徳島の光回線特集！速度の速さや対応エリアの多さなど選び方のコツも解説

徳島県は四国地方にあり、本州など他の地方に比べると、エリア対応しているインターネット提供事業者が少なめです。そのため、快適なインターネットを使いたい場合、どう選べばいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。この記事では、フレッツ光をはじめ、光回線の対応地域や接続速度、料金など徳島での光回線の選び方やおすすめをご紹介します。

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光回線とは、光信号を光ファイバーを通じて送信することで、インターネット接続ができる高速インターネット回線です。光ファイバーは、石英ガラスやプラスチックから作られた繊維状のものをまとめた細く透明な線です。

電話やインターネットを接続する方法といえば、生まれた時からケータイやスマホがあった若い世代の方なら、電波を飛ばす方法が最初に思いつくと思います。

しかし、電波を飛ばす方法は電波が届かず利用できないエリアがあるほか、建物などに邪魔をされて途切れてしまうこともあります。

これに対して光回線の場合、回線が通っていれば途切れる心配はありません。そのため、高速の通信を安定的に利用できるのがメリットです。

では、徳島県で光回線を利用して快適にインターネットに接続したい場合、どのように選べばいいのでしょうか。

徳島県は四国地方にあるので、本州に比べると、四国地方に光回線を提供している事業者が少なめです。そのため、どのように選べばいいのかを詳しく確認していきましょう。

光回線は、Wi-Fiやスマホのように電波を飛ばす方法ではなく、物理的に回線を敷設しなくてはなりません。そのため、回線が敷設されていない地域では利用ができません。

また、光回線の整備が整っていても、ユーザー数が少ないとエリア拡大をしない事業者もあります。

瀬戸大橋で陸続きになっているといっても、四国地方は本州から離れているため、メジャーな事業者でも四国にまだエリア拡大をしていない事業者もあります。そのため、まずは自宅が対応エリアかを確認しましょう。

エリアは、徳島県単位ではなく市町村単位、さらに対応エリアの市町村でも一部地域では利用できないケースもあります。

そのため、各事業者において郵便番号などを入れ、自宅で利用できるかピンポイントで確認するのが基本となります。

光回線といっても、回線の種類や提供する方式に違いがあります。種類によってサービス内容やプラン、料金に違いが出ることがあるため、主にどんな種類があるのか見ていきましょう。

フレッツ光は光回線の代表的なブランドで、NTT東日本またはNTT西日本が提供する光回線です。

徳島県の場合は、NTT西日本のフレッツ光を利用することができます。ただし、NTT西日本に申し込んでフレッツ光の契約をしただけではインターネットは使えません。別途、インターネットをつなげる事業者であるプロバイダとの契約も必要になるので注意しましょう。

手続きだけでなく、料金の支払いも別になるため、合計でいくらかかるのかでほかの種類のプランと比較検討することが必要です。

光コラボレーションとは、NTT西日本から光回線を借りてインターネットサービスを提供する方法です。NTT西日本にフレッツ光を申し込んでも、別途プロバイダを探して申し込まなくてはなりません。

光コラボレーションであれば、プロバイダがNTT西日本から光回線を借りて提供しているため、プロバイダと契約するだけでフレッツ光が利用できます。

契約手続きも一度で済み、月額料金の支払いも回線利用料とプロバイダ料金込みなのでわかりやすい点が特徴です。

ダークファイバーとは、すでに敷設されている光回線のうち、未使用状態にある回線のことです。使用されている光回線は光が通っているのでライトファイバーと呼ばれ、光信号が通っていない未使用回線は黒い色のままなので、ダークファイバーと呼ばれています。

この点、光回線の敷設は各地域を巡り、電柱を使って物理的に敷設作業をしていかなくてはなりません。手間と時間、費用がかかる作業です。

もし、後からユーザーが増えたからと増線する工事をしなくてはならないとなれば、さらに多くの時間と費用が必要になります。

そのため、あらかじめ多めの光ファイバーを敷設しており、利用されるライトファイバーと未使用のダークファイバーが発生します。

総務省では、IT時代、DXの推進にあたり、より快適なインターネットサービスを安価に提供して、多くの国民がインターネット環境を手に入れられるよう、ダークファイバーを所有する事業者に対して、利用を希望する通信事業者などに対して開放するように命じました。

この政策に伴い、光回線を所有している事業者は、ダークファイバーを貸し付けるサービスを始めています。

貸し手となるのは、NTT西日本やNTT東日本をはじめ、電力会社や鉄道会社といった光回線を敷設して所有している事業者です。

これに対して、借り手となるのはプロバイダや、自社で回線を所有しておらず、新たにインターネットサービス事業を始めたい事業者などです。

電力会社の中にもNTTのように独自の光回線を所有して、インターネットサービスを提供する事業者が増えてきました。

もともと、NTTの固定電話回線や光回線も電力会社が所有、管理する電柱を使って配線しており、電力会社にはネットワークを張るための地盤とノウハウ、人材が豊富です。

電力自由化に伴い、電力会社も地域独占ができなくなっており、新たな時代のニーズに対応したインターネットサービスを提供する事業者が増えています。

電力会社系の光回線は、光回線と電気の契約をセットで利用することで、お得な割引サービスや特典などが付く点がメリットです。

光回線を利用すると安定感も良く、高速のインターネットが利用できるため、スマホやWi-Fiより速く、継続的に利用する方がほとんどになります。毎月継続的に支払うことになるので、月額料金がいくらかも選ぶうえで重要な要素です。

月額料金は事業者ごとに異なり、さまざまなプランが用意されているため、提供される内容やサービス、特典などを比較検討して選ぶことが大切です。

通信速度は1秒あたりに転送できるデータの量を意味するbpsという単位で表され、bpsの数値が大きくなるほど通信速度が速くなります。

1,000bpsで1Kbps（キロbps）、1,000Kbpsで1Mbps（メガbps）、1,000Mbpsで1Gbps（ギガbps）となり、ギガになるほど速度は速いです。

Webサイトの閲覧や短い動画をたまに観る程度であれば、20Mbpsあれば十分と言われています。これに対して、高画質の動画を視聴したい場合やオンラインゲームで対戦したいなら、少なくとも25Mbps以上のプランがおすすめです。

近年の傾向として、標準的なプランは1ギガプラン、高速・大容量なプランは、その10倍の速さが期待できる10ギガプランが提供されるようになっています。

ただし、徳島県の場合、1ギガは対応している事業者でも、10ギガプランの提供エリアはまだ限られているため、よく確認しましょう。

徳島県での光回線の選び方を踏まえ、おすすめ光回線をご紹介しますので、参考にしてみてください。

ピカラ光は、四国電力グループの株式会社STNetが提供している個人向け通信サービスです。

独自の高速・大容量の光ファイバーネットワークを利用したインターネットサービスのピカラ光ねっとをはじめ、ピカラ光でんわ、ピカラ光てれびを提供しています。

ピカラ光でんわは、独自の光ファイバーを使った電話サービスで、光てれびも光ファイバーを利用した放送サービスとなり、四国のケーブルテレビ会社と提携により、地上波デジタル放送をはじめ、BS、CSの豊富なCATVチャンネルの視聴も可能です。

徳島県の対応エリアは、徳島市・鳴門市・小松島市・阿南市・吉野川市・阿波市・那賀町・牟岐町・美波町・海陽町・松茂町・北島町・藍住町・板野町・上板町・石井町・三好市となっています。

月額料金は税込3,520円からで、プロバイダと回線料金がコミコミなので、申し込み手続きも簡単で、他社回線と比べて驚きの低価格が実現されています。

ピカラ光は新規加入時の特典として、開通月の月額基本料が0円になるなどお得度が高いです。

さらに、ピカラ光でんわセットの場合、無線ルーターレンタル料が無料になるなどの特典もあります。

電力会社のサービスなので、戸建向け1ギガプランは月額5,720円のところ、電気と一緒に契約すれば、1,000円の割引が適用されます。

四国最速10ギガプランは、現在徳島市のみの提供ですが、1ギガプランに1,650円（税込）プラスするだけで高速インターネットが使えるのも魅力です。

徳島県美馬市にあるケーブルテレビ会社の株式会社光ネット（光ねっとmima）が提供する光回線サービスです。

インターネットに接続するための通信回線と、インターネットサービスプロバイダがセットになっているため、別途プロバイダ契約をする必要がなく手続きも便利です。

基本となるインターネットサービスは1Gbpsで月額4,840円（税込）で、基本料金内で1個のメールアドレスも利用できます。オプションを契約すれば、ホームページサービスや固定IPサービスなども利用できるようになります。

勝浦町・上勝町では、ケーブルテレビ徳島株式会社によるケーブルテレビサービスとインターネット接続サービスを利用することができます。

インターネットサービスは最大100Mbpsで、テレビジョン放送事業者のテレビジョン放送とFM放送事業者のFM放送を再送信するサービスやIP電話サービスも利用可能です。

フレッツ光はNTT西日本が提供する光回線なので、徳島県内の幅広いエリアで利用できます。

フレッツ光は、高速・安定・高品質のインターネットとして、西日本エリア契約数はナンバーワンを誇っています。もっとも、フレッツ光を利用するには、別途プロバイダ契約が必要な点に注意しましょう。

NTT西日本でフレッツ光を申し込むと、光回線に関するお困りごとや不安にもNTT西日本の担当者が丁寧に対応してくれます。

月額利用料に便利なサービスや会員特典が付いてくるうえ、プロバイダ料金もお得にすることができます。

戸建向けプランの例として、光はじめ割（解約金あり）適用時で1・2年目は、通信速度最大1Gbpsのプランで月額料金4,730円（税込）、これに加えてプロバイダ利用料金が必要です。

プロバイダ料金はプロバイダにより異なります。

ソフトバンク光はNTTの光回線設備を用いた光コラボレーションなので、徳島県のほぼ全域をカバーしています。

なお、フレッツ光やほかの光コラボレーション事業者からであれば、開通工事不要で乗り換えできます。

ソフトバンク光がおすすめなのは、ソフトバンクまたはワイモバイルユーザーです。スマホとのセット割で、毎月のスマホ料金が割引になるなどの特典があります。

戸建住宅プランは、月額基本料金＋指定オプション550円で6,270円（税込）ですが、ここから割引が受けられます。

GMOとくとくBBのドコモ光は、フレッツ光の回線を用いた光コラボレーションサービスです。

月額料金はプロバイダ料金込みで5,720円（税込）となり、月額料金6,270円（税込）＋プロバイダ料金が必要となるフレッツ光より安くなります。

徳島県をはじめ、香川県、愛媛県、高知県の四国エリアでも提供されており、全国のフレッツ光対応エリアで、快適にインターネットを使えます。

ドコモ光はNTTドコモが提供するインターネット接続サービスであるため、ドコモユーザーにおすすめです。ドコモ光の利用により、ドコモのスマホの月額料金が割引されるサービスがあるためです。

これに加えて、GMOとくとくBBが提供するサービスも利用できます。

高速のインターネットサービスだけでなく、v6プラス対応Wi-Fiルーターの無料レンタルができるのが便利です。

光回線といっても、さまざまなサービス提供事業者があります。徳島県の自宅やマンションなどがあるエリアに対応しているかをはじめ、通信速度や料金プラン、お得なセット割りなどを比較検討し、ニーズに合った光回線を選びましょう。