三重県の光回線おすすめは？対応エリア・通信速度など気になる情報まとめ

光回線を選ぶときは、回線の提供エリアや月額料金、通信速度など複数のポイントに注目して比較検討することが大切です。今回は、自分に合う光回線の選び方と、三重県で利用できるおすすめの光回線8社について詳しく解説します。

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光回線とは、光の屈折や反射を利用して通信を行う仕組みのインターネット回線のことです。

開通工事によって光ファイバーと呼ばれるケーブルを宅内に引き込み、ONUやWi-Fiルーターといった機器を通じて端末をインターネットに繋ぎます。

ここからは、三重県で自分に合う光回線の選び方を解説します。それぞれ異なる特徴やメリットを知り、比較検討しながら契約する光回線を決めましょう。

光回線選びでもっとも重要なポイントが、回線の提供エリアです。住んでいる場所が回線の提供エリア外だと契約すること自体が不可能となります。

気になる回線を見つけたらまずは提供エリアに目を向けて、自宅で利用できることを確認してから詳しい情報を見ていきましょう。

光回線は「フレッツ光」・「光コラボレーション」・「ダークファイバー」・「電力会社系の光回線」の4種類に分けられ、それぞれが少しずつ異なる強みを持っています。

まずはこの4種類のうちどれを希望するかを決めて、詳しい情報を調べるのがおすすめです。

ここからは、それぞれの特徴を紹介します。

フレッツ光は、NTT東日本/NTT西日本が持つ回線を用いた光回線サービスです。フレッツ光の回線の一部は、後述する光コラボレーションの事業者に貸し出されており、フレッツ光とすべての光コラボレーションの契約ユーザーが同じ回線を共有しています。

フレッツ光のメリットは、プロバイダの自由度が高い点です。300以上の選択肢の中から自由に選ぶことができるため、ほぼ確実に希望のプロバイダを利用できます。

光コラボレーション（光コラボ）は、NTT東日本/NTT西日本が持ち、フレッツ光として使われている回線の一部分を借り受けた事業者が提供している光回線サービスです。フレッツ光にはない独自のキャッシュバック・割引などの特典やオプションが付加されています。

同じ住所での利用であれば、フレッツ光とひかりコラボレーションの通信の品質はまったく同じです。光コラボレーションだけのメリットとしては、フレッツ光よりも実質料金が大きく抑えられる可能性が高い点が挙げられます。

ダークファイバーとは、NTT東日本/NTT西日本が持つ回線のうち、フレッツ光や光コラボレーションで使用されていない休止回線を指す言葉です。この休止回線を他社が借り受け、独自に光回線サービスを提供しています。

ダークファイバーを使って展開されている光回線サービスには、auひかりやNURO光があります。フレッツ光や光コラボレーションからは独立した回線であるため、利用者が比較的少なく、通信速度や安定性に優れている点が大きな魅力です。

電力会社系の光回線は、各地方に存在する電力会社のグループ企業が提供している光回線サービスです。ダークファイバーと同様に独立した回線であるため、混雑を避けて高品質な通信を利用できる点がメリットです。

多くの場合、電気とインターネットの契約をまとめることで割引が受けられます。三重県で利用できる電力会社系の光回線は、中部電力グループの「コミュファ光」です。

光回線の月額料金は、毎月固定の「月額基本料金」ではなく、初期費用やキャッシュバック・割引の額を踏まえた「実質月額料金」で比べることが重要です。

月額基本料金が一見安く見えても、実質料金では他社より高くなるケースは多々あります。また、電気やスマホと光回線の契約をまとめることで適用されるセット割にも注目しましょう。

