花粉症で悩む人におすすめの市販薬17選!選び方や処方薬との違いも解説
くしゃみや鼻水、目のかゆみ、喉の痛みなど、症状別に数多くの製品がある「花粉症の市販薬」。期待していたほど薬が効かないということも多く、どれがよいのか迷っている方も少なくないでしょう。この記事では花粉症の市販薬の選び方や、おすすめの商品をご紹介しているので、ぜひ迷った際は参考にしてくださいね。
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花粉症の市販薬の種類
花粉症の薬には、以下のような種類があります。
- 飲み薬(内服薬)
- 点鼻薬(鼻の諸症状に)
- 点眼薬(目のかゆみや炎症に)
- うがい薬やスプレー(喉の痛みに)
- 漢方薬
自分の症状に合ったものを選ぶことが大切なので、まずはそれぞれの特徴についてチェックしてみましょう。
総合的な対策には飲み薬
花粉症で複数の症状が出る方には、抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)の飲み薬と、点眼薬や点鼻薬など症状に合わせたものを組み合わせるのがおすすめです。
ただし組み合わせについては念のため、独断ではなく医師や薬剤師に相談するようにしましょう。ヒスタミンは花粉症の諸症状を引き起こす原因物質なので、ヒスタミンのはたらきをブロックする内服薬を活用すれば総合的な花粉症対策になります。
鼻水やくしゃみには点鼻薬
点鼻薬は鼻の中に直接噴射するタイプで、鼻の内側の粘膜のアレルギー反応を抑えるための薬です。点鼻薬には、抗ヒスタミン点鼻薬・鼻噴霧ステロイド薬・抗アレルギー点鼻薬の3種類があります。
抗ヒスタミン点鼻薬は上述の抗ヒスタミン薬のように、アレルギー症状の原因となるヒスタミンのはたらきを抑えるもの。鼻噴霧ステロイド薬はくしゃみ・鼻水・鼻詰まりといった症状におすすめで、続けて使用することが大切な薬です。
抗アレルギー点鼻薬は鼻詰まりにはおすすめできませんが、くしゃみや鼻水が気になるときや、内服薬や鼻噴霧ステロイド薬を使いたくない方に向いています。
目のかゆみには点眼薬
目のかゆみが気になる場合は、抗アレルギー点眼薬がおすすめです。花粉が目の結膜に付くと、目の炎症やかゆみを引き起こす物質が放出されます。
抗アレルギー点眼薬は、このようなアレルギー物質の作用を抑制することで目のかゆみを抑えたり、抗炎症成分が一緒に配合されている場合は目の炎症も鎮めてくれたりもします。コンタクトの上から使えるものや、角膜保護やうるおい成分が入ったものも多いですよ。
喉の痛みにはうがい薬・スプレー
喉の痛みはアレルギー反応で痛くなることもありますが、鼻水が喉に流れて痛くなる場合もあります。とはいえどちらのケースも、同じ花粉症用の薬で対処可能です。
喉用の市販薬にはうがい薬や喉スプレーといったものがありますが、どちらも喉に直接アプローチしやすい一方で味を感じやすいため、続けやすいよう味が気にならないものを選ぶとよいでしょう。
また、自宅ならいつでもうがいしやすいですが、喉の痛みが気になったときすぐに対処したいなら、持ち運びやすい喉スプレーを選ぶのもおすすめですよ。
穏やかなものを求めるなら漢方薬
漢方薬は、他の市販薬のような強い効果や即効性がないことがほとんどですが、そのぶん作用が穏やかで副作用も少ないというメリットがあります。また数多くの漢方薬があるため、一人ひとりの体質に合ったものを選べるというのも魅力です。
ただし種類が多すぎて、市販の漢方薬の中から自分に合うものを独断で選ぶのは難しいので、専門知識のある薬剤師に相談した上でどれがよいか判断するようにしましょう。
市販薬は効かない?処方薬との違いは?
