解説します。おすすめの裾上げテープもご紹介するので参考にしてみてくださいね。
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裾上げテープの使い方
裾上げテープの使い方を、次の5つの項目に分けてご紹介します。
- 事前準備・用意するもの
- 裾上げテープの5つの手順
- スラックスの裾上げのやり方
- スカートの裾上げのやり方
- ワンピースの裾上げ・注意点
それぞれ順番に解説していきますね。
事前準備・用意するもの
裾上げテープを使う際に準備するものは次のとおりです。事前準備をしてから裾上げをしましょう。
- 裾上げしたい服
- 裾上げテープ
- アイロン
- ハサミ
- あて布
- メジャー
- まち針やピン
- チャコペン(服をカットする場合)
- 服に合わせる靴(スラックスの裾上げをする場合)
裾上げテープの5つの手順
裾上げテープを使う際は、次の5つの手順で進めましょう。
1.まず、裾上げする長さを決めます。スラックスやスカートなどを着用し、裾上げしたい長さで折ってまち針で止めましょう。服を脱ぎ、裏返して再度裾上げしたい長さでまち針を止めてください。7~8cm以上の長さがある場合はカットしておきましょう。
2.次に裾上げテープをカットします。アイロンをあてるとテープが縮むため、スラックスやスカートの裾をぐるっと一周する長さより2cm余裕をもってカットしましょう。
3.裾上げテープをしっかりと水に浸し、軽く絞ります。
4.テープの接着面をスラックスやスカートにあてましょう。
5.あて布をセットし、アイロンをあてていきます。アイロンがけのように滑らせるのではなく、上から体重をかけて10~15秒程度強く押し当ててください。時間が経ったらアイロンを持ち上げて少しずらし、体重をかけて押し当てるのを繰り返します。テープの端はしっかりとアイロンを押し当て、余ったテープはカットしましょう。これで裾上げの完成です。
商品によって使い方が異なる場合があるので、パッケージの使い方を読んでから使用してみてくださいね。
スラックスの裾上げのやり方
スラックスの裾上げをする際は、普段合わせる靴を履いた状態で長さを測りましょう。裾上げする箇所は、床上1cm~床にすれすれの箇所を折り返します。
サイドのラインが揃っているのを確認しながら長さを調整し、外側と内側両方にまち針で止めると裾上げする箇所がずれにくいですよ。
その後、股下の境目から裾までの長さを測っておくと、裏返した際にもぴったりの長さで裾上げできますよ。
スカートの裾上げのやり方
まず、裾幅が広がったフレアタイプや複雑なデザインのスカート、アイロン使用不可のスカートは裾上げテープが使えないことがあります。
裾上げする際は好みの長さに4cm程度足し、それ以上長い箇所はカットしましょう。スカートを裏返し、折り返し部分にアイロンをかけて折り目をつけたら、裾上げテープで仕上げます。
ワンピースの裾上げ・注意点
ワンピースの裾上げをする際は、生地に合わせた裾上げテープのタイプを選ぶ必要があります。ニット素材ならストレッチタイプ、凹凸のある生地なら強力接着タイプを選ぶのがおすすめです。
注意点として、裾上げテープは一度貼るときれいに剥がすのが難しいため、薄い生地のワンピースには使わない方が無難です。
裾上げテープの選び方
裾上げテープを選ぶ際は、次の3つのポイントに着目してみましょう。
- 貼り付け方
- テープの幅
- 生地に合ったタイプ
また、アイロンを使用するタイプが一般的ですが、なかにはアイロンなしで使えるものもあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
1.接着面が両面か片面か・貼り付け方で選ぶ
裾上げテープには、両面タイプと片面タイプがあります。それぞれの特徴をご紹介するので、理解したうえで選ぶのがおすすめです。
見た目重視なら両面タイプ
両面タイプは生地と生地の間にテープを入れて接着するタイプです。裾上げテープが外から見えないのできれいに仕上がるのが特徴。また、テープを水に浸す必要がないため、裾上げに手間がかからないのも魅力です。
しかし、生地と生地の間にテープを挟み込むため、貼る際やアイロンを押し当てるときにテープが見えず扱いにくいのが難点といえます。片面タイプに比べると耐久性も低いため、とくに見た目を重視したい場合に向いています。
