【熊本県阿蘇】黒川温泉のおすすめ旅館まとめ!一度は行ってみたい注目の宿をご紹介

【熊本県阿蘇】黒川温泉のおすすめ旅館まとめ!一度は行ってみたい注目の宿をご紹介

黒川温泉は、熊本県の阿蘇の奥座敷、山河が広がる場所にある温泉街。約30軒の温泉旅館があり、高級感あるお宿から客室露天風呂があるお宿など個性豊かです。日帰りで露天風呂を巡る入湯手形もあるなど、心ゆくまで温泉を満喫できます。本記事では黒川温泉の温泉旅館の選び方や、カップルや女子旅で一度は行ってみたい注目の宿をご紹介します。

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黒川温泉とは

黒川温泉は、熊本県にある雄大な阿蘇の奥地に位置する温泉郷です。

山黒川温泉郷では、30軒の宿と山河の風景すべてを1つの旅館と捉え「黒川温泉一旅館」というコンセプトを打ち出しています。各宿が持つ露天風呂を自由に巡れる入湯手形が用意されていたり、泊まるお宿を1泊ごとに変える転泊のサポートもしていたりするのが特徴です。

黒川温泉では、日本の温泉にある代表的な泉質10種類のうち、7種類が湧き出しているのも注目ポイント。1つの温泉郷でありながら、泉質の違う温泉を湯巡りできます。

さらに、黒川温泉では温泉旅館を巡るだけでなく、食べ歩きできるお店も豊富です。田舎の温泉郷ではありますが、個性豊かなスイーツショップやカフェが複数あります。

街歩きをしながら、阿蘇山の牛乳や卵を使ったソフトクリーム、熊本名物の馬肉を使ったメンチカツなどの食べ歩きを楽しめますよ。おしゃれな雰囲気のお店が多いので、カップルや女子旅としても満喫できるでしょう。

黒川温泉のアクセス方法

黒川温泉は熊本県阿蘇の奥地、山間部に位置する温泉地なので、アクセスするにはマイカーまたはレンタカーを借りるのが便利です。

どの方向からアクセスするかによりますが、日田~阿蘇間ルート、熊本~阿蘇間ルート、湯布院~阿蘇間ルートを利用しましょう。熊本市内からは車で約2時間、別府市内からは車で約1時間30分でアクセスできます。

また、黒川温泉に最寄り駅はありませんがバスでの移動が可能。博多駅と熊本駅、湯布院駅からは直行バスも出ています。博多駅から福岡黒川直行便で約2時間45分、 熊本駅からと別府駅からは九州横断観光バスでそれぞれ約3時間と約2時間です。

熊本空港からも、便数が少ないですが、空港バス停より黒川温泉まで直行便があります。

黒川温泉の旅館の選び方

黒川温泉には、30軒の温泉旅館がひしめいています。

入湯手形を用いて露天風呂巡りを楽しんだり、1泊ずつ転泊したりする方法もありますが、日帰りや数泊の宿泊で30軒すべてを網羅するのは難しいです。どの旅館のお風呂を楽しむか、どの旅館に泊まって、どのようなおもてなしグルメを楽しむかを選ぶことが必要です。

以下で、ポイントを確認しておきましょう。

旅館のグレードで選ぶ

30軒のお宿はどれも個性的です。こぢんまりとした一軒宿から、何室もの和室や和モダンなお部屋を備えたお宿、ホテル風の旅館もあります。

比較的お手頃な価格で泊まれる旅館もあれば、客室露天風呂付きや料理長が腕を振るう懐石料理が自慢の宿など高級な旅館も多いのが特徴です。

そのため、目的や予算などに合わせて旅館のグレードで選ぶのが1つの方法です。

旅館の特徴で選ぶ

黒川温泉には30軒の温泉旅館がありますが、1旅館1つの温泉だけではありません。

複数の内風呂や露天風呂があったり、客室露天風呂が備わっていたり、客室露天風呂に加えて大浴場や大きな露天風呂がある旅館もあります。

黒川温泉は泉質が異なる7種類の温泉を楽しめるのも魅力なので、旅館を選ぶ際には、温泉の種類や雰囲気だけでなく、泉質もチェックしてみましょう。

露天風呂がある

露天風呂を備えた旅館は多いので、雰囲気や広さや泉質、利用時間なども合わせてチェックしましょう。周囲の自然が楽しめる、旅館の庭園が楽しめるといった景色のほか、岩風呂や檜風呂など素材の違いなどもあります。

利用時間も24時間いつでも入れるケースや利用時間が決まっているケースもあるので、ニーズに合わせて比較検討しましょう。

露天風呂を備えた温泉旅館は露天風呂巡りの入湯手形に参加しているケースも多いため、日帰りで複数の場所を巡ることも可能です。

貸し切り風呂がある

貸し切り風呂は、大浴場や露天風呂をはじめ、専用の温泉を事前予約制で貸し切るものです。客室に専用の温泉が付いていなくても、貸し切りによりプライベート風呂を楽しめるので、家族やカップルでの利用におすすめ。

