助産師の平均年収はいくら?年齢別の平均給与やおすすめ転職サイトもご紹介

助産師の平均年収はいくら?年齢別の平均給与やおすすめ転職サイトもご紹介

助産師は、助産行為の専門職です。どのくらいの年収であるかと気になる方もいるのではないでしょうか。そこで、本記事では、20代や30代などの年齢別や大卒や院卒などの学歴別で、助産師の平均年収について解説します。高い年収を目指すための助産師におすすめの転職サイトも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。

助産師の平均年収はいくら?

厚生労働省が実施している「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、助産師のきまって支給する現金給与額は39万8,700円でした。また、助産師の年間賞与、その他特別給与額は105万7,700円です。

これらの金額をもとにして算出すると、年齢や学歴、地域などにより異なりますが、助産師の平均年収は目安として583万円ほどになります。

年齢別での助産師の平均年収は以下の通りです。

新卒・20代の助産師の平均年収

20~24歳の助産師の平均年収は410万円ほど、一方、25~29歳の助産師の平均年収は496万円ほどとされています。

20代前半と20代後半とでは、86万円ほどの開きがあるのが特徴的。新卒者や20代前半の助産師が、実務経験が浅いこともあり、平均年収が低い傾向であることが分かります。

新卒すぐの場合は高い給与はあまり期待できませんが、年齢が上がると、徐々に年収も上がっていくのが、助産師の年収の特徴です。

20~24歳の一般的な平均年収は273万円ほど、25~29歳の平均年収は389万円ほどとされるため、20代の助産師の収入は平均よりも高いと言えるでしょう。

30代の助産師の平均年収

30~34歳までの助産師の平均年収は537万円ほど、35~39歳までの助産師の平均年収は562万円ほどとされています。30代になると、助産師の平均年収が500万円を超える場合もあります。

30~34歳の一般的な平均年収は425万円ほど、35~39歳の平均年収は462万円ほどとされるため、30代においても助産師の収入は平均よりも高いと言えるでしょう。

40代の助産師の平均年収

40~44歳までの助産師の平均年収は644万円ほど、45~49歳までの助産師の平均年収は637万円ほどとされています。

40代になると、平均年収がさらにアップして、600万円台を超えることも。月収が高くなることで、ボーナスも増え、さらに年収が上がる傾向にあります。

40~44歳の一般的な平均年収は491万円ほど、45~49歳の平均年収は521万円ほどとされるため、40代においても助産師の収入は平均よりも高い水準と言えるでしょう。

50代の助産師の平均年収

50~54歳までの助産師の平均年収は698万円ほど、55~59歳までの助産師の平均年収は593万円ほどとされています。50代になると、700万円近い年収を目指せることも。

50代前半は、主任や師長などの管理職に就く人もいるため、平均年収が非常に高い傾向です。

しかし、50代後半になると、管理職を離れたり、夜勤の回数が減ったりなどの理由から、平均年収がダウンしています。助産師の年収のピークは、50代前半頃と言えるでしょう。

60代の助産師の平均年収

60~64歳までの助産師の平均年収は511万円ほど、65~69歳までの助産師の平均年収は524万円ほどです。

60代になると、平均年収が500万円台に下がってしまいます。

60代は役職定年を迎える人や退職する人などが多い世代ということもあり、年収が下がりやすい傾向です。

学歴で平均年収は違う?

助産師の学歴は、中卒、高卒、専門学校卒などさまざまです。医療系の大学や大学院を卒業している助産師もいます。

学歴によって平均年収が違うのではと、気になる方もいるのではないでしょうか。

一般の会社と同じように、病院やクリニックなどの医療機関でも、大卒者や大学院卒者などの給与を高く設定しているところがあります。

ただし、助産師は最終学歴よりも、本人の実務経験が重視される職種です。大卒者や大学院卒者以外でも、実務経験が豊富な人であれば、学歴の差を感じずに働けるでしょう。

助産師と看護師の年収は違う?

「令和4年 賃金構造基本統計調査」によると、看護師のきまって支給する現金給与額は、35万1,600円ほど。看護師の年間賞与その他特別給与額は86万2,100円で、これらの金額をもとに計算すると、看護師の平均年収は508万円ほどが目安となります。

助産師の平均年収は583万円ほどが目安となるため、一般的には助産師の平均年収は看護師よりも高い水準であることが分かります。

賞与・ボーナスの平均はどれくらい?

助産師の賞与・ボーナスの額は、働く職場によって差があります。

「令和4年 賃金構造基本統計調査」によると、10~99人の職場で働く助産師の年間賞与その他特別給与は88万円ほど、100~999人の職場が98万円ほど、 1,000人以上の職場では122万円ほどとされます。

大規模病院で働いている人は、賞与・ボーナスの額が増える可能性が高いでしょう。

時給の平均はどれくらい?

短時間で働く助産師の平均時給は2,018円が目安です。

組織規模別の助産師の平均時給は、10~99人が2,127円、100~999人が1,855円、1,000人以上が1,908円となっています。

また、勤務形態によっても、助産師の平均時給が異なります。アルバイトやパートの平均時給は1,474円で、派遣社員は1,726円となっています。

助産師は、時給で働く場合であっても、平均よりも高い水準の給与がもらえる職種だと言えるでしょう。

その他手当はある?

