【引っ越しやることリスト】住所変更や各種手続きなどタイムスケジュールを解説
引っ越しは、荷物の準備や配送手配だけでなく、住所変更や各種手続きなど、やることが多いですよね。事前にやることリスト・タイムスケジュールを作成しておくと、効率良く作業を行えます。今回は「引っ越しのやることリスト」をタイムスケジュールに沿ってご紹介します。引っ越しを検討している方は、参考にしてみてくださいね。
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やることを押さえてスムーズな引っ越しを!
引っ越しはやることが多いため、事前にやることリストを作成しておくのがおすすめです。たとえば、やることリストの作成でも、引っ越し2週間前・1週間前・前日などと引っ越し当日から逆算して細かく分けておくと、整理できますよ。
また、必要な作業が終わったあとは、印を付けて、順番に終わらせていくと進行具合がわかりやすいですね。
1.引っ越しが決まったらすぐやること
引っ越しが決まった際に、すぐやるべきことは次の5つです。
- 新居の決定・契約・初期費用の支払い
- 引っ越し日の確定
- 現住居の退去申告・賃貸契約や駐車場の解約
- 引っ越し業者の見積もり・選定
- 業者を使わないならレンタカーの手配など
それぞれのやるべきことについてご紹介します。
新居の決定・契約・初期費用の支払い
転勤や家庭、プライベートの都合で引っ越しが決まったら、まずは新居を決めましょう。新居決めに手を抜いてしまうと、引っ越し後に後悔してしまう可能性がありますよ。
また、入居の意思が決まったら速やかに申込みを行いましょう。入居審査は先着順の物件が多いので、特に引っ越しシーズンの3月4月は申込みが遅れると他の方に先を越されてしまう可能性があります。
審査期間は2~3日程度です。審査通過後は、速やかに初期費用を支払い契約を締結する必要があるため、気に入った物件については、早めに初期費用の見積りを依頼しておくことで費用の準備がしやすくなりますね
引っ越し日の確定
引っ越しをスムーズに行うために、引っ越し日の確定を行いましょう。引っ越し日を決める際には、余裕を持って決定してください。なぜなら、引っ越し前に必要な手続きは多く、期間を短くしてしまうと短期間に郵便局や市役所などに足を運ぶ必要があるからです。
また、引っ越し日に余裕を持つと、引っ越し業者の手配を行いやすく、費用を抑えられる可能性がありますよ。
現住居の退去申告・賃貸契約や駐車場の解約
引っ越しが決まったときは、現住居の退去申告や賃貸契約・駐車場の解約を行いましょう。なお退去申告を行っても、すぐに契約解除は行われません。
退去申告から1ヶ月~2ヶ月かかる場合があるため、引っ越しが決まった段階で伝えると、家賃や駐車場料金の支払いを減らせますよ。賃貸契約の状況により対応が変わるので、早めに伝えてスムーズに解約できるようにしましょう。
引っ越し業者の見積もり・選定
引っ越しが決まった際には、見積もりや選定を行いましょう。引っ越し業者により、費用やサービスが大きく異なります。引っ越し業者を手配する際には、複数社の見積もりを取ると、自身に合った引っ越し業者に依頼しやすいですよ。
また、引っ越し業者によって受け入れが可能なタイミングが異なります。4月前や10月の繁忙期のタイミングは、スケジュールを確保できない可能性があります。引っ越しが決まったタイミングで、見積もり依頼を出しましょう。
業者を使わないならレンタカーの手配など
引っ越し先が近いなどの理由から業者を使わない場合は、トラック・大型車などのレンタカーを手配しましょう。レンタカーにより、費用や借りられるタイミングが異なります。
また、引っ越しシーズンはレンタカーを利用する方も多いため、状況により手配できない可能性があります。レンタカーを使って引っ越しを行いたい方は、早めに予約連絡を入れましょう。
2.引っ越し2週間前までにやること
引っ越し2週間前にやるべきことは、次の7つです。
- 不要品・粗大ごみの処分
- 電気・ガス・水道・インターネット変更連絡
- 郵便局の郵便物転送手続き
- 新居レイアウト・配置の検討
- 荷物の整理・使用頻度の低いものの梱包
- 固定電話・インターネットの移設手続き
- 子ども関連:必要なら転園や転校手続き