貸し切り風呂といっても、旅館ごとに、どのような温泉が貸し切りができるのかが違います。サイズや雰囲気、内風呂か露天風呂かなどチェックしましょう。

貸し切りができる時間や予約の取り方も合わせて比較検討することがおすすめです。

露天風呂付き客室がある

カップルで2人だけの時間を過ごしたい場合や小さな子どもがいる場合は客室に専用の露天風呂や内風呂が付いていると便利です。

大浴場は男女別に分かれているケースが多く、カップルで一緒に過ごしたくても温泉は別々に過ごすしかありません。この点、客室に温泉が付いていると、2人で一緒に温泉タイムも楽しめます。

黒川温泉のおすすめ旅館

ここからは黒川温泉でおすすめの旅館をご紹介します。30軒いずれも個性的で魅力的ですが、ご紹介する旅館を参考にニーズに合わせて比較検討してみてください。

いこい旅館

黒川温泉で唯一、日本の名湯秘湯百選に選ばれた旅館です。13種類もの温泉が備わっており、旅館内で湯巡りができます。

日本の名湯秘湯百選に選ばれた露天風呂の滝の湯は、情緒あふれる泉質も自慢の温泉です。お肌がスベスベになるといわれている美人湯をはじめ、宿泊者専用の蘇の湯、景色を楽しめる檜風呂など、幅広い種類の温泉がそろっています。

阿蘇のあか牛や阿蘇産の黒豚、地域特産の新鮮野菜を使ったお料理や熊本産の美酒もそろっていて、贅沢な旅館での宿泊が楽しめますよ。

黒川荘

和室と囲炉裏を備えた一戸建ての離れや3つの貸し切り風呂を備えた温泉旅館です。

離れ「温りの宿」には、専用の露天風呂、室内風呂があり、お部屋でゆっくりと温泉を楽しめます。宿泊専用と入湯手形を使った露天巡り専用に分かれた浴室棟があり、宿泊者専用ではびょうぶ岩の絶景を眺めながら露天風呂につかれますよ。

また、宿泊者専用大浴場には、約75℃の体に優しい低温サウナも完備されているのも特徴です。夕食は4名以下の場合は懐石料理を客室で楽しめ、お子さま向けのメニューも用意されています。

こうの湯

こうの湯は、独立した雰囲気のお部屋が選べるのが魅力の、全室露天風呂付の温泉旅館です。離れ形式の平屋と、長屋風に並ぶメゾネットタイプから選べます。平屋タイプはツインベッドを配した和洋室タイプで、半露天風呂付きです。

メゾネットタイプは1階に源泉掛け流しの内湯があり、庭には露天風呂が備わっています。2階が和室の寝室になっているスタイルです。

全客室に専用の露天風呂または半露天風呂が付いているので、気兼ねなくプライベート風呂が楽しめます。また、客室専用露天風呂のほか、男女別大浴場と大きな露天風呂の貸し切りが可能なので、家族での利用もおすすめ。

食事は地産地消にこだわり、旬の食材をふんだんに使った創作和食料理です。夕食のメイン料理は和牛のしゃぶしゃぶ、または肥後牛の鍬焼から選べますよ。

夢龍胆

夢龍胆 花泊まりは黒川温泉街の入り口に佇む、築50年を迎える木造の和風旅館です。客室の窓からは川のせせらぎや館内にある日本庭園に備わる水車がゆっくりと音を立てて回る光景、音が聞こえてきます。

客室には全室、半露天風呂が付いており、和の情緒あふれる雰囲気の中で、ゆったりとプライベート風呂が楽しめます。

すべて源泉掛け流しの貸し切り風呂や大露天風呂、岩盤浴や蒸し湯、足湯などもあるので、客室風呂以外に大きな温泉でリフレッシュできるのも魅力です。

食事は職人気質の料理長が手掛ける目も舌も満たされる華やかな夢会席が楽しめます。

また、別館「花泊まり」では、素泊まりOKのミニキッチン付き客室も用意されているので、長期滞在したい方や温泉巡りをしたい方にも便利です。

旅館 山河

旅館 山河は、温泉街から離れた静かな雑木林の中にひっそりと佇む一軒宿です。

8畳1間から2間続きの露天風呂付き、離れ内風呂付きなどさまざまなタイプの客室から選べるのが魅力です。客室専用風呂のほか、3種類の家族風呂もあり、貸し切り風呂として大きな温泉も楽しめます。

雄大な自然に包まれた混浴露天風呂のもやいの湯や、小川にそって佇む露天風呂、大きな桶の湯船の貸し切り風呂など、館内で湯巡りができるのもうれしいポイントです。

夕食は肥後牛、馬刺しなど熊本の名物料理や地元の新鮮な食材にこだわった会席料理です。

一度は行ってみたい黒川温泉の旅館を楽しもう

黒川温泉には30軒もの温泉旅館がそろっています。露天風呂や貸し切り風呂、露天風呂付き客室があるなど、特徴から選べるのが魅力のひとつ。

黒川温泉一旅館のコンセプトのもと、各宿が持つ露天風呂を自由に巡れる入湯手形を利用して、さまざまな泉質の温泉を巡るのもおすすめです。

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