マスクをつけるとメガネが曇る3つの原因|対策方法やおすすめのグッズも紹介
メガネをかけた状態でマスクをすると、レンズが曇って気になる方も多いのではないでしょうか?
菱神産業株式会社の調査によると、仕事中にメガネをしていて困ったことの第1位が「メガネが曇ること」であり、全体の7割を占めているとわかりました。
本記事ではメガネが曇る原因を解説し、曇りにくいマスクのつけ方や曇り防止アイテムを紹介します。メガネが曇り仕事や作業に集中できないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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マスクをつけるとメガネが曇る3つの原因
まずは、以下3つのメガネが曇る原因を確認しておきましょう。
水蒸気により結露が起こる
レンズに汚れがついている
コーティングがはがれている
それぞれ詳しく解説していきます。
1.水蒸気により結露が起こる
ラーメンや鍋物のような温かいものを食べるときや、気温が低い日などはメガネが曇りやすくなります。なぜなら、温度差による水蒸気で結露が起こるからです。
食事中であれば湯気や蒸気、気温が低い外であれば自分の呼吸で水蒸気が発生し、メガネが曇ります。
マスクをつけると、鼻部分の隙間から漏れる息によってメガネに水蒸気ができやすくなり、より曇りやすくなります。
2.レンズに汚れがついている
レンズの汚れも結露が発生しやすい原因となり、メガネが曇りやすくなります。
レンズに汚れがつく原因として、つけ外しでレンズを直接触ったり、料理の油分がついたりすることが挙げられます。
また、直接手で触れなくても、まつ毛に付着した汚れがレンズの内側につくことも考えられるでしょう。
3.コーティングがはがれている
メガネのコーティングがはがれてしまうのも、マスクが曇る原因です。長期間使うことによる経年劣化や、使用環境が原因でコーティングがはがれてしまう場合があります。
コーティングがはがれていると汚れがたまって結露ができやすくなるため、メガネが曇る原因になります。
自分でレンズを拭いたり洗浄したりしても改善しない場合は、購入店舗へ行きレンズ交換を相談してみましょう。
マスクでメガネが曇る事態を防ぐ3つのコツ
続いて、マスクをつけたときにメガネが曇る事態を防ぐ3つのコツを紹介します。
鼻の部分をしっかりフィットさせる
マスク内部にティッシュを入れる
曇り防止アイテムを使う
それでは、ひとつずつ解説していきます。
1.鼻の部分をしっかりフィットさせる
マスクを正しくつけることでメガネの曇りを防げます。メーカーが推奨するつけ方は、マスクの上側にあるワイヤーを鼻にしっかりフィットさせる方法です。
些細なことですが、マスクの上から漏れる息を少なくするとメガネが曇りにくくなります。
ワイヤーは片方にしかついていないので、上下反対につけると鼻にしっかりフィットしません。どちらが上であるかを確かめて正しくマスクをつけましょう。
2.マスクの内側にティッシュを入れる
マスクの内側にティッシュを入れるのも、メガネの曇りを予防する方法です。マスクを鼻にしっかりフィットさせる方法だけでは、完全に息が漏れるのを防げません。
そのため、鼻の隙間にティッシュを入れることで、漏れる息をより少なくできてメガネが曇りにくくなります。
しかし、時間が経つとティッシュがズレたり、感触が気になったりする場合もあるでしょう。そういった場合は、ティッシュではなく市販のノーズパッドを使うと、見た目もスッキリしてマスクにフィットするのでおすすめです。
3.曇り防止アイテムを使う
以下のようなメガネの曇り防止アイテムを使うのも有効です。
曇り止めクロス
曇り止めスプレー
曇り止めジェル
以上のようなアイテムで手入れすると、マスクをつけてもメガネが曇りにくくなります。
市販の曇り防止アイテムを使うことで、長時間曇りにくくなる効果が期待できるので、外出時には頼りになるアイテムです。
メガネが曇りにくいおすすめのマスク5選
ここからは、メガネが曇りにくいおすすめのマスクを5つ紹介します。
大幸薬品「クレベ&アンド ウイルスプロテクトマスク」奥田薬品「メガネが曇りにくい 息がしやすいマスク」AI−WILL(アイウィル)「メガネが曇りにくいマスク ダブルワイヤー」メディコムジャパン「メガネが曇りにくいマスク」DCM(ディーシーエム)「メガネが曇りにくいマスク」
それでは、ひとつずつ特徴を解説していきます。
1.大幸薬品「クレベ&アンド ウイルスプロテクトマスク」
曇り防止パーツでメガネの曇りをブロック
大幸薬品「クレベ&アンド ウイルスプロテクトマスク」は、高機能フィルタ4層構造で、ウイルス飛沫や細菌飛沫などを防ぐ効果があります。
