b-mobileのSIMを検討中の方必見!料金プランや日本通信SIMとの違いを解説
「b-mobileの料金は安いと聞くけど、実際どうなの?」と気になる方に、今回はb-mobileの料金プランについて詳しく解説します。月額料金や初期費用(事務手数料)、データ容量の追加費用などをチェックしてみましょう。さらに、運営会社が同じ日本通信SIMとの違いも解説するので、どちらが自分に合うサービスか検討してみてください。
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b-mobileとは
b-mobileとは、日本通信株式会社が運営する格安SIMです。プランは月額制SIM・プリペイドSIMの2種類が提供されており、使い方・用途に合わせられます。
b-mobileの概要と特徴を見ていきましょう。
概要 | |
---|---|
月額制SIM | ・ソフトバンク音声通話対応:1,089円/月~・ドコモorソフトバンクのデータ通信対応:209円/月~ |
プリペイドSIM | ・10GB:3,850円/月~ ・30GB:47,300円/年 |
事務手数料 | ・月額制:3,300円 ・プリペイドSIM:なし(ヘルプデスクの利用は2,619円) |
通話料 | 11円/30秒(5分間は無料) |
回線 | ・月額制:ドコモorソフトバンク(4GLTE、4G) ・プリペイド式:ドコモ ※どちらも5G非対応 |
データ容量 ※基本は30日間 | ・月額制:30GBまで ・プリペイド式:10GB or 30GB |
支払い方法 | ・クレジットカード決済 ・コンビニ決済(プリペイドSIMのみ) |
SIMの種類 | ・SIMカード ・eSIM(データ通信のみ対応) |
契約期間 | なし(1か月更新) |
解約違約金 | なし |
※価格は税込み
b-mobileの月額制SIMは、1GBごとに料金が設定されています。用途に合わせてデータ容量を設定できるため、余計なランニングコストを抑えやすい料金プランです。
一方、プリペイド式の場合は1ヶ月や1年など、利用期間に応じて料金を支払います。物品購入の経費として計上しやすいため、法人・個人事業主の方は検討してみましょう。
料金プランの詳細は「b-mobileの料金プラン」でも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
日本通信SIMとの違い
日本通信SIMも日本通信株式会社が提供するサービスですが、b-mobileとは以下の違いがあります。
項目 | b-mobile | 日本通信SIM |
---|---|---|
プラン | ・月額制プラン ・プリペイド式プラン | 月額制プラン(通話・データ通信あり) |
月額料金 | ・音声通話対応:1,089円~ ・データ通信対応:209円(1GB)~ | ・シンプル290:290円(1GB) ・みんなのプラン:1,390円(10GB) ・30GBプラン:2,178円(30GB) |
回線 | ・月額制:ドコモorソフトバンク(4GLTE、4G) ・プリペイド式:ドコモ | ドコモ |
5Gの有無 | なし | あり ※0円でオプション追加可能 |
SIMの種類 | ・SIMカード ・eSIM (データ通信のみ対応) | ・SIMカード ・eSIM |
※価格は税込み
上記のとおり、b-mobileと日本通信SIMでは、主にプラン内容・回線が異なります。日本通信SIMの場合、プリペイド式プランはありませんが、同一のSIMで通話・データ通信の両方が可能です。さらに、5Gは月額0円のオプションを追加することで対応できます。
日本通信SIMの料金プランは「日本通信SIMの料金プラン」でも詳しく解説するので、契約先を迷う際は参考にしてみてください。
b-mobileの料金プラン
b-mobileの料金プランについて、詳細を解説します。
項目 | 月額制SIM | プリペイド式 |
---|---|---|
基本料金 | ・音声通話対応SIM:1,089~7,469円 ・データ通信専用SIM:209~6,270円 | ・10GB(1~12ヶ月):3,850~29,920円 ・30GB(12ヶ月):47,300円 |
通話料 | 11円/30秒(5分間は無料) ※990ジャストフィットSIM Xのみ | ‐ |
事務手数料 | 3,300円 | なし※ヘルプデスクの利用は2,619円 |
SMS送信料 | ・国内:3.3円 / 1~160文字 ・海外向け:100円 / 1~160文字 ※990ジャストフィットSIM Xのみ | ‐ |
オプション料金 | ・留守番電話:0~330円 ・転送電話:0円・キャッチホン:220円 ・迷惑電話拒否:110円 ・着信通知:なし ※990ジャストフィットSIM Xのみ | ‐ |
最低利用料金 | なし | ‐ |
※価格は税込み
月額制SIMはデータ容量、プリペイド式の場合は利用期間に応じて基本料金が変動します。月額制SIMの場合、データ容量は1GBごとに追加可能です。
ただし、30GBを超えた場合は低速での利用となり、データ容量の追加購入ができないため注意してください。
各プランの詳細は次項から解説します。
月額制SIM
月額制SIMについて、概要と特徴を見ていきましょう。
項目 | 音声通話対応SIM(990ジャストフィットSIM X) | データ通信専用SIM(190 Pad SIM X) |
---|---|---|
月額基本料金 | 1,089~7,469円 | 209~6,270円 |
