おすすめの騒音計アプリ9選！無料のものやデータが保存できるアプリも紹介

近所の騒音が気になっている場合や自宅の音が近隣の迷惑になっていないか気になる場合などに、騒音計が役立ちます。機械の騒音計は高価なため、手軽に計測したいときには騒音計アプリがおすすめです。そこで今回は、無料のものや保存機能のあるものを含むおすすめの騒音計アプリ9選をご紹介します。

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ここでは、iPhoneまたはAndroid端末で手軽に騒音を測れる騒音計アプリをご紹介します。

「デシベル X dBA デシベルテスター」は、スリープオフ機能で長時間計測に対応しているアプリです。最大24時間分の記録を保存できるため、近所の騒音トラブルといった長時間の記録用に使用したい場合にも適しています。リアルタイムの測定値だけでなく、最大値・平均値も表示できる点も使いやすいポイントです。保存したデータをSNSアプリにシェアすることもでき、家族や友人間で共有する際にも便利です。

「騒音計」は、内蔵マイクによってデシベル単位の音量を測定し、グラフに表示できるアプリです。現在のノイズリファレンス、最小・平均・最大デシベル値の表示もできます。機能がシンプルで使いやすい仕様になっています。英語表記ですが、騒音計の機械のようなディスプレイで表示結果が一目でわかりやすいです。

「騒音測定器 Simple Sound Meter」は、画面表示がシンプルで見やすく、初めて騒音計を使用する方でも使いやすいアプリです。20デシベル〜140デシベルの細かい音まで測定できるため、人の声や生活音などの騒音を計測するのにも適しています。測定履歴も確認できるため、複数の環境における騒音の違いを比較する際にも便利です。

Sonic Tools SVMは、音・振動・磁界が測定できるアプリです。振動の測定は、スピーカーの振動で近所に迷惑がかかっていないかを調べたいときの使用に便利です。周波数が画面上に表示されるため、正確な数値をしっかり把握できます。

周波数ごとの音量とピーク時の音量をリアルタイムで表示するため、騒音の元が判別しやすいです。音声実効値の機能では、音量の変化をグラフで記録できるため、長時間記録にも適しています。

「デシベルメーター ノイズと音量の測定」は、Nor140 デシベルメーターで校正し測定結果を提供する騒音計アプリです。騒音レベルの測定結果、地域などを、データ名を変更してわかりやすく保存できます。

測定結果をCSVや音声フォーマット内にエクスポートして保存、再生することも可能です。シンプルでスタイリッシュな画面表示のため、測定結果が簡単に把握できます。

「騒音メーター 騒音レベルを測定」は、スタート・ストップボタンの操作で簡単に計測できるシンプルなアプリです。日本製アプリのため、日本語表記でわかりやすいです。

「木の葉のふれあう音」「車のクラクション、コンサート」などそれぞれのデシベルが相当する数値の説明が表示されるため、騒音レベルがイメージしやすい仕様です。最小・平均・最大値と音量の変化のグラフも確認でき、騒音の特定をするのにも適しています。

騒音測定器 dbメーター ノイズメーター SPLメーターは、デバイスのマイクを使用して騒音レベルを測定できるアプリです。測定値はメーター表示されるため、音の大きさを直感的に理解できます。

「静かな部屋」「救急車」などの相当する騒音例も表示されるため、測定結果が把握しやすいです。測定値の記録を履歴として残すこともできます。

「騒音測定器 (Sound Meter)」は、白基調と黒基調の背景を切り替えてカスタマイズできる騒音計アプリです。左手ユーザー用に変更できるといった使いやすさに配慮した機能も備えています。

起動するとすぐに測定が始まり、簡単に周囲の騒音が測定できます。時間ごとの記録のグラフや最大・平均・最小のデジベル値も表示されるため、騒音レベルを多角的に把握できます。65dBは会話レベルといった具体例も表示され、数値を感覚的に理解しやすい仕様です。

「騒音測定器」は騒音結果に合わせて背景色が変わるため、直感的な把握がしやすい騒音計アプリです。本物の騒音計のような表示のため、数値の読み取りもしやすいです。

騒音レベルを事前に通知する機能もあり、自宅の騒音を常に計測しておくといった使い方にも適しています。デシベル値の最小値・平均値・最大値や時間ごとのグラフの確認が可能です。

数多くある騒音計アプリには、それぞれ以下のような違いがあります。騒音計を使って測りたい音や環境によって使い分けるのがおすすめです。

騒音計を初めて使用する場合は、無料アプリから試してみるのがおすすめです。無料のアプリなら複数のものを比較して使用することもできます。表示方法や精度などの機能を使用して確認しながら、お気に入りのアプリを選択すると良いでしょう。

一方、有料アプリにもメリットはあります。有料アプリのなかには、より精度が高いものや多機能なものもあり、課金すると広告が削除されるものもあります。騒音計アプリの使用頻度が高い方は、有料を検討してみてもいいかもしれません。

計測したい音の種類に応じて、騒音計アプリで計測できる最大値を確かめることも大切です。家のなかの騒音を測りたい場合は、90デシベルまで測れるものがおすすめです。90デシベルは、犬の鳴き声や工場の騒音と同程度とされています。

一方で、ガード下や幹線道路の側の家で騒音レベルを測りたい場合などは、一般的な騒音計アプリだと計測範囲を超える可能性があります。アプリによっては140デシベルまで測定可能なものもあるため、用途によって使い分けましょう。

騒音計アプリによって、録音可能なものと不可能なものがあります。録音機能のあるアプリを使用すると記録として保存できるため便利です。

また、長期間にわたる騒音を定点的に観測したい場合にも、録音機能が役立ちます。長時間記録ができるタイプのアプリであれば、騒音の元や発生する傾向を突き詰めるなどの分析に使用できます。

騒音計アプリは気軽に騒音を計測するのに便利なツールですが、本格的な騒音計とは異なる点もあります。騒音計アプリを使用する際は、以下の点に注意しましょう。

騒音計アプリで検出される数値は、アプリを使用する端末に依存しています。騒音は端末のマイクを使用して拾うため、マイクの品質によっても測定結果が変わる場合があります。機械の騒音計と比べると、騒音計アプリの精度はそれほど高くないため、あくまでも簡易的な指標として使用するようにしましょう。

また、同じ環境の騒音を測定しても、アプリごとに数値の誤差も生じます。そのため、騒音の正確な数値を求めるのにはあまり適していないといえます。

上記のとおり、騒音計アプリの計測結果は正確な数値とは限りません。公的な証拠として認められる数値を計測するためには、専門家に依頼するか計量法に則した本格的な騒音計を購入する必要があります。

騒音計アプリには無料でダウンロードできるものもあり、手軽に騒音を調べるツールとして便利です。騒音計アプリを選ぶときは、計測できる最大値や保存機能の有無なども確認すると良いでしょう。

騒音計アプリは端末のマイクで音を拾うため、精度は使用する端末によって異なります。また、本格的な機械の騒音計と比べると精度は高くないため、裁判といった公的な証拠としては使用できない点は注意が必要です。