引っ越しが決まった段階で、上記のやるべきことを行っていきましょう。
不要品・粗大ごみの処分
引っ越し2週間前には、不用品・粗大ごみの処分を行いましょう。粗大ごみは自治体により、処分の仕方が変わります。
たとえば、自治体によっては、粗大ごみ・不用品の処理時に市役所まで足を運ぶ必要があります。また、粗大ごみ・不用品は指定エリアに捨てる必要があるため、事前に確認しておくと、スムーズに処分できるでしょう。
電気・ガス・水道・インターネット変更連絡
電気・ガス・水道・インターネットなどの変更連絡は、引っ越しの2週間前に行いましょう。ライフラインの中には、退去時に立ち会いが必要な場合があります。水道やガスに関しては立ち会いが必要なケースが多いため、事前に連絡を入れておくと、立会日を設定しやすいですよ。
3月や4月などの引っ越しシーズンは立会日の予約を取れない場合もあるので、早めに各業者に連絡を入れて、立会日を確認しておきましょう。
郵便局の郵便物転送手続き
引っ越し2週間前には、郵便局に足を運び、郵便物転送手続きを行いましょう。郵便局の窓口で手続きを行う際には、本人確認証明が必要です。
また、郵便物転送手続きは、郵便局の窓口以外にも、インターネットのe転居サービスの利用やポスト投函から手続きも行えます。ポスト投函の際には、郵便局窓口などに設置されている、転居届の内容確認や本人確認資料の写しを添付し、専用封筒に入れて投函しましょう。
新居レイアウト・配置の検討
引っ越しの2週間前には、新居のレイアウト・配置の検討を行いましょう。新居のレイアウト・配置を決定しないと、荷物を転居先に運ぶ際に困ってしまう可能性があります。
家具や家電の配置、空間の使い方によって部屋の雰囲気や利便性が変わるため、早めに決めておきましょう。
荷物の整理・使用頻度の低いものの梱包
引っ越しの2週間前から、荷物の整理を始めましょう。物が多いほど時間がかかるため、余裕を持って行動すると予定日に間に合いますよ。また、荷物の整理を行うことと併せて、使用頻度の低いものは梱包していきましょう。
事前に引っ越し業者を決めておくと、引っ越し時に使う段ボールを渡してもらえますよ。
固定電話・インターネットの移設手続き
インターネットや固定電話を転居先でも継続する場合は、移設手続きを行いましょう。インターネットは移転の時間がかかりやすく、転居先のインターネット環境が整っていない場合は、工事依頼なども行う必要があります。
工事は1ヶ月以上かかる場合があり、繁忙期はすぐに対応してもらえないケースも少なくありません。早めに移設手続きを行い、引っ越し後にすぐ使えるように準備しましょう。
子ども関連:必要なら転園や転校手続き
子どもがいる場合は、転園や転校手続きを行いましょう。なかでも保育園に転園する場合は、空き状況によって決まるケースが多いものです。また、申込み期限があるほか、保育園よって必要な手続き、書類が変わります。
各自治体により、細かなルールが決められているため、転園や転校が必要な場合は、引っ越し2週間前から確認しておくとよいでしょう。
3.引っ越し1週間前までにやること
引っ越し1週間前にやることは、次の4つです。事前に手続きを終わらせておくと、引っ越し作業がスムーズに進みますよ。
- 転出届の提出
- ガス・電気・水道の停止手続き・開栓予約等
- 新居ですぐ使うものの梱包
- 各種契約サービスの住所変更
転出届の提出
引っ越しの1週間前には、転出届の提出を行いましょう。転出届は各市町村役場に置いてあるほか、申請書類をインターネットでダウンロードも可能です。郵送による手続きもできるため、時間がない方は利用を検討しましょう。
また、転出届の手続きは、マイナンバーカードで電子署名をすることで、来庁予定を行えます。来庁予定を活用すると、待ち時間が少なく、効率良く手続きを行えるでしょう。引っ越す日から14日以内に転居先の自治体に来庁して転入届の提出を行う必要があるため、早めの行動が大切です。
ガス・電気・水道の停止手続き・開栓予約等
ガス・電気・水道の停止手続き・開栓予約等は、引っ越しの1週間前に行いましょう。ライフラインの開栓や停止は、立会が必要です。繁忙期によっては、立ち会い予約が取れない可能性があります。
たとえば、開栓予約が取れなかった場合、引っ越したあとでも水道やガスが使えず、生活が難しい環境になるでしょう。引っ越しの1週間以上前には停止手続きや開栓予約を行っておきましょう。
