高級タオルの最大の魅力は、ふだんの日常でリッチな気分を味わえることです。お手ごろ価格のタオルに比べて、手触りがよく、プレゼントとしても喜ばれます。手に吸い付くようなしっとりした生地は、クセになるふかふかとしたやわらかさです。デザインやカラーも個性的なものがあるので、お気に入りのタオルが見つかるでしょう。

また、使用している素材も普通のタオルとは異なるため、吸水性・耐久性・軽さなどの機能面でも違いがあります。高級タオルなら「すぐゴワゴワする」「ヘタってきた……」といったタオルに関するお悩みを解決してくれますよ。

高級タオルの用途

高級タオルは、お祝いギフトにもぴったりなアイテムです。お風呂やトイレなどで毎日使う必需品なので、世代・性別を問わずどんな方に贈っても喜ばれますよ。

もちろん、自分用・自宅用に購入するのもおすすめです。「素材がよいものを使いたい」「赤ちゃんも使えるタオルがほしい」など、ライフスタイルやこだわりに合わせて選んでみてくださいね。

高級タオルに使われている素材

家庭用タオルで使われる素材は綿・ポリエステル・麻が一般的ですが、高級タオルには超長綿・オーガニックコットンが主に使用されています。

「綿のカシミア」とも呼ばれる超長綿は、なめらかな手触りで吸水性も高いのが特徴です。生産量が少なく、インドやエジプト、カリブなどの一部の地域でしか採れません。

また、農薬や化学肥料を使わずに生産されたオーガニックコットンは、環境にやさしい素材として注目を集めています。生産までの手間がかかるため、通常のコットンよりも高い値段となっています。

日本の三大タオルとは

日本の三大タオルとは、今治タオル・おぼろタオル・泉州タオルのことです。質がよいだけでなく、知名度も高いため「国産のタオルといえばコレ！」という方も多いでしょう。

今治タオルは、愛媛県今治市にある120年以上の歴史ある老舗タオルメーカーが作るタオルです。吸水性が高く、汗や水分をしっかりと吸ってくれます。

おぼろタオルは、三重県津市が発祥の日本画家が創業したタオルメーカーです。日本初の二重袋織りガーゼタオルを手がけたことでも有名で、ガーゼ・タオルのプラスの面を取り入れたタオルは万能的に使えます。

泉州タオルは、130年続く大阪・泉州にある水にこだわったタオルメーカーです。和泉山脈の豊かな水源から生まれた「後ざらし」製法のタオルは、おろしたてから高い吸水性があります。

ブランドごとにタオルの特徴が異なるため、手触りや機能性などを考慮して、自分の好みや用途に合ったブランドのタオルを購入するのもおすすめですよ。

海外ブランドにも注目

ラグジュアリーな気分を味わいたい方は、海外ブランドにも注目して選んでみましょう。たとえば、エルメス・ラルフローレンといったハイブランドのタオルは、リッチな気分を味わいたい方におすすめです。

また、質にもこだわりたいなら一流ホテルでも採用されているCalla Angel・マイクロコットン・アビスアンドハビデコール、個性的なデザインが好きな方はジルスチュアート・フェイラーのタオルをチェックしてみてはいかがでしょうか。

購入時は包装・のしを確認

お祝い・粗品・ノベルティとしてタオルを買う場合は、購入したときに包装やのしサービスを行なっているかチェックしましょう。挨拶のお配り用であれば透明ポリ袋にのしを付けるだけでも十分ですが、目上の人へ贈る場合は粗相がないように桐箱・木箱・専用ギフトボックスなどに包むのが適しています。

また、贈り物のシーンに合ったのしを用意してもらえるか、名入れをしてもらえるかどうかも、ギフト用に購入するなら事前に調べておきたいポイントです。

高級タオルのおすすめブランド

高級タオル選びに迷ったら、有名ブランドをチェックするのもひとつの方法です。ここでは、高級タオルの定番ブランドである、Foo Tokyo・ヒポポタマス・ホットマンの3つをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Foo Tokyo

「Foo Tokyo」は、ルームウエアやホーム雑貨などを幅広く販売しているブランドです。日本だけでなく海外にもジャパンブランドを発信しており、さまざまな国の百貨店でも取り扱われています。

上質なオーガニックコットンを使用したタオルは、肌にやさしい手触りと機能性を両立したハイブリッド。綿がもつ本来のやわらかさを活かしつつ、今治の技術を駆使して強度も保っています。お風呂上がりに使えば、普段のバスタイムもより豊かになりそうですね。

ヒポポタマス

「ヒポポタマス」は、個性的なカラーリングにこだわっているタオルメーカーです。11色展開しているカラーは、ゴッホやモネ、ゴーギャンなどの絵画・風景をイメージしています。また、吸水性・柔軟性・色合い・肌触り・速乾性などの機能面も追求しており、使い勝手のよいタオルが揃っていますよ。

タオル以外のファブリック用品も扱っているので、部屋の雰囲気を統一したい方におすすめのブランドです。

ホットマン

明治元年に創業した「ホットマン」は、東京生まれのタオル専門店です。高密度に細糸を織りあげる高度な技術と秩父山系の伏流水を使った染色技術は、150年たつ今でもタオル作りに息づいています。

なかでも、吸水力が優れた「1秒タオル」は各メディアで取り上げられるほど人気です。素早く水を吸い取ることに特化しタオルは、肌にそっと押しあてるだけで水分を吸収。擦る必要がないので、髪の毛やデリケートな肌にもやさしく使えますよ。