楽天デビットカードが使えない!原因と対処法をわかりやすく解説
即時決済が行える楽天デビットカードは日常のショッピングをより便利にしてくれます。しかし海外のお店やネットショッピングでは利用できる場所が限られていることもあるため、問題が起きた場合の原因の調べ方や問い合わせ先について学んでおきましょう。
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楽天デビッドカードって何?
楽天銀行では楽天銀行デビッドカード、通称「楽天デビッドカード」を取り扱っています。今やショッピングを楽しむためにカード払いはもちろん、ポイントなどを賢く貯めていくためにも不可欠ですが、楽天デビットカードはその良い選択肢となってくれるものです。近年は利用している人も増えてきています。
楽天デビッドカードの概要とカードとしての種類
楽天デビットカードはクレジットカードとは異なり、決済金額は楽天銀行の口座の残高から即時引き落とされます。クレジットカードの場合、毎月の引き落とし日に1か月分の利用額がまとめて引き落とされますが、デビッドカードはその場で即支払いとなるのが大きな特徴です。
そのため、口座残高以上の金額の決済は行うことができません。クレジットカードだと際限なく利用してしまうという人の中には、この特徴を活かし、無駄遣いをしすぎないように専用の口座とカードを設け、残高の範囲で買い物できるデビッドカードを選択している人もいます。不正利用検知や監視機能など、セキュリティも万全なので、クレジットカード同様に安心してネットショッピングなどに利用できるのも魅力です。
楽天デビッドカードは、クレジットカードの国際ブランドMastercard、JCB、Visaの種類から選べて、カードによって年会費が変わります。発行手数料はいずれのカードでも無料です。
楽天デビッドカードが使えない!考えられる様々な原因
口座の残高を利用して賢く支払いできるデビッドカードですが、一定の条件によってはカードが使えないというケースが出てくるので注意してください。便利ではあるものの、万能なカードというわけではなく、うっかりミスで使えないというようなことも起きてくるので、その原因についてはあらかじめきちんと理解しておきましょう。
支払い対象外や残高不足の可能性
楽天デビッドカードが利用できない場合、お店が支払い対象外、あるいは残高不足といったことが原因として考えられます。楽天デビッドカードは、海外のお店での利用、楽天Edyのチャージなど楽天デビットカード(JCB)を利用した高速料金などの支払いが気をつけてください。
また、ガソリンスタンドでの給油の支払いについても、口座の残高が1万円を切っていると利用不可といった条件があります。ネットショッピングなどでも、口座の残高が単純に足りなければやはり決済できません。
未精算や未払いが発生している
楽天デビッドカードは即時決済が基本であるものの、一部の店、特に海外のネットショッピングでは後日請求や後払いとなるケースがあります。そのため、引き落としのタイミングによっては口座の残高が足りず、未精算となるようなことが起き、利用に制限がかかってしまうのです。店側の都合によっては、支払いから決済まで2週間以上ものタイムラグが発生することもありますから、利用明細はこまめにチェックしてくださいね。
ロックがかかっていたりICチップが破損していたりするケース
楽天デビッドカードには、デビットカードとキャッシュカードそれぞれの暗証番号が設定してあります。キャッシュカード用はATMで現金の引き出しや残高照会をする場合、デビット用は支払いや海外のATMで現金を引き出す場合に必要となる暗証番号です。この暗証番号を間違えてしまうと、不正利用を疑われてロックがかかり、カードが使えなくなります。
ロックを解除するには、カスタマーサポートに連絡を入れて解除してもらわなければなりません。暗証番号を間違えてロックがかかってしまったというケースは意外とあるので、うっかりミスの無いよう気を付けてください。
また、カードのセキュリティや口座の残高に問題が無くとも、カード自体のICチップや磁気に問題があると利用できません。チップの破損や磁器不良は、日頃の何気ない取り扱いで起こってしまうため、気を付けてください。携帯電話、バックや財布の留め具、各種カードキーや車の電磁ロックキーなどでも磁器不良は起こります。単体のカードケースに保管するなど、取り扱いに注意すれば防げる問題なので心得ておいてください。
楽天デビッドカードが使えない時に試すべき対処法
