楽天モバイルの料金はどのくらい?プランの内容や料金を抑えるコツもご紹介
「楽天モバイル」の大きな特徴は、データ通信が無制限であっても安いプランです。ほかにも格安スマホを売りにしているキャリアは多くあるものの、楽天モバイルでは低価格を実現しながら大手にも負けないサービスが展開されています。
本記事では、楽天モバイルの特徴や内容、料金プランなどをご紹介いたします。他社との料金やデータ通信量の比較も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください!
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楽天モバイルの特徴
既に楽天ユーザーの方はご存じかと思いますが、楽天モバイルの特徴と言えば格安スマホです。ほかにも格安スマホを売りにしているキャリアは多くあるものの、データ通信が無制限であっても安いプランは楽天独自のポイントではないでしょうか。
また、楽天モバイルと契約しているだけで楽天ポイントが付くところも嬉しい特典です。キャリア決済を使って楽天市場で商品購入をすれば、更にポイントバックがあります。楽天ポイントを月々の携帯料金に使用できることも便利な機能のひとつです。
楽天市場を利用する機会が多い人にとっては、楽天モバイルに切り替えることで楽天ポイントが貯まりやすくなるのは大きなメリットでしょう。
Rakuten Linkという通話アプリを使えば国内通話が無料であることも、さまざまなコミュニケーションに役立ちます。
以下では、楽天モバイルの特徴をさらに詳しく解説いたします。
月額の利用料金と通信料
楽天モバイルの月額料金は、大手キャリアに比べるとかなり安い傾向にあります。比較対象が大手キャリアなのは、楽天モバイルのプランがデータ使用無制限であるためです。
データ使用無制限プランが導入されているのは大手キャリアがほとんどであるため、他の格安スマホを売りにしているキャリアとの差別化を図っています。
また、大手キャリアとの違いは、大手はデータ通信の容量でそれぞれプランを用意しているのに対して、楽天モバイルは1つのプランしかありません。その月に使ったデータ通信量にあった料金を請求されるシステムです。
そのため、あまり使わなかった月は安く、使った月は無制限プランの料金の支払いで済みます。現在は、Wi-Fiが各場所に設置されていることもあり、わざわざプラン変更して節約するという手間もかかりません。
プランの内容
先述した通り、楽天モバイルの料金プランは1つしかありません。その1つのプランで全契約が完結するように、データ使用量により支払金額が変動する仕組みとなっています。
では、ほかのキャリアとの比較をしてみましょう。
料金比較とデータ使用量
まずは、大手3社との比較してみます。
docomo
1社目はdocomoです。docomoのプランは大きく分けて3つのプランがあります。
1つ目が「eximo」というプランです。このプランは楽天モバイルと同じようにデータ通信量によって変動するプランになっています。ただ、基本料金の設定が比較的高く、割引を利用したとしても楽天モバイルの料金よりは高くなってしまうかもしれません。
2つ目が「ahamo」というdocomoが運営する格安プランです。20Gまでの通信量であれば楽天モバイルよりも安いプランです。ただ、楽天モバイルのようにポイント還元されるものがない、というところが大きな違いではないでしょうか。また、データ使用も無制限ではないようです。
3つ目が「irumo」というプランです。3G、6G、9Gとデータ使用量に合わせたプランを選択できるプランです。このプランの場合、docomoの各種割引に対応していますが、使えるデータ量が限られているためよく検討しなければなりません。
au
続いて2社目はauです。auのプランも大きく分けて3つです。
1つ目が「使い放題MAX」というデータ使用量無制限のプランです。データ使用量によって料金が変動することはありません。料金は、各種割引を使っても楽天モバイルより高い傾向にあります。
2つ目が「スマホミニプラン」です。1G、2G、3G、4Gとデータ使用量によって変動するプランで、1G以下であれば比較的安くお使いいただけます。それ以上通信量を使う場合は「使い放題MAX」のほうがお得でしょう。
3つ目が「スマホスタートプラン」です。docomoの「ahamo」と類似しており、20Gまで使えるプランになっています。ただし、1年目は「ahamo」より安いものの、2年目以降は高くなります。
