草履のおすすめ14選！レディース・メンズ向けやカジュアル・フォーマルな商品を紹介
「草履」は、正装としてフォーマルな場で履く用のものから、カジュアルな服装と合わせて履くものまで、さまざまな種類があります。この記事では、草履の選び方について解説し、おすすめの商品をご紹介します。ウレタンなど素材にこだわったものや室内用、メンズ向けまで幅広くピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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草履とは？
草履（ぞうり）とは和装の着物を着用する際に履く履き物のことで、足をのせる「台」と足が台から離れないように固定する「鼻緒」で構成されています。
草鞋（わらじ）をより履きやすく改良したもので、靴よりも脱ぎ履きがしやすいことから日本の文化に定着していきました。下駄（げた）には台の裏に「歯」と呼ばれるものが付いていますが、草履には歯は付いておらず平らになっているのが特徴です。
最近では草履の履き心地のよさから、和装のときだけではなくカジュアルな服装と合わせたり、室内履き用として使われることも増えています。
草履は室内履きもできる！そのメリット
草履は外履きに使うものという認識がありますが、室内履き用としても活用できます。スリッパの購入を迷っている人は、草履を室内履きとして使うメリットをチェックしておきましょう。
まず、通気性に優れている草履は、長時間履いていても蒸れにくいのがメリットです。夏の蒸し暑い時期に履いていても涼しく、べたつきにくいのがうれしいポイントですね。
さらに、草履は足をしっかりと上げるようにして歩くため、床が擦れて傷つきにくくなります。履き心地がよいだけではなく、室内の床をきれいに保ちやすいのも魅力のひとつでしょう。
室内履きの草履の特徴
和な雰囲気を感じられる草履にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴をチェックして、どの種類にするか検討してみましょう。
い草草履なら立ちっぱなしでも負担減
天然のい草で作られた草履は台がほどよく硬く、歩いたときの衝撃を緩和してくれます。長時間立ちっぱなしでも足への負担が軽減されるため、室内でずっと履いていても疲れにくいのがメリットです。
また、い草には抗菌・吸水効果があり、足の裏をサラッと快適に保ってくれます。まるで畳の上を歩いているかのような感覚を楽しめますよ。
竹皮草履は自然の温もりを感じられる
竹の皮を編み込んで作られた竹皮草履は、素足で履くと自然な温もりを感じられるのが特徴です。通気性に優れているため、夏の暑い時期に履くのにも向いていますが、冬の足が冷える季節に履くのにもぴったりですよ。
布草履なら草履が初めてでもおすすめ
草履の台がやわらかく、足が痛くなりにくいものを探している人は、布草履を選ぶのがおすすめです。布やタオル生地が織り込まれた草履はルームシューズのようなやわらかさがあり、草履が初めてでも履きやすいのが魅力ですよ。
また、い草草履や竹皮草履とは異なり、草履を丸洗いできるのもポイント。室内履きをいつも清潔に保っておきたい人にはぴったりですね。
草履の選び方
ここからは、草履を選ぶときにチェックしておきたいポイントを解説していきます。特に草履を初めて購入する人は必ず確認したうえで、自分に合ったものを選ぶようにしてくださいね。
1.かかとが1cm程度はみ出るサイズを
通常の靴は、自分の足のサイズにぴったり合ったものを選びますが、草履はかかとが1cmくらいはみ出るサイズを選ぶのが適切です。
初めて草履を履く人は、かかとが台からはみ出る感覚に違和感を感じる場合もあるかもしれませんが、かかとが少し出ている方が美しいとされています。
草履を履いたときの見た目の美しさだけではなく、かかとが台からはみ出ている方が裾を踏みにくくなるというメリットもあるため、草履を選ぶときにはサイズをチェックしてから購入するようにしましょう。
2.シーンにあわせて選ぶ
草履は外履きで正装用に購入する場合と、普段着と合わせるときや室内履きに使う場合とでは選ぶポイントが異なります。どんなシーンで活用したいのかに合わせて適切な草履を選んでみてくださいね。
フォーマル
草履はかかとが高くなるほど格も高くなるため、結婚式や成人式などの和装と合わせてフォーマルに着こなしたいときは3～6cmほどの高さがあるものを選ぶのが適切です。
また、草履のデザインも光沢感のある美しい台を使用したものや、鼻緒に上品な刺繍が施されたものもあり、着物や振袖と合わせて履くのにぴったりですよ。
フォーマルな場で履く草履はあまり派手すぎない方がかえって華やかで、和装のよさを引き立てられるため、カラーも白やベージュなどの落ち着いた色味を選ぶのがおすすめです。