事務手数料 | 3,300円 | |
データ容量 | 1~30GB ※1GB追加で220円 | 1~30GB ※1GB追加で209円 |
回線 | ソフトバンク4G / LTE | ドコモ4GLTE / 3G ・ソフトバンク 4GLTE |
対応SIM | SIMカード | SIMカード ・eSIM(ドコモのみ) |
対応端末 | SIMフリーかつ通信規格の合う端末 | SIMフリー(ロック解除)かつ通信規格の合う端末 |
国際ローミング | なし | なし |
契約期間 | なし | なし |
解約違約金 | なし | なし |
音声通話対応(990ジャストフィットSIM X)は、通話+データ通信の両方が可能です。一方、データ通信専用(190 Pad SIM X)は音声通話ができないため、利用目的に応じて選びましょう。SIMカードはマルチカットされており、標準~nanoSIMまで対応できます。
また、月額制SIMは1~30GBでデータ容量を選べます。1GB増えるごとに月額料金も変動するので、契約時は毎月の利用頻度に応じたデータ容量を選びましょう。
プリペイドSIM
プリペイドSIMは、1ヶ月・6ヶ月・12ヶ月分の料金を支払い、毎月のランニングコストを発生させない料金プランです。プリペイドSIMの概要と特徴を見ていきましょう。
【概要】
項目 | 10GBのプラン | 30GBのプラン |
---|---|---|
料金 | ・1ヶ月:3,850円・6ヶ月:19,250円・12ヶ月:29,920円 | 12ヶ月:47,300円 |
事務手数料 | なし※ヘルプデスクを利用して開通手続きをする場合は2,619円 | なし※ヘルプデスクを利用して開通手続きをする場合は2,619円 |
SIMの種類 | SIMカード | SIMカード |
回線 | ドコモ LTE/3G | ドコモ LTE/3G |
国際ローミング | なし | なし |
継続契約の有無 | あり | なし |
※価格は税込み
どちらのプランにおいても、データ容量を超えると低速通信へ移行します。データ容量が余ったとしても、翌月へ繰り越せないので注意してください。
また、10GBの場合、契約期間を過ぎても継続利用(チャージ)できます。月内のデータ容量のみをチャージ、利用期間も含めてチャージ、どちらかを選択することが可能です。
一方、30GBは契約期間を過ぎると継続利用できません。継続したい場合は、新たに30GBプランを購入する必要があります。
それぞれ利用期間やデータ容量などプランの仕様が異なるため、SIMの利用目的・用途に合わせて選びましょう。
b-mobileを利用するメリット
b-mobileを利用するメリットは次のとおりです。
- 音声通信対応SIMを低料金で利用できる
- 従量課金制なので用途に合わせやすい
- 自宅用のサブ端末としてタブレットも利用できる
- 最低利用期間や解約違約金がない
他社の場合、10GBや20GB、30GBなど、データ容量別に料金が設定されます。しかし、b-mobileは1GBごとに料金が設定されており、利用者の用途に合わせやすいことがメリットです。毎月1,000円台から契約できるため、低料金で音声通話対応SIMを契約できます。
さらに、データ通信専用SIMであれば、最低209円で契約可能です。放置している解約済みのタブレット端末も、サブ端末として利用しやすいでしょう。
また、b-mobileには最低利用期間が設定されておらず、いつ解約しても違約金が発生しません。お試し感覚で契約できるため、格安SIMへの乗り換えに迷う方はb-mobileへの契約も検討してみましょう。
b-mobileを利用する際の注意点
b-mobileを利用する際は、以下の点に注意してください。
- 申し込み後のキャンセルや返金・返品はできない(初期契約解除を除く)
- データ容量の繰り越しはない
- 30GB以上はデータ容量を追加できない
- キャリアメールは利用できない
b-mobileの商品は初期契約解除制度の対象なので、契約(契約内容通知書の受領)から8日以内であればキャンセル可能です。しかし、8日を過ぎるとキャンセル・返品はできず、解約手続きを行う必要があります。契約時はサービス内容に必ず目を通し、利用目的に合っているか確認しましょう。
とくに、これまでキャリアメールを利用していた方は注意が必要です。b-mobileではキャリアメールが利用できないため、フリーメールやプロバイダーメールなどを利用する必要があります。
また、データ容量の繰り越しサービスはなく、上限の30GBを使い切るとデータ容量の追加もできません。b-mobileへ乗り換える際は、毎月のデータ容量を確認し、30GB以内に収まっているか確認してから契約しましょう。
日本通信SIMの料金プラン
日本通信SIMの料金プランを見ていきましょう。
項目 | シンプル290プラン | みんなのプラン | 30GBプラン |
---|---|---|---|
月額基本料金 | 290円 | 1,390円 | 2,178円 |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
データ容量 | 1GB | 10GB | 30GB |
データ容量追加 | ・1GBあたり220円・最大100GBまで | ・1GBあたり220円・最大30GB | ・1GBあたり220円・最大50GB |
回線 | ドコモ 4GLTE/5G | ドコモ 4GLTE/5G | ドコモ 4GLTE/5G |
対応SIM | ・SIMカード ・eSIM |
・SIMカード ・eSIM |
・SