初心者向けかんざしのおすすめ5選!使い方・挿し方や選び方を徹底解説
留袖や振袖などのヘアアレンジにぴったりな「かんざし」。デザインのバリエーションが豊富で、普段使いしやすいカジュアルなものもありますよ。そこで今回は、かんざしの選び方とおすすめの商品をご紹介します。初心者さん向けのかんざしの使い方・挿し方についても解説するので、ぜひ参考にして選んでくださいね。
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初心者さん向けのかんざしの使い方・挿し方
かんざしを初めて使う方に向けて、1本足タイプのオーソドックスな使い方をご紹介します。
まずは髪をしっかりとクシでとかし、ひとつに束ねましょう。束ねた髪を上に持ち上げ、内側の根本部分にかんざしを横向きに差し込みます。かんざしをしっかりと固定し、反対の手で毛束を持ってかんざしに巻きつけましょう。ほつれないようにきつく巻きつけるのがポイントです。
巻きつけた毛束を固定しながらかんざしを時計回りに傾け、ひねりながら起こします。起こしながらかんざしをしっかりと差し込むことで、まとめ髪を長時間キープできますよ。
かんざしの選び方
かんざしを選ぶ際は、次の4つのポイントをチェックしましょう。
- 種類
- 素材
- デザイン
- 装い
それぞれ詳しく解説します。
1.かんざしの種類で選ぶ
かんざしには、主に一本足・二本足・クシ型の3種類があります。自分の髪の長さや髪型に合わせて選びましょう。
一本足タイプ/軸型
一本足タイプ(軸型)はかんざしの中でも定番のタイプで、お団子などのまとめ髪にぴったりです。髪をかんざしに巻きつけてひねり、差し込むだけで簡単にお団子を作れるので、初めて使う方にもおすすめですよ。
ミディアムヘアやロングヘアだけでなく、ショートヘアのアクセントとして使えるものもあります。ただし、素材によっては歪んだり折れたりしてしまう可能性があるので、金属製など強度がある素材を採用したものを選ぶとよいでしょう。
二本足タイプ/バチ型・扇形・銀杏型
バチ型・扇型・銀杏型は足が二股に分かれた二本足タイプで、夜会巻きやボリュームのあるまとめ髪に適しています。一本足タイプよりも安定感があり、しっかりと髪を固定できて落ちにくいのが特徴です。
上品な花模様があしらわれたものやパールが付いたものなど華やかで存在感のあるものが多く、結婚式や成人式といったフォーマルシーンにもマッチします。シンプルなものやカジュアルなものは普段使いしやすいですよ。
クシ型
日本髪に使いたい場合はクシ型のかんざしを選びましょう。髪をとかすクシと似た形状をしており、まとめ髪の飾りとして使います。クシ部分が短く単体では髪の毛を固定できないので、他のかんざしと併せて使うのが特徴です。
伝統的なデザインで工芸品として親しまれているものも多く、お土産として選ぶのもおすすめですよ。洋風なデザインが多いコームタイプなら普段使いしやすく、パーティーシーンにもマッチするでしょう。
2.かんざしの素材で選ぶ
かんざしは素材によって強度や雰囲気が異なります。シーンやコーディネートに合わせて選びましょう。
べっこう
べっこうとはタイマイという海ガメの甲羅から作られた素材で、しっとりとした質感と上品なツヤ感が魅力です。存在感がありながら派手すぎないものが多いため、黒留袖や振袖といったフォーマルな着物にぴったりですよ。螺鈿や金箔が施されたものならさらに高級感があり、結婚式や成人式などのヘアアレンジにもおすすめです。
アクリル ・レジン
かんざしを普段使いしたいなら、アクリルやレジンで作られたものを選んでみてください。装飾のないシンプルなものやカジュアルなものが多く、普段着や浴衣に合わせるのにもぴったりです。他の素材に比べて価格もリーズナブルな傾向にあり、手軽に購入できるのも魅力。他のヘアアクセサリーと同じ感覚でラフに使えますよ。
金属
和装だけでなくドレスにも合わせたいなら、金属製のかんざしがおすすめです。シルバーやゴールドなどが使われたかんざしは煌びやかで、まとめ髪にひとつ挿すだけでも映えます。パールやビジューなどがあしらわれたものなら存在感もありますよ。レトロな雰囲気を演出したいなら、真鍮などのアンティークなものを選ぶのもよいですね。
3.装飾のデザインで選ぶ
かんざしには商品によってさまざまな装飾が施されているので、使用シーンや装いに合わせて選びましょう。
パール
和装から洋装までさまざまな装いに合わせたいならパールがあしらわれたかんざしがおすすめです。上品な印象がありながら派手すぎず、訪問着やドレスといったフォーマルなスタイルにもマッチします。年齢を問わず使いやすく、七五三や入学式といったイベントでも使えるので、ひとつ持っておくと重宝するでしょう。