カジュアル
カジュアルな雰囲気の和装や普段着と合わせておしゃれに草履を履きこなしたい人は、自分の好みにぴったりなカラーや模様の入ったものを購入してみましょう。
中には赤や黒といったはっきりとした色合いのデザインもあるので、靴もファッションのこだわりとして重要視したい人はお気に入りのカラーを選んでみるのがおすすめですよ。
また、カジュアルな和装の場合はかかとの高さも決まりはないため、草履初心者の人は歩きやすさ重視でかかとの高さが低めのものを選んでみるのもよいかもしれません。
3.季節に合わせて鼻緒や台の素材で選ぶ
鼻緒や台の素材は商品によってさまざまで、履き心地に関わる大切なポイントです。歩きやすさや通気性のよさなど、自分がこだわりたいポイントに合わせて選んてみてくださいね。
鼻緒は綿素材で柔らかいと痛くなりにくい
草履は足の親指と人差し指の間が痛くなりがちですが、綿素材の鼻緒を使用した草履を選ぶとその痛さを少し和らげられます。
草履は足が痛くなるというイメージから今まで購入せずにいた人も、素材選びにこだわってみると自分にあったものが見つかるでしょう。
鼻緒の幅は広いと歩きやすい
鼻緒の幅が広く作られているものは、歩いているときでも足に鼻緒が食い込みにくくなるため、痛くなりにくいのがメリットです。
さらに、鼻緒自体がふっくらとしているものを選ぶと、さらに足にやさしくフィットして歩きやすいですよ。長時間草履を履く機会が多い人は、履き心地のよさを重視して選んでみてください。
台の素材は低反発のウレタンがおすすめ
草履を初めて履く人や、草履の履きやすさにこだわって選びたい人は、台の素材に低反発のウレタンを使用しているものを選びましょう。
ふかふかとしたやわらかさのあるウレタン素材の台は、足の裏にかかる重みや衝撃を緩和してくれるため、心地よく履きやすいですよ。
い草の台なら通気性が良くメンズ向け
天然のい草で作られた台を使用した草履は、通気性に優れているのが特徴です。足の裏が蒸れにくく、履き心地がよいだけではなく、見た目も夏らしく涼しげな印象があります。
メンズ向けの草履はい草の台が使われているものも多いため、カジュアルな和装と合わせて履いてみるのがおすすめでしょう。
カジュアルな草履のおすすめ5選
カジュアルな和装と合わせて履くのにぴったりな草履を5選ご紹介します。台の素材やカラーにも注目して、履き心地とデザインの両方をチェックしたうえで選んでみてくださいね。
和紙でていねいに編み込んだ紙草履です。たくさん履いてもわらくずが出ないのがメリットで、長く愛用できるのがうれしいポイントですね。台が薄く平たいので、素足で歩いているような感覚で歩けますよ。カジュアルな和装と合わせたり、少し外に出るときのスリッパとしても使いやすく、さまざまなシーンで活用できるでしょう。
鼻緒と台の周りの部分に藍染の布が使われており、和の雰囲気を感じられるトンボのデザインがおしゃれです。草履の台には国産本たたみを使用しているため、通気性に優れています。畳の上を歩いているような心地よさがあり、長時間足がベタつきにくいのもポイントです。また、かかとが3cm高くなっていて、和装をすらっと着こなしやすいですよ。
渋い紫色のグラデーションがおしゃれな鼻緒がポイントで、上品な美しさがある草履です。黒の台と紫の色味が相まって、クールな印象をもたらしてくれます。派手すぎないデザインはカジュアルな和装にも正装の着物にも合わせやすく、シーンを問わず活用しやすいですよ。かかとが少し高くなっているので、スタイルアップも期待できるでしょう。
足にやさしくフィットするウレタン底を使用した女性用の草履です。長時間歩いても疲れにくいのが魅力なので、外履きとして歩き回るときにも履きやすいですよ。ピンクの台と鼻緒がかわいらしく、特に鼻緒のグラデーションがかかった色味がおしゃれですね。カジュアルな和装と合わせて履いてもワンポイントになるでしょう。
白とピンクのグラデーションのちりめん地に細やかな花柄の刺繍が施されています。赤、黄色、白の可憐な刺繍のデザインがおしゃれで、和装のアクセントとして取り入れやすいアイテムです。カラー展開が豊富で、ご紹介した色以外にも11色から自分の好みに合ったものを選べるのも魅力のひとつ。普段よく着る服の雰囲気と合わせてチョイスしてみてくださいね。
つるっとした光沢のあるエナメル素材の台がクールな印象で、和装のスタイルをかっこよく決めたいときにもぴったりな草履です。ワインレッドの鼻緒がほどよく渋い雰囲気を醸し出しており、暗めの色合いの着物とも合わせやすいでしょう。サイズはMかLの2つから選べるため、かかとが1cmほど台からはみ出るくらいのサイズで選んでみてくださいね。
