旅行におすすめの離島はどこ?日本国内の注目のスポットを一挙ご紹介

旅行におすすめの離島はどこ?日本国内の注目のスポットを一挙ご紹介

関東や関西からも行きやすく、穴場の離島はあるでしょうか。ツアーで安い料金で行けるところや冬にも楽しめる沖縄の離島など、日本国内の注目のスポットを一挙ご紹介していきます。旅行におすすめの離島の選び方や持ち物、注意点などもご紹介しますので参考にしてください。

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旅行での離島の選び方

旅行で離島を訪れたいといっても、日本国内には小さな離島から、よく知られた離島までたくさんの島々があります。どんな基準で選べば良いのか見ていきましょう。

旅行の目的で選ぶ

離島選びの代表的な基準は目的で選ぶことです。離島で何をしたいのか、どんな目的で行きたいのかによって選んでみましょう。主な目的として以下のものがありますが、複数の目的から選ぶのもおすすめです。

観光を楽しむ

離島によっては、自然が広がるだけの場所もあれば、観光名所や観光スポットなどがある場合や観光ツアーが充実しているところもあります。事前に情報をリサーチし、行ってみたい観光スポットがあるか検討しましょう。

アクティビティを楽しむ

アクティビティといっても種類が豊富です。離島はどこも海に囲まれているので、マリンレジャーができるケースが多いです。マリンレジャーといっても、海の波の状態や海岸の環境、季節などによってできることは異なります。

海水浴やダイビング、シーカヤックやシュノーケルのほか、海釣りや磯釣り、磯遊び、サーフィンなどさまざまあるので、やりたいアクティビティから考えるのもおすすめです。また、内陸のトレッキングや川遊び、ガイドツアーなどもあります。

自然を楽しむ

離島は海に囲まれており、海に親しめるほか、本土ほど開発が進んでいない分、さまざまな自然が残されています。

樹林や高山植物、その土地にしかない植物などに親しむこともできるので、自然を満喫したい時にもおすすめです。

グルメを楽しむ

離島にはその土地でしか採れない農作物や果物、特産の海産物なども目白押しです。島伝統の郷土料理などもあるので、グルメを楽しんだり、お土産を買ってきたりと食の楽しみもあります。

離島への持ち物リスト

離島に行く際は、今の時代どこでもコンビニがあるなどと思ってはいけません。離島で台風が来るなどして立ち往生すれば、物資も入ってこなくなり、さまざまなものが足りなくなります。そのため、気軽に行ける国内旅行とは異なる心構えで持ち物を用意しましょう。

靴は運動靴やスニーカーなど歩きやすいものを用意します。軍艦島など、ハイヒール、ピンヒール、サンダル、草履では上陸が認められない離島もあります。

雨が降った際の傘や日よけの日傘も必要ですが、雨天時に備えてレインコートを用意し、日傘代わりに帽子を用意しましょう。

水分補給のペットボトルやチョコレートや簡易栄養食などのエネルギー補給食、場合によってはすぐに食べられるレトルト食品なども持って行くと、台風などで足止めされた時に活用できます

離島によっては大きな病院がないこともあるので、具合が悪くなった時に備えて薬や救急キットなども持参しましょう。

タオルやビニール袋など、さまざまなリスクを想定しながら、必要なものを考え、多めに持って行くのが理想です。

離島へのアクセスに注意!

離島は船または飛行機で行くのが基本で、気象条件や安全基準が揃わないと飛行機や船が出ない場合や上陸することができません。また、離島から帰ることもできなくなります。

海が穏やかに見える時でも、気象条件などによっては航行できない場合があるため、旅行のスケジュールが大きく狂うこともあり得ます。

離島近くの空港や港で立ち往生する可能性もあるため、その際に速やかに宿などを手配できるように事前に情報を得ておくことが必要です。

一方、離島で足止めを食うこともあるので、宿泊するために必要な金銭を多めに持って行くなどすることも求められます。

離島へ行く船や飛行機の便は限られており、離島によっては毎日ない場合もあります。1日に数本というケースも多いので、乗り遅れることがないよう、余裕を持って行動しましょう。

旅行におすすめの離島5選

観光やアクティビティを楽しむ、自然に親しむ、グルメを楽しむといった目的を満たしてくれる、旅行におすすめの離島5選をご紹介します。比較的アクセスもしやすいので、離島初心者などにもおすすめです。

礼文島

礼文島は、稚内市の西方60キロメートルの日本海に位置する最北の離島であり、稚内港からフェリーで2時間ほどです。フェリーが主な交通手段なので、船酔いをする人は気を付けましょう。

