【2024年】玉造温泉のおすすめ高級旅館！露天風呂付きの部屋がある宿もご紹介

島根県にある玉造温泉は、日本最古の温泉のひとつであり、美肌の湯として知られることから、年間を通じて多くの観光客が訪れています。風情のある温泉街を散策したり、近隣にある出雲大社や宍道湖などの観光スポットを巡ったりと、楽しみ方は盛りだくさんです。

玉造温泉で、高級旅館に宿泊してゆったりとした時間を過ごすのに、どのようなポイントに着目して旅館を選んだら良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。今回は、玉造温泉にあるおすすめ高級旅館を5選ご紹介します。露天風呂付きの部屋がある宿もご紹介しますので、旅の思い出作りの参考にしてみてください。

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玉造温泉は、奈良時代に開湯した日本最古の温泉のひとつです。西暦733年に編さんされた出雲国風土記の中で、「一度入ると美しくなり、再び入るとどんな病気も治る」と記されるほど、美肌の湯・病気平穏の湯として知られています。

美肌の湯であることは、玉造温泉の泉質でも証明されていて、最も多く含まれる硫酸イオンはアンチエイジング作用が期待できると言われています。2番目に多く含まれる塩化物泉も保湿作用が期待できるほか、化粧品にも使われる潤い成分・メタケイ酸が豊富に溶け込んでいるため、肌に潤いを補給してくれます。

玉造温泉を流れる玉湯川沿いには、神社仏閣といったパワースポットが点在しています。縁結びの聖地・出雲からも近いことで、美肌と良縁をどちらも手に入れたいと願う人々が訪れ、そぞろ歩きを楽しみながら想いを寄せるスポットです。

玉造温泉で宿泊する高級旅館を選ぶときには、どのようなポイントをチェックすると良いのでしょうか。旅の思い出作りの重要な要素となる旅館選びのポイントをご紹介します。

旅館選びで重要なのは、旅行の目的に合わせて選ぶことです。宿でゆったり過ごしたいのか、観光を中心に巡りたいのかによっても、旅館の選び方が変わってきます。また、夫婦やカップルでの旅行と小さな子連れの旅行では、重視したい旅館のポイントが異なるため、目的や重視したいポイントを決めておくと、旅館選びがスムーズに進みます。

例えば、夫婦やカップルの記念日をお祝いしたい場合は、記念日プランがある宿をチェックしてみましょう。ファミリーでのにぎやかな旅行を楽しみたいのであれば、子ども用の食事や浴衣などのキッズサービスがあるかも確認しておくと良いでしょう。

ただし、高級旅館の中には宿泊できる子どもの年齢制限を設けているところもあるため、予約時に必ず確認しましょう。

高級旅館を選ぶには、旅館の雰囲気にも注目してみましょう。伝統的な和風旅館や、スタイリッシュな雰囲気を醸し出す旅館など、旅館ごとでそれぞれ特徴が異なるため、希望する雰囲気によって旅館を選ぶのも方法のひとつです。

趣のある旅館に泊まりたいのであれば、老舗旅館がおすすめですし、洋風の雰囲気の旅館を希望する場合はニューオープンもしくはリニューアルした旅館がぴったりです。

また、旅館でゆったりと静かに過ごしたいのであれば、客室数が少ない宿もしくは離れがある宿を選びましょう。ほかの宿泊客と接する機会が少なく、プライベート感が高まります。

旅館選びには、移動手段と立地も重要なウェイトを占めます。玉造温泉の主要旅館は、JR玉造温泉駅から近い距離にありますが、旅館によっては駅から離れているところもあります。

中心エリアに近い旅館であれば、玉造温泉で有名な宮橋・姫神広場（足湯）・玉作湯神社などの有名観光スポットにアクセスしやすく、じっくり観光できます。

中心エリアや駅から離れていても、現地まで車で向かうのであれば旅館へアクセスしやすいです。公共交通機関での旅行では、駅から送迎バスが利用できるか、確認が必要です。

高級旅館の中でも、さまざまな価格帯のプランがあり、予算に合わせて旅館を選べます。旅館で豪華な食事を楽しみたい場合、部屋食プランがおすすめです。人目を気にせず、ゆっくりと食事を味わうことができ、特別感が高まるでしょう。

一方で、予算を抑えたい場合や、観光スポットやお目当ての飲食店で食事をしたいと考えている場合、素泊まりプランや朝食付きプランを選ぶと便利です。これらのプランであれば、チェックインの時間が遅くなっても問題なく、予定に合わせて活動的に旅行を楽しめます。

ここからは、玉造温泉にある2024年のおすすめ高級旅館を5選ご紹介します。旅館ごとの特徴について、詳しく見ていきましょう。

佳翠苑皆美は、宍道湖畔にある明治21年創業の「皆美館」の別館であり、数奇屋風作りが特徴の純和風旅館です。創業の女将から受け継がれた「和のおもてなし」の精神を、社訓として今に受け継いでいます。

佳翠苑皆美の特徴は、趣の異なる客室を100室以上有している点です。喜多の館・東の館・西の館と建物が分かれており、和室はもちろんのこと、和モダンな雰囲気を醸し出すベッドタイプの和洋室・源泉かけ流しの露天風呂が楽しめる客室・記念日にゆったりと過ごしたい贅沢な特別室など、旅の目的や求める雰囲気に合わせた客室が選べます。気ままなホテルステイを楽しみたい場合は、西の館での滞在がぴったりです。