市販薬と処方薬の最も大きな違いは、効き目の強さです。薬の作用が強いほど副作用のリスクも高くなるため、市販薬は効果よりも安全性を第一に考え、処方薬よりも穏やかな効き目でさまざまな症状に対応できるよう作られています。
なお市販薬は副作用のリスクの高さ別で、第1類・第2類・第3類と分類されているのも特徴です。第1類は市販薬の中でもリスクが高め、第2類は比較的高め、第3類はリスクが比較的低いとされていますよ。
花粉症の市販薬を選ぶときのポイント
市販の花粉症用の薬を選ぶ際は、以下のようなポイントをチェックしましょう。
- 抗ヒスタミン薬が第1世代か第2世代か
- 飲みやすさや続けやすさ
- 対象年齢(子ども用)
特に抗ヒスタミン薬の世代では、効果の感じ方や副作用の出やすさなどが大きく異なるので、しっかりチェックして選びましょう。
抗ヒスタミン薬は第1世代か第2世代かをチェック
第1世代の抗ヒスタミン薬は、アレルギー症状が和らいでいくのを比較的短時間で実感できるというメリットがありますが、そのぶん眠気や口の渇きといった副作用が出やすいことがデメリットです。
第2世代はこのような副作用が起きにくいよう改良された抗ヒスタミン薬で、眠くなりにくいため昼間も服用しやすくなっています。
飲みやすいもの・続けやすいものを選ぶ
慢性的に花粉症で悩んでいる方は特に、できる限り飲みやすく続けやすいものを選びましょう。たとえば上述したような錠剤やチュアブルタイプなど、錠剤の場合は1粒の大きさ、また1日何回飲む必要があるのかといったポイントをチェックしてみてください。
薬を飲み忘れやすい方は1日に飲む回数が少ないものを選んでおくと続けやすいでしょう。
子ども用は対象年齢を確認
子ども用の花粉症用の薬はあまり多くなく、成分に関してはほとんどの商品で差がありません。しかし商品によって対象年齢が異なる場合があるため、必ず購入前にチェックしておきましょう。対象年齢の薬を見つけたら、子どもがストレスなく飲みやすいよう、好みの味や形状のものを選んであげてくださいね。
子ども向けには錠剤やチュアブル以外に、シロップタイプなども販売されていますよ。
花粉シーズンの前に用意しておく
花粉症の症状が出るであろうことが事前にわかっている方は、花粉シーズンの前から薬を飲み始めることをおすすめします。市販薬は症状を抑える作用が穏やかなので、シーズンが始まって花粉症の症状が強くなってからでは効き目を感じにくくなってしまうことも。
抗ヒスタミン薬は早めに飲んでおくことで症状を軽く抑えやすくなるため、症状が出る前から、または症状を感じ始めたらできる限りすぐ飲んでおきましょう。
花粉症の飲み薬5選
ここからはおすすめの市販の花粉症薬をご紹介します。まずは飲み薬です。抗ヒスタミン薬を配合しているものは眠くなりにくい第2世代を中心にピックアップしているので、ご自身の症状やライフスタイルに合ったものを選んでくださいね。
商品情報
【内容量】12錠
【成分・分量】1錠(1日量)中
エピナスチン塩酸塩 20mg
添加物:無水ケイ酸、乳糖、ヒプロメロース、ポビドン、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー、マクロゴール、シリコーン樹脂、ステアリン酸Mg、タルク、酸化チタン、トウモロコシデンプン
アレジオンの主成分である「エピナスチン塩酸塩」は第2世代の抗ヒスタミン剤なので、眠気や日中のパフォーマンス低下を引き起こしにくい花粉症用の鼻炎薬を求めている方におすすめです。1日1回でしっかりと花粉症のつらい症状を抑えてくれるため、忙しい方も服用しやすいでしょう。また抗ヒスタミンだけでなく、抗アレルギー作用と抗炎症作用によっても鼻炎の症状を和らげられますよ。
商品情報
【内容量】56錠
【成分・分量】2錠中
フェキソフェナジン塩酸塩 120mg
添加物:セルロース,部分アルファー化デンプン,ポビドン,デンプングリコール酸ナトリウム,軽質無水ケイ酸,ヒプロメロース(ヒドロキシプロピルメチルセルロース),マクロゴール6000,酸化チタン,三二酸化鉄,黄色三二酸化鉄,ステアリン酸マグネシウム
アレルビは抗アレルギー薬として使用される第2世代の抗ヒスタミン薬「フェキソフェナジン塩酸塩」を主成分としています。1回1錠、1日2回服用するタイプで、主にくしゃみや鼻水など鼻のアレルギー症状が気になる方におすすめです。フェキソフェナジン塩酸塩は早く症状が和らぐのを感じやすく、目のかゆみもある程度抑えてくれる成分とされていますよ。
商品情報
【内容量】28日分(56錠)
【成分・分量】1日量:2錠中
フェキソフェナジン塩酸塩 120mg
添加物:結晶セルロース、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポビドン、酸化チタン、マクロゴール400、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄
