山形県の光回線まとめ!対応エリアの多さや通信速度でおすすめはどれ?
山形県は、フレッツ光・光コラボレーション・ダークファイバー・電力系の光回線の4種類がいずれも存在する地域です。今回は、よりよい光回線を選ぶ方法や、山形県で利用可能なおすすめの光回線をご紹介します。料金や通信速度におけるそれぞれの違いや独自の強みを知り、自分に相性がよい光回線を選びましょう。
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光回線とは
光回線は、光ファイバーというケーブルを通じて、光の屈折や反射を利用し通信を行うインターネット回線です。従来の電話回線よりも高速な情報伝達が可能で、スピーディかつ安定性の高い通信を利用できます。
【山形県】光回線の選び方
光回線を選ぶときには「提供エリア・地域」、「光回線の種類」、「月額料金」、「通信速度」の4つの要素に注目して情報を調べるのがおすすめです。ここからは、自分に合う光回線の選び方を詳しく解説します。
提供エリア・地域で選ぶ
光回線を利用するためには、その回線の提供エリア内に住んでいることが必須条件となります。回線の提供エリア外に住所がある場合は契約自体ができないため、最初に提供エリアの情報に注目しましょう。
光回線の種類で選ぶ
光回線は、回線の保有者やサービスの提供元によって「フレッツ光」、「光コラボレーション」、「ダークファイバー」、「電力会社系の光回線」の4種類に分けられます。自分が光回線に求める要素が備わっているものを選びましょう。
フレッツ光
フレッツ光は、NTT東日本/NTT西日本が回線を保有・通信を提供している光回線サービスです。契約者が自由に選択できるプロバイダの数が300以上と非常に多いため、特定のプロバイダに強いこだわりがある方におすすめです。
フレッツ光は、後述する光コラボレーションの事業者と通信回線を共有しています。日本全国に多数の利用者がいるため、特に夕方から夜間までのピークタイムには混雑が発生し、通信の品質が少々落ちることもあります。
光コラボレーション
光コラボレーション(光コラボ)は、NTT東日本/NTT西日本が保有している回線の一部を借り受けた会社が、それぞれ独自の特典やオプションを付与して提供している光回線サービスです。
同じ住所での利用であれば、通信の品質はフレッツ光とまったく同じになります。最大の強みは、フレッツ光の申し込みでは受けられないキャッシュバックや割引といった特典によって、実質料金が大幅に安くなる可能性が高い点です。
実質料金の安さをもっとも重視したい方におすすめであるといえます。
ダークファイバー
ダークファイバーとは、NTT東日本/NTT西日本が保有する回線のうち、フレッツ光や光コラボレーションとして使われておらず休止状態にあるもののことです。休止した回線が他社に貸し出され、auひかりやNURO光などのサービスが提供されています。
ダークファイバー自体は本来NTT東日本/NTT西日本の持ち物ですが、フレッツ光や光コラボレーションとは通信を共有していません。
比較的利用者が少なく、ピークタイムでも混雑を避けて高速かつ安定した通信を利用しやすいため、通信の品質を重視したい方におすすめです。
電力会社系の光回線
電力会社系の光回線は、全国各地にある電力会社のグループ企業が独自の回線を保有し提供している光回線サービスです。ダークファイバーと同様に、混雑が起こりにくく高品質な通信が期待できます。
また、自宅の電気とインターネット回線の契約をまとめることで割引が受けられる点も大きな魅力です。山形県で利用できる電力会社系の光回線には、東北電力グループの「東北電力フロンティア光」があります。
月額料金で選ぶ
月額料金の安さを重視して光回線を選びたい方は、毎月請求される月額基本料金ではなく、初期費用やオプション料金、キャッシュバックや割引による還元を足し引きした「実質月額料金」に注目しましょう。
各社の実質料金を算出し比較してみると、月額基本料金の額面から受ける高い・安いといった印象とはまったく異なります。
通信速度で選ぶ
通信速度が速い光回線を選びたい方は、「みんなのネット回線速度(みんそく)」などといったサイトで各回線の平均通信速度をチェックしましょう。
実際の通信速度は立地や建物の造りによって上下するため、あくまでも大まかな目安ですが、各回線の速さに関する評判を把握できます。
【山形県】おすすめ光回線
ここからは、山形県在住で光回線を探している方に向けて、高品質の通信をお手頃価格で利用できるおすすめの光回線を8社ご紹介します。それぞれの特徴や強みを知り、どの回線が自分に合いそうか検討してみてください。
auひかり
