インド旅行・出張に必要な持ち物まとめ!現地で役立つ便利なリストをご紹介

インド旅行・出張に必要な持ち物まとめ!現地で役立つ便利なリストをご紹介

インドは、世界一の人口を持つなど市場としても注目されており、日本から出張に行くビジネスパーソンも増えています。一方、魅惑的な観光スポットも多いので、女子旅などに行く方も少なくありません。この記事では「インド旅行・出張に必要な持ち物」や薬、現地で役立つ便利なリストなどをご紹介していきますので参考にしてください。

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インドの気候は?基本情報をチェック

インドは、地域によって気候も異なりますが、出張や旅行で行く機会が多い首都のデリーは気温が高い地域です。

暑季と言われる4月~6月頃は特に注意が必要です。4月には35℃を超え、5月~6月は連日40℃超えの猛暑が続き、無理に聖地巡礼を断行した現地の人たちが死亡する事態も起きています

雨季の7月~9月頃は1日の間に何度もスコールが襲来し、中には移動ができなくなるほどの豪雨になることもあるので気を付けなくてはなりません。

乾季の10月~2月頃は雨がほとんど降らず、12月頃は最高気温が20℃前後、最低気温は10℃以下に下がるなど、冷え込むので注意しましょう。

インド旅行・出張のための事前準備

インド旅行を楽しむためや快適かつ安全に出張を済ませるには、事前準備が欠かせません。

パスポート申請・有効期間のチェック

パスポートがなければ、日本から出国することもインドに入国することもできず、途中で有効期間が切れれば、すぐに帰国することもできなくなります。パスポートをまだ持っていない方は早めに申請しましょう。

ゴールデンウィーク前や夏休み前などは窓口が混雑するので注意が必要です。パスポートを持っている方も油断することなく、有効期間がどのくらい残っているかチェックしましょう。

中長期の出張の場合、早めの更新なども心がけましょう。

航空券・宿の予約

インド旅行や出張にスムーズに行くには、航空券の予約と宿泊先の手配も不可欠です。特に、旅行の場合には予定を決めて、往復の航空券と安全に泊まれるハイグレードな宿を取るようにしましょう。

出張の場合は帰国日は未定かもしれません。また、宿泊先は会社で用意してくれる場合もあります。

いずれにしても、行きの航空券を手配しないと予定通りにインドに入れないので、会社のルールにもとづき予約を入れましょう。

インドルピーへの両替

インドではインドルピーが基本通貨となっているので、現地で使えるよう両替が必要です。

もっとも、ドルやユーロのようにメジャーな通貨ではないので、日本国内では取り扱っている場所が少なく、手数料も高めになりがちです。そのため、お得に手間なく両替をするには、インドに着いてすぐ空港の窓口で両替するのが良いでしょう。

途中で不足した場合には、宿泊先のホテルなどで両替するのがおすすめです。再両替には両替時のレシートが必要なため、なくさないようにしましょう。

海外旅行保険

インド旅行に行く際は、必ず海外旅行保険に加入しましょう。

インドは気温が高く体力が追い付かなくなるリスクがあるうえ、衛生環境が悪い場所もあるので体調を崩す可能性もあります。

日本の健康保険はインドでは使えないので、高額になる医療費を保険金でカバーすることが必要です。また、現地でうっかり物を壊した場合や他人にケガをさせた場合に備え、損害賠償金も保険金でカバーできるようにしておきましょう。