いざ使おうと思ったときにカードが利用できないと、焦ってしまうものですよね。そういったときにパニックにならないためには、対処法を知っておくことが大切です。実店舗とネットショッピングそれぞれで問題なく支払いを済ませるためにも、正しい対処方法はしっかり心得ておいてください。
クレジットカードのブランド名を伝えて支払うか、即時入金をする
デビットカードのことを店員が知らないことが原因で使えない場合もあるでしょう。そんなときは、デビットカードのブランド名を支払い時に伝えてみると良いでしょう。ブランド名を伝えてカードを提示すると、クレジットカード支払いと同様に暗証番号の入力やサインをすることで決済を完了することができます。
口座の残高が足りずに決済ができないという場合には、速やかに残高を確認し、入金を行いましょう。残高不足が問題の場合には、入金すれば問題なく決済が行えます。年会費が有料のカードの場合、会費の未払いが原因でカードが使えなくなっていることもあるので気を付けてくださいね。その際は、会費未払いに関するメールやお知らせが届いているはずなので確認してください。
原因がわからない場合はお問い合わせ!連絡先はあらかじめ確認しておこう
何が原因でデビットカードが利用できなくなっているのかわからない場合には、カスタマーセンターに問い合わせましょう。楽天銀行カスタマーセンターに問い合わせれば、何が原因で使えなくなっているかも調べてもらえますし、解決方法についても指示を受けられます。
特に実店舗での決済となると、その場ですぐに自分で原因を判断するというのも難しいものです。カードの裏面に問い合わせ先が記載されているのでチェックしましょう。いざというときにどこに連絡を入れたらいいかをあらかじめ確認しておくことも大切ですね。
利用停止を再開するには?方法と流れ
デビットカードの利用停止に関して、自ら設定をしている場合には自分で再開の手続きを行うことが可能です。楽天銀行にログインした後、自分のアカウントを選択、画面をスクロールし、セキュリティ設定を選択してください。
デビットカード利用制限という項目があるのでこれを選択し、利用停止を解除するよう切り替え、または「利用限度額を変更する」を選ぶことで、デビットカードが利用できるようになります。利用限度額を設定する際には、変更後の限度額を入力します。
暗証番号の入力をミスしてしまい、利用がロックされている場合には、カードの利用を停止した後に再発行が必要です。この場合は楽天銀行へログインした後、画面をスクロールしてカード利用状況・お申込の項目を選択、続いてカード情報を選択、「カード紛失・盗難のお届」を選択して停止するカードにチェック、必要事項を入力・確認してからカード再発行を行います。
この際、楽天銀行の暗証番号を入力しなければなりませんが、忘れてしまった場合には、カスタマーセンターに問い合わせれば確認が可能です。この番号はキャッシュカード用暗証番号を指しますが、意外と忘れていたり勘違いしていたりすることが多い番号なので、不安な場合は先に問い合わせをして確認しておいたほうが安心ですね。
もしもの時の対処法をしっかり心得て利用しよう
楽天デビットカードは、口座の残高を利用して即時決済できる非常に便利なカードです。残高以上の買い物をすることはできないため、持っているお金以上の無駄遣いをせずに済みます。クレジットカードのように引き落とし日に合わせて返済に困るということがないのは特に安心できますよね。
クレジットカードだと使いすぎてしまうのが心配という人は、ネットショッピング用の口座を設けて決まった金額を入金し、そのなかでお買い物を楽しむといった利用をするのもおすすめです。ポイントも貯まるので、現金払いよりもお得です。
ただし、デビットカードは支払いに関して万能なわけではなく、利用できないケースもいくつかあるので、この点は理解しておくことが大切です。支払い対象外、残高不足など、どういった時に利用できないかを理解しておけば不便することもないので、あらかじめ確認しておきましょう。
また、万が一使えない場合にどうしたらいいか、ロックがかかってしまったときの解決方法なども確認しておくと、いざというときにスムーズに対応できます。
楽天カードは楽天グループをよく利用している人にはおすすめのクレジットカードといえます。全部で10 種類あるのですが、それぞれ異なる特徴を有しています。年会費やサービス内容などに違いが見られるので、これから入会する人は自分に合ったカードを探してみてくださいね。
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