蜂が寄ってこない方法!蜂が来る原因・木酢液など蜂がきらいなものを使った対策も紹介
春から夏にかけて活動が活発になる蜂。蜂がベランダや家に寄ってくるのには原因があります。また、蜂は攻撃性が高い種類と、低い種類に分かれます。蜂が嫌いなものや寄ってこない方法を知っておくと、万が一のトラブルを防ぎやすいものです。本記事では、蜂対策として「蜂が寄ってこない方法」やおすすめアイテムをご紹介します。
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蜂が寄ってくるのはなぜ?可能性のある原因
蜂が寄ってくる原因は、次の5つです。
- 柔軟剤・香水など花や甘い匂いがする
- 明るい色や黒など蜂が反応しやすい色がある
- 家が蜂の好む環境になっている
- 何かの音・動きに反応している
- 近くに蜂の巣が作られている
それぞれの理由についてご紹介します。
柔軟剤・香水など花や甘い匂いがする
蜂は強い柔軟剤の香りや、香水の甘い匂いに引き寄せられる個体もいます。花や甘い匂いがする柔軟剤や香水は、蜂が好みやすい傾向です。
蜂は嗅覚に優れており、花や甘い香りがする柔軟剤や香水を、花の蜜や餌場と勘違いして近寄ってくる傾向があります。また、スズメバチが香水や柔軟剤の香りをフェロモンと勘違いして寄ってくる場合があります。
明るい色や黒など蜂が反応しやすい色がある
明るい色や黒など、蜂が反応しやすい色の服を着ている際には、注意が必要です。たとえば、スズメバチやアシナガバチなどの種類は、黒いものを攻撃対象にする習性があります。
ただし、夜間の場合は、白色が目立ってしまうため、夜間に自然に囲まれた場所に足を運ぶ際には、明るい色の服装を避けましょう。
家が蜂の好む環境になっている
自宅が蜂の好みやすい環境になっている場合は、蜂が来やすい傾向があります。たとえば、ベランダや庭に植物を植えている場合は、花の蜜や虫目当てに、みつばちやアシナガバチが寄って来やすいでしょう。
庭で植物を育てたい場合は、蜂が嫌いなものを把握して、対策を行ってください。
何かの音・動きに反応!攻撃的になっている
蜂は、音や動きに反応する習性があります。たとえば、アシナガバチやスズメバチを見つけた際に、危険を感じて大きな声や音を出してしまうと、蜂が興奮してしまい、攻撃的になりやすいといわれています。
大きな動きや音を避け、姿勢を低くして後退すると、蜂が興奮する状態を避けられますよ。羽音をさせるときや空中で停止しているときは興奮している可能性があるため、静かに後退しましょう。
これは危険!近くに蜂の巣が作られている
雨風をしのぎやすい場所は、蜂が好んで巣を作る場合があります。蜂の巣がある場合は、専門の業者を呼ぶか、対策グッズを活用して取り除きましょう。
なかでも家の軒下やベランダ、室外機の裏などは、蜂が巣を作りやすい傾向があります。見えにくい場所は蜂が好むため、雨風をしのぎやすい場所は注意しましょう。
【要注意】人に攻撃することのある蜂の代表
次は、攻撃性が低い蜂と、攻撃性が高い蜂の種類についてご紹介します。どのような蜂が人に攻撃しやすいか確認しておきましょう。
攻撃性は低め!みつばち
蜂の種類のなかでも、みつばちは攻撃性が低めです。春から夏にかけて活動を行います。みつばちは積極的に人に対して攻撃はしませんが、巣に対して危害が加えられると判断した際には、自衛のために攻撃を行います。