礼文島は、利尻島とともに利尻礼文サロベツ国立公園があり、夏になると約300種の高山植物が咲き誇ります。その光景は非常に美しく、花の島として知られています。

冬は雪のため、関東や関西などから訪れるにはアクセスや滞在が厳しくなるため、春から秋までの高山植物が楽しめるシーズンに旅行に訪れてみましょう。

礼文島は最北の僻地的なイメージがありますが、大きな観光ホテルも複数あるので、宿泊もしやすいです。

小豆島

小豆島は、瀬戸内海国立公園の中心にある、瀬戸内海に浮かぶ離島です。アクセスは、高速船なら高松港から小豆島にある土庄港まで約30分、フェリーなら新岡山港から土庄港まで約70分と、比較的気軽に訪れることができます。

古くより、小説や映画やドラマの舞台となっており、最近でも映画の撮影が行われるなど、映画ファンの聖地巡礼スポットとしても有名な島です。

弥生時代から塩が生産されるなど歴史も古い島ですが、江戸時代以降、塩の生産から、塩を使った醤油の産地に転換し、小豆島の醤油はお土産にも最適です。小豆島には素麺をはじめ、近年盛んなオリーブを使った食品や美容商品なども買うことができます。

小豆島の気候は、オリーブの産地であるスペインなどに似ていると言われ、栽培が始まりました。国産オリーブは小豆島ならではなので、ぜひ買い求めてみましょう。

観光スポットも豊富で、サンセットが絶景の夕陽ヶ丘、オリーブの林に囲まれ、季節によってはオリーブの実の収穫体験も楽しめる道の駅オリーブ公園などがあります。

潮の満ち引きによって現れる砂の道は、天使の散歩道と呼ばれており、大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うとされ、恋人たちに話題のスポットになっています。

軍艦島

軍艦島は、世界遺産にも登録された歴史的な建物や生活の歴史などを学べる場所です。軍艦島上陸クルーズツアーを利用しなくてはなりませんので注意しましょう。ツアーを利用すると、長崎港からツアー船に乗り、30分~40分ほどでアクセスできます。

海底炭鉱を掘るために造られた人工島で、岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートの建物の遺構が建ち並ぶ島です。

炭鉱の最盛期であった1960年には約5,300人もの人が暮らし、当時日本一の人口密度だったと言われています。主要エネルギーが石炭から石油へと移行したことで、1974年に閉山し、島民が去ったことで無人島になりました。

2015年7月に「明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」として世界文化遺産に認定されました。軍艦島上陸クルーズでは、軍艦島の石炭採掘で栄えた歴史をガイドの解説付きで巡ることができます。

種子島

種子島は、本州の最南端である鹿児島県佐多岬から、南東へ40kmの位置にある島で、現在ではロケットの発射基地として知られています。

交通アクセスは、飛行機なら鹿児島から約40分、高速船なら鹿児島本港南埠頭から約1時間35分、また、フェリーの場合、鹿児島本港南埠頭から約3時間30分です。船酔いが気になる方も、飛行機で短時間でアクセスできる点が魅力となっています。

種子島は、ポルトガルから鉄砲が伝えられた歴史ある地です。近年はロケットの発射基地として有名になっていますが、種子島には非常に美しい白い砂浜と青い海が広がっています。

遠浅の美しいビーチでは、シーカヤックやダイビングなどのマリンスポーツを年間を通じて楽しめるほど、温暖で穏やかです。一方、太平洋の荒波が打ち寄せる鉄浜海岸ではサーフィンが楽しめます。

種子島宇宙センターでは、タイミングが合えばロケットの発射風景に立ち会えるほか、ロケットや人工衛星について学べる宇宙科学技術館を見学することができます。

広大な宇宙センター内をバスで巡れる無料の施設案内ツアーに参加するのもおすすめです。種子島には甘くておいしい安納芋やタンカン、黒糖の産地でもあり、島グルメも楽しめます。

竹富島

沖縄には数々の離島がありますが、今回ピックアップしたのは竹富島です。観光旅行にも行きやすい沖縄の離島の一つで、石垣島にある石垣港から離島ターミナルまで約10分で到着できます。石垣島には、関東や関西の空港からも直行便が出ているので、竹富島へのアクセスは比較的スムーズです。

竹富島を含む竹富町は、町全体が星空保護区に認定されるなど、世界屈指の美しい星空が楽しめる地域なので、ぜひ離島宿泊をしてほしい場所です。赤瓦の民家と白砂の道など、沖縄の伝統的な街並み全体が文化遺産になっており、古き良き沖縄にタイムトリップしたような感覚に陥ります。

三線の音が流れる中、水牛車に揺られながら古き良き街並みをのんびりと散策するのがおすすめです。白砂と青く澄んだ海が美しいコンドイ浜や星の形をした砂で有名なカイジ浜など、美しい海に囲まれているので、マリンスポーツも楽しめます。

注目の離島へ旅行しよう

国内の離島に旅行に行きたいなら、目的から検討してみましょう。観光やアクティビティを楽しむ、自然に親しむ、グルメを楽しむなど目的に合わせ、ニーズにマッチする離島を絞り込みましょう。離島に行くにはアクセスしやすいかも重要な要素です。離島ゆえに持って行きたい持ち物なども踏まえ、快適な旅行を楽しみましょう。

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