絶縁テープのおすすめ11選!違いや100均・ダイソーなどで取り扱いがあるか解説
コードや水道管の補修に使用する「絶縁テープ」には、さまざまな種類があります。この記事では、絶縁テープとはどのようなものなのかや絶縁テープを選ぶときにチェックしておきたいポイントを解説します。ダイソーやセリア、キャンドゥでも購入できる商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
絶縁テープとは?一般的なテープとの違い
絶縁テープとは、電気を通さない粘着テープのことです。一般的なテープは電気を通すのに対し、絶縁テープは電気を遮断できるため、静電気の発生防止や感電予防のために電気コードを補修するのによく使われます。
また、性質として防水にも優れているため、排水管の補強や水漏れの補修にも効果的です。家庭用で使う低電圧用のものから、業務用として本格的な作業に使う高電圧用のものまであるので、使用用途に合った絶縁テープを選ぶのがおすすめですよ。
紫外線に強い耐候性が備わった商品や、発色のよいカラー付き商品など種類はさまざまで、活用シーンにぴったりな絶縁テープを選びやすいのもポイントでしょう。
絶縁テープの選び方
ここからは、絶縁テープを選ぶときのポイントを6つご紹介します。絶縁テープのタイプや安全性、接着剤の種類などに注目して、使用シーンに合ったものを選んでみましょう。
1.タイプで選ぶ
絶縁テープにはいくつかのタイプがあり、種類によって価格や粘着力、耐久性などが異なります。用途にぴったりのタイプを選ぶようにしてくださいね。
ポリ塩化ビニル系
ポリ塩化ビニル系の絶縁テープは最も一般的なタイプで、価格も1つ400〜500円くらいで安く購入できるものが多くなっています。自宅に常備しておけば、排水管が水漏れを起こしたときや電気コードを補修したいときなどに便利ですよ。
伸縮性がよく、手軽に使いやすいのが魅力な一方で、耐熱性や耐久性はほかの種類には劣るため、屋外に置く物への接着にはあまり向いていません。屋内で一般家庭のコンセントの補修に使う用として、購入するのがおすすめです。
アセテート系
ポリ塩化ビニル系の絶縁テープよりも耐久性や耐熱性に優れたものを購入したいなら、アセテート系の絶縁テープを選びましょう。アセテート系とはいわゆる布テープのことで、最大のポイントは手で簡単にテープが切れるところです。
ハサミやカッターがなくてもその場で簡単に必要な長さのテープを切れるため作業がしやすく、業務用にも使いやすいですよ。柔軟性もあり、長時間放置してもテープがベタつきにくいのもメリットで、滑り止めとしても活用できます。
ガラスクロス系
絶縁性が高く、一般家庭のコンセントよりも高電圧なものの補修に使うための絶縁テープを探している人は、ガラスクロス系の商品がおすすめです。強い電力が流れているものに対しても対応が可能で、高温にも耐えられる商品が多いため、業務用としての使用にもぴったりですよ。
絶縁性や耐熱性に優れている一方で、ガラス繊維が含まれていることから簡単にカットはできません。価格もポリ塩化ビニル系やアセテート系よりは高めになっています。
自己癒着系
ブチルゴムを使った自己癒着系の絶縁テープは、接着剤を使わずに使うタイプです。ブチルゴム同士をくっつけることで電気や水だけではなく、空気も遮断してくれるのがポイント。
ほかのタイプの絶縁テープと同様に水道管の補修に使ったり、バイクのタイヤの補強に使ったりもできます。伸縮性と屈曲性に優れているため、さまざまな形状のものに貼り付けられます。その代わり、平面への接着にはあまり向いていないこと、そしてブチルゴム以外のものには接着できないのでその点は注意が必要ですよ。
2.安全性を考慮した性能で選ぶ
絶縁テープを選ぶときは、使用用途に合わせた安全性が考慮されているかどうかも要チェックです。安全性をしっかりと考慮したうえで絶縁テープを使うようにしましょう。
許容電圧に収まるかどうか
絶縁テープは商品によって許容電圧が定められています。どれくらいの電圧が通るコードに使うのかによって選ぶ絶縁テープは変わるので、購入前に必ずチェックしておきたいポイントです。製品表示の「絶縁破壊強度」に許容電圧の記載がありますよ。
許容電圧を超える電圧の通るコードに絶縁テープを使用すると、テープが溶けてしまう恐れがあります。絶縁テープのJIS規格が「JIS C 2336」であれば、一般家庭用のコードには使えるので、併せて確認してみてください。
高い絶縁性能なら厚みがあるものを
高電圧のコードに使用する絶縁テープを購入するなら、テープに厚みのあるタイプを選ぶのがおすすめです。厚みがあるほど絶縁性が高くなるので、安全性を重視したい人は特に確認しておきましょう。
ただし、厚みのある絶縁テープは価格が高めの傾向なので、薄い絶縁テープでしっかりと補修したい場合はテープを何重かに巻きつけるのがよいでしょう。価格が安い商品でも、重ねて使えばある程度の絶縁性を担保できます。
3.高電圧部へ使うなら難燃性の商品を選ぼう
高電圧の部分に巻きつける絶縁テープを探している人や、剥き出しのコードに直接テープを貼り付けたいと考えている人は、絶縁テープの難燃性にも注目して選びましょう。
コードが万が一ショートしたときに発火を防止するためには、難燃性の基準「UL510」をクリアしているかどうかがチェックポイントになります。安全に絶縁テープを使用するためにも、購入前に確認しておくのがおすすめですよ。
絶縁テープの種類では、ガラスクロス系のタイプが難燃性に優れています。
4.用途に合った粘着剤の種類で選ぶ
絶縁テープに使われている接着剤にはいくつかの種類があります。それぞれの種類ごとに特徴やメリットが異なるので、詳しく見ていきましょう。
ゴム系
価格の安さを重視して選びたいなら、ゴム系の接着剤を使った絶縁テープを選ぶのがおすすめです。大体400〜500円程度で購入できるので、自宅で水漏れやコードの補修が必要になったときのために常備しておきやすいのが魅力です。
