無料の録音アプリおすすめ11選！文字起こし・通話録音など機能別に紹介

録音アプリは、会議の内容を記録に残したい・歌や演奏などを録っておきたいなど、すぐに音を録りたい時に便利です。アプリは無料で使えるものも多く見られますが、アプリごとに機能や特徴が異なるため、どうやって選んだら良いのか悩む人も多いのではないでしょうか。この記事では、無料で使える録音アプリをご紹介します。

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無料の録音アプリを選ぶには、どのようなポイントをチェックすると良いのでしょうか。ここでは、特にチェックしたいポイントをご紹介します。

最も大切なのは、録音アプリを使う用途や目的に合わせて機能を選ぶことです。例えば、会議の議事録作成に録音アプリを使いたい人は、再生速度の変更や編集・文字起こしができるアプリを選ぶと便利です。ノイズ除去機能があると、より作業がはかどるでしょう。

スマホでの会話を録音するのであれば、自動録音機能や、他のアプリを立ち上げていても録音アプリでの録音が継続されるバックグラウンド機能が役立ちます。音楽制作に役立てたい場合は、録音した音源データの編集ができると便利です。

録音アプリを使う用途によって、どのぐらい長く録音したら良いのかが変わってきます。音楽作成であれば数分で済む場合もありますが、会議や打ち合わせなどに使うのであれば、長時間録音できるアプリが必要です。容量が足りずに録音途中で切れてしまうといったアクシデントを避けるために、録音可能時間を必ず確認しておきましょう。

録音アプリには無料版と有料版があり、それぞれで機能が異なります。基本的な機能のみの利用であれば、無料プランでも問題なく使える場合がほとんどです。拡張機能を使いたい場合や、録音時間を長くしたい場合などは、先に無料版をインストールして慣れてから有料版の利用を検討すると良いでしょう。

録音データの保存形式によって音質が変わるため、音楽の編集に使いたい人は、データの保存形式や音質についてもチェックしておきましょう。一般的なアプリの録音データは、AAC形式と呼ばれるものですが、CDと同等の音質を楽しめるPCM形式や、圧縮率を高めるMP3形式などもあります。

音質をさらに高めたい場合は、データを圧縮しないWAVE形式やm4a形式に対応できるアプリもおすすめです。

録音アプリのデータを会社のファイルにアップロードしたりグループで共有したりするには、データの共有機能が必要です。また、誤った操作で万が一削除してしまった場合に、データの復元ができるアプリを選んでおくと良いでしょう。

ここからは、機能別のおすすめ無料録音アプリをご紹介します。使う目的に合わせて、自分に合ったアプリを選びましょう。

iOSの標準アプリであり、シンプルで使いやすいことから録音アプリの初心者におすすめです。ストレージに空きがあれば無制限で録音でき、録音データはiCloudへの保存やシェアなどもできます。トリミングや再録音などが可能であるほか、ノイズの除去もでき、編集機能に優れているのがボイスメモの大きな特徴です。

一方で、無音カットにより必要な音声まで消される可能性があったり、リピート再生ができなかったりする点には注意が必要です。

Digipomの簡単ボイスレコーダーは、音により作られる波形を見ながら操作でき、シンプルな操作が多くの支持を受けています。アプリを開いて録音ボタンを押すだけですぐに録音でき、無音の箇所や録音が不要な箇所は波型を見ながらカットできます。

再生速度の変更もできるほか、iPhoneでは音声の文字起こし・Androidでは録音画面のウィジェットへの表示が可能です。

PCM録音は高音質の録音ができるアプリであり、録音時の音声の劣化がほとんどありません。きれいな音質で録画や再生ができるだけでなく、保存後のデータの編集機能も備わっているため、音楽の編集に使いたい場合や動画に音楽や音声を挿入したい場合に便利です。iTunesと同期すると、録音ファイルをパソコンで操作することもできます。

高音質である反面、スマホの容量が圧迫される可能性があり、特に容量が少ないスマホでは注意が必要です。

StudioZebraのボイスレコーダーの特徴は、0.5倍速から2倍速の間で再生スピードを0.1倍速ずつ調整できる点です。シンプルで使いやすくなるよう、機能は最低限に絞られており、簡単に操作できます。

リピート再生機能の搭載で、何度も繰り返し再生でき、長時間のバックグラウンドでの録音や再生も可能です。データファイルは、メールだけでなくiCloudやDropboxへも送信できます。

Androidで使用可能な録音アプリで、ワンクリックで高音質の音声データが無制限で録音・再生可能です。ボイスメモだけでなく、会議の録音や音楽の構成の録音などにも、とても便利です。

主な機能には、ノイズ抑制・エコーキャンセルなどがあり、クリアな音を楽しめます。WAVE・MP3・m4aなどのファイルに対応しており、幅広い場面で活用できます。

会議の議事録作成に録音アプリを活用する場合、文字起こし機能は必須です。ここでは、文字起こし機能がついた無料録音アプリを3つご紹介します。

Samsungのボイスレコーダーは機能性に優れており、録画データのテキスト化やバックグラウンドでの録音機能・ブックマーク機能なども兼ね備えています。データ共有機能もついているので、社内で議事録を共有するのに便利です。

文字起こしアプリの中でも、音声認識率が特に高く、会話を録音しながらAIによる文字起こしが可能です。スピーディーかつ高精度の文字起こしで、音声をテキストに自動変換でき、手作業による手間を省くことができます。

文字起こしは42の言語に対応しており、国際会議にも活用可能。Google機能と連携し、Chrome内の音声を直接テキスト化したり、Googleドライブのリンクを貼り付けると自動で文字起こししたりすることも可能です。

Texterは、音声の文字起こしだけでなく、画像や動画ファイル・PDFファイルからも文字起こしができる点が大きな特徴です。会議の議事録作成に活用できるよう、話者の認識が可能になっているほか、保存データはリストで管理できます。AI文字認識機能で、話者の認識だけでなく文字起こしの要約も可能です。

IPhoneで録音したボイスメモも、直接Texterへアップロードすると文字起こしができ、保存・管理がしやすくなります。

録音アプリの中には、通話録音が可能なものも多数存在します。その中から、使い勝手の良いアプリを3つご紹介します。

CallRecorderは、IPhone用の無料通話録音アプリで、かけた電話とかかってきた電話の両方を無期限に録音でき、瞬時に再生できる便利なアプリです。シンプルで分かりやすい画面表示で、直感的に操作できます。

登録された電話帳と自動的に同期され、録音や録音データの管理も簡単です。通話時間に制限はなく、 1時間以上の通話でもサポートされます。

発着信の電話を時間無制限で録音できるアプリで、高品質の録音とワンタップによるテキスト変換機能が備わっています。AppleWatchやiメッセージアプリとの連携が可能なほか、パスワード設定への対応によりセキュリティも強化されています。バックグラウンド再生機能もあり、使い勝手が良いと評判です。

数回タップするだけで、発信・着信両方の通話を録音できます。あらゆる会話を保存できるほか、保存データに簡単にアクセスでき、通話記録を幅広い場面に活用可能です。簡単操作で通話を保存できるアプリを探している人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介したように、録音アプリにはさまざまな機能があり、目的に合ったアプリを選ぶことが大切です。録音したい内容や活用目的を明確にしたうえで、アプリを選ぶようにしましょう。