フォーマルな草履のおすすめ3選
正装の着物や振袖と履くのにぴったりな草履をご紹介します。フォーマルな場で活躍するため、ひとつは持っておきたいですね。
大分県国東半島特産の「七島イ」という長い歴史を持つ植物を使用した伝統的な草履です。耐久性や火気に強いのが特徴で、足の裏に接する面が凹凸になっていることから蒸れにくくサラッとした履き心地を感じられます。希少な「七島イ」を使った草履の履き心地を試してみたい人や、長く愛用できる草履を探している人はぜひ購入してみてくださいね。
礼装用にぴったりな白地の草履です。フォーマルな場でも使えるようにかかとは約5.5cmのヒールになっており、マナーに従った正しい和装の着こなしができます。鼻緒は上品な梅、桜、笹、花唐草の模様が施されていて、シンプルな白地でも地味になりすぎず、上品な華やかさがあるのが魅力ですよ。
鼻緒の模様はゴールドとシルバーの2色で展開されているので、着物や帯、小物の色や柄と合わせて選ぶのがおすすめです。模様も唐草と雪輪からチョイスでき、細やかな柄にまでこだわりたい人にぴったりですよ。ゴージャスな印象で草履を目立たせたいなら唐草、エレガントで落ち着いた雰囲気の方が好みなら雪輪を選んでみるとよいでしょう。
メンズ向け草履のおすすめ4選
草履は女性向けのイメージがある人もいるかもしれませんが、メンズ向け草履もさまざまな種類がありますよ。おすすめの商品をご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
国産本たたみを使用した台が特徴のメンズ用草履です。通気性に優れているため、夏の蒸し暑い時期に長時間履いても蒸れにくく、吸湿性もあるため快適な履き心地が続きますよ。さっと外に出るときに履くのはもちろん、底材にEVAを採用していることから室内履きとしても使えます。脱ぎ履きもしやすいので、普段使いしやすいのがうれしいですね。
浴衣や甚平など夏の装いと合わせて履きやすいカジュアルな草履です。畳表のようなデザインの台は足裏に合わせて反り返って作られており、履き心地のよさにもこだわった一品。コットン素材の鼻緒はやわらかく足にほどよくフィットします。4種類の模様から選べるため、好みや服装のデザインに合わせて選んでみてくださいね。
草履の台の底にはクッション性のあるスポンジが使われているため、ふかふかとしたやわらかさがあります。長時間歩いても疲れにくく、足への負担を適度に軽減してくれるのが魅力です。台の裏側は凸凹になっており、滑りにくいように工夫されています。さまざまな場面で活用できるシンプルなデザインの草履は、一足持っておくと重宝するでしょう。
室内向け草履のおすすめ2選
室内で履く草履を探している人に向いている商品をご紹介します。履き心地や通気性などをチェックして、お気に入りの草履で快適に過ごしてみましょう。
足の健康促進や子どもの足の発育をサポートできるように設計された草履です。ミサトっ子草履を履いて歩くことで末端の血行がよくなり、足裏の筋肉を発達させたり、土踏まずをしっかりと形成したりするのに役立ちます。子どもだけではなく大人が室内履きとして使うのにもおすすめの草履ですよ。
鼻緒の幅が広く、足の甲をしっかりと包み込んでくれるデザインは、一般的なスリッパと同じような感覚で履きやすく工夫されています。い草を使用した台は通気性がよく、一日中さらっと履けますよ。自宅で過ごすときも足元が快適に感じられるでしょう。色違いやサイズ違いで購入して、家族で一緒に使ってみるのもおすすめです。
おすすめ商品比較表
  和紙のイシカワ 紙ぞうり |  アイ・エス・エム 草履 藍染シリーズ しあわせとんぼ |  西陣あかりや ウレタン草履 |  キョウエツ 草履 グラデーション鼻緒 ウレタン底 レディース |  キョウエツ 草履 ぼかし鼻緒 刺繍 ウレタン底 レディース |  SOUBIEN 草履 小判型 レディース |  青木本店 七島イ 婦人雪駄 なおみ赤 レディース |  SOUBIEN 草履 フォーマル レディース |  NISHIORI 草履 |  アイエスエム 和柄たたみ草履 雪駄タイプ |  京越 雪駄 |  キョウエツ 雪駄 サンド底 スポンジ ハイミロン鼻緒 |  ケンコーミサトっ子 草履 |  オカ サンダル 鼻緒畳スリッパ | |
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草履は室内履きとしても心地よく使える！
草履の選び方とおすすめの商品をご紹介しました。フォーマルな場からカジュアルな和装、室内履きとしても活躍する草履は、ひとつ持っておくと使えるシーンの幅が広がります。履き心地のよさやデザインなどに注目して、自分にぴったりなものを選んでみてくださいね。