ドイツ旅行に必要な持ち物まとめ!現地で役立つ便利アイテムを一挙ご紹介
ドイツは、音楽などの芸術や建築、文化に加え、ビールにソーセージなどおいしいグルメも楽しめます。ヨーロッパの中でも冬の寒さは厳しいですが、クリスマスマーケットに訪れたい方も多いのではないでしょうか。今回は、「ドイツ旅行に必要な持ち物」や現地で役立つ便利アイテムを一挙にご紹介していきますので参考にしてください。
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ドイツの気候は?
ドイツは、ヨーロッパの中でも比較的気温が低めで、特に冬は雪が降るなど寒いです。
春は天気の変動が大きく、寒い日もあれば、日中は初夏のように暖かくなることもあります。朝晩は冷えるので防寒対策は必須です。
夏は日本のように湿度が高くないので、比較的過ごしやすいです。雨も少なく、緯度が高いので22時頃まで明るく、ナイトライフも満喫できます。
秋は9月に入ると、冬のように冷え込む日もあるので注意が必要です。冬の寒さは厳しく、南部は積雪量も多いので注意しましょう。
ドイツ旅行のための事前準備
ドイツ旅行を快適に楽しむには、事前準備が欠かせません。海外旅行特有の事柄やドイツの特徴を踏まえて、事前準備をしっかり行いましょう。
パスポート申請・有効期間のチェック
パスポートがなければ、日本から出国することもドイツに入国もできません。パスポートをまだ持っていない方は早めに申請してください。
パスポートを持っている方も油断は禁物です。有効期間が切れていないか、旅行中に切れないか確認しましょう。
市町村によって取得までに日数がかかるうえ、ゴールデンウィーク前や夏休み前などは窓口が混み合うので早めの手続きがおすすめです。
ETIASの申請
ETIASとは、主にEU諸国に入国する際に必要となるもので、ドイツも対象国になっています。渡航前にオンライン申請を行い、手数料を払って渡航許可を得る必要があります。
ただし、ETIAS制度は施行が何度も延期されているため、申請が必要かは最新の情報を確認してください。
航空券・宿の予約
ドイツ旅行を思い切り満喫するために、事前の航空券の予約と宿の予約もしっかり行っておきましょう。往復の航空券と宿泊先を確保しておかないと心が落ち着かず、快適な旅行ができません。
訪れたい観光地などをもとに、泊まってみたいホテルや条件や予算に見合うホテルを探して空室のチェックを行いましょう。ホテルの空きがあっても、航空券が取れないと行くことができないため、調整しながら予約を取ることが必要です。
ユーロへの両替
ドイツはEU諸国に所属しているので、基本通貨はユーロです。航空券は、オンライン決済で済ませることや宿泊するホテルはクレジットカード払いができるかもしれませんが、クレジットカードが使えない場所も少なくありません。
また、ドイツではチップの文化もあり、ポーターやタクシードライバー、ホテルや飲食店のスタッフなどにチップを渡すため、小銭や紙幣の準備は欠かせません。
現地でも両替はできますが、両替のために並ぶなど時間をロスしてしまいます。ユーロは為替変動リスクも大きいので、日本にいる間にできる限り円高のタイミングを狙って両替を済ませておきましょう。
海外旅行保険
ドイツ旅行に行く際は、必ず海外旅行保険に加入しましょう。ドイツでは日本の健康保険は使えず、病気やケガをした時の治療費や入院費が全額自腹となり、高額になります。
医療費を保険金でカバーするために、海外旅行保険への加入が必須です。また、高級ブランド店やレストランやホテル、美術館などで、うっかり商品や飾り物を壊してしまった場合や他人にケガをさせた場合に備え、損害賠償金も保険金でカバーされます。
ドイツ旅行で必須の持ち物
ドイツ旅行に行く際に、必須の持ち物を確認していきましょう。日本からの出国時から現地でも困らないよう、必須の持ち物をしっかり準備してください。
クレジットカード
ドイツで高級ホテルに泊まったり、レストランでおいしいグルメを楽しんだり、高級ブティックなどでお土産を買い込むには、クレジットカードがあると便利です。
宿泊するホテルをはじめ、買い物をする予定のお店などで使用できるクレジットカードを基本に、ドイツで広く使える国際ブランドのクレジットカードを用意しましょう。
現金
クレジットカードはどこでも使えるわけでもありません。チップを渡すためにも現金の用意も不可欠です。
現地で両替することもできますが、日本とは手数料が異なるほか、為替レートが日々変動しているので、割高になってしまうおそれもあります。
日本でできるだけ円高・ユーロ安のタイミングを狙って両替しておきましょう。
スマートフォン
スマートフォンは何かと役立つ必須アイテムです。一緒に行く家族や友人と連絡を取り合ったり、観光スポットやお店の情報をネットで調べたり、レストランを予約するほか、オンライン航空券の利用や道案内などさまざまなことで利用します。
ドイツ旅行の思い出を写真や動画で残すためにも、スマートフォンを持参しましょう。
パスポート
パスポートがないと、そもそも日本から出国できなくなりますが、それでも忘れてしまう方がいます。