auひかりは、ダークファイバーを用いてKDDI株式会社が提供している光回線サービスです。au・UQモバイルとのスマホセット割があります。
フレッツ光や光コラボレーションからは独立した回線であるため、利用者が比較的少なく、時間帯を問わず高品質な通信を利用しやすい点が魅力です。
山形県全域に対応しているものの、フレッツ光や光コラボレーションに比べると局地的に提供エリア外となってしまうケースが多い点には注意が必要です。
NURO光
NURO光は、ダークファイバーを用いてソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供している光回線サービスです。
2024年4月から、10ギガプラン限定で山形県でのサービス提供が開始しました。現状、光回線において主流なのは1ギガプランであり、高速になると料金もやや高めになります。そのため、割高になっても高速な通信を追求したい方におすすめです。
@nifty光
@nifty光は、ニフティ株式会社が提供している光コラボレーションモデルです。auひかりと同じくau・UQモバイルとのスマホセット割があるため、auひかりを契約できなかった方が次に検討する光回線としておすすめです。
公式窓口から契約申し込みをすると、特典としてキャッシュバックまたはニフティポイントをもらえます。ここでニフティポイントを選択し、@nifty使用権に変換のうえ、毎月の@nifty光の料金支払いに充当すると実質料金を大きく抑えることが可能です。
ソフトバンク光
ソフトバンク光は、ソフトバンク株式会社が提供している光コラボレーションモデルです。ソフトバンク・ワイモバイルとのスマホセット割があります。
対象のスマホを契約しており、通信の品質よりも料金の安さに重きを置いて光回線を探している方におすすめです。
光コラボレーションモデルは、独自回線に比べると通信の品質ではやや劣る可能性がありますが、動画の視聴やオンラインゲームのプレイといった一般的なインターネット通信の利用には支障ありません。
ドコモ光
ドコモ光は、株式会社NTTドコモが提供している光コラボレーションモデルで、ドコモとのスマホセット割があります。
ドコモとのセット割がある光回線は他のキャリアに比べて数が少ないため、料金の安さを重視したいドコモユーザーの方の第一候補としておすすめです。
また、新規契約時の開通工事費が完全無料である点も魅力的です。2~3年間の長期の月額割引によって分割工事費を相殺する実質無料とは異なり、短期間で回線を解約しても工事費残債を支払う必要がありません。
GMOとくとくBB光(GMO光アクセス)
GMOとくとくBB光(GMO光アクセス)は、GMOインターネットグループ株式会社が提供している光コラボレーションモデルです。スマホとのセット割が存在せず、その他のキャンペーンで実質料金を抑えられるため、他社でセット割が適用されない方におすすめです。
サービスのメリットとして、無条件で全員が対象となるキャッシュバックのほか、他社からGMOとくとくBB光(GMO光アクセス)へ乗り換える方が受けられる解約違約金還元など、公式窓口からの申し込み特典が豊富である点が挙げられます。
おてがる光
おてがる光は、株式会社エクスゲートが提供している光コラボレーションモデルです。スマホとのセット割が存在せず、その他キャッシュバックや割引などのキャンペーンもほぼありません。その分、毎月支払う月額基本料金が安めに設定されています。
他社で光回線の実質料金を抑えるためには、複雑な手続きを行ってキャンペーンの特典を受け取る必要があるケースが多くあります。そのため、キャンペーンの仕様によっては受け取り忘れも起こりがちです。
このような仕組みが面倒に感じる方は、月額基本料金がシンプルに安いおてがる光に注目してみてください。
東北電力フロンティア光
東北電力フロンティア光は、東北電力グループの東北電力フロンティア株式会社が提供している電力系の光回線です。サービスの提供開始が2023年10月と新しく、ユーザーの声がまだ少ないことが懸念点ですが、現状の平均通信速度・評判はともに良好です。
スマホとのセット割は存在せず、東北電力の電気とのセット割「東北電力グループでんき&ひかりセット割」があります。現在東北電力の電気を契約している方なら、光回線の申し込み時に電気契約のお客さま番号を入力するだけで割引が適用されます。
光回線は「サービスに求める要素」を基準に選ぼう
山形県では電力系の光回線を利用できない状況が続いていましたが、2023年10月から東北電力が手がける光回線の提供が開始しました。通信の品質や料金の安さ、手続きの簡単さなど、自分が光回線に強く求めたい要素を考えて、快適に利用できそうな回線を選んでください。