メトロノームアプリおすすめ8選！テンポ調整やバックグラウンドなど機能性もチェック

メトロノームといえば、楽器や歌の練習でテンポをキープするために重要な音楽用具です。しかし、実物のメトロノームは意外とかさばるので持ち運びが難しく、扱いづらいと感じる方もいるかもしれません。今回は、そんな方のためにiPhoneやandroidで使えるおすすめのメトロノームアプリをご紹介します。

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メトロノームアプリとは、一定のテンポでリズムを知らせてくれるメトロノームの機能を持ったアプリケーションのことです。

主な用途はピアノやギターといった楽器の演奏、歌のトレーニングなどですが、運動や睡眠導入に活用されるケースも少なくありません。

近年はiPhoneやandroidでそれぞれ独自の機能や特徴を持った多様なメトロノームアプリが配信されています。自分に合ったメトロノームアプリを選んで使うことにより、練習の効率やライフクオリティを向上させることが可能です。

iPhoneやandroidといったスマートフォンでメトロノームアプリを使う大きなメリットは、実物のメトロノームに比べてかさばらず軽いことです。そのため、外出先でも気軽に楽器の演奏などでメトロノームが使用できます。

近年は、電子メトロノームもさまざまな種類が発売されていますが、普段から持ち歩くスマートフォンのアプリであれば、家に置き忘れる心配もありません。

また、物理的な機構を持つメトロノームに比べるとメンテナンスの手間がかからず、故障が起こらない点も重要なメリットです。

光や振動を使って音以外でもテンポを教えてくれる点、無料で配信されているアプリが多いので使い始めるコストが安い点もメトロノームアプリならではのメリットだと言えるでしょう。

多くのメリットを持つメトロノームアプリですが、配信されている種類は多く、価格や機能も多種多様です。その性能を十分に活かして役立てるためには、自身に合ったアプリを選ばなければいけません。

今回は、メトロノームアプリの選び方について、表示方法と機能性の2つの視点から解説します。

メトロノームアプリの表示方法は、物理的なメトロノームに比べると多様性があります。可能であれば複数のタイプを一度試してみたうえで、自身の好みや用途、使用環境に適したものを選びましょう。

アナログタイプは、物理的な機構を持つメトロノームと同様に振り子が左右に振れるビジュアルで表示されるメトロノームアプリです。

ほかの表示方法に比べても視覚的にわかりやすいので、ピアノ演奏や吹奏楽団の演奏などで指揮棒からテンポを読み取る練習にも向いています。

アプリによっては振り子などのデザインを選択できるので、実物のメトロノームと異なり気分に応じて見た目を変えることも可能です。

オーソドックスなメトロノームに慣れており、メトロノームアプリも試してみようと考えている方は、まずこのタイプから始めてみると良いでしょう。

デジタルタイプは、アナログタイプとは異なり電子的な表示でテンポを知らせてくれるメトロノームアプリです。

今回は1つのタイプにまとめていますが、その表示方法は多岐にわたります。数字がカウントされるもの、テンポに合わせてバーが伸びるもの、点が動くもの、キャラクターがアニメーションするものなどいろいろな表示方法があるので、自分に合ったものを探してみると良いでしょう。

デザインやインターフェースもアプリごとに違いが大きく、必要最低限の情報だけを表示したシンプルなものから多くの情報を1画面にまとめたものまでさまざまです。

そのため、自分がメトロノームに求める機能や情報を整理しておくと、自身にあったデジタルタイプのアプリが選択しやすくなります。

点滅・振動タイプは、光の点滅やスマートフォンの振動でテンポを知らせる形式のメトロノームアプリです。

音に頼らず視覚や触覚でテンポが把握できるので、ドラムの練習など大きい音が鳴る場面での使用に向いています。

点滅や振動のみが使えるメトロノームアプリはあまりなく、デジタルタイプのメトロノームアプリに機能として搭載されているケースが多いでしょう。

メトロノームアプリには、現物のメトロノームと異なり、テンポを知らせるほかにもさまざまな機能が搭載されてます。

特に使いたい機能がある場合は、それが搭載されているかどうかを基準としてアプリを選ぶと良いでしょう。

ただし、機能が多いとアプリの容量が大きくなってしまったり、インターフェースが煩雑になってしまったりする可能性があるので、必要に応じて取捨選択することが大切です。

一部のメトロノームアプリには、楽器の音程を合わせるチューナーの機能も搭載されています。

チューナー機能があるメトロノームアプリを選べば1つのアプリでリズム取りと音程確認が可能なので、チューナーを持ち歩いたり、専用のアプリをスマートフォンにダウンロードしたりする必要がありません。チューナー機能はメトロノームアプリを楽器の練習に使う方に特におすすめの機能です。

