風呂桶を選ぶ際は、まず容量やサイズをチェックしましょう。風呂桶でお湯を汲んで身体にかける際、片手で使用することが多いですよね。容量やサイズが大きすぎるとお湯を汲んだ際に風呂桶が重くなり、腕に負担がかかって扱いづらくなってしまいます。風呂桶の容量は2〜3Lが一般的ですが、お湯を汲むと2Lのペットボトルと同じくらいの重さになることも。片手で持ちにくい重さだと感じる方は、少し小さめのサイズで選ぶのがおすすめです。現在ご家庭で使用している風呂桶の容量や大きさを確認し、サイズを選ぶようにしてくださいね。

2.素材で選ぶ！特徴を解説

風呂桶には主にプラスチック製と木製の2種類があります。プラスチック製は軽くて耐久性があり、扱いやすいのが特徴。木製は使い勝手だけでなく見た目のデザイン性も兼ね備えており、バスルームをおしゃれに演出します。それぞれの素材ごとの特徴について詳しく解説するので、自分にとって使い勝手のよい素材を選んでみてくださいね。

「プラスチック製」軽くて扱いやすい

プラスチックは軽量でお湯を汲んだ際にも重くなりすぎず、子どもでも扱いやすいのが特徴です。耐久性が高く劣化しにくいためバスルームで保管するのにも適しており、汚れも落ちやすいので簡単なお手入れで長く使えますよ。

デザインやカラーのバリエーションも豊富なので、バスルームの雰囲気や好みに合うものが選びやすいのも魅力です。キャラクターデザインのものもあるので、子どもが好きなキャラクターの風呂桶を選べば入浴の時間もさらに楽しくなるでしょう。

「木製」和風な雰囲気に

木製の風呂桶は風情があり、バスルームを旅館の温泉のような雰囲気に演出します。天然の素材ならではの温かみが感じられ、使い込むほどに風合いが変わっていく経年変化も楽しめます。ヒノキのような木で作られたものは特有の香りも楽しめ、香りによりリラックスできるでしょう。木はカビが発生しやすいのでこまめにお手入れをする必要がありますが、きちんとお手入れをすると100年以上使えると言われています。同じ風呂桶を長く大切に使いたい方にもおすすめですよ。

3.片手で使える取っ手付きも！

どれだけ軽量な風呂桶を選んでも、お湯を汲むとどうしても重くなってしまいますよね。片手で扱いやすい風呂桶を選びたいなら取っ手付きタイプがおすすめです。取っ手がないタイプに比べてコンパクトなサイズになっているものが多く、子どもやお年寄りの方でも扱いやすいですよ。コンパクトな分収納場所をとりにくく、省スペースで保管できるのも魅力です。

取っ手がない風呂桶と比べるとサイズが小さい分一度に汲めるお湯の量も少ないため、何度もお湯を汲む必要があるのは難点と言えます。取っ手なしタイプと取っ手があるタイプを併用し、シーンによって使い分けるのがおすすめです。

4.抗菌・防カビ加工だと清潔を保てる

風呂桶はお湯を汲むためのものなので、どうしてもぬめりやカビが発生しやすいアイテムでもあります。細菌の繁殖を抑えるためにもこまめにお手入れする必要がありますが、お手入れの回数を減らしたい方は抗菌・防カビ加工が施されたものを選びましょう。抗菌・防カビ加工が施された風呂桶は細菌やカビが発生しにくいので、清潔に保ちやすいですよ。

取っ手付きタイプの風呂桶は、本体と取っ手に継ぎ目がないものを選ぶと汚れが溜まりにくくお手入れがしやすくなります。また、溝や凹凸が少なくシンプルな形状のものだと洗いやすいのでおすすめです。

5.収納性で選ぶ！形状に注目

風呂桶はスペースが限られたバスルームに置いておくものなので、収納のしやすさも大切なポイントです。サイズが小さいと収納しやすいのはもちろんですが、風呂桶の形状によっても収納しやすいものがあるため要チェックです。穴が空いているものなら吊り下げて保管でき、コンパクトに折りたためるものなら省スペースで保管できます。マグネットが付いているものなら好きな場所に貼り付けて浮かせる収納ができますよ。収納しやすい風呂桶の形状をチェックしていきましょう。

穴付きなら吊るして収納できる

穴が開いているタイプの風呂桶なら、S字フックに掛けて吊るして収納できます。掛けて収納することでバスルームの床や壁に触れないので、水滴が乾きやすく衛生的です。バスルームの床がすっきり片付くので広々とした空間になり、S字フックが掛けられる場所ならどこでも収納スペースにできるので便利ですね。取っ手の有無にかかわらずどちらにも穴付きのものがあるので、吊るして収納したい方はチェックしてみてください。

折りたたみタイプでコンパクトに！

風呂桶をスペースをとらずに収納したいならコンパクトに折りたためるタイプをチェックしましょう。やわらかい素材でできていて小さく折りたためるので、使わないときは棚や引き出しなどに収納できます。持ち運びもしやすく、旅行先やアウトドアなどで使うのにもぴったり。なかにはバケツとして使えるものもあり、幅広いシーンで活躍します。やわらかい素材で落としても傷がつきにくく割れにくいので、小さい子どもでも安心して使えますよ。

マグネット式なら浮かせる収納も

風呂桶のなかには背面にマグネットが付いており、バスルームの壁に貼り付けて収納できるものもあります。壁に貼り付けるだけの手軽さが魅力で、フックを用意する必要がないので購入後すぐに使えます。バスルーム内にS字フックを引っ掛けるバーがない方でも簡単に収納できるので便利ですね。風呂桶収納として壁のスペースを有効活用でき、床に触れずに収納できるので衛生的でもあります。床に置かないことでバスルームを広々と見せられますよ。

6.デザインで選ぶ！セットなら統一感も

シンプルでスタイリッシュなものからカラフルでポップなものまで、風呂桶はカラーやデザインのバリエーションが豊富です。バスルームになじむデザインを選ぶとバスルームがおしゃれな空間になるでしょう。デザイン選びで迷ったら、どんなバスルームにもなじむシンプルなワントーンカラーがおすすめです。

風呂桶のなかには、同じデザインやカラーの風呂椅子とセットになったものもあります。バスルームに統一感が出ておしゃれな印象になりますよ。