たとえば、農薬の散布があった際や、女王蜂が死んだ場合は、みつばちが興奮している状態になり、人に対して攻撃しやすい状況です。体長は13mmほどで、天井裏や床下などの閉鎖空間に巣を作りやすい傾向があります。
刺されたら非常な痛みが!アシナガバチ
アシナガバチは、名前からも想像しやすいように、後ろ足が長い蜂です。体長は1.1cm~2.4cmほどで巣を刺激すると攻撃的になります。5月から10月までが活発な時期で、ベランダや軒下に巣を作りやすい傾向です。
巣はお椀をひっくり返したような形をしており、幼虫を育てる穴が外に露出しています。攻撃性はありませんが、刺された場合は非常な痛みを伴うため、注意が必要です。
猛毒で死ぬことも!危険なスズメバチ
スズメバチは猛毒を持つ危険な蜂で、攻撃性・毒性・威嚇性が非常に高い蜂です。体長は1.7cm~3cmほどで、巣に近づいたり、刺激を与えたりすると、攻撃してきます。
巣は縞模様が特徴で、大きくなるほどボール状になります。生垣の中や庭先などのさまざまな場所に巣を作るほか、地中や樹木の空洞にも作るため、注意が必要です。スズメバチを見つけた際は、専門家や市区町村の役場に相談しましょう。
蜂が寄ってこない方法は?おすすめ蜂対策
蜂が寄ってこないようにするおすすめの蜂対策は、5つあります。それぞれのポイントについてご紹介します。
- 蜂が寄りつきやすい香りや色に注意する
- 蜂を引き寄せる植物を置かない
- 食べ物や飲み物を屋外に放置しない
- 蜂避けスプレーや忌避剤を使用する
- 蜂がきらいなもので対策をする
蜂が寄りつきやすい香りや色に注意する
蜂が寄ってこない方法として、花や甘い香り、色に注意しましょう。たとえば、柔軟剤でも花や甘い香りがする場合は、蜂の蜜と勘違いをして近寄ってくる可能性があります。
また、黒色の服は蜂が攻撃しやすいため、草木が多い場所に足を運ぶ際には避けたほうがよいでしょう。
蜂を引き寄せる植物を置かない
ベランダや庭に、蜂を引き寄せる植物を置かないようにしましょう。蜂が寄って来やすい植物は、あじさいやバラ、椿などがあげられます。また、植物に付いた幼虫を捕獲するために、アシナガバチやスズメバチが寄ってくる場合があるため、注意が必要です。また、雑草にも寄ってくる場合があり、ガーデニングを行う際には気をつけましょう。
食べ物や飲み物を屋外に放置しない
蜂が寄って来る状況を避けるために、食べ物や飲み物を屋外に放置しないように注意しましょう。たとえば、甘い香りがする食べ物や飲み物は、蜂が寄ってくる可能性があります。
屋外で飲食を行う際には、蜂をはじめとした虫が寄ってこないような対策を行い、素早く済ませるのが好ましいでしょう。
蜂避けスプレーや忌避剤を使用する
蜂が寄ってこない環境を作るために、蜂避けスプレーや忌避剤を使用しましょう。たとえば、ドラッグストアやホームセンターでは、蜂用の殺虫スプレーが販売されています。
蜂避けスプレーは巣や蜂の駆除だけでなく、屋外で活動する際の護身用アイテムとして活躍してくれます。ただし、蜂を退治するために、殺虫スプレーをかける際に、誤って洗濯物にかかってしまった場合は、再度洗い直しを行いましょう。
蜂がきらいなもので対策をする
蜂がきらいなものを用意すると、蜂対策が行えます。たとえば、蜂はミントの香りを嫌うため、ミント水を作ってスプレーすると、近寄って来にくいものです。ほかにも煙やハッカ油などを嫌うため、キャンプなどのアウトドア時に持参していると、蜂を避けやすい環境を作れます。
蜂がきらいなものには何がある?
