
【プロ監修】Kindle端末のおすすめ7選〈2025年〉選び方や高機能モデルも紹介
漫画や雑誌などの電子書籍をAmazonで購入して読むときにおすすめなのが、読書に特化した「Kindle端末」。しかし、さまざまなモデルが販売されているので、自分にはどれが合っているのか迷いますよね。
そこで、この記事ではKindle端末の選び方を家電製品アドバイザーがわかりやすく解説!Kindle端末のおすすめ商品もご紹介します。ぜひ端末選びの参考にしてくださいね。
※監修者には「選び方」と一部おすすめ商品について解説してもらっており、その他の商品の選定には関わっていただいておりません。
監修者
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア
- パソコン・周辺機器
- 家電
webライター。家電量販店に約10年勤務し接客・販売を経験。家電製品アドバイザーと家電製品エンジニアの資格をもつ。現在は家電量販店の中の携帯電話部門をメインとして売り場に立っており、携帯電話・タブレット・光サービスなどの通信商品を主に扱う。子育てをしながら、主に家電に関する記事を執筆するライターとして活動中。
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紙のような質感で読めるKindle専用端末
Kindleは、アプリをスマホやタブレット端末などにダウンロードすることでAmazonで購入した電子書籍が読めるようになる電子書籍サービスです。そんなKindleは、専用の端末が販売されています。
- 紙に近い感覚で読めて目に優しい
- 端末の中にたくさんの書籍を保存できる
- エコで持ち運びに便利
通常のタブレット端末でも電子書籍は読めますが、「電子書籍より紙で本を読みたい」という人向けに紙の質感を備えています。端末自体が自分の本棚になるのが魅力ですよ。
監修者が解説!Kindle端末の選び方
Kindle端末は、キッズモデルからタッチペン付きの大画面モデルまで、ラインナップはさまざまです。ここからは、Kindle端末の選び方についてご紹介します。
持ち運びやすさと見やすさで画面のサイズで選ぶ
Kindleの画面サイズは、6インチ、7インチ、10.2インチの3種類があります。
メリット | 適した用途 | |
---|---|---|
6インチ | コンパクトで軽量 | 通勤・通学時やスペースが限られた場所で読む |
7インチ | 持ち運びやすさと読みやすさのバランスが良い | 家と外出先両方で使う |
10.2インチ | 大画面で見やすい | 読書のほか、メモやノート代わりとして使う |
文庫本を読みたい人は画面の小さい端末を、雑誌を読みたい人は画面の大きな端末を選ぶと、紙の書籍と変わらない感覚で読書できるでしょう。とはいえ「文庫本は小さくて文字が見えにくい」というような場合は、画面の大きな端末を選ぶことでより見やすくなりますよ。
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア
読みたい書籍で容量を選ぶ
Kindle端末には16GB、32GB、64GBのモデルが展開されています。多くの電子書籍を保存したい場合は、容量の大きいKindle端末を選びましょう。
1GBあたりの保存冊数目安 | 16GBあたりの保存冊数目安 | |
---|---|---|
小説やビジネス書、文芸書など | 約350冊 | 約5,600冊 |
漫画、雑誌など | 約20冊 | 約320冊 |
主に活字の多い書籍を読む場合は16GBで十分で、漫画やイラストの多い本を読む場合は16GB以上のモデルを選ぶのがおすすめです。容量を気にしたくない人は64GBを購入しておけば間違いないでしょう。
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア
読みたい書籍によって、容量選びは重要なポイントになります。
どこで読むかで接続方法を選ぶ
Kindle端末は接続方法の違う2つのモデルを展開しています。Wi-Fi回線のみに対応したWi-Fi対応モデルと、どこでもつかえる4G対応モデルです。各モデルの特徴を解説していきますね。
Wi-Fi対応モデル
Wi-Fi対応モデルは、Wi-Fi回線がなければ書籍のダウンロードができません。
そのため、Wi-Fi環境がある自宅やカフェで読みたい書籍をダウンロードして、持ち歩くことが基本です。
ポケットWi-Fiやテザリングでデメリットをカバーできますが、別途料金が発生してしまうので、外出先でも電子書籍を購入したい人は4G対応モデルを検討するといいでしょう。
4G対応モデル
4G対応モデルであれば、いつでもどこでも読みたい書籍をダウンロードできます。4G回線の通信費用はAmazonが負担するため、通信費用の心配もありません。
魅力的な4G対応モデルですが、現在の対象機種は「Kindle Oasis 32GBモデル」のみです。完全に選択肢が限られてしまうので、容量が64GB欲しい人や低価格帯のものが欲しい人は、別の機種を検討する必要があります。