アレグラFXはアレルビと同じ「フェキソフェナジン塩酸塩」を主成分とした花粉症薬で、1回1錠、1日2回の服用という点も同じです。そのためアレグラFXかアレルビかで迷った際は、価格や内容量の好みで選ぶとよいでしょう。アレグラFXが15歳以上から服用可能で、もし7〜14歳の方が飲みたい場合は「アレグラFXジュニア」というお子様向けのものが別途販売されていますよ。
商品情報
【内容量】28錠
【成分・分量】1錠中
ロラタジン10mg
添加物:乳糖、トウモロコシデンプン、ステアリン酸Mg
クラリチンEXには、かつては医療用とした使われてきた第2世代の抗ヒスタミン薬「ロラタジン」が主成分として含まれています。眠気や集中力の低下、口の渇きを引き起こしにくく、1日1回の服用でよいので飲み忘れる心配も少ないでしょう。粒は飲みやすい直径6.5mmの小粒です。スピーディに作用してくれて、持続時間が約14時間と長いという特徴もありますよ。
商品情報
【内容量】24錠
【成分・分量】2錠中:内核/外層
クロルフェニラミンマレイン酸:6mg/6mg
フェニレフリン塩酸塩:6mg/6mg
ダツラエキス:12mg/12mg
添加物:リン酸水素Ca、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルスターチ、ヒプロメロース、ステアリン酸Mg、ヒプロメロースフタル酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、セラック、白糖、グリセリン、タルク、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、炭酸Ca、酸化チタン、ジメチルポリシロキサン、二酸化ケイ素、ポピドン、カルナウバロウ
ストナリニZは医療用成分である「セチリジン塩酸塩」を配合したアレルギー鼻炎薬で、こちらは寝る前に1回飲むだけで24時間持続するジェルが入ったカプセルタイプです。第2世代の抗ヒスタミン薬なので眠くなりにくく、さらに抗アレルギー作用と抗炎症作用もあるため、今気になる症状とこれから出るかもしれない症状の両方を抑えてくれますよ。
花粉症の点鼻薬3選
次に点鼻薬をご紹介します。ステロイド配合でも、局所的にしっかりアプローチしながら体には吸収されにくいという使い勝手のよいものも。液だれしにくいものや、今すぐ症状を何とかしたいときに便利なものもあるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
商品情報
【内容量】10mL
【成分・分量】100g中
ベクロメタゾンプロピオン酸エステル 0.1g
添加物:セルロース、カルメロースNa、プロピレングリコール、グリセリン、ポリソルベート80、ベンザルコニウム塩化物、クエン酸、香料(l-メントールを含む)
炎症が起きている箇所にしっかりアプローチしながらも、体内には吸収されにくくてステロイドの影響が少ないとされる「ベクロメタゾンプロピオン酸エステル」を主成分とした点鼻薬です。鼻詰まりを引き起こしている鼻腔内のうっ血や炎症に直接アプローチして、通りをよくしてくれます。一度スプレーしたものは容器内に入らないようになっているので、衛生的に使えるでしょう。
商品情報
【内容量】約120回噴霧(8.5g)
【成分・分量】100g中
ベクロメタゾンプロピオン酸エステル 0.1g
添加物:ベンザルコニウム塩化物、ポリソルベート80、セルロース、カルメロースNa、グリセリン、プロピレングリコール、クエン酸Na、クエン酸、ジェランガム、l-メントール
局所にしっかりアプローチしながらもステロイドが体に吸収されにくい、アンテドラッグステロイドである「ベクロメタゾンプロピオン酸エステル」を使用しています。薬剤が患部に付着するとジェル化するため、液だれしにくくて使い勝手がよいですよ。眠くなるような抗ヒスタミン剤は使用していないので、日中でも使いやすいでしょう。
商品情報
【内容量】15mL
【成分・分量】
クロモグリク酸ナトリウム:1%
クロルフェニラミンマレイン酸塩:0.25%
ナファゾリン塩酸塩:0.025%
ベンゼトニウム塩化物:0.005%
添加物:エデト酸Na、クロロブタノール、エタノール、リン酸水素Na、リン酸二水素Na、L-メントール、ポリソルベート80、グリセリン、CMC-Na、pH調整剤
花粉症の症状を根本的に抑制する、抗アレルギー剤「クロモグリク酸ナトリウム」を主に配合した点鼻薬です。すでに出てしまっている症状には第1世代の抗ヒスタミン剤「クロルフェニラミンマレイン塩酸」が、つらい鼻詰まりには即効性の高さで知られる血管収縮剤の「ナファゾリン塩酸塩」がそれぞれ作用してくれます。ただし血管収縮剤は長期に渡って使用すると効きにくくなったり、かえって症状が酷くなることがあるので注意して使用しましょう。
花粉症の点眼薬3選