その他にも、曇り防止パーツでメガネの曇りをブロックする効果があり、口元はなめらかなシルクタッチ素材。
また、個包装のため衛生的で持ち運びにも便利です。
2.奥田薬品「メガネが曇りにくい 息がしやすいマスク」
メガネが曇る原因の息漏れを減少させるノーズフィッター
奥田薬品「メガネが曇りにくい 息がしやすいマスク」は、センターワイヤーが口へのはりつきを防ぎ、口元に空間を作ってくれるので息がしやすい構造になっています。
また、ノーズフィッターで鼻のラインにピッタリフィットすることで、メガネが曇る原因の息漏れが少なくて済むでしょう。耳ゴムがやわらかいので、長時間の装着でも耳を痛めにくいです。
3.AI−WILL(アイウィル)「メガネが曇りにくいマスク ダブルワイヤー」
「息漏れガード」がマスクを曇りにくく
AI -WILL(アイウィル)の「メガネが曇りにくいマスクダブルワイヤー」は、口元がダブルワイヤー構造で息がしやすい構造になっています。
また、6mm幅の耳ゴムで耳が痛くなりにくいことや、1箱60枚入りと大容量なのも特徴です。
とくに、青いフラップによる息漏れガードが、マスクを曇りにくくする最大のポイントとなっています。
4.メディコムジャパン「メガネが曇りにくいマスク」
マスク内側の二重メッシュがメガネの曇りをふせぐ
メディコムジャパン「メガネが曇りにくいマスク」は、マスクの内側に二重メッシュの折り返しを加えており、息漏れを防げてメガネが曇りにくいです。
鼻の部分にアルミバーが採用されており、フィットさせた形状が崩れにくいです。また、ソフトゴムの使用で長時間つけても耳が痛くなりません。
個包装になっているので、持ち運びが便利な点も魅力のひとつです。
5.DCM(ディーシーエム)「メガネが曇りにくいマスク」
鼻部分のアルミワイヤーがメガネの曇りを軽減
DCM(ディーシーエム)「メガネが曇りにくいマスク」も他の製品と同様に、鼻の部分にあるアルミワイヤーでしっかりフィットさせることで、息漏れせずにメガネの曇りを防げます。
鼻と頬の隙間にウレタンシートが使われており、肌にやさしくフィットします。
またホワイト以外にもブラックやベージュなど全4色あるので、気分によってカラーを選べますよ。
マスクでメガネが曇ることを防止するアイテム3選
こちらでは、マスクをつけてもメガネが曇りにくくなるアイテムを3つ紹介します。
SiMON(サイモン)「Fog stop cloth」
イチネンケミカルズ「メガネクリンビューくもり止めクリーナー」
TRELL(トレル)「くもり止め強力ジェル」
それぞれの特徴を順番に解説していきます。
1.SiMON(サイモン)「フォグストップクロス」
1枚で約250回使えるメガネ拭きタイプの曇り止め
SiMON(サイモン)「フォグストップクロス」はクロスタイプの曇り止めで、拭くだけでメガネの曇りをすぐに解消できます。
1枚で約250回分と長く使え、便利なチャック袋つきなので持ち運びにも便利です。
また、曇り止め成分がなくなっても、メガネ拭きとして継続的に使えるのも魅力のひとつです。
2.イチネンケミカルズ「メガネクリンビューくもり止めクリーナー」
効果が長続きする レンズに塗り込む曇り止めクリーナー
イチネンケミカルズ「メガネクリンビューくもり止めクリーナー」は、レンズに塗り込んで使うタイプの曇り止めクリーナーで、指紋や油汚れもスッキリ落としてくれる効果があります。
特殊な曇り防止剤が配合されており、効果が長続きします。また1本で約120回分なので、長く継続的に使用可能です。
コンパクトでスリムなボトルなので持ち運びも簡単で、メガネ以外にゴーグルや鏡などの曇り止めにも使えます。
3.TRELL(トレル)「くもり止め強力ジェル」
約24時間効果が持続するジェルタイプの曇り止め
TRELL(トレル)「くもり止め強力ジェル」はジェルタイプの曇り止めです。ジェルタイプなので、レンズ表面に留まり効果が長持ちします。
使用方法は、米粒大の量をレンズ両面に伸ばして乾いたティッシュで拭き取るだけです。1回の使用量は少量で、約24時間効果が持続します。
1本の容量は5gでコンパクトサイズですが、少量でも効果抜群のため、約40〜50回使用可能です。また持ち運びやすいので、お出かけする際にも重宝できますよ。
マスクでメガネが曇るのを防いで快適に過ごそう
今回は、メガネが曇ることに悩んでいる方に向けて、曇りを防止する方法やアイテムを紹介してきました。
マスクが曇ることで集中力が低下して生産性が落ちると、仕事にも大きく影響してくるでしょう。
ぜひ本記事を参考にして、マスクをしてもメガネの曇りを気にすることなく快適な時間を過ごしましょう。