家電製品アドバイザーおすすめのKindle端末
ここでは、本記事の監修者で家電製品アドバイザーの谷内えいさんがおすすめするKindle端末をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
3/15現在の価格
価格変動(日別)
日付 | 参考価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
3/15(土) | ¥32,980 | |
3/14(金) | ¥32,980 | |
3/13(木) | ¥32,980 | |
3/12(水) | ¥32,980 | |
3/11(火) | ¥32,980 |
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア
Kindleの良さが詰まった1台です。さまざまなシーンで集中して読書の世界に浸れます。
おすすめのKindle端末6選
ここからは、おすすめのKindle端末6選をご紹介します。それぞれの特徴やスペックを理解し、ぜひ自分に合ったものを選んでくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
デバイスサイズ:174 mm x 125 mm x 8.1 mm
ディスプレイ:6.8インチ反射抑制スクリーン
解像度:300ppi
フロントライト:LED 17個
ワイヤレス充電対応:-
充電ケーブル:USB-C
防水機能:◯
色調調整ライト:◯
明るさ自動調整機能:-
カラー:ブラック、ライトグリーン、デニムブルー
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
デバイスサイズ:174 mm x 125 mm x 8.1 mm
ディスプレイ:6.8インチ反射抑制スクリーン
解像度:300ppi
フロントライト:LED 17個
ワイヤレス充電対応:◯
充電ケーブル:USB-C
防水機能:◯
色調調整ライト:◯
明るさ自動調整機能:◯
カラー:ブラック、ライトグリーン、デニムブルー
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
デバイスサイズ:159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm
ディスプレイ:7インチ反射抑制スクリーン
解像度:300ppi
フロントライト:LED 25個
ワイヤレス充電対応:
充電ケーブル:micro USB
防水機能:◯
色調調整ライト:◯
明るさ自動調整機能:◯
カラー:グラファイト
商品情報
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
デバイスサイズ:157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm
ディスプレイ:6インチ反射抑制スクリーン
解像度:300ppi
フロントライト:LED 4個
ワイヤレス充電対応:-
充電ケーブル:USB-C
防水機能:-
色調調整ライト:-
明るさ自動調整機能:-
カラー:ブラック、デニムブルー
商品情報
Kindle端末のここもチェック!
ここまで、Kindle端末の基本的な選び方とおすすめ商品を見てきました。ここからは応用編として、さらにチェックしたい項目について解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
漫画や雑誌も読むなら画質をチェック
文字を読むだけなら画質は気にする必要ありませんが、漫画やイラストなど絵の細部までしっかりみたい場合は高画質な端末を選ぶといいでしょう。
解像度の数値が高いほど高画質で細部まできれいに表現されます。現行モデルのKindle端末の場合はどの機種を選んでも解像度が300ppiなので、漫画や雑誌なども十分対応できますよ。ただしKindle(第10世代)は167ppiなので、注意が必要です。
予算に合わせて価格で選ぶ
Kindle端末は現在4種類のモデルが展開されており、各モデルによって価格が異なります。
一番安いモデルと一番高いモデルの価格差は約45,000円。以下の表を参考にして、自分の予算に合ったモデルを選びましょう。
価格の目安 | 特徴 | |
---|---|---|
Kindle | 14,980円〜 | 最も安価なベーシックモデル。サイズが6インチとコンパクトで持ち運びやすく、基本的な電子書籍の読書にぴったり。 |
Kindle Paperwhite | 16,980円〜 | 7インチのディスプレイで明るさ調整機能、ブルーライトカット機能を備えた目に優しいモデル。防水機能が搭載され、お風呂やプールサイドでの読書が可能。 |
Kindle Paperwhite シグニチャーエディション | 21,980円〜 | 7インチモデルで、ワイヤレス充電と明るさ自動調節機能が搭載。容量が32GBと通常モデルより大きく、大量の電子書籍の保存に適したモデル。 |