ソフトバンク
3社目はソフトバンクです。ソフトバンクのプランも大きく分けて3つあります。
1つ目は「メリハリ無制限+」というプランです。2G以下のデータ通信使用量であれば安くなりますが、それ以上使った場合、各種割引を使っても2社同様に料金は高くなります。
2つ目が「ミニフィットプラン+」です。これはauの「スマホミニプラン」とほぼ同じです。ソフトバンクの場合は、1G、2G、3Gまでとなっています。
3つ目が「スマホデビュープラン+」です。これもauの「スマホスタートプラン」と同じような内容です。ただし、4Gと20Gのプランからお選びいただけます。
楽天モバイルの月額料金を抑える方法
楽天モバイルで契約していても、出来る限り支払いを少なくしたいと考える方も多くいらっしゃいます。そのような方に向けて、楽天モバイルで月額料金を抑える方法をご紹介いたします。
データ使用量の見直し
楽天モバイルのプランでは、使ったデータ使用量によって支払う料金が決まります。したがって、動画を見たりゲームのインストール等に使ったりするデータ通信量を少なくすることが1つの方法です。
例えば、公共Wi-Fiの積極的な利用でデータ通信料を抑える、自宅にインターネットを開通させてWi-Fi利用するなどです。キャリアのデータ通信さえ使わなければ、どれだけ使っても料金は上がりません。特に、公共のWi-Fiは都会であれば多くの場所に設置されていますし、今ではコンビニやファミリーレストランでも時間制限があったりしますが、Wi-Fiが使用できます。
どうしても外出時にデータ通信をする場合は、動画等のデータ通信量を大量に使う行動を避ける、もしくは、ダウンロードできるのであれば事前にしておく、といった行動が大切でしょう。
オプションの見直し
次にオプションを付けているのであれば、一度見直してみることも大切です。
楽天モバイルの場合、OS標準アプリでの通話が15分以内無料のオプションというのがあります。Rakuten Linkという通話アプリを使用する場合は、必要なのかどうかは検討すべきでしょう。
今はLINE等のネット回線で通話できるアプリも多く出回っていますので、本当に通話に関してのオプションが必要なのかはご自身の環境と相談してみると良いかもしれません。
また、国際電話かけ放題や海外でのデータチャージというオプションもあります。
この辺りは必要に応じて選択する必要がありますが、基本的に日本国内でしか使用しない場合は、見直しをしてみても良いでしょう。海外旅行の頻度が高い方や海外関係のお仕事をされている方などは便利ですが、万が一のために契約しているのであれば再検討してみることもおすすめです。
そして、Rakuten MAGAZINとRakuten musicといったサービスのように、90日無料となっていて無料期間中だけ登録する方も多いでしょう。こういったものも解約を忘れて放置してしまうと、それ以降は月額料金が掛かるので注意が必要です。
Rakuten Linkとは?
Rakuten Linkは、日本国内での通話であれば無料で利用できるアプリです。相手がRakuten Linkを使っていなくても電話できるという嬉しいサービスが備わっています。
楽天モバイルの場合、このアプリを使うだけで通話量が無料なわけですから、OSに標準装備されている通話アプリを使うよりもお得になります。一部無料でない通話もありますが、個人に電話するのであれば無料の範囲です。
Rakuten Linkは、通話だけでなくメッセージやスマホ決済、ニュースを見ることもできます。マルチに活躍してくれるアプリになるので、重宝する場面も多いのではないでしょうか。
楽天モバイルの料金について知ろう
楽天モバイルについて料金面で他社と比較してみましたが、楽天モバイルのほうが比較的安い傾向にあります。また、楽天ポイントの還元があったり、還元された楽天ポイントで月々の料金を払えたりと、低価格を実現しながらも大手にも負けないサービスが展開されています。
楽天ユーザーであっても、月々の料金を少しでも安く支払いできるような工夫も欠かせません。楽天モバイルは月々の基本料金のベースが安いため、さらに工夫することで大幅な節約が可能です。浮いたお金で家族や友人と外食に行ったり、別の出費に充てたり有効的に活用できるでしょう。
スマホ業界は大手がまだまだ強い影響力を持っていますが、今後の楽天モバイルやサービスにも注目していきたいところです。(2024年現在)