香水の詰め替え方徹底解説!詰め替え対応のブランド・おすすめアトマイザーも
「香水の詰め替え」が注目されています。お気に入りのハイブランドの香りを手軽に持ち運べて便利なうえ、コスパも抜群。本記事では、香水の詰め替えの魅力や詰め替え対応ブランドについて解説します。アトマイザーの選び方やおすすめ商品、ボトルからの詰め替えのコツもお伝えするので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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香水の詰め替えは必要?どんな時に詰め替える?
香水を愛用している人のなかには「外出先で付け直したい」「オンとオフで香水を変えたい」という人もいるでしょう。そのようなときに便利なのが、アトマイザーです。
アトマイザーとは、携帯できるサイズの香水ボトルのことを指し、いつも使っている香水を詰め替えて持ち運べます。
アトマイザーは香水のボトルに比べてコンパクトで液漏れしにくいのが魅力。アトマイザーに詰め替えれば、お気に入りの香水を気軽に持ち運べますよ。
香水を詰め替えるなら「アトマイザー」
アトマイザーは大きく2つのタイプがあります。スプレータイプとロールオンタイプです。それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説します。
スプレータイプのアトマイザー
スプレータイプのアトマイザーは、香水がミスト状に噴射される一般的なタイプです。香りが広がりやすく、全身にふんわりと香りをまといたいときに適していますよ。
最近は、付ける量が調整しやすいように、1回のスプレーで噴霧される量が少なめに作られているアトマイザーもあります。
スプレータイプのアトマイザーは種類が豊富で、さまざまなデザイン・容量の商品が市販されているので、香りのイメージや自分の好みに合わせて選んでみてくださいね。
ロールオンタイプのアトマイザー
ロールオンタイプのアトマイザーは、容器の先端についたボールで肌に直接香水を塗るタイプです。スプレータイプに比べて付ける量が調整しやすいので付けすぎが防げますよ。少量でも強く香るパルファムやオードパルファムを愛用している人にとくにおすすめです。
ロールオンタイプは香水を付けるときに周囲に香りが広がりにくいので、外出先で付け直すことが多い人にもぴったり。香りの持続時間が短いオーデコロンやオードトワレも、こまめに付け直せばいつも付けたてのよい香りがキープできますよ。
香水の詰め替え方
アトマイザーに香水を詰め替える場合、4つの方法があります。
初めてアトマイザーを使う人におすすめの方法が、詰め替えノズルを使う方法と充填式のアイテムを使用する方法です。
香水を詰め替える時にこぼして手や服、周りの家具に付いてしまうと、なかなか香りが取れません。一気に詰め替えようとせず、少しずつ慎重に詰め替えるようにしましょう。
詰め替えノズルを使用する
スプレータイプの香水をスプレータイプのアトマイザーに詰め替えるときは、詰め替えノズルを使用すると簡単です。詰め替えノズルは、ドラッグストアなどで購入できます。
詰め替えノズルを使用して詰め替える際は、まず香水瓶のスプレー部分を取り外しましょう。次に、香水ボトルの噴き出し口の突起に詰め替えノズルを装着してください。
ここまでできたら、アトマイザーのポンプとピンを外し、詰め替えノズルの先端をアトマイザーに差し込みます。
この状態で何度か詰め替えノズルをプッシュするとアトマイザーに香水が入っていきますよ。
ろうとを使用する
スプレー部分が外せない香水や1滴ずつ出てくる香水は、ろうとを使用して移し替えるのがおすすめです。
ろうととは、理科の実験などで薬品を移し替えるのに使われる円錐形の道具のこと。ろうとの先端部分をアトマイザーに入れた状態で、広がっている部分にゆっくり香水を噴きつけて移し替えます。
ろうとを使用するときは、ゆっくりと香水をスプレーするのがポイントです。勢いよくスプレーするとろうとの外にも香水が付いてしまい、香りがなかなか取れなくなってしまいます。
スポイトを使用する
注射器のようなスポイト(シリマー)を使用して詰め替えることも可能です。スプレー部分がキャップごと外せる香水や、1滴ずつ出てくる香水を詰め替えるときはスポイトを使うとスムーズですよ。
使い方は簡単で、スポイトを香水瓶に差し込んで香水を吸い上げ、アトマイザーに移します。
ただし、スポイト先端の太さが太すぎると瓶に入らず、詰め替えられないことがあるので太さ選びに注意が必要です。
充填式のアイテムを使用する
最近は、充填式のアトマイザーも広まってきています。充填式のアトマイザーとは、香水のスプレーヘッドをはずした部分にアトマイザーのくぼみを合わせてプッシュするだけで簡単に詰め替えられるアトマイザーのことです。
初めての人でも香水をこぼしたり手や洋服に付けてしまったりする心配がなく、詰め替えの際に香水が空気に触れにくいことから、香りも劣化しにくいといわれています。
100円ショップでも取り扱っていることがあるので、気になる人は最寄りのお店をチェックしてみてくださいね。
詰め替えに使用したアトマイザーは洗って使える?