館内には、ゆったりとくつろげる空間として、うるわしガーデン・温美活サロン「A-Nyo」・ステイラウンジ・庭園ラウンジなどもあり、旅の疲れを癒してくれます。

料理は、温かいものを温かいうちに食べられるよう配慮され、四季折々で味わえる旬の食材をふんだんに取り入れています。日本海の海の幸をはじめとした地元食材を、皆美秘伝の味付けで料理に深みを持たせ、こだわりの味を五感で楽しめるのも、この旅館の大きな魅力です。

120坪の敷地を誇る日本一の源泉かけ流しの混浴大露天風呂・龍宮の湯を有するのは、「湯之助の宿 長楽園」です。「沸かさず、薄めず」の源泉かけ流しで、美肌湯を実感できます。

湯之助の宿長楽園は、湯之助の末裔として玉造温泉の源泉を受け継ぎ、玉造温泉を古から守り続けているのです。湯之助の宿 長楽園の温泉は、竜宮の湯以外にも女性専用浴場・男女入れ替え制浴場・貸切家族風呂・客室に設置された温泉など、多彩なスタイルで堪能できます。

湯之助の宿 長楽園では、宿泊客に「安らぎと癒し」を存分に味わってもらえるよう、館内に娯楽施設を一切設けていません。

湯宿本来の姿を宿泊客に提供し、日常を忘れてくつろげるよう配慮されています。築90年の離れ別荘をリニューアルした別邸「相生」や、露天風呂付き特別室「山荘」などの露天風呂付き部屋は、2人部屋となっているため、夫婦やカップルでの記念旅行にぴったりです。

食事は会席料理となっており、厳選した島根の食材を使って、1品ずつ丁寧に手作りしています。

1716年に創業した白石家は、きめ細やかなサービスをモットーとし、日常を離れてくつろぎたいと感じる女性のためにうれしいサービスを提供しています。旅気分を盛り上げられるよう、女性限定でおしゃれな浴衣を無料貸し出ししているほか、館内のいたるところで季節の花を楽しめるのも、女性にとって魅力的なポイントです。

お風呂については、檜作り風呂の大浴場・織姫と、重厚な御影石を使った大浴場・彦星を、男女入れ替え制で開放しています。風情の異なる2か所の大浴場は、朝5時の時点で男女入れ替えるため、1泊でどちらのお風呂も堪能できます。

部屋タイプは、人数や旅行の目的に合わせて、和室・洋室・和洋室から選択可能です。子ども用の浴衣やオムツ用ゴミ箱が利用でき、子連れの旅行でも気軽に宿泊できます。

白石家の庭園には、玉造温泉のパワースポット・玉作湯神社の分祀である「地主さん」が鎮座されており、お参りをしたカップルが複数結婚するといううれしいご縁が続いているのです。

料理は、食材はもちろんのこと調味料まで地産地消にこだわっており、美しい彩りが目を惹き、目と舌の両方で楽しめます。

玉造グランドホテル長生閣は、玉造のシンボル・勾玉の材料であるめのうを壁や床面へ贅沢に施しためのう風呂が自慢の宿です。

玉造温泉にある玉湯町は、赤・白・青と3色すべてのめのうが採取できる、良質なめのうの産地であり、めのう風呂は女神の湯で楽しめます。女神の湯のほかに神話の湯もあり、どちらも開放感満点の露天風呂があります。朝夕でどちらも入浴できるため、趣の異なるお風呂を堪能したいものです。

最上階にある露天風呂付き客室「出雲-IZUMO-」は、浴槽にめのうを敷き詰めていて、美しい景観とめのうの輝きを独り占めしながら入浴できます。

そのほかに、四季で表情を変える日本庭園が眺められる部屋や、女性にうれしい設備が揃ったレディースルーム、キッズルームやホームシアタールームといったコンセプトルームなど、多彩な部屋タイプから過ごし方に合わせて部屋を選べます。

夕食は、和会席料理で提供していて、調理長が選び抜いた選りすぐりの旬の食材を、最も美味しい料理に仕上げて提供します。素材本来の味を主役とするため、代々受け継いできた出汁の味わいは格別。充実した食事時間を提供できるよう、常に挑戦し続けています。

全室露天風呂付きの温泉旅館で、贅沢なおもてなしが特徴の界　玉造。星野リゾートの宿として注目を集めている旅館です。玉造温泉の歴史や島根の文化に触れられるよう、ご当地楽「神楽」の披露や茶の湯体験など、さまざまなお楽しみを用意しています。

部屋の露天風呂は、信楽焼や檜など部屋によって異なる趣の露天風呂が備わっていて、地元の民芸品や焼き物などのアートが室内を彩ります。プライベート感満載の露天風呂で、日頃の喧騒を離れてゆったりくつろげるでしょう。

部屋の露天風呂以外にも内風呂と露天風呂があり、広いお風呂にのびのびと浸かりたい方にもおすすめです。界　玉造の湯守りが、玉造温泉の歴史と合わせて、温泉の泉質やおすすめの入浴方法を説明してくれます。

夕食は、旬の食材を取り入れた季節の会席料理が味わえるほか、季節ごとの特別会席も選択でき、山陰の海が育んだ幸を堪能できます。朝食は、ご当地朝食として「鶏つくねの杜氏鍋」を楽しめます。未就学の子ども向けには、夕食に和食膳も用意でき、伝統的な食材を用いながらも子どもが喜ぶ工夫が好評です。

1300年の歴史を持つ玉造温泉には、日頃の喧騒から離れてゆったりと過ごせる高級旅館が数多くあります。今回紹介した内容を参考にしながら、心も体も癒される旅の計画を立ててみてくださいね。

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