剥がれにくさ重視なら片面タイプ
片面タイプは、折り返した裾の端と本体部分にかぶせるように接着するタイプです。粘着力が高く耐久性もあるので、繰り返し洗濯する服やハードに使う作業着、クリーニング頻度の高いスラックスなどに向いています。
貼る前に水に浸ける手間はありますが、テープの位置を見ながら貼ったりアイロンをあてたりできるので、初めての方でも比較的簡単に扱えるのがポイント。裾上げ完了後に外からテープが見えるため、見た目が気にならず耐久性重視の場合に向いています。
なるべく生地の色に近いものを選べば目立ちにくくなりますよ。
2.テープの幅で選ぶ
裾上げテープを選ぶ際は、テープの幅にも着目してみましょう。なるべく幅の広いタイプを選べば接着面も広くなるため、剥がれにくくなりますよ。
とはいえ、両面タイプの場合は裾上げして折り返す部分よりも幅が広くなってしまうと粘着部分が表に出てしまいます。
粘着部分が表に出てしまうと、生地のほかの部分に貼り付いてしまう可能性があるため、折り返し部分がどれぐらいの長さになるのか、あらかじめ測っておくとよいでしょう。
3.生地に合ったタイプを選ぶ
裾上げテープを選ぶ際は生地に合うタイプを選ぶのも重要です。よりきれいに仕上げるために、ポイントをご紹介するので参考にしてみてくださいね。
薄い生地は同じ色のテープを
薄い生地や白い生地の場合は、生地と同じ色のテープを選びましょう。生地が薄いとテープの色が透けて見えやすいため、同じ色のテープを選び目立ちにくくするとよいですよ。
また、裾上げテープのなかには、厚みを抑えて接着面の凹凸を減らし、違和感なく仕上がる「薄地用タイプ」があるため、そちらを活用するのもおすすめです。
厚手の生地なら接着強度が強いものを
デニムや作業着のような厚手の生地はテープが剥がれやすいため、接着強度の高いタイプが向いています。パッケージに「厚手用」「強力」などの表記があるものを選びましょう。
厚手の生地は折り目がつきにくく、すぐに元の状態に戻りがちです。裾上げテープを接着する前に、あて布とアイロンを使用してしっかりと折り目をつけてから作業するのもポイントです。
ストレッチ素材に使うなら伸縮タイプ
ジャージやストレッチデニムのような伸縮性のあるストレッチ素材の服には、伸縮タイプの裾上げテープが向いています。生地に合わせて伸縮してくれるため、しっかりと貼り付いて剥がれにくいのがポイントです。
ストレッチ素材に一般的な裾上げテープを使ってしまうと、生地の伸縮を繰り返すうちに裾上げテープが剥がれてくるため気をつけましょう。伸縮タイプは耐久性のあるタイプが多いので、ちょっと服がやぶれたときの補修にも向いています。
裾上げテープのおすすめ8選
ここからは裾上げテープのおすすめ商品を8選ご紹介します。さまざまなタイプを厳選してまとめているので参考にしてみてくださいね。
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おすすめ商品比較表
カワグチ(Kawaguchi) KAWAGUCHI 水に強い布用両面テープ幅10mm 94-014 | SUN MIRAI SUN MIRAI 裾上げテープW | クロバー(Clover) クロバー ロングすそ上げテープ 23mm幅 | カワグチ(Kawaguchi) KAWAGUCHI すそあげテープ 幅22mm | LEONIS レオニス すそ上げテープ 25mm ベージュ 78022 | Sin. Sin. すそあげテープ ストレッチタイプ 幅30mm | ニトムズ(Nitoms) ニトムズ アイロン接着テープ 強力タイプ 幅10mm T0293 | コモライフ コモライフ のび〜る裾上げテープ 幅23mm 2本組 | |
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裾上げテープの使い方をマスターしよう!
裾上げテープはスカートやスラックスなどの服を針も糸も使わず気軽に裾上げできるのが特徴です。ミシンの無い家庭でも気軽に自宅で裾上げできますよ。本記事でご紹介した使い方や生地に合う選び方などを参考に、裾上げテープの使い方をマスターしてみてくださいね。