【2023年版】ダウンジャケットのおすすめ人気ブランド7選|選び方や流行のレディース商品を紹介
冬ならではのおしゃれを楽しみたいならば、「ダウンジャケット」は持っておきたいアイテムのひとつ。ただ、ダウンジャケットには有名なブランドも多くあり、安い買い物ではありません。
そこでこの記事では、ブランドやデザインだけではなく、品質や機能性までしっかりこだわったダウンジャケットをご紹介します。冬の寒い日も暖かく過ごせて、おしゃれができるダウンをお探しの方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
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ダウンジャケットの「ダウン」とは?
ダウンジャケットの中の素材は、主に「ダウン」と「フェザー」で構成されています。
ダウンとは、ガチョウやアヒルなどの水鳥の胸に生えている、ふわふわとした球状の綿毛のことです。柔らかく空気を多く取り込むため、保温性が高く暖かいといった特徴があります。
一方、フェザーは水鳥の翼部分に生えている湾曲した羽軸のある羽根のこと。弾力性や通気性が高く、ダウンボールの偏りを防いだり、衣類の湿度を調整する役割があります。
ダウンジャケットの選び方
ダウンジャケットは使うシチュエーションによって選び方が変わります。普段使いならば、コスパ重視で安い製品がおすすめです。街中で使う機会が多い方は、暖かさも重要ですが、着脱のしやすさや、持ち運びやすさも必要でしょう。アウトドアでも着たいならば保温性はもちろん、防水性などもチェックしておきたいポイントです。
では次に、ダウンジャケットを選ぶ際に重要な基準となるポイントを解説します。
1.ダウンとフェザーの割合をチェック
ダウンジャケットの軽さや暖かさなどの機能は、中のダウンとフェザーの割合に大きく影響されます。ダウンの割合が高いほど軽く暖かいジャケットですが、ダウンは希少価値が高いので、使用量が多いと高額になるケースが多いです。
一方、フェザーの割合が高ければ、コストが抑えられるので普段使い用のアイテムに適しています。ただし、フェザーが多いものは、かさは高いわりに暖かさが足りなかったり、コンパクトにならなかったりというデメリットがあるのも事実です。
価格と機能性を最大限に活かしたバランスは、一般的にダウン:フェザー=8:2とされています。品質表示に記載があるので、確認しておきましょう。
2.ダウンジャケットの品質を表す「フィルパワー」とは?
フィルパワーとは、同じ重さのダウンを量ったときの羽の体積、つまりふくらみ度合いを示す数値です。よくふくらんで、かさが高いものほど大量に空気をためこみ、保温性が優れた暖かい製品といえます。ジャケットの中でできる空気の層が熱を外に逃がしにくくするので、暖かいダウンジャケットになるのです。
フィルパワーが大きい羽毛を使えば、少ない量でもかさが高くなるので、軽いウェアを作れます。フィルパワーは一般的に600以上は良質、700以上であれば高品質とされ、ダウンジャケットの品質を計るうえでの重要な基準です。
ダウンの品質は年々進化しており、各メーカーは高いフィルパワーの製品を開発しています。登山用のモデルの中には1000フィルパワーという商品もあります。
3.サイズ感をチェック
ダウンジャケットを選ぶ時に気をつけたいのはサイズです。冬はセーターなど厚手の服を着るため、上着はゆったりめのサイズを選びがちでしょう。しかし、ダウンジャケットを選ぶ際は、厚手のトップスなどは避けて、たくさん着こまずに試着することをおすすめします。
ダウンジャケットの暖かさの正体は、体温で温められた「空気の層」です。大きめのサイズのものは、体とジャケットの間に空気が出入りしてしまうので、保温力が損なわれてしまいます。トップスとの隙間を埋め、ジャケットの中の羽毛がしっかりと体温の熱を溜め込めるように、ジャストフィットのウェアを選びましょう。
また、フィットするサイズのジャケットを選ぶことで着ぶくれや動きにくさも回避できますよ。
4.アウトドアで使用するなら耐水性も要チェック
ダウンジャケットはその暖かさから、アウトドアシーンでも大活躍するアイテムです。アウトドア用や登山用のダウンジャケットは、「はっ水・耐水」の加工を施した素材であることが重要なポイントです。
羽毛は水に弱く、水分を吸収すると乾きにくい性質があります。一般的な廉価品は雪や雨に弱く、水分で重たくなり、保温性が失われることもあります。アウトドアでも使用する場合は、羽毛の品質よりまずは外側のジャケット表地の素材に注目しましょう。水がしみ込みにくいように、縫い目が少ないものを選ぶこともポイントです。
ただし、はっ水・耐水加工は経年で機能が低下します。永久に続くものではないという点は覚えておきましょう。
ダウンジャケットの人気ブランド7選
ここからはダウンジャケットの人気ブランドとおすすめ商品をご紹介します。各ブランドから、多くの方に愛されている定番アイテムをセレクトしました。
一口にダウンジャケットといっても、ブランドによってスタイル・テイストが大きく異なります。いずれも名だたる有名ブランドの人気商品ばかりなので、売り切れる前に早めにチェックしてくださいね!