直前にバッグを交換して中身を入れ替えたり、スーツケースばかりを気にして、パスポートが入ったポーチを忘れたり、空港の搭乗口でパニックになる方も少なくありません。
必ず有効期間内か確かめたうえで、忘れずに持参しましょう。
Wi-Fi
スマートフォンがあると、写真や動画の撮影はできますが、日本の通信会社の電波はつながらず、そのままではインターネットが使えません。
ドイツの現地でフリーWi-Fiに接続する方法もありますが、どこでもフリーWi-Fiがあるわけではないので、ドイツで接続できるWi-Fiルーター持参するのがおすすめです。
海外旅行の期間だけレンタルできる海外対応のWi-Fiルーターが便利です。
モバイルバッテリー
スマートフォンは、充電が切れれば使えなくなります。また、Wi-Fiルーターも充電式なので、充電が切れればネットもつながりません。
モバイルバッテリーを持参し、いつでも急速充電できるようにしておきましょう。スマートフォンとWi-Fiルーターの充電端子がつなげる規格であると一つで済むので便利です。
変換プラグ
日本の電圧は100Vで、差し込みプラグはAタイプが使われていますが、ドイツでは電圧は230V、50Hzで、差し込みプラグはCタイプまたはSEタイプが使われています。
そのため、日本から持ち込んだスマートフォンの充電器やヘアアイロンなどを使いたい時には変圧器と差し込みプラグが必要です。
ドイツ旅行にあると便利な持ち物
ドイツ旅行を快適に楽しむために、あると便利な持ち物を確認していきましょう。
eSIM
Wi-Fiルーターを持ち歩くのは重たい、レンタルするのが面倒という方はeSIMがあると便利です。ただし、eSIMを利用するには、対応しているスマートフォンでなければなりません。
まずは、お手持ちのスマートフォンがeSIM対応か確認しましょう。eSIM対応なら、SIMカードを入れ替えることなく、ドイツでスムーズにインターネット接続ができます。
ガイドブック
ドイツの最新の情報は、ドイツ人書いたブログなどでもチェックできますが、ドイツ語がわからないと理解できません。日本人が書いたブログやまとめサイトなどは、数年前の情報など古いケースも多いです。
最新のおすすめスポットや話題のお店をチェックしたいならガイドブックがおすすめです。持ち歩くのが面倒なら、電子書籍タイプのガイドブックをダウンロードしておきましょう。
日焼け止め
ドイツはヨーロッパの中でも気温が低い国ですが、年間を通じて日差しはあります。春や夏はもちろん、秋も油断は禁物です。
クリスマスマーケットなどで人が集まる冬場は、雪が降り、雪の照り返しによる紫外線も気になるところです。ドイツを訪れる時には、自分の肌に合う日焼け止めを日本から持参するのがおすすめです。
日傘
春や夏にドイツを訪れる際、日焼けが気になる場合は日傘があると便利かもしれません。日傘をさす文化はあまりないので、日本から持参するのがおすすめです。
もっとも、荷物にならないよう、バッグの中に忍ばせられる折り畳みタイプなどがおすすめです。晴雨兼用のタイプなら雨が降った時にも使えて、より便利に活用できます。
防寒具
ドイツは基本的に気温が低い国なので、防寒具は必須です。春は日中は暖かくなる日もありますが、朝晩は冷え込むのでセーターやジャケットは必須です。
秋は9月に入ると冬のように冷え込む日もあります。冬は雪も降るので、しっかりとした防寒具が欠かせません。
厚手のウールのコートやダウンコートをはじめ、手袋やマフラーを用意していきましょう。
ドイツ旅行にあると便利なアプリ
ドイツ旅行をスマートに楽しむためには、スマートフォンに事前に便利なアプリをインストールしておくこともポイントです。
翻訳アプリ
ドイツでは有名ホテルや大きなショップなどでは英語ができるスタッフもいますが、基本的にはドイツ語が主流となります。ドイツ語がペラペラな方は別として、翻訳アプリがあると便利です。
事前にスマートフォンにインストールしたうえで、使い方や反応の良さなどを確認しておきましょう。
地図アプリ
有名な観光スポットなら別として、ネットで調べた話題のお店や街中にあるレストランやカフェなどに行く際は、住所がわかっても、スムーズに行き着けない場合が少なくありません。
迷わずに短時間で行き着けるよう、地図アプリをインストールしておきましょう。ドイツで話題のスポットが網羅されているような地図アプリがおすすめです。
ドイツ旅行での注意点
ドイツでは、お金を持っていそうな観光客を狙ったひったくりやスリの被害もあるので、必要以上に着飾ることやバッグの管理には気を付けましょう。
ドイツでは地下鉄や電車の駅に改札口がないので、初めての方は驚かれるかもしれません。
どのように運賃の支払いがチェックされるかというと、車内検札が基本です。車内で切符を見せてくれと言われた際に持っていないと罰金が科せられますので、必ず切符を買ってから乗車してください。
ドイツの道路を横断する際、赤信号を無視して交通事故に遭っても保険金は支払われないので気を付けましょう。
事前準備をしっかりして楽しいドイツ旅行を
現地に行ってから必要なものがない場合や便利なものがないと困ることも少なくありません。ドイツ旅行を快適に楽しむためにも、事前に必要なものリストや便利なものをリスト化し、しっかり準備して行きましょう。