次は、蜂が嫌いなものを具体的にご紹介します。蜂対策を検討している方は、参考にしてみてくださいね。
- 木酢液
- ハッカ油
- ミント・レモングラス
- 煙
木酢液
木酢液は、木材や竹などの植物原料を炭化して製造する水溶液です。植物育成の万能薬として知られていますが、蜂は木酢液を嫌う傾向があります。
庭やベランダで植物を育てたい方におすすめで、ホームセンターやネット通販で購入可能です。ドラックストアで取り扱っている場合もあるため、蜂対策を行いたい方は、立ち寄ってみてください。
ハッカ油
ハッカ油は、ハッカソウというミントを乾燥させて抽出した植物油で、ハッカキャンディーなどに使用されます。消臭効果や虫除けとして活用される機会が多く、蜂対策にもおすすめです。
また、ハッカ油は天然由来のため、小さな子どもにも虫除け・蜂避けとして使えます。
ミント・レモングラス
庭やベランダでガーデニングを行いたい方は、ミント・レモングラスを活用してみましょう。ハッカ油と同様のメンソール成分が含まれており、プランターや鉢で育てたミント・レモングラスを置いておくと蜂避けができます。
また、ミントは多くの昆虫・害虫予防が行えるため、虫問題で悩みを抱えている方におすすめです。
煙
蜂は燻煙剤などの煙を苦手としており、巣ごと対策を行いたいときに向いています。ただし、巣にいなかったり、戻り蜂などには影響がないため、煙を使ったからといって無闇に近づいてしまうと危険です。
蜂の巣の駆除を行いたいときは、専門の業者に相談しましょう。
蜂対策におすすめのアイテム7選
次は、蜂対策に活躍してくれるおすすめのアイテムを7つご紹介します。蜂の悩みを抱えている方は、参考にしてみてくださいね。
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蜂に遭遇した時の対処法
蜂に遭遇した際の対処法は、3つあります。
- 手で追い払わない
- 静かに対応する
- しゃがんでゆっくり逃げる
それぞれの対処法についてご紹介します。
逆効果になりやすい!手で追い払わない
蜂に遭遇した際には、手で追い払わないようにしましょう。手で払う行為をしてしまうと、蜂を刺激して、興奮させてしまう可能性があります。蜂を見つけた際には手で追い払おうとせず、刺激しないようにゆっくりと退避しましょう。
大声を出さない!静かに対応する
蜂を見つけた際には、大声を出さず、静かに対応しましょう。蜂に対する恐怖から大声を出してしまう方もいますが、逆効果です。蜂は音や行動に敏感で、大声を出すことで興奮させてしまいます。静かに対応して、蜂を刺激しないようにしましょう。
しゃがんでゆっくり逃げる
蜂を見つけた際には、姿勢を低くして、ゆっくりと逃げましょう。姿勢が高い状態では、目立ってしまい、攻撃対象に見られやすいためです。また、蜂は速度が早い行動に敏感で、手を振り回したり、体を左右にひねって逃げようとする姿に興奮が高まります。
ゆっくり前後に動く行動は蜂を刺激しないため、蜂と遭遇した際には意識しましょう。
蜂に刺された時はどうすればいい?
蜂に刺されてしまった場合は、次のような対処を行いましょう。
- 蜂に刺された場所を離れる
- 応急処置を行う
- 病院に行く
蜂に刺された際には、まだ興奮している可能性があるため、しゃがんだ状態で後退しましょう。また、応急処置として、刺された患部を流水で洗い、針を抜いてください。針を抜いたあとは、刺された患部を冷やしましょう。
ただし、応急処置後に吐き気や発汗が止まらないなどの異変を感じた場合は、病院に行き、医師に診てもらってください。万が一の事態に備えて応急処置の知識を頭に入れておくと、素早く対処できますよ。
おすすめ商品比較表
蜂が寄ってこない方法を把握しておこう
蜂が寄ってこない方法は、ハッカ油を用意したり、服装や香りに注意したりする方法があげられます。また、蜂と遭遇した際には、姿勢を低くして、ゆっくりと退避すると攻撃される可能性が低くなります。蜂から刺されないために、ご紹介したポイントを参考に注意して過ごしましょう。