培養土のおすすめ8選!野菜や花用の商品をご紹介・用途に合った選び方を徹底解説
野菜や花を育てたいときに活躍する「培養土」。多肉植物や果樹を育てるときにも便利なアイテムで、購入する際は育てたい植物に合わせて選ぶのがポイントです。今回は、ガーデニングや家庭菜園初心者におすすめの培養土を8選ご紹介します。通販で購入できる商品をピックアップしたので、ぜひ参考にしてくださいね。
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培養土とは?
培養土とは、植物を育てるために人工的に調合された土のことです。培養土を使用すれば植物にとって最適な環境で育てられるため、病気に強い野菜や花を育てたい方に向いています。
通販や市販で購入してからすぐに使えるほか、自身で土を調合する必要がない点も魅力です。また、土に病原菌や害虫の卵が含まれていないため、野菜や植物を植えても枯れてしまうリスクがありません。野菜・果樹用や種まき・挿し木用など種類が豊富なので、育てたい植物に合わせて選ぶのがおすすめですよ。
培養土の選び方
培養土は種類が豊富なので、購入する際は次の5つのポイントを意識するのがおすすめです。
- 用途に合わせて選ぶ
- 容量で選ぶ
- 酸度調整で選ぶ
- 配合された肥料で選ぶ
- 品質表示で選ぶ
それぞれの選び方についてご紹介します。
1.用途に合った培養土で選ぶ
培養土を購入する際は、まず用途に合わせて選ぶことが大切です。どのような用途に合わせて選ぶべきか確認してみてください。
汎用タイプ
家庭菜園・ガーデニング初心者の方におすすめなのが汎用タイプの培養土です。プランターや花壇など幅広い場所で使え、植物の成長をスムーズにしてくれます。野菜や花を一緒に育てたいときにも活躍するため、汎用性高く使用できますよ。
ただし同じ汎用タイプの培養土でも、調合されている肥料はブランド・メーカーによって異なります。事前に何を育てたいか考えて選ぶと良いでしょう。たとえば排水性や保肥力に優れた培養土を選ぶと、余分な水分を溜め込まず、植物が根の呼吸をスムーズに行えます。
野菜・果樹養土
野菜や果物を育てたいときに適しており、水はけや水持ちの良さが特徴です。調合されている肥料は有機質の素材が多く、培養土に含まれている活発な微生物が野菜や果樹の艶・糖度を向上させてくれます。プランターや鉢植え野菜にも最適な培養土が多いので、ハーブやトマト・いちごなどを育てたいときに活躍してくれますよ。
なかには化学肥料を使用していないタイプもあるため、有機野菜・果物に挑戦したい方にもぴったりです。病気になりにくく健やかに育ってくれるので、野菜・果樹を育てたい方は積極的に活用していきましょう。
種まき・挿し木用培養土
種まき・挿し木用の培養土は、他と比べて水はけや保水力に優れています。生育を早めて丈夫な苗を育てられるので、種から育成したいときに便利です。
培養土によっては排水性に優れたタイプもありますが、こちらを購入する場合は保水性が十分に備わっているか確認しましょう。保水性が備わっていないと土が乾燥しやすく、水分不足が原因で育たない可能性があります。
さらに、小さな種の植物を育てるときは粒子が細かいタイプを選ぶと、種が潰れずに元気に育ってくれますよ。種まき・挿し木用培養土を選ぶ際は、どのような特徴があるか入念にチェックしてくださいね。
多肉植物・観葉植物用培養土
サンスベリアやアイビーなどの多肉植物・観葉植物を育てたいときは、専用の培養土を選ぶのがおすすめです。多肉植物・観葉植物用の培養土は水はけの良い土が多く、乾燥に強い植物を育てたいときに向いています。
多くの多肉植物・観葉植物は、常に土が湿っている状態だと根腐れを起こしてしまう可能性があります。水はけの良さが重要なポイントになるので、培養土を選ぶ際は必ず確認しておきましょう。ただし観葉植物によっては保水性に優れた土壌を好む植物もあるため、事前に確認しておくと良いですね。
また植物は葉だけでなく根も呼吸しているため、通気性の良い培養土を選ぶと美しく育ってくれます。通気性が悪い粘土質な土で植えてしまうと根が呼吸できず黒ずみが発生し、腐ってしまう可能性があるため注意しましょう。
専用培養土
育てたい植物が決まっている場合は、専用の培養土がないか調べてみましょう。たとえばいちごやバラには専用培養土が販売されており、それぞれに適した環境で育てられます。ほかにも、サボテン・多肉植物用やトマト用など豊富な種類があるので、一度チェックしてみてください。
同じ専用培養土でもそれぞれ特徴が異なるため、どのような点に長けているか確認することも大切です。同じ有機野菜専用の培養土でも、アミノ酸やフミン酸を配合し、旨味や甘味を感じやすいタイプもあります。なかには根の張りに特化した培養土や色艶にこだわりたい方向けの培養土もあるため、目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
2.容量で選ぶ
培養土は容量で選ぶのもひとつの方法です。育てる場所によって適した容量を確認してみましょう。
プランター・鉢植えなら5〜14L程度
プランターや鉢植えで植物を育てたいときは、5~14Lタイプの培養土を選びましょう。培養土に明確な消費期限は存在しませんが、開封から時間が経つと含まれている肥料が溶け出し品質が劣化してしまう可能性があります。
