iPad対応イラストアプリおすすめ8選！初心者から上級者まで利用したい注目アプリ

イラストアプリは、スマホやタブレットで気軽に絵や漫画が描けるアプリであり、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応しています。しかし、イラストアプリは種類が多く、アプリによって機能や操作性、ツールの種類が異なるため、どのような基準で選ぶべきなのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、iPad対応のおすすめイラストアプリを紹介します。イラストアプリを探している方は、ぜひ参考にしてください。

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イラストアプリとは、スマホやタブレットの画面でイラストを描くことができるアプリです。紙や絵具などの用意をする必要がなく、気軽に液晶を専用のペンでなぞるだけでイラストを描くことができます。同様に、デジタルのイラストや漫画なども描けるため、思い立ったときに描ける気軽さが魅力です。

ワンタップでブラシやペンなどツールを変えられ、間違ったところは何度も消して描き直せるなど、デジタルならではの利便性の高さも大きなメリットといえるでしょう。

iPad対応イラストアプリを選ぶ際には、自分のレベルや用途を考慮することをおすすめします。

それぞれの選び方について、詳しく解説します。

イラストアプリを使う際に、自分のレベルに合ったイラストアプリを選ぶことが大切です。例えば初心者の方が、ツールが豊富で操作が複雑な有料アプリを選んでも、使いこなせず持て余してしまう可能性があります。

そうならないためにも、自分のレベルを把握し適したものを選びましょう。

子どもや初心者の方におすすめなのは、画面・機能ともにシンプルで使い勝手の良いイラストアプリです。機能やツールの多さは二の次で、まずは直感的にツールを選べるわかりやすいアプリを選びましょう。

シンプルなアプリで基本的な使い方を覚え、慣れてきたところで機能が豊富なイラストアプリに切り替えるなど、ステップアップすることをおすすめします。

中級・上級の経験者の方はストレスを減らし快適に描ける、機能やツールの種類を重視したイラストアプリを選ぶことをおすすめします。

ブラシの太さや色調、フィルターなど細かく微調整できるアプリであれば、よりクオリティの高いイラストに仕上がるでしょう。

イラストアプリを選ぶ上で、機能性を重視することも大切です。デジタルイラストを描きたい方はレイヤー機能が豊富なアプリを選ぶなど、自分の目的や用途に合ったアプリを選びましょう。

使用するブラシによってイラストの雰囲気が大きく変わるため、ブラシの多さを考慮することも大切です。標準搭載のブラシ数が多いアプリの方が、より多彩な表現ができます。

また、WEB上で配布されているブラシを使いたい方は、イラストアプリが「Photoshopブラシ」に対応しているかどうかもチェックしましょう。

幾何学的なベクターイラスト（ロゴやアイコンも含まれる）を描きたい場合は、正確な線画機能が搭載されたイラストアプリがおすすめです。

ベクターイラストとは、線などの形状が数値化されており、縮小や拡大などの編集をしても画質が劣化しない特徴があります。幾何学的なイラストのほかにロゴやアイコン、デジタルイラストの線画にも適しています。

編集したイラストをデータとして保存する際、対応しているファイル形式もチェックしましょう。「CLIP STUDIO PAINT」の拡張子「clip」や「SAI」の「sai」など、独自の保存形式を採用している場合があります。また、描いたイラストをWEBで公開する場合は、アプリが「jpg」や「png」などに対応しているかどうか、事前に確認してください。

印刷する場合は、「psd」や「tif」などに対応している必要があります。ただし、入稿する印刷会社や出版社によってルールが異なる可能性もあるため、事前に入稿先で対応しているファイル形式も確認しておきましょう。

iPadで使えるイラストアプリには、無料で使えるものと有料で使えるものがあります。

有料版は使える素材（ペンの種類やコマ割、トーンや背景など）が豊富ですが、種類が多すぎて持て余してしまう可能性もあるでしょう。初心者の方やイラストアプリを試してみたいという方は、まずは無料のイラストアプリを使ってみましょう。