インド旅行・出張で必須の持ち物

インド旅行や出張に行く際に必須の持ち物を確認していきましょう。

クレジットカード

インドは、クレジットカードが利用できる場所はまだ多くありません

インドで発行されているクレジットカードは使えても、国際的に流通しているクレジットカードに対応していないケースもあるので注意が必要です。

それでも、高級ホテルなどを中心に決済できるところもあるので、事前に使えるブランドを調べたうえで持参しましょう。

現金

インドでは、日本から持っていくクレジットカードが使えないところも多いうえ、チップを払う文化などもあるので現地の通貨が必要です。

もっとも、現地通貨であるインドルピーは日本では取り扱っている場所が少なく、手数料も高いので、日本円で現金を持っていき、現地で両替するのがおすすめです。

すぐに支払いに充てられるよう、現地の空港で両替をしておきましょう。

スマートフォン

インドでもスマートフォンの普及率は高く、現地の人も普通に使っていますので、日本からスマートフォンを持ち込んでも変な目で見られることはありません。

現地の情報を収集したり、便利なアプリを使ったり、日本にいる家族と連絡を取るにもスマートフォンは不可欠です。

出張の場合には、日本の会社関係者をはじめ、現地のスタッフや取引先と連絡を取るためにもスマートフォンが必要です。

パスポート

パスポートがないと日本から出国もできませんが、うっかり忘れた場合や有効期間が切れていたと空港でパニックになる方も少なくありません。

自宅に置き忘れるケースもありますが、よくあるのが空港に向かうリムジンバスや電車、タクシーなどの車内に置き忘れる場合や落としてしまうケースです。

常に持っているかチェックを行い、肌身離さず持つようにしましょう。

Wi-Fi

インドでの旅行や出張にスマートフォンは必須ですが、日本の通信会社の電波が届かないので、そのままでは通信ができません。

通信会社の国際ローミングを利用する方法もありますが、費用が高くなりがちです。そのため、インドで利用できる海外向けのWi-Fiルーターを準備しましょう。

短期間の旅行や出張なら、レンタルするほうがコストを抑えられます。

モバイルバッテリー

スマートフォンをはじめ、Wi-Fiルーターも、充電が切れると使えなくなります。

観光中や移動中、外出先でもすぐに充電ができるよう、モバイルバッテリーを持参しましょう。

充電端子の規格があるので、スマートフォンもWi-Fiルーターも同じモバイルバッテリーで充電できるタイプを用意すると便利です。

変換プラグ

インドの電圧は多くの地域で220V、50Hzです。

日本の電圧は100V仕様なので、日本の電気製品を持ち込んで利用したい場合には変圧器と差し込みプラグが必要です。

日本はAタイプのプラグなので、差し込みプラグはインドで使えるB・B3・BF・Cタイプを用意しましょう。

長期出張などで日本製の便利な家電製品を使いたい場合は特に注意が必要です。

常備薬など

インドは、日本以上の猛暑に見舞われるうえ、衛生環境が良くない場所も少なくありません。

インドの薬品は成分が日本人には強すぎるものもあるので、飲み慣れている常備薬を持参するのがよいでしょう。

胃腸薬や下痢止め、便秘薬、風邪薬や頭痛薬、目薬や消毒薬、絆創膏などを持っていきましょう。持病がある方は、主治医の処方薬と英語の処方箋を持参するようにしてください。

インド旅行・出張にあると便利な持ち物

インド旅行や出張で快適かつ安全に過ごすために、あると便利な持ち物をリストアップしましたので参考にしてください。

日焼け止め

インドは、基本的に年間を通じて日差しが強く、ジリジリと照りつけます

お肌を保護するためにも日焼け止めは必須です。大量の汗をかくので、汗に強いウォータープルーフタイプにするか、1日に何度も塗り替えられるよう、多めに持っていきましょう。

インド製の物は肌に合わない可能性もあるため、自分のお肌に合うものを日本から持っていくのがおすすめです。

日傘

インドの日差しは強く、日焼け止めや帽子だけではしのぎきれないこともあるので、日傘があると便利です。インドでは急な雨が降る時もあるので、晴雨兼用の日傘を持っていると便利です。

荷物にならないよう、カバンの中に忍ばせられるコンパクトな折り畳みタイプを探して持っていきましょう。

虫除けスプレー

インドでは、蚊が媒介するデング熱,マラリアなどの感染症のリスクも高いです。

日本で出国前に予防接種などを受けたとしても、現地で蚊に刺されないように気を付けなくてはなりません。長袖を着用するなどするほか、虫除けスプレーも活用しましょう。

現地の製品は、成分がわからない場合や使い方を間違えるリスクもあるので、日本製の虫除けスプレーを持参するのがベストです。

雨具

インドの雨季にあたる6月~9月頃は、スコールのような集中的に降る雨が1日に何度も降ることがあります

豪雨になることもあるので、雨が降り出したら速やかに建物の中に退避するのがおすすめです。

といっても、外で降られると大変なので、雨具も持参しましょう。しっかりめの折り畳み傘のほか、フード付きのレインコートがあると便利です。

サングラス

紫外線は目からも入り込むのをご存知でしょうか。インドは日差しが強く、日本で過ごす以上に目からもダメージを受けるリスクがあります。目を守るためにもサングラスの着用がおすすめです。

サングラスは黒いタイプだけでなく、淡いカラーのレンズなど、さまざまなタイプが販売されていますので、自分に合ったデザインのものを探して持っていきましょう。

インド旅行・出張にあると便利なアプリ

インド旅行や出張を安全かつ快適にこなすために役立つアプリをスマートフォンに事前にインストールしておきましょう。

翻訳アプリ

インドの連邦公用語はヒンディー語ですが、それ以外に憲法で公認されている州の言語が17もあります。また、語学力も高く、出張先の企業などでは英語を使うスタッフも多いです。

職場内でもお店やホテルでも、英語やヒンディー語、その他の言語が混在するケースがあるので、誰とでも速やかにコミュニケーションが取れるよう、インドの言語に幅広く対応している翻訳アプリをインストールしておきましょう。

地図アプリ

インドは面積も広大でさまざまなスポットがありますが、デリーなどの市街地で行動する場合には地図アプリがあると便利です。

出張で訪れる会社や工場をはじめ、現地のお店を調査したい時や旅行で観光スポットやレストラン、土産物店などを訪れたい時、迷わずスムーズに行けるよう、デリーなどインドの主要な場所を適切に案内してくれる地図アプリをインストールしておきましょう。

インド旅行・出張での注意点

電子タバコや加熱式タバコをインド国内への持ち込むことは禁止されており、処罰の対象となることがあるので注意してください。

また、インドから出発するすべての航空機においては、マッチやライターの持ち込みは一切できません。

インド国内の空港ターミナルのラウンジやレストランをはじめ、インドのレストランやホテルロビーなどの公共スペースでは喫煙が禁止されています。

指定された喫煙スペース以外で喫煙すると、罰金の対象となりますので注意しましょう。

現地で役立つ準備をして快適なインド旅行や出張を

インドに出張行く際や旅行に行くにあたっては、事前の準備が不可欠です。気温が高く、環境や文化も日本と異なるので、体調を崩した際に備えた必需品やあると便利なアイテムをしっかり揃えていきましょう。

世界一の人口を持つ大国といっても、現地では手に入らないものや日本人には合わないものもあるので、リストを作って準備するのがおすすめです。

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