助産師が受け取れる手当としては、分娩介助手当があります。分娩介助手当は、分娩に立ち会うことで支給される手当のことです。

手当の金額は職場によって異なりますが、分娩1回につき10,000円ほどが相場です。

また、勤務が夜中になった時は夜勤手当が支給されます。夜勤手当の相場は、1回につき5,000円ほどです。夜勤が多い助産師は、年収が増えやすいでしょう。

そのほかに、残業手当、通勤手当、住居手当、家族手当、育児手当、資格取得手当など、さまざまな手当があります。職場によって、用意されている手当が異なるので、確認をするといいでしょう。

助産師におすすめの転職サイト

助産師の平均年収は、他業種に比べて高い水準にあることが分かります。また、現在の職場よりも高い平均年収を目指すならば、転職の検討をしてみるのはいかがでしょうか?

助産師の仕事を探している方は、転職サイトをまず見てみましょう。助産師の求人を探すならば、医療系求人に特化したサイトがおすすめです。

転職サイトの専任コーディネーターから、助産師の転職のアドバイスも受けられるので、転職活動がスムーズに進むことでしょう。

最後に、助産師におすすめの転職サイトを7つご紹介します。

求人取扱数、サイトの使い勝手、サポートなどをよく比較して、自分に合う転職サイトを選んでみてください。

ナース人材バンク

ナース人材バンクは、年間10万人が利用する国内最大級の看護師や助産師の求人が多い転職サービスです。北海道から沖縄県まで、全国各地の求人を豊富に取り揃えています。

都道府県やフリーワードなどから、希望の勤務地や勤務条件などが簡単に検索できるので、希望の求人がないかチェックしてみましょう。

各都道府県の担当キャリアパートナーが在籍しており、業界特有の悩みや病院、クリニックの雰囲気などを相談することも可能です。

履歴書や職務経歴書の書き方、退職交渉の進め方、円満退職のポイントなどのお役立ちコンテンツも用意されているので、目を通しておくと良いでしょう。

レバウェル看護

レバウェル看護は、掲載求人件数が15万件以上、累計40万人が利用している転職支援サービスです。助産師のほかに、看護師、保健師などの求人も豊富に取り扱いしています。

レバウェル看護の特徴は、サポートが充実していること。求人の紹介だけでなく、転職希望先との給与交渉、勤務時間の調整など、さまざまなサポートを行ってくれます。

LINEから転職の相談をすることも可能なので、隙間時間でも転職活動が進められるのが嬉しいポイントです。

マイナビ看護師

マイナビ看護師は、助産師や看護師などの医療系の求人に特化した転職サイトです。求人総数は約8万件となっており、助産師の求人も600件以上あります。

非公開求人の紹介も受けられるため、ぜひ登録しておくと良いでしょう。公式サイトからはわずか1分ほどで登録できる気軽さも嬉しいですね。

さらに、プロのキャリアアドバイザーから履歴書の添削・面接対策などのアドバイスを受けることも可能です。

転職希望先との条件交渉、在職中の職場との退職交渉なども、キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれます。

看護師ワーカー

看護師ワーカーは、助産師や看護師などの医療職の転職をサポートしているサイトです。

全国各地に拠点があり、病院、クリニック、介護施設など、幅広い求人を取り扱っています。公開求人総数は約6万件ですが、登録すれば、好待遇の非公開求人の紹介を受けることも可能です。

メルマガ登録フォームから登録すると、非公開求人の情報が届くので、転職市場を把握するためにも登録しておくのがおすすめ。

企業からスカウトが来たり、求人情報をLINEで受け取れたりするので、忙しい方でも隙間時間で転職活動を進められます。

ナースではたらこ

ナースではたらこは、上場企業が運営する日本最大級の転職サイトです。全国各地の医療機関の求人情報を取り扱っています。

多くの求人の中から、自分に合う転職先を見つけたい方におすすめです。

さらに、専門のキャリアアドバイザーが在籍しており、自分の希望にマッチした求人の紹介のほか、面接対策や入職後のフォローなどのサポートが受けられます。

助産師の転職を全力でサポートしてくれる転職サイトです。

ナースパワー

ナースパワーは、全国19ヶ所に拠点を構える医療系に特化した転職支援サイトです。

契約している転職先のみの掲載となっているため、即応募も可能。年間看護師紹介数が5,000名を超えるなど、最適な求人と出会える可能性が高いサイトと言えます。スピーディーに転職したい方におすすめのサイトです。

また、単発やアルバイトでの求人も多く掲載しているため、フリーランスの助産師として働く方や時短で働きたい方にもおすすめ!

出張登録会や相談会なども実施しているため、情報収集のためにも参加してみると良いでしょう。

助産師の年収を上げたいなら転職サイトを活用しよう!

助産師の平均年収は583万円ほどが目安とされていますが、職場や年齢、手当の有無によって年収は大きく異なります。

現在の職場では年収に不安がある方や、スキルを活かしてキャリアアップしたい方は、転職活動を検討してみるのがおすすめ。

年収をもっと上げたいと考えている方は、転職サイトを活用して、年収が上がる職場やスキルを活かせる職場を探してみてくださいね。

※本記事に掲載している商品の情報は、記事更新時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がクラシルに還元されることがあります。

この記事に関連するおすすめ記事

その他のサービスカテゴリー

カテゴリー