通信速度にこだわりたい方は「みんなのネット回線速度（みんそく）」などといったサイトを参考にして、平均通信速度がより速い回線を選びましょう。

ただし、立地や建物の造りによって通信速度は大きく変わります。平均通信速度のデータに近い数値で必ず利用できるとは限らないため、あくまでも目安と考えてください。

三重県で契約可能なおすすめ光回線8社について、それぞれどんな特徴があるのか、どんな人におすすめなのかを解説します。ぜひ光回線選びの参考にしてください。

コミュファ光は、中部電力の系列企業である中部テレコミュニケーション株式会社が手がける光回線です。フレッツ光や光コラボレーションとは無関係の独自回線で、提供エリアは中部地方限定であるため、混雑による速度低下が起こりにくい安定感が大きな魅力です。

au・UQモバイルユーザーの方は、セット割の適用で料金をさらに抑えられます。セット割は対象外となる方も、料金の安さよりも通信の品質を重視するならぜひ注目したい回線です。

auひかりは、KDDI株式会社が手がける光回線です。フレッツ光が持つ休止回線であるダークファイバーを用いており、フレッツ光や光コラボレーションからは独立しているため、混雑を避けてより高品質な通信を利用できます。

au・UQモバイルユーザーの方は、セット割の適用で料金をさらに抑えられます。コミュファ光が局地的に提供エリア外となってしまった方は、次にauひかりに注目するのがおすすめです。

NURO光は、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が手がける光回線です。auひかりと同じくダークファイバーを用いているため、混雑しやすい時間帯にも高速で安定した通信を求めたい方におすすめです。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーの方は、セット割の適用で料金をさらに抑えられます。対象のスマホを契約しており、通信の品質と料金の安さを両立させたい方はこちらに注目してください。

ソフトバンク光は、ソフトバンク株式会社が手がける光コラボレーションモデルです。提供エリアはフレッツ光とまったく同じで、独自回線を持つ事業者よりも広い範囲をカバーしています。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーの方は、セット割の適用で料金をさらに抑えられます。対象のスマホを契約しており、料金の安さを最優先したい方や、NURO光が契約できなかった方の次の選択肢としておすすめです。

ドコモ光は、株式会社NTTドコモが手がける光コラボレーションモデルです。

新規契約で開通工事費が完全無料となるキャンペーンがあり、申込み月を含む7ヶ月以内に利用を開始すれば、工事費を支払う必要がありません。また、自由に選択可能なプロバイダが24社と豊富である点も魅力的です。

ドコモユーザーの方は、セット割の適用で料金をさらに抑えられます。対象のスマホを契約しており、料金の安さを最優先したい方に、もっともおすすめできる回線です。

＠nifty光は、ニフティ株式会社が手がける光コラボレーションモデルです。公式窓口からの申し込み特典としてもらえるニフティポイントを@nifty使用権に変換し、毎月の＠nifty光の支払いに充当することで実質料金を抑えられます。

ポイントは手続き不要で自動的に付与されるため、もらい忘れがない点も大きなメリットです。

au・UQモバイルユーザーの方は、セット割の適用で料金をさらに抑えられます。対象のスマホを契約しており、コミュファ光やauひかりが契約できなかった方の次の選択肢としておすすめです。

@TCOMヒカリは、株式会社TOKAIコミュニケーションズが手がける光コラボレーションモデルです。公式窓口からの申し込み特典として、高額なキャッシュバックや、電子マネーへの変換・毎月の料金支払いへの充当が可能なポイント付与があります。

au・UQモバイル・LIBMOユーザーの方は、セット割の適用で料金をさらに抑えられます。LIBMOのセット割がきく光回線は特に貴重です。

au・UQモバイルユーザーの方も、コミュファ光やauひかりが契約できなかった場合の選択肢のひとつとして注目してみてください。

おてがる光は、株式会社エクスゲートが手がける光コラボレーションモデルです。

光回線の実質料金を抑えるためには、キャンペーンの適用条件を満たしたうえで申し込んだり、契約の1～2年後に受け取り手続きを行ったりしなければならないことが多々あります。しかし、おてがる光にはスマホセット割やキャンペーンによる還元がほぼなく、その分月額基本料金が安く設定されているのが特徴です。

契約時やその後の面倒な手続きが不要で、毎月の料金がシンプルに安い光回線を探している方におすすめです。

三重県では、中部電力グループが手がける電力系光回線「コミュファ光」が利用できます。地域限定で提供されており利用者分母が少ないため、混雑を避けた高品質な通信と料金のお手頃さの両立が可能です。各回線の独自のメリットに注目して、自分と相性のよい回線を見つけてみてください。