ネットでも気軽に買えるほか、100均でも購入できますよ。耐熱性には弱く、劣化しやすいのがデメリットですが、許容電圧を超えない一般家庭のコードに使ったり、屋外での使用を避けたりすれば、一般的な使い方は可能でしょう。
アクリル系
高温でも接着剤がベタつきにくく、優れた粘着力を持つ絶縁テープを探しているなら、アクリル系の接着剤を使用した商品を選びましょう。強度もしっかりとあるため、コードや排水管の補修力に優れているのがポイントです。
熱くなりやすいコードを補修する際や、補強力を高めたい場所への使用に向いています。耐熱性を重視したいなら、アクリル系の絶縁テープを購入してみてくださいね。
シリコン系
高温な場所や雨水にさらされやすい屋外などで使用する絶縁テープを購入したい場合は、シリコン系の接着剤を使った絶縁テープが向いています。ゴム系やアクリル系と比較するとテープの価格は高めで、商品によっては4000円程度の商品もあります。
その代わり、優れた耐久性を維持できるため、劣化しにくくしっかりと補修できるのが魅力です。屋外の排水管の補修に使うのにもぴったりでしょう。
5.耐紫外線性・耐候性・耐水性もチェック
絶縁テープを屋外の水道管やコードの補修に使用するなら、絶縁性だけではなく耐紫外線性や耐候性、耐水性なども必ずチェックしておきたいポイントです。水に濡れても劣化しにくい性質を持つ絶縁テープなら、雨に濡れてもテープの粘着力を長期間維持しやすいですよ。照明器具の補修にも活用できるので、使用用途に合った性能を備えた絶縁テープを選んでみてくださいね。
6.カラータイプなら色分けができる
絶縁テープは一般的に黒いものが多いですが、なかには白や赤、青など、色の付いたものも販売されています。コードや排水管の補修を目立たないように行いたい場合には黒が最適ですが、複数のコードを見分けるために使用する場合はカラータイプの絶縁テープをいくつか購入するのがおすすめです。
絶縁する役割だけではなく、色で配線を判別できるのがメリットなので、使用場所に合わせて購入を検討してみましょう。
絶縁テープのおすすめ10選
ここからはおすすめの絶縁テープを10つピックアップしてご紹介します。耐熱性や耐久性、価格などに注目して、使用シーンに合った商品を選んでみてくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(1,280件)
商品情報
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(581件)
商品情報
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(45件)
商品情報
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(416件)
商品情報
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(2,070件)
商品情報
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(41件)
商品情報
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(1,194件)
商品情報
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(401件)
商品情報
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(458件)
商品情報
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(13件)
商品情報
100均に絶縁テープはある?
ダイソーやキャンドゥでも電気の絶縁が可能なテープが販売されています。ダイソーではネットからも購入ができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ダイソー
ダイソーでは「ビニールテープ」という商品名で絶縁テープが販売されています。こちらの商品は、塩化ビニル樹脂素材のシンプルな黒のビニールテープで、電気絶縁用として活用できますよ。19mm×7mのテープが3つ入っており、コスパにも優れています。
一般家庭で使用する用途で手軽に絶縁テープを購入したい人におすすめでしょう。自宅に常備しておくと、コードや水道管などの補修に使いやすいですよ。
※商品は価格変動、販売終了、在庫切れとなる場合があります。詳しくは公式サイトでご確認ください。
セリア
セリアではネット販売は行っていません。自宅の近くにセリアがある人は、絶縁テープがあるかどうか店舗に行ってチェックしてみましょう。
キャンドゥ
キャンドゥでは、電気の絶縁ができるビニールテープが販売されています。テープの色は白で、コードの補修箇所の目印にもなりやすいのがポイントです。
おすすめ商品比較表
3M スコッチ 電気絶縁用ビニルテープ 117 | 日東 アセテート布絶縁テープ No.5 | ELPA ビニールテープ PS-01NH(W) | 3M スコッチ ビニルテープ Super88 | ニトムズ PROSELF 自己融着ブチルゴムテープ No.15 J7100 | 日東電工CS ビニールテープNo.21 2110W | 3M スコッチ ビニルテープ 35 | TRUSCO 脱鉛タイプ ビニールテープ TM1910GY1P | TRUSCO プレミアム ビニールテープ TMPM1920BK | 3M スコッチ 自己融着絶縁テープ 2242 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Amazonカスタマーレビュー | ||||||||||
購入リンク | ||||||||||
絶縁テープは使用用途や場所に合ったものを選ぼう
絶縁テープを選ぶときのポイントとおすすめの商品をご紹介しました。絶縁テープにはさまざまな種類があるので、使用用途やテープを使用したい場所などに合わせて適切な商品を選ぶようにしましょう。