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
THE NORTH FACEは1968年にアメリカのカリフォルニア州で設立された人気のアウトドアブランド。登山やスキーを始めとしたさまざまなアウトドア製品を取り扱い、世界中で絶大な人気を誇ります。キャンプ用品のほか、ダウンやパーカーなどの衣類もデザイン性、機能性が高いアイテムも多く揃っており、性別や年齢層でも幅広く商品を取り扱いがあるのも特徴です。
ノースフェイスとは登山において、最も過酷とされる北側部分のルートを指します。そのブランド名は、「いかに困難なルートの踏破にも耐えうる優れた製品を作り続けること」そして、「ノースフェイスのようにどんなに険しい道のりにも挑んでいく」という企業精神を表現しています。
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(38件)
商品情報
サイズ展開:レディース S,M,L,XL
ヌプシジャケットはノースフェイスの代表的なアウターで、1992年の発売以来、人気を博してきたアイテムのひとつ。商品名は、エベレストに連なるヒマラヤ山脈の標高7,861mの山「ヌプツェ」が由来になっています。当初は登山の遠征用として発売され、抜群の保温力と機能性を持つことが特徴です。デザインは当時のものを踏襲しながらサイズ感を現代風にアレンジされており、使い勝手のよいショート丈やふんわりとしたシルエットなど、ファッション性にも優れていますよ。
CANADA GOOSE(カナダグース)
カナダ北西部の都市トロントで1957年に創業したCANADA GOOSEは、極寒冷地向けの防寒着を扱う高級ブランドです。メイドイン・カナダにこだわった製品を作り続け、登山家や南極探検隊、カナダやアラスカなどの極寒地で暮らす人々から高い支持を得ています。
世界中で知られるラグジュアリーブランドならではの高いデザイン性がありながら、細部にまで防寒性と保温性を守る工夫が施された製品である点も人気の理由でしょう。
ダウンジャケット特有のキルティングがない、スタイリッシュなデザインが特徴の「LODGE HOODY(ロッジ フーディ)」。スッキリとした見た目でありながら可動域も十分で快適な着心地です。コンパクトに折りたためるパッカブル仕様のため、気温差が大きい日の持ち運びにも重宝しますよ。機能性とデザイン性の両方を兼ね備えたダウンジャケットを探している方におすすめの1着です。
MONCLER(モンクレール)
フランスで誕生した「MONCLER(モンクレール)」は、テントや寝袋などの装備を製造するメーカーから始まり、その後登山家や遠征隊のダウンウェアを開発・製造してきました。今やプレミアムダウンウェアの代名詞ともいえるほどの人気を集めるブランドです。そのウェアは高品質であるうえに、デザイン性も高く、洗練された美しいラインが特徴です。
モンクレールのダウンジャケットは、軽量かつ保温性・通気性に優れたグースダウンを使用しており、生地や縫製にも職人のこだわりが詰め込まれた最高級のランクといえるでしょう。
ブランドが誇る人気モデルの「MONTGENEVRE(モンジュネーヴル)」。ブランドを象徴するモデル「マヤ」のスタイルをベースに、ショート丈で細身なフォルムとなっています。左腕部分のロゴワッペン入りのポケットがアクセントに。100%バージンウールの表地はソフトな風合いで、見た目にも温もりを感じられますよ。スタイリッシュに着こなしたい方にうってつけの逸品です。
NANGA(ナンガ)
NANGAは滋賀県米原市にあるアウトドア用品を製造するメーカーです。寝袋やダウンジャケットは、高品質なことから注目を集めています。ナンガの名前は、ヒマラヤ山脈にある世界9位の高峰「ナンガ・パルバット山」にちなんで名付けられました。登頂が難しいこの山を登るように困難に立ち向かう、という会社の理念を表した名前です。
ナンガの製品で使用する羽毛はすべて国内の羽毛加工メーカーで洗浄・加工されています。自社工場の職人の手による国内製造で、安全性と高品質にこだわったものづくりがナンガの強みです。独自に開発した防水透湿素材「オーロラテックス」を生地に使用したモデルは、アウトドアでの雨風をしっかりと防ぎ、良質のダウンの高い保温力で、厳しいアウトドアシーンでも対応できる人気の主力商品です。