新居ですぐ使うものの梱包
引っ越し1週間前には、新居ですぐ使うものを梱包しましょう。すぐ使うものを梱包する際には、段ボールに印または入っている物の記載がおすすめです。
たとえば、食器や日用品をまとめておくと、新居先ですぐに開封して使えます。割れ物を梱包する際には、新聞紙や緩衝材を用意しておくと、スムーズに梱包できますよ。
各種契約サービスの住所変更
ウォーターサーバーやクレジットカードなどの各種契約サービスの住所変更も忘れずに行いましょう。次のようなサービスを利用している方は、住所変更手続きが必要です。
- 新聞
- 定期購読誌
- NHK
- 牛乳配達
- 通信販売、証券会社
- 保険手続き
多くのサービスはインターネットを活用して住所変更が行えるため、利用しているサービスの公式サイトを確認してみてください。
4.引っ越し前日までにやること
引っ越し前日までにやることは、次の3つです。それぞれ前日までにやるべきことを確認しておきましょう。
- 自分たちで運ぶ貴重品の荷造り
- 掃除・冷蔵庫・洗濯機の水抜き
- 転居ハガキの準備・発送
自分たちで運ぶ貴重品の荷造り
貴重品の荷造りは、引っ越し前日までに行いましょう。引っ越し業者のサービスの中には、すべての荷造りを任せられるサービスもありますが、貴重品はトラブルを招いてしまう可能性があります。
トラブルを避けるために、貴重品は自身で荷造りを行うようにしましょう。
掃除・冷蔵庫・洗濯機の水抜き
引っ越し日前日までに、掃除や冷蔵庫・洗濯機の水抜き作業を行いましょう。冷蔵庫や洗濯機の容量によりますが、水抜きには時間がかかってしまいます。
また、掃除をせずに汚れた状態で立ち去ってしまうと、清掃の費用が発生する可能性がありますよ。事前に各家電の水抜きや清掃を行いましょう。
転居ハガキの準備・発送
転居ハガキの準備や発送は、前日までに行っておきましょう。転居後に発送すると、引っ越す前の住所に書類・はがきが届いてしまう可能性がありますよ。
行き違いをなくすために、転居ハガキの準備・発送を行っておくと、トラブルを避けられます。
5.引っ越し当日にやること
引っ越し当日にやるべきことは、次の3つです。それぞれのポイントについてご紹介します。
- 旧住居の明け渡し
- 荷物搬出入・電気・ガス・水道の立ち会い
- 隣人への挨拶
旧住居の明け渡し
引越し当日には、旧住居の明け渡しを行いましょう。明け渡しの際には立ち会いが必要になるため、契約を行った不動産会社に予約を入れておくとスムーズに行えますよ。
また、引っ越し作業が終わったあとに明け渡す必要があり、事前に引っ越し業者に所要時間を確認しておくと予約を取りやすいでしょう。
荷物搬出入・電気・ガス・水道の立ち会い
荷物搬出入やライフライン開栓立会は、引っ越し当日に行います。荷物の搬出時は、引っ越し業者の手伝いは避けましょう。気を使って引っ越し業者の方の手伝いを行うと、かえって邪魔になってしまう場合があります。
また、電気・ガス・水道の立ち会いを逃すと開栓してもらえないため、事前に搬入時間を確認しておきましょう。
隣人への挨拶
引っ越し当日は隣人へ挨拶をしておきましょう。当日は業者の対応などで忙しく、挨拶に行けるか心配な場合は前もって挨拶に伺うことをおすすめします。
挨拶の際は、引っ越しの際の騒音などで迷惑をかける可能性があることも説明しておくとよいでしょう。最初に隣人に挨拶をしておくことで、良好なご近所付き合いを開始できる可能性が高まるうえ、近所にどのような方が住まわれているのか知る良い機会にもなります。
また、隣人への挨拶時に不在だった場合は、時間や曜日を変更して訪ねてみましょう。何度訪れても不在の場合は、手紙をポストや郵便受けに入れておくと、相手に伝わります。
引っ越しアイテムのおすすめ5選
次は、引っ越しアイテムとして役立つものを5つご紹介します。引っ越し予定がある方は参考にしてみてくださいね。
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引っ越し準備のやることリストでスムーズに行おう
引っ越し前や当日には、荷造りや手続きなどさまざまなことを行う必要があります。作業をスムーズに行うために、タイムスケジュール・やることリストを活用して抜けなく進めていきましょう