Kindle Scribe | 59,980円〜 | Kindleシリーズの中で最も高価なモデルです。10.2インチの大画面と付属ペンでメモを手書き入力できる機能を備え、Kindle本の文中に手書きメモを直接書き込むこともできる。 |
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア
Kindleにはさまざまなモデルがあり、特徴や機能がそれぞれ異なるので、違いを押さえて選択しましょう。
広告の有無で選ぶ
Kindle端末購入をする際に広告の有無を選べます。
Kindle端末で書籍を読もうとすると画面に広告が表示され、人によってはそれがストレスに感じて読書の妨げにる場合があります。広告ありと比べて2,000円ほど価格は高くなりますが、広告なしを選べばストレスなく快適に読書できますよ。
便利な機能性で選ぶ
Kindle端末にはさまざまな付帯機能があります。
- 防水機能
- 明るさ自動調整機能
- スタイラスペン付属モデル
たとえば防水機能があれば、お風呂やプールなど水回りでも読書を楽しめるでしょう。
屋外や室内など異なる環境で頻繁に読書する人におすすめなのが、明るさ自動調整機能です。夜間の読書でも周囲の明るさに応じて自動で画面の明るさを調節してくれるので、手動で変える手間を省けるだけでなく、目にも優しい機能ですよ。
スタイラスペン付属モデルはメモの書き込みができるため、学生やビジネスマンなど、ノート作成やメモ書きの習慣がある方にぴったりの機能です。
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア
自分の使用シーンに合ったモデルや機能を選ぶことで、読書がより快適になります。
Kindle端末のメリット
ここでは、Kindle端末のメリットについてご紹介します。Kindle端末のメリットは、大きく分けて4つです。
- 携帯性に優れていて持ち運びが楽!
- 目が疲れにくい・文字が読みやすい
- バッテリーの持続時間が長い
- 電子書籍ならではの機能
各メリットについて詳しく解説していきますね。
携帯性に優れていて持ち運びが楽!
当記事のおすすめでご紹介しているKindle端末で、一番重量があるものでも433g、10.2インチの画面サイズです。これは紙の書籍にたとえると、一般的なハードカバーの単行本1冊分の重さに相当します。多くのKindle端末は200g前後なので、持ち運びが楽です。
目が疲れにくい・文字が読みやすい
Kindle端末のディスプレイは、通常の液晶とは異なるE-Ink(電子インク)を搭載しているため、紙の書籍と同じ感覚で読めます。ブルーライトが少なく、目にも優しいですよ。
また、スマホやタブレットのような画面が発光するバックライトではなくフロントライトなので、目が疲れにくく文字が読みやすいという特徴があります。
バッテリーの持続時間が長い
スマホやタブレットと違ってKindle端末はバッテリーの持続時間が長いので、頻繁に充電する必要がありません。
搭載されているE-Incディスプレイは、同じ画面を表示している状態では電力をあまり消費しません。ページを切り替える際に消費するので、省電力面にも優れています。スマホと比べてかなり省電力なので、フル充電で数週間から数ヶ月間バッテリーが持つことも。
メールやSNS通知が無いため、読書に集中できる環境を得やすいこともメリットといえるでしょう。
電子書籍ならではの機能があるモデルも
紙の書籍を読んでいると、文章の中に知らない単語が出てくることはよくあります。大体は知らないまま読み飛ばすか、気になったら辞書だったりスマホだったりで調べることでしょう。
Wi-Fiに接続していれば、わからない単語をタップするだけで辞書やWikipediaで調べられる便利機能が搭載されたモデルもありますよ。
Kindle端末のデメリット
Kindle端末のデメリットについてご紹介します。主なデメリットは以下の3つです。
- Kindleの電子書籍しか読めない
- 白黒でしか表示できない
- 容量の増加には対応していない
それでは、各デメリットについて解説していきます。
Kindleの電子書籍しか読めない
Kindle端末の場合、Kindleで購入した電子書籍しか読めないので、読みたい書籍がKindleストアにない場合は読むことができません。
「ebookjapan」「honto」「BookLive!」など、別のサイトやアプリの電子書籍をKindle端末で読みたくても使えないので注意してくださいね。
白黒でしか表示できない
Kindle端末はカラー表示ができず、白黒でしか表示できません。
目に優しく紙媒体と同じ雰囲気で読めるメリットはありますが、白黒でしか表示できないため、カラー漫画やファッション雑誌など色に関する情報が重要な書籍を読むには不向きです。
もともと白黒の漫画や、活字が多い小説などであれば、問題なく読めるでしょう。
容量の増加には対応していない
通常のタブレット端末はSDカードやCloud機能などで容量の増加ができますが、Kindle端末は容量の増加には対応しておらず、もし容量が限界に達したら新たに書籍を保存できないのが難点です。