次に点眼薬のご紹介です。花粉が飛び始める前から使えばより症状を抑えられるタイプのものもあるので、気になるものがあればぜひチェックしてみてください。またコンタクトレンズを常用している方は、必ずコンタクトレンズ(ソフト・ハード)に対応しているかどうか確認してから購入しましょう。
商品情報
【内容量】13mL
【成分・分量】
クロモグリク酸ナトリウム 1%
クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.03%
プラノプロフェン 0.05%
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム 0.5%
添加物:ホウ酸,ホウ砂,l-メントール,d-カンフル,ジブチルヒドロキシトルエン(BHT),ポリソルベート80,塩酸ポリヘキサニド,pH調節剤
アレルギー症状を抑える「クロモグリク酸ナトリウム」と、かゆみにアプローチする「クロルフェニラミンマレイン酸塩」、目の炎症を鎮める「プラノプロフェン」などが配合されている点眼薬です。角膜保護成分のコンドロイチンも含まれていますよ。いずれの成分も現在承認されている最大量を配合しており、市販の目薬の中では比較的強め。
商品情報
【内容量】5mL×2
【成分・分量】
アシタザノラスト水和物 1.08g(アシタザノラストとして1.0mg)
添加物:モノエタノールアミン、イプシロン‐アミノカプロン酸、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、クロロブタノール、プロピレングリコール、ポリソルベート80、pH調節剤
ヒスタミンをはじめとするアレルギー症状を引き起こす物質のはたらきを弱めるのではなく、そもそも放出されないよう抑える抗アレルギー成分「アシタザノラスト水和物」を主成分とした点眼薬です。5mLのコンパクトな容器入りで2本入っているので、外出先にも持ち運びやすくて衛生的に使えますよ。可能であれば花粉が飛び始める2週間前から使用するのがおすすめです。
商品情報
【内容量】15mL
【成分・分量】
クロモグリク酸ナトリウム1000mg、クロルフェニラミンマレイン酸塩15mg、グリチルリチン酸二カリウム125mg
添加物:エデト酸ナトリウム水和物、イプシロン-アミノカプロン酸、ホウ酸、ホウ砂、d-ボルネオール、d-カンフル、メチルパラベン、プロピルパラベン、エタノール
抗アレルギー成分の「クロモグリク酸ナトリウム」、抗ヒスタミン成分の「クロルフェニラミンマレイン酸塩」、抗炎症成分の「グリチルリチン酸ニカリウム」が配合されています。このように3つの成分で多角的に目のアレルギー症状にアプローチする点眼薬です。今つらい症状も、これから出る可能性がある症状も鎮めてくれますよ。
花粉症のうがい薬・スプレー3選
次に喉の症状が気になる方向けに、うがい薬と喉スプレーをご紹介します。喉スプレーは外出時にも使いやすく、うがい薬は風味にクセがないものをピックアップしているので、好みやライフスタイルにあったものを選びましょう。
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商品情報
【内容量】30mL
【成分・分量】100mL中
セチルピリジニウム塩化物水和物 0.3g
添加物:グリセリン、D-ソルビトール、プロピレングリコール、エタノール、クエン酸Na水和物、l-メントール、無水クエン酸、香料
つらい症状を起こしている喉の患部に直接届けやすい、「セチルピリジニウム塩化物水和物」を主成分としたスプレータイプです。セチルピリジニウム塩化物水和物はうがい薬やトローチなどによく配合される成分で、粘膜の細菌が増殖するのを防げるため、喉や口の中を殺菌する成分として医薬品に広く使用されています。殺菌作用により喉の炎症や不快感を和らげてくれるでしょう。
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商品情報
【内容量】200mL
【成分・分量】100mL中
セチルピリジニウム塩化物水和物:250mg、グリチルリチン酸二カリウム:250mg
添加物:エタノール、l-メントール、pH調整剤、香料
うがい薬として長く愛され続けている、イソジンから販売されているうがい薬です。無色透明なマイルドミント風味となっており、使いやすくなっていますよ。主成分は「セチルピリジニウム塩化物水和物」と「グリチルリチン酸ニカリウム」の2種類で、メントール入りなのですっきりとした清涼感も感じられるでしょう。
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商品情報
【内容量】200mL
【成分・分量】100mL中
セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)250mg、グリチルリチン酸二カリウム(GK2)250mg、l‐メントール250mg