「CLIP STUDIO PAINT」など、本来は有料でも一定期間は無料でお試しできるアプリもあります。目的や用途に合わせて有料アプリの利用を検討している方は、まず無料期間でお試ししてみることをおすすめします。

おすすめのiPad対応イラストアプリを8つ紹介します。

それぞれのアプリの特徴や概要について、詳しく見ていきましょう。

まるで水彩画のような、絵具の質感を表現できるイラストが描けるアプリです。iPadのイラストアプリの中では定番であり、200種類以上のブラシを使うことが可能。無機質ではない自然な質感のイラストに仕上がるため、水彩画や油彩画をiPadで描きたい方におすすめです。

無料プランはなく、2,000円の買い切りプランを購入する必要があります。買い切りなので、月額で料金が発生することはありません。

通常プランは月額480円、上位プランでは月額980円で使える有料のイラストアプリです。イラストだけでなく漫画やアニメーションにも対応しており、作画にも便利な3Dモデルや背景・小物などの素材、トーンなどのツールを「CLIPPY」と呼ばれるポイントを使用してダウンロードできます。

ほかのユーザーが公開している素材も利用できるため、必要なものは大体手に入るでしょう。とにかく機能が充実しているので、とことんこだわりながらイラストを描きたい方におすすめです。

スマホやタブレットでイラストが描ける無料のアプリです。47,000種類以上の豊富なブラシに加え、23,000以上の素材が用意されています。基本機能は無料ですが、月額300円または年額3,000円のプランに加入すると、プレミアム素材や紙質、20GBのクラウドストレージ容量などの機能が利用できるようになり、利便性が高くなります。

無料でも普通にイラストを描くことは可能なので、利用を検討している方はぜひ気軽に試してみてください。

Adobe Frescoは無料と有料の2種類のプランがあり、無料プランでも50種類以上のPhotoshopのペイントブラシを利用できます。油彩画や水彩画のような質感のブラシが充実しており、ぼかしツールで色を混ぜることも可能です。PhotoshopやIllustratorであれば書き出しや取り込みをせずに、アプリで開くことができる点も魅力。

レイヤーは無制限なので、1つ1つのパーツを細かく丁寧に描きたい方にもおすすめです。有料プランは月額1,150円ですが、1,000種類以上のブラシやフォントにアクセスできるなど、より充実した機能が使えますよ。

「MediBang Paint for iPad」は1,000種類以上のトーンと60種類以上のフォントが利用できるので、漫画を描きたい方に適しています。ブラシも180種類以上用意されており、自分好みに調整も可能です。フィルターや背景ブラシも豊富なので、幅広い表現の作品を作れるでしょう。

無料利用もできるため、初心者で漫画を描いてみたいと考えている方におすすめです。

「Animation Desk」は、PCやタブレットなどでアニメーションを作成できるアプリです。アニメーションとして作成するだけでなく、画像として書き出すことも可能です。基本機能は無料で使えるうえに、UIもポップでわかりやすいので、初心者の方にも適しているでしょう。

「Artstudio Pro」は、水彩画や油彩画のような質感のブラシが充実しているイラストアプリです。レイヤーは無制限で作成可能であり、クリッピング機能（下塗りした色の範囲外にはみ出さなくなる機能）、色彩や明るさを変える調整レイヤーが13種類あるなど、必要な機能が一通り揃っています。

「Sketchbook」は無料で使えるイラストアプリであり、アナログに近い質感のブラシが充実しているのが特徴です。「美術」や「デザイナー」、「アーティスト」などのカテゴリ別にテクスチャを選べるため、自分の絵の雰囲気に合ったものが見つかるでしょう。レイアウトもシンプルでわかりやすいので、初心者の方にもおすすめです。

イラストのレベルや用途・目的によって選ぶべきiPad対応イラストアプリは異なります。自分がどんなイラストを描きたいのか、どんな機能を使いたいのかをよく考えて、適したものを選ぶことをおすすめします。技量やニーズに合ったアプリを選ぶことで、より快適に楽しくイラストを描けるでしょう。