新しく書籍を端末に入れたい場合は、過去に購入した書籍を削除する必要があります。容量不足にならないためにも、購入する際には必要な容量を決めておくことが大切です。
広告付きモデルにも注意
さらに中古で買う場合の注意点として、2024年より前に発売されたKindleには広告付きモデルが存在し、その広告を削除したい場合は別途課金が必要となる点に注意が必要です。
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア
メリットとデメリットを考慮した上で、購入するかどうか検討しましょう。
Kindle端末とタブレットとの違い
Kindleのような電子書籍リーダーとタブレットの主な違いは、ディスプレイ技術と使用目的です。
ディスプレイ技術 | 使用目的 | 外光の影響 | |
---|---|---|---|
Kindle端末 | E-Ink(電子インク)技術により、紙のような感覚で目に優しい | 読書専用に設計されているため、他のアプリや通知が無く、読書に集中しやすい | 受けにくく、屋外でも読みやすい |
タブレット | バックディスプレイが光っていることで、直接目に光が届いて眩しく感じる | 読書以外にも、ネットサーフィンやビデオ視聴など多目的に使える | 受けやすい |
また、Kindle端末は画面が更新される時のみ電力を消費するのでバッテリーの持ちが良く、数週間から数ヶ月に1度の充電で済みます。さらに、スマホやタブレットより軽いため持ち運びにも便利ですよ。
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア
Kindleは読書に特化したデバイスとして、多くの読者に支持されています。
こんな時はタブレットを検討
Kindle端末にはさまざまなメリットがありますが、どうしても対応できないことがあります。そのため、以下のような場合はタブレットを検討しましょう。
- 雑誌や漫画をカラーで読みたい
- 複数の電子書籍アプリを使いたい
各基準について解説していきます。
雑誌や漫画をカラーで読みたい
雑誌や漫画をカラーで読みたい場合はタブレットがおすすめです。もしファッション雑誌をKindleで読もうとすれば、画面が白黒であるため服装の雰囲気がわかりません。おしゃれに重要な色の情報がないのは致命的です。
漫画はそもそも白黒のものが多いのでおおむね問題なさそうですが、カラーの扉絵などを楽しみたい方はタブレットを検討しましょう。
複数の電子書籍アプリを使いたい
前述したとおり、Kinde端末はKindleで購入した電子書籍専用の端末です。別のサイトやアプリで購入したものは読めません。
Kindle端末では対応できないので、もしKindle以外に複数の電子書籍アプリをつかいたい場合はタブレットを検討するといいでしょう。
Kindle端末を通勤・通学で使う場合の選び方のポイントは?
通勤・通学で使う際に重要となるポイントは、片手操作のしやすさと画面の視認性です。
KindleやKindle Paperwhiteは軽量で持ちやすく、タッチスクリーンを利用して片手で簡単にページ送りができます。また、E-Ink技術により屋外でも見やすく疲れにくいディスプレイです。明るさや文字の大きさなども調節可能なので、満員電車など狭い空間でも読みやすくする工夫ができますよ。
さらに、ケースやハンドストラップなどのアクセサリーを利用すれば、より持ち運びが楽にできるでしょう。
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア
自分の通勤・通学スタイルに合わせて、必要なモデルやアクセサリーを検討してみましょう。
Kindle端末での読書をより快適にするアクセサリーも
読書をより快適にするアイテムとして、ハンドストラップやアームスタンドがあります。
ハンドストラップを使うとKindle端末を片手で持ちやすく、落としにくくなるので、移動時や立ちながらの読書にあると便利でしょう。
アームスタンドを活用すると、テーブルや寝具などの家具の一部に取り付けることでKindle端末を固定することができ、楽な姿勢で読書を楽しめます。
また、カバーの開閉だけで端末が自動的にオン/スリープができるAmazon純正ケースやワイヤレス充電スタンド(Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション専用)も、快適な読書を叶えるアクセサリーとしておすすめです。
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア
読書体験を快適にしたり安全に楽しんだりするために、Kindleのオプション品も一緒に検討してみましょう。
お気に入りのKindle端末で快適に読書を楽しもう!
Kindle端末を使えば電子書籍の読書が便利になり、より紙に近い質感で読むことができます。高機能モデルを選べば、さらに快適な読書が楽しめますよ。
今回ご紹介した選び方を参考に、お気に入りのKindle端末で読書を楽しみましょう。
持ち運びやすさと見やすさを考慮して、画面サイズを選ぶと良いでしょう。