添加物:プロピレングリコール、ユーカリ油、サッカリンNa、香料、エタノール、ウイキョウ油
フルーツミントのアップル味で、お子様から高齢者まで家族みんなで使いやすいうがい薬です。殺菌成分として「セチルビリジニウム塩化物水和物」を配合しており、喉の線毛運動(ウイルスなどの異物を排出するはたらき)を邪魔しないのですこやかな状態をキープできますよ。こちらのアップル味のほかにピーチ味もあり、どちらも苦味がないのでお子様も抵抗なくうがいできるでしょう。
花粉症の漢方薬3選
漢方薬は、医薬品のような強い効き目はあまり期待できませんが、そのぶん眠気や口の渇きといった症状を引き起こす成分が入っていないことが魅力ですよ。
商品情報
【内容量】2.25g×20包
【成分・分量】本品2包(4.5g)中
小青竜湯エキス(1/2量)(日局ハンゲ 3.0g、日局カンキョウ 1.5g、日局カンゾウ 1.5g、日局ケイヒ 1.5g、日局ゴミシ 1.5g、日局サイシン 1.5g、日局ショウヤク 1.5g、日局マオウ 1.5g) 2.5g
添加物:日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物、ショ糖脂肪酸エステル
鼻を温めて水分の循環をサポートし、余分な水分を排出することで花粉症による鼻炎を和らげる「小青竜湯」を主成分とした漢方薬です。アレルギーによる初期の鼻水は透明でサラサラとしていることが多いので、そういった鼻水が出ている方や、お風呂などで体が温まると鼻の症状がラクになる方に向いていますよ。なお、2歳から服用可能です。
商品情報
【内容量】45包
【成分・分量】成人1日の服用量3包(1包2.0g)中
葛根湯加川キュウ辛夷エキス(1/2量)(カッコン・マオウ各2.0g、タイソウ・センキュウ・シンイ各1.5g、ケイヒ・シャクヤク・カンゾウ各1.0g、ショウキョウ0.5gより抽出。) 2350mg
添加物:ドロキシプロピルセルロース、乳糖
鼻水というよりも鼻詰まりがつらい場合には、葛根湯をベースとしたこちらの漢方薬がおすすめです。葛根湯は体を温める作用があり、さらに血液の流れをサポートする川キュウと、鼻詰まりを和らげる辛夷が配合されています。お風呂で温まると鼻詰まりがラクになる方や、鼻水やくしゃみは治ったのに鼻詰まりが残っているという方にもぴったりです。
商品情報
【内容量】180錠
【成分・分量】成人1日の服用量12錠(1錠351mg)中
荊芥連翹湯エキス粉末 3000mg(ケイガイ・レンギョウ・トウキ・シャクヤク・センキュウ・ジオウ・オウレン・オウゴン・オウバク・サンシシ・ボウフウ・キジツ・カンゾウ・ハッカ各0.9g、サイコ・キキョウ・ビャクシ各1.5gより抽出)
添加物:タルク、ステアリン酸Mg、CMC-Ca、CMC-Na、二酸化ケイ素、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ヒプロメロース
鼻炎が慢性化して鼻水に粘り気が出ていたり、無色ではなく黄色や緑など色味を帯びてきた場合には、こちらの荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を試してみてください。上記2商品は冷えを温める作用がメインでしたが、こちらは熱を冷ます作用がメインです。鼻炎が酷くなって起こる蓄膿症や、慢性扁桃炎やにきびなどにも使われていますよ。
おすすめ商品比較表
アレジオン エスエス製薬 アレジオン20 | 皇漢堂製薬 皇漢堂製薬 アレルビ | アレグラ 久光製薬 アレグラFX | クラリチン 大正製薬 クラリチンEX | 佐藤製薬 佐藤製薬 ストナリニ Zジェル | 佐藤製薬 佐藤製薬 ナザールαAR0.1% | パブロン 大正製薬 パブロン鼻炎アタックJL | アルガード ロート製薬 アルガードST鼻炎スプレー | アルガード ロート製薬 アルガードクリアブロックZ | わかもと製薬 わかもと製薬 アレジフェンス | 佐賀製薬 佐賀製薬 マリンアイALG | 大正製薬 大正製薬 パブロンのどスプレー365 | イソジン シオノギヘルスケア イソジンクリアうがい薬M マイルドミント風味 | キレイキレイ ライオン キレイキレイ うがい薬 フルーツミント アップル味 | ツムラ漢方 ツムラ 小青竜湯エキス顆粒 | クラシエ漢方 クラシエ 漢方葛根湯加川キュウ辛夷エキス顆粒 | クラシエ漢方 クラシエ 荊芥連翹湯エキス錠Fクラシエ | |
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自分に合った市販薬を選んで花粉症シーズンを乗り切ろう!
どの花粉症の薬が合うかは、人によって異なるため一概にはいえません。まずは少量入ったものから試してみるとよいでしょう。ぜひこの記事でご紹介した選び方を参考にして、あなたの花粉症の症状や体質に合ったものを見つけてみてくださいね。