ただし、アプリによってチューニング可能な楽器の種類は異なるので注意しましょう。チューナー機能を使用した際にアプリが重くなるようであれば、それぞれ個別のアプリを使う選択も必要です。

バックグラウンド再生機能が搭載されているメトロノームアプリは、ほかのアプリを使っている間もメトロノームのリズムが途切れず続きます。

そのため、スマートフォンで練習曲を流したり楽譜を見たりしながらメトロノームでテンポを確認したい方にとって便利な機能です。

ただし、バックグラウンド再生機能が付いたメトロノームアプリでも、スリープモードになった場合は機能が停止してしまう場合もあります。

細かい部分ではありますが、意外と使用感への影響は大きいので、評判や実際の使い心地をチェックしてみると良いでしょう。

テンポ調整機能自体はほぼすべてのメトロノームアプリに搭載されていますが、重要なのはその調整幅です。テンポの調整幅が狭すぎると、意図したテンポが設定できない場合があります。

一般的な楽器演奏などに使用するのであれば、1bpmから300bpm程度まで調整できるアプリを選ぶと良いでしょう。

それでは、ここまでの解説を考慮して、おすすめのメトロノームアプリをご紹介します。表示のタイプや機能についても解説するので、ぜひ自分似合うアプリを見つけてみてください。

METORONOMEは、ヤマハによって提供されているメトロノームアプリです。老舗の楽器メーカーが提供しているだけあって、無料でありながら高精度で使いやすいアプリとなっています。

ミキサー機能やタップテンポ機能などが搭載されているのも魅力。iPhoneとandroidで使用できます。

チューナー&メトロノームは、レコーダー機能やチューナー機能が搭載されたメトロノームアプリです。ボタンが大きくてタッチしやすく、音だけでなく光の点滅でもテンポを知らせてくれるので、演奏中のリズムを確認したい方に特におすすめです。

Smart Metronome & Tunerは、アナログタイプのシンプルな表示と高い正確性が特徴のメトロノームアプリです。

オーソドックスな見た目でありながら、リピート機能や連続タイマー機能、テンポを自由に設定できるプログラム機能が搭載されており、カラーや音色も変更できます。

Tempo Liteは、設定できるリズムパターンや拍子の種類が豊富なメトロノームアプリです。bpmは幅広く設定でき、バックグラウンド再生にも対応しています。

表示方法はカラーの丸が点滅する形式なので、シンプルかつわかりやすいメトロノームアプリを探している方にもおすすめです。

The Metronome by Soundbrennerは、音やマーカーの点滅でテンポを知らせてくれるメトロノームアプリです。曲やセットリストを保存できるのも特徴。毎日の練習をサポートしてくれるサービスも展開しています。

Metronome beatsは、ワンタップでテンポを徐々に速められる手軽さがウリのメトロノームアプリです。

バックグラウンド機能が搭載されており、音楽を聴きながらタップすれば、その曲のおおよそのテンポが割り出せます。画面に拍子の指示が表示されるので、音を消した状態でテンポを把握したい方にもおすすめです。

2 and 4は、バックビートのテンポに対応したシンプルなメトロノームアプリです。

表示方法はオーソドックスなアナログタイプであり、2拍4拍のみを鳴らすことができるので、リズム感を鍛えるためのトレーニングアプリとしても活用できます。

Metronome Proは、プロの音楽家によって作成されたスタイリッシュかつ高機能なメトロノームアプリです。

基本的なメトロノームのほかに、光の点滅でテンポを知らせる機能、ボタンを叩いてbpmを設定するタップテンポ機能、テンポ感覚を身につけるためのミニゲームなどさまざまな機能が搭載されています。

現在メトロノームアプリの選択肢は豊富であり、自身に合ったメトロノームアプリを選択するためには、表示方法や機能性といった自身の求めるポイントを明確化することが重要です。

特に、楽器や歌などの音楽に積極的に取り組んでいる方は、自身に合ったメトロノームアプリを選択することによって、練習効率を大きく引き上げられるでしょう。今回ご紹介したアプリを、ぜひ一度試してみてください。

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