培養土を1度に使いきれない場合は、直射日光と高温多湿の場所を避けて涼しい場所で保管することが大切です。また開封済みの場合は口を紐で縛ったりテープで止めたりして、密封状態を保ってください。
家庭菜園なら25〜40L程度
家庭菜園に挑戦したい場合は、25~40L程度の培養土を選ぶのがおすすめです。家庭菜園の規模によっても変わりますが、土の量が少ないと野菜が十分に栄養を吸収できず枯れてしまう可能性があります。ただし土の量が多すぎても、通気性が悪化して根腐りしてしまう可能性があるため注意が必要です。
また空気が含まれている軽い土を選ぶと余分な水分が抜けやすいため、初めてのガーデニング・家庭菜園でも元気に育ってくれますよ。
3.植物に合わせた酸度調整で選ぶ
培養土を選ぶ際は、酸度調整に着目するのもポイントです。育てたい観葉植物や野菜によって適した酸度が異なり、酸性またはアルカリ性に偏りがあると生長障害が起きる可能性があります。
野菜はpH5.5〜7.0前後
野菜を育てたいときは、pH5.5〜7.0前後の培養土を選びましょう。phが5よりも低い数値だと強い酸性土壌となり、生長障害が起きる可能性があります。
phが数値で記載されていない場合は、弱アルカリ性と表示された培養土を選ぶのがおすすめです。また玉ねぎやほうれん草などは酸性に強く、じゃがいもやトマトなどは酸性に弱いため事前に育てたい野菜にあった酸度を確認してみてくださいね。
果樹はpH5.5〜6.5前後
果樹を育てたいときは、pH5.5〜6.5前後の培養土がおすすめです。適した酸度の環境下で育てることで根からの養分吸収効率が良くなり、生育が促進されます。
土壌の酸度は果樹の品質に大きな影響があり、酸性土壌で育てると鉄分や亜鉛などの吸収が促進されて色や味が変わりやすいとされています。一方果樹に適したph値で育てると土壌に対するストレスが少なくなるので、収穫量が多くなる可能性がありますよ。
花はpH5.5〜7.0前後
花を育てたいときは、アルカリ性に近いpH5.5〜7.0前後を選びましょう。育てたい花によって酸性を好む場合とアルカリ性を好む場合があるので、適したものを選ぶのがポイントです。
たとえばツツジ・リンドウ・鈴蘭などは酸性土壌に強いですが、ライラック・ガーベラ・ダリアなどは酸性を嫌いアルカリ性を好む傾向にあります。さらに、あじさいのように土壌の酸度によって花の色が変化する場合もあるため事前に確認しておきましょう。
4.配合されている肥料で選ぶ
培養土を選ぶときは、配合されている肥料を確認して選ぶと良い環境下で育ってくれます。メーカーによって配合している肥料が異なり、肥料成分が配合されている場合は元肥を与えなくて問題ありません。
一方肥料が配合されていない場合は、植物の成長状況に合わせて元肥や追肥が必要です。ただし、肥料の配分量が多すぎると枯れてしまう恐れがあるため注意しましょう。
肥料が含まれているかどうかは培養土のパッケージで確認できるので、植物にストレスを与えないためにも事前にチェックしておいてくださいね。
5.品質表示を確認して選ぶ
植物に合う培養土を選びたいときは、品質表示を確認しましょう。品質表示は培養土が入った袋に記載されており、肥料成分や特性・注意書きが明記されています。
品質表示に沿った手順以外で培養土を使うと植物や花の成長を妨げてしまい、適切に育たない可能性があります。また肥料の有無や育てる際の特徴が分かるため、ガーデニング・家庭菜園初心者は特に念入りにチェックすることが大切です。
培養土のおすすめ8選
次は、家庭菜園・ガーデニング初心者の方を含めておすすめしたい培養土を8選ご紹介します。成長しやすい環境下で育ててあげたい方は、ぜひ確認してみてください。
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培養土はどこで購入できる?
培養土は、ホームセンターや通販で購入できます。比較的気軽に手に入るので、培養土を使って野菜や花を育てたい方は参考にしてみてくださいね。
ホームセンター
培養土を購入してすぐに野菜や花を育てたい方は、ホームセンターに足を運びましょう。ホームセンターではさまざまな培養土を取り扱っており、生花コーナーで販売されているケースが多いです。
ホームセンターには相談コーナーが設けられているため、育てたい花や野菜を伝えるとそれぞれに合った培養土を紹介してくれますよ。
Amazonなどの通販
近くにホームセンターがない場合は、Amazonをはじめとした通販を活用しましょう。ネット通販の場合は、ホームセンターでは取り扱っていない野菜や花に特化した専用培養土を見つけやすいです。
また重たい培養土を運ぶ必要がないため、大量に買ってストックしておきたいときにも便利ですよ。専用の培養土を用意したいときは、Amazonなどのネット通販を確認してみてくださいね。
おすすめ商品比較表
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培養土で元気な花や野菜を育てよう
培養土は、花や野菜が環境の良い状態で育つための土台となる重要な土です。育てたい野菜や花にあった培養土を選ぶと花付き・実付きが良くなるため、育てていて楽しいですよ。培養土は種類が豊富にあるので、育てたい野菜・花に合わせて選んでくださいね。