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(71件)
商品情報
NANGAオリジナルの"オーロラライト"をメインファブリックに採用しています。
「TAKIBI DOWN JACKET」は、ポリエステルに難燃素材アラミドを配合したブランド独自の生地を採用。化学繊維の弱点である焚き火を楽しむことができるダウンジャケットです。中綿にはUDD(超撥水ダウン)を使用しているため雨や汗などの湿気にも強く、まさにアウトドアにぴったりな1着!前身ごろには6つのポケットがついており、小物の収納にも便利ですよ。クラシカルなデザインで、普段使いにもおすすめです。
TATRAS(タトラス)
イタリア・ミラノに拠点を持つTATRASは美しいシルエットのダウンジャケットが人気です。2006年にイタリア、ポーランド、日本の3カ国のコーポレートブランドとして始まりました。
高品質のホワイトグースダウンを、ダウン:フェザー=9:1という贅沢な割合で使用しています。ブランドコンセプトの「機能的」「唯一無二」「洗練された」にふさわしい、スタイリッシュで美しいシルエットが際立つ高級ブランドです。
Amazonカスタマーレビュー
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(1件)
商品情報
サイズ展開:1,2,3,4,5,6
「LAVIANA」は表地がウール素材の定番人気商品。ミドル丈のコートは重たくなりすぎず、寒さもしっかり防げる使いやすい長さといえます。TATRASらしさの光る美しいAラインのシェイプで、細身のパンツやワンピースにも合わせやすいデザインです。ダウンステッチの幅を少し狭くしたスッキリした雰囲気も特徴。ファーやフードは取り外しが可能なので、コーディネートの幅も広がりますよ。
DANTON(ダントン)
フランスのワークウェアブランドのDANTONは、1935年の創業以来、フランスの企業や行政機関での制服や作業服を作り続ける歴史あるブランドです。現在はワークウェアのみならず、ジャケットやコートなど幅広いアイテムを取り扱っており、ユニセックスでも使えるカジュアルウェアを提供しています。
機能性が高く、シンプルなデザインのフランスらしい洗練されたファッションは、男女問わず人気が高いブランドです。
ダントンの定番「クルーネック インナーダウンジャケット」は驚異的に薄くて軽いのに、十分な保温性の高さが魅力のシリーズ。薄手なので、重ね着でおしゃれを楽しむこともできますよ。秋はアウター、冬はコートのインナーとして、長い期間活躍する便利なアイテムです。ジップつきポケットや裾を絞って調節できるコードなど、機能面も充実。伸縮性のあるクルーネックはどんな服にもコーディネートしやすく、ぜひ持っておきたい1着です。
HERNO(ヘルノ)
HERNOは1949年にイタリア北部のレーザという町で生まれたブランドです。レーザに流れる「エルノ川」がその名の由来といわれています。高級素材や機能性素材を採り入れた上品なイタリアンスタイルのコレクションです。
HERNOのダウンはウルトラライトダウンを使用しており、超軽量が魅力のひとつです。高級とされる、北イタリア産の羽毛が使用されています。エレガントさが際立つ美しいデザインで、大人の女性に支持されるラグジュアリーブランドです。
「Amelia」は、やや広がったAラインシルエットのダウンジャケットです。絶妙なシェイプで、緩やかに広がる裾が独自の美しさを表現します。後ろの裾がやや長く、カーブを描くカッティング技法も魅力のひとつ。表地の素材はソフトできめ細かく、抜群の軽さで極上の着心地です。スタンドカラーは風をシャットアウトするだけでなく、小顔に見せる効果も期待できますよ。
おすすめ商品比較表
自分に似合う一生モノのダウンを探そう!
ここまでレディースダウンジャケットの選び方と人気ブランドについてお伝えいたしました。ご紹介したところはどれも品質に自信を持つ、信頼できるブランドぞろいです。選び方のポイントを踏まえて自分に合ったものを選ぶことで、きっと「一生モノ」と思える1着に出会えるでしょう。