povoは海外でも繋がる？海外ローミングの利用方法やメリットをわかりやすく解説

格安プランで注目を集めているpovoは、基本的に日本で利用できるスマホキャリアです。しかし、海外に仕事や旅行で行く際に、Wi-Fiルーターを借りずに海外ローミングでネットや電話などを使いたい方も多いのではないでしょうか。今回は、povoの概要や海外で利用する方法について解説します。

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povoとは、2021年の3月にauが提供を開始した料金プランのことです。申し込みから手続き開始まですべてオンラインで行い、auやUQ mobileにはない新しい料金プランが特徴です。今まではpovo1.0というプランでしたが、バージョンアップしてpovo2.0というプランになりました。

povo2.0は、通話を行えない「データ専用」か、通話とデータどちらも使える「通話＋データ」の2種類から選べます。

「データ専用」は本人確認書類なしで開通でき、最短3分でpovo2.0に加入することが可能です。「データ専用」はeSIMのみ、「通話＋データ」はeSIM・SIMカードから選べます。

それぞれのデータ量は利用可能期間が決まっています。基本料金は0円のため、データ使用料金と通話料金を好きなように組み合わせて、月額料金を設定することが可能です。

たとえば、データをあまり使わずに通話をたくさんする方は3GBと通話かけ放題で2,640円、電話はまったくかけずデータをたくさん使う方は、90日間の300GBを3ヶ月に分けて100GB3,278円で利用できます。

auの安定した回線を安い料金で使えるのが魅力のpovo2.0ですが、オンライン専用のプランのためauショップといった店頭サポートはありません。手続きはオンラインのみで行うので、機種変更やさまざまな設定の変更も自分で行う必要があります。

povo2.0は、海外ローミングに対応しているため海外でも利用可能です。国際電話サービスは日本から海外へ電話ができるサービスですが、海外ローミングは、電話の発着信やSMSの送受信などさまざまなことができます。

主な対応エリアは以下の7箇所で、国によって利用できるデータプランが異なります。

povo2.0は渡航先や期間にあわせて必要なデータ量を購入することができ、韓国やアメリカなどの日本人がよく訪れる渡航先は、さらにお得に購入できるのが特徴です。

データは必要な分だけ購入でき、上限に達すると自動終了となるため予想以上の高い料金が請求される心配はありません。購入分のデータを使い切ったあとは、いつでも好きな量のデータを追加できます。アプリを使ってデータの購入や利用状況を確認できるため、好きなタイミングで調整が可能です。

povo2.0の海外ローミングでは、番号はそのまま200以上の国や地域で音声通話やSMSも利用できます。日本人がよく訪れる渡航先のそれぞれの料金例は以下のとおりです。

料金は渡航先ごとに異なり、音声通話の着信でも料金が発生するため注意しましょう。

povo2.0は基本料金が0円で、データや通話サービスなどのトッピングをして月額料金を設定するのが特徴のスマホプランです。海外で利用する場合は海外ローミング用のトッピングがあり、利用地域や有効期間にあわせて好きなものを選ぶことができます。

povo2.0の海外データトッピングには、以下の3種類があります。

レギュラートッピングは、90以上の国・地域で利用できるトッピングです。

エリアトッピングは、日本で馴染みのある国に限定したトッピングです。渡航先が限定されている分、レギュラートッピングよりも料金が安い特徴があります。

利用できる国と地域は以下の19の国・地域で、それぞれの料金とデータ容量は以下のとおりです。

ワイドトッピングは、160以上の国・地域で利用できるトッピングです。レギュラートッピングでは利用できない国や地域でも、povo2.0を使うことができます。

povo2.0を海外で利用する場合、4つのステップで設定することができます。ここからは、iPhoneとAndroidに分けた設定方法を紹介していきます。

povo2.0アプリから設定を開き、海外ローミングの設定を確認しましょう。アプリのバージョンは、1.7.0以降にする必要があります。

機種によっては、海外で利用できない場合があります。海外で利用できるかどうかは、auの専用ページから確認しましょう。

povo2.0のSIMのみを使っている場合は、iPhoneの設定アプリから「モバイル通信」を選び、「通信のオプション」を選択します。そこから「データローミング」をONにしましょう。2つ以上のSIMを利用している場合は、「モバイル通信」まで選んだあと「povo2.0」のSIMを選択します。そのあと、「データローミング」をONにしてください。

povo2.0アプリを開き、海外のタブを選択します。そこから海外データトッピングを選び、ポップアップの説明を確認して該当の海外データトッピングのボタンを左から右にスワイプしましょう。購入完了メッセージのOKをクリックすると、利用開始の待機状態になります。利用可能地域で通信を接続すると、データの利用が開始されます。

povo2.0アプリから設定を開き、海外ローミングの設定を確認しましょう。アプリのバージョンは、1.7.0以降にする必要があります。

機種によっては、海外で利用できない場合があります。海外で利用できるかどうかは、auの専用ページから確認しましょう。

Android端末の設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」を選択します。そこから「SIM」を選択し、「povo2.0」のSIMを選び「ローミング」をONにしましょう。

まずはpovo2.0アプリを開き、海外のタブを選択します。そこから海外データトッピングを選び、ポップアップの説明を確認して該当の海外データトッピングのボタンを左から右にスワイプしましょう。購入完了メッセージのOKをクリックすると、利用開始の待機状態になります。

利用可能地域で通信を接続すると、データの利用が開始されます。

povo2.0を海外で利用するメリットには、以下の3つが挙げられます。

povo2.0は基本料金が0円の格安プランのため、急に海外に行くときでも必要なトッピングさえ追加すれば、すぐに使えるのが魅力です。海外への渡航が多い方は、海外用の回線として持っておくのもおすすめです。

povo2.0は、スマホ1つで簡単に海外ローミングが使えるのも特徴です。渡航先でいちいちWi-Fiを借りたり返したりする手間もかかりません。

povo2.0を海外で利用する場合、普段使い慣れているスマホをそのまま使うことができるのもメリットです。設定も簡単なので、すぐに海外で使うことができます。

povo2.0は、auが提供しているスマホの格安プランです。海外ローミングに対応しているため、さまざまな国や地域でpovo2.0を使うことができます。海外でpovo2.0を使うには3つのプランがあるので、渡航先や金額で自分にあったものを選びましょう。