パールが一粒付いたシンプルなものなら普段使いしやすく、オフィスカジュアルに使いたい方にもおすすめです。
花飾り
成人式や卒業式など鮮やかな着物に合わせるなら、華やかな花飾りが付いたかんざしがぴったりです。揺れる飾りが付いているものは存在感があり、浴衣とも好相性ですよ。
伝統的な技法であるつまみ細工を施したかんざしは花かんざしと呼ばれ、舞妓さんが使っていることでも知られています。桜や紫陽花などモチーフにしている花の種類も豊富なので、自分の好みや季節に合わせて選ぶのもよいでしょう。
とんぼ玉
かんざしのなかでもシンプルなのが、とんぼ玉が付いたかんざしです。とんぼ玉とは柄がついたガラス玉のことで、古くから装飾品として使われています。色やデザインのバリエーションが豊富なので、シーンや装いに合わせて選びやすいのが魅力。花柄のものは浴衣、無地のものなら普段着にもぴったりです。
シンプルなデザインなので装いにさりげなく取り入れられ、ハーフアップのようなヘアスタイルにもマッチしますよ。
4.装いで選ぶ
かんざしを選ぶ際は合わせたい装いに合わせて選ぶのがポイントです。和装か洋装かによって似合うデザインが異なるのでチェックしていきましょう。
留袖や振り袖など和装に
着物や浴衣などの和装に合わせるなら、花飾りやつまみ細工が付いた華やかなデザインのものがおすすめです。留袖や振袖といったフォーマルな着物には、べっこうや漆塗りなどの上品なかんざしがマッチします。小紋や浴衣などカジュアルシーンで使うなら、パールやビジューをあしらったものや、シンプルな玉かんざしも似合うでしょう。
洋装でカジュアルなヘアースタイルに
洋装や普段着などでカジュアルなヘアスタイルに合わせるなら、アクリルやレジンなどを使ったシンプルなものが適しています。無地で飾りのないものならオフィスカジュアルにも合わせやすいですよ。ドレスに合わせたい場合は、シルバーやゴールドなどの金属を使用した華やかなものがおすすめ。パールを使用した上品なものもマッチしますよ。
初心者向けかんざしのおすすめ5選
ここからは、初心者の方でも扱いやすいおすすめのかんざしを5つご紹介します。装いに合わせて選んでくださいね。
日本の伝統工芸品である漆器のかんざしで、漆器ならではのしっとりとしたツヤのある質感が魅力です。扇子や牡丹、赤富士などデザインのバリエーションが豊富で、着物の柄と合わせてコーディネートを楽しむのもおすすめですよ。成人式や結婚式などに合わせるのにも向いており、箱に入っているのでプレゼントにもぴったりです。
シンプルなデザインのかんざしで、自分好みのパーツを取り付けてオリジナルのかんざしを作りたい方にも適しています。かんざしの先端には約1.5mmの穴が開いており、チェーンを使用してパーツを取り付ければ揺れ動くデザインのかんざしも作れますよ。シルバーの2本セットがリーズナブルな価格で購入できるのも魅力です。
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商品情報
入数:2本入
つまみ細工やビーズなど自分好みのパーツを取り付けてオリジナルのかんざしが作れる、ハンドメイド用のかんざしです。かんざしの棒部分にパーツを貼り付けるので、大きいパーツでも安定して貼り付けられます。アンティークゴールド・ゴールド・シルバー・ニッケル・ブラックニッケルの5色があり、自分好みの雰囲気に合わせて選べますよ。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
本体重量:約0.015kg
材質:アクリル、真鍮
古風な桜柄の友禅珠にパール風のビーズを組み合わせることで和モダンな雰囲気になり、夏祭りや普段のまとめ髪などにもカジュアルに使えます。ブラック・レッド・クリアの3色から好みに合わせて選べますよ。同じデザインのヘアゴムやヘアクリップもあるので、コーディネートに統一感を出したい方にもおすすめです。
商品情報
素材:アクリル
猫をモチーフにしており、和装はもちろん普段使いもしやすいかんざしです。二本足タイプでホールド力があり、まとめ髪やアップヘアをしっかりとキープしてくれるでしょう。アイボリー・スモーキーグリーン・サーモンピンクは透明感のあるマーブル模様で、ブラックはシックなデザインとなっています。4色のバリエーションから自分の好みに合わせて選べるのがうれしいポイントです。
おすすめ商品比較表
かんざしでまとめ髪を楽しもう
かんざしの選び方とおすすめの商品をご紹介しました。着物や振袖はもちろん普段使いしやすいデザインのかんざしもあり、まとめ髪やアップヘアを楽しめますよ。ぜひこの記事を参考にして、自分好みの1点を見つけてみてくださいね。