2024.07.21 更新

防音カーテンのおすすめ14選！おしゃれで遮光・断熱機能のある商品を中心にご紹介

室内の生活音や外から入ってくる騒音を軽減してくれる「防音カーテン」。防音だけでなく遮光や断熱ができるものもあり、機能性とおしゃれさを兼ね備えたものが多く販売されています。この記事では防音効果を重視する方向けの選び方やおすすめ商品をご紹介しているので、カーテン選びに迷った際はぜひ参考にしてください。

※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。

この記事で紹介されている商品

ニトリ遮熱で省エネもできるカーテンリラ

Amazon

Sun Zero ソーホー遮光カーテン

Amazon

シーフィールド完全遮光断熱防音カーテン

Amazon

もっとみる

防音カーテンのメリット

防音カーテンは、部屋の音が気になる方におすすめのアイテムです。密度の高い生地や樹脂コーティングなどによって、音を吸収または反射する仕組みになっています。ガラス窓は壁と比べて薄いうえに、開け閉めできるようになっているので音が通過しやすいですが、防音カーテンを掛けておけばそれを防げますよ。音を吸収するタイプは室内から室外への音漏れ対策に、音を反射するタイプは室外から入ってくる騒音の対策におすすめです。

防音カーテンの選び方

防音カーテンを選ぶ際には、サイズや重さ、コーティングが何層かなどをチェックしてしっかり防音できるものを探しましょう。遮光や断熱、防炎などの便利な機能がついたものについても解説します。

1.サイズで選ぶ

カーテンは窓にぴったりのサイズでなければ、遮光や防音などが十分に機能しないため、サイズ選びは慎重に行いましょう。まずカーテンの幅は、窓自体のサイズではなくカーテンレールを基準に決めることが重要です。またレールの長さぴったりのものを掛けると、カーテンを閉じた際に隙間が開いてしまうことがあるので、5％ほど余裕を持たせて幅を選ぶようにしてください。

カーテンの丈は、基本的にはレール下から窓枠の一番下までの長さに15〜20cmを足した長さがおすすめです。なお窓が床に接している掃き出し窓の場合は、床から1cmほど短いものを選んでくださいね。またはあえてカーテンの裾が床につくサイズを選ぶのも1つの方法です。カーテンがたっぷりと床に垂れるゴージャスな「パドリングスタイル」にしたいなら、長さに10cm以上の余裕を持たせましょう。

2.重さで選ぶ

防音カーテンの遮音性の高さは、生地の密度や厚み、層の数などに左右されます。一般的に生地が厚くて重いものほど遮音性が高くなるので、可能な範囲で重いものを選ぶのがおすすめです。なお、カーテンレールの耐荷重量は種類やサイズによって異なるものの、ほとんどの場合10kgまでは対応しています。家庭用のカーテンを取り付ける程度であれば、特に心配する必要はありません。とはいえ賃貸などで不安な場合は、大家さんや不動産会社などに確認しておくとよいでしょう。

3.コーティングの有無で選ぶ

防音カーテンは生地表面に、防音性能を高めるための樹脂やアルミなどのコーティングが施されています。このコーティングの層が多ければ多いほど防音性能が高くなるため、コーティングの有無や層の数をチェックしてみてください。コーティング加工されたカーテンは防音性だけでなく、遮光性や断熱性なども高いものが多いので、カーテンの機能を重視する方にはうってつけです。ただしコーティングが劣化したり剥がれたりする可能性があるため、自宅では洗濯できないものが多い点には注意してくださいね。

4.防ぎたい音の種類で選ぶ

防音カーテンの遮音性は、生地の厚みやコーティングの層の多さでほとんど決まります。日常生活の音であれば3層ほどでも十分ですが、赤ちゃんのいるご家庭や楽器を演奏することがある方なら4層以上のものがおすすめですよ。

大きな騒音には4層以上

4層や5層などの分厚いカーテンは、赤ちゃんの泣き声や楽器の音、ペットの鳴き声といった大きな音を抑えたい方におすすめです。層が厚いほど生地の隙間が少なくなり、防音性能が高まります。また、4層や5層の防音カーテンは遮光性能や断熱性能が高いものも多いので、多機能なものを求める方はできる限り層が多いものを選んでくださいね。

さらにベルベットのような起毛素材や生地表面に凹凸がある素材なら、より音をしっかりと吸収してくれますよ。カーテンと窓との間に隙間ができにくい、カーテンボックスやBフック（カーテンレールが隠れるタイプ）を活用するのもよいでしょう。

日常生活の騒音なら3層ほど

テレビの音や話し声など、日常生活のちょっとした音を抑えたいだけなら、3層のカーテンでも十分です。層は多いほど防音性能が高くなりますが、その分重さも増して取り付けが大変になるので、バランスを考えましょう。

もし3層までの防音カーテンでもしっかり遮音したい場合は、防音のレースカーテンや、窓に貼り付ける防音シートなどを併用してみるとよいですよ。分厚くて重いカーテン1枚よりも、重すぎないカーテンとレースカーテンの2枚のほうが取り付けやすいでしょう。洗濯などでこまめにつけ外しする方や引っ越しが多い方は、層が多すぎないものを選んでくださいね。

5.便利な機能で選ぶ

多層コーティングされた防音カーテンには、防音以外にも遮光や断熱など、さまざまな機能が備わったものがたくさんあります。室内の環境をより快適に整えたい方は、ぜひ付加機能もチェックしてみてくださいね。

遮光

遮光機能のあるカーテンは、紫外線による肌や家具などへの影響を防ぎたい方や、部屋を真っ暗にして睡眠環境を整えたい方などにおすすめです。紫外線の中でも肌に影響を及ぼすとされるUV-Aは窓をすり抜けて入ってくるため、美容好きの方は遮光性の高いものを選ぶとよいでしょう。また夜勤などで昼間に就寝する方にも、部屋を真っ暗にできる遮光カーテンはおすすめです。

断熱

断熱性の高いカーテンは、部屋の冷暖房効率を高めたい方にぴったりです。夏場は外から熱気が入るのを防ぎ、室内の温度上昇を抑えられます。また、冬場も外からの冷気が入ってきたり、室内の暖かい空気が外に逃げたりするのを防いでくれるので、快適に過ごせます。1年を通して冷房や暖房が効率的に機能し、電気代の節約にもなりますよ。

なお、断熱と似たもので「遮熱」があります。断熱は熱や冷気を「通しにくい」のに対し、遮熱は外の熱を「反射する」ことで夏場の室温上昇を防ぐという点が大きな違いです。冬場も活躍するものを使いたいなら、遮熱ではなく断熱機能の付いたカーテンがおすすめです。

防炎

一般的なカーテンは布でできているため燃えやすいですが、繊維に防炎加工が施された燃えにくいカーテンもあります。カーテンは天井近くまでの高さがあるため、万が一火がついてしまった場合、一気に燃え広がる可能性が高く大変危険です。

その点、防炎加工済みのカーテンなら部屋全体に燃え広がるまでの時間が長くなるので、逃げるまでの時間が確保できます。防炎加工されたカーテンは決して「燃えない」わけではありませんが、「燃え広がりにくい」という特徴があるため、防災の面を重視したい方はぜひ防炎加工のカーテンを選んでください。