アトマイザーのなかには凝ったデザインのものもあり、使い捨てにするのが惜しいと感じることもありますよね。一度使ったアトマイザーを洗って再利用できるかどうかを解説します。
別の香水の詰め替えはおすすめしない
一度使ったアトマイザーを洗って再利用することはおすすめしません。
香水は香りが残るように作られているので、洗ったとしてもその残り香を完全に消すことは難しいためです。しっかり洗ったとしても、別の香水を詰め替えるとアトマイザー内部で香りが混ざり合ってしまうので、1つの香水につき1つのアトマイザーを用意して、それを使い続けるようにしましょう。
同じ香水を詰め替える場合は、アトマイザーを洗わなくても問題ありません。しかし、ロールオンタイプは汚れなどがアトマイザー内部に入り込みやすいので、できるだけこまめに洗って清潔な状態をキープできるとよいですね。
それでもどうしても洗って使いたい場合は?
しばらく使わなかったアトマイザーを使いたい、きれいに使うために一度しっかり洗っておきたいという場合は、無水エタノールを使って洗浄しましょう。無水エタノールは水分をほとんど含まないエタノールのことで、ドラッグストアや薬局などで購入できます。
無水エタノールを使って洗浄するときは、アトマイザーの8~9分目まで無水エタノールを入れ、数回プッシュしましょう。その状態で数日放置したのち、中のエタノールを捨てて日陰で自然乾燥させれば洗浄完了です。
ロールオンタイプのアトマイザーを洗浄するときは、先端のボールにも無水エタノールが行きわたるように何度か転がすようにしてくださいね。
詰め替えに対応した香水を販売しているブランドも
最近は、環境へに配慮した詰め替え対応の香水を販売しているブランドもあります。その代表がPRADA(プラダ)とORMAIE(オルメ)です。
それぞれのブランドについて解説します。
PRADA(プラダ)
PRADA(プラダ)は、1913年にイタリアで創業したラグジュアリーブランドです。流行にとらわれないエレガントなスタイルが多くの人に愛されています。
2024年8月現在、PRADAから発売されている詰め替え対応の香水は「Paradoxe EDP」と「パラドックス バーチャル フラワー オーデパルファム」の2種類です。
ORMAIE(オルメ)
ORMAIE(オルメ)は、天然香料だけを使うことにこだわったフランスのヴィーガンコスメブランド。20mlボトルに対応したアンプルリフィルをラインナップしています。
アンプルリフィルはガラス製の容器に入っており、先端を折ってボトルに入れるだけで簡単に移し替えられるので初めての人も安心です。
コレクションしたくなるような洗練されたルックスも魅力ですよ。
香水を詰め替えてくれるブランドがあるって本当?
「ブランドによっては、店頭で香水を詰め替えてくれる」という噂を聞いたことがある人もいるかもしれません。しかし、本当のところはどうなのでしょうか?
シャネルやヴィトンで詰め替えサービスがあるという噂の真相は?
「シャネルやヴィトンでは、店頭で香水を詰め替えてくれるサービスがある」と聞いたことはありませんか?
2024年8月現在、日本国内の店舗では香水の詰め替えサービスは提供されていません。海外の一部店舗では、空きボトルを持っていくと詰め替えてくれるサービスがあるようです。
ただし、アメリカ・ニューヨーク生まれの香水ブランド「LE LABO(ル・ラボ)」では一部の店舗でレフィル(香水の詰め替え)サービスを実施しています。詳しくはLE LABOの公式サイトをチェックしてみてくださいね。
シャネルで詰め替え対応の香水はある?
シャネルでは、詰め替えサービスは行っていませんが、レフィルのあるミニ香水を取り扱っています。
「チャンス オー タンドゥル」や「シャネル N°5」「シャネル N°5 ロー」など、多くの人に愛されるシャネルを代表する香りがラインアップされていますよ。
シャネルのリフィルは、専用のツィスト&スプレイボトルで使用します。
ヴィトンで詰め替え対応の香水はある?
香水の詰め替えサービスは行っていませんが、ヴィトンにはコンパクトサイズで持ち運びやすい「トラベルスプレー」があります。トラベルスプレ-は、カートリッジにレフィルを付け替えて使うタイプの香水です。2024年8月現在17種類の香りがラインナップされていますよ。
ミニ香水についてもっと知りたい!
香水の詰め替えサービスやアトマイザーへの詰め替えが難しい場合は、ミニ香水を検討するのもおすすめです。以下の記事ではミニ香水について詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
香水アトマイザーのおすすめ8選もご紹介!
ここからは、おすすめの香水アトマイザーをご紹介します。初心者でも詰め替えやすいアイテムから、ロールオンタイプまで幅広く商品をピックアップしましたので、気になるアイテムがあればチェックしてみてくださいね。
ヤマダアトマイザー 15491
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ヤマダアトマイザー 14004
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ヤマダアトマイザー 5205
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デジタルランド クイック アトマイザー
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ジャックマルクス リフィラブルパフュームアトマイザー
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ヒロセアトマイザー メタルリボン
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トラヴァ―ロ ミラノ アトマイザー
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坪田パール アトマイザー スティックローラー
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アトマイザーでお気に入りの香水を持ち歩こう
香水は、時間が経つにつれて香りが飛んでしまうもの。外出先でも香りのおしゃれを楽しみたいなら、こまめに付け直すことが大切です。
外出先に香水を持ち運ぶときは、アトマイザーを活用しましょう。アトマイザーを選ぶときは、材質や容量、詰め替え方法をチェックして選ぶとよいですよ。
アトマイザーでお気に入りの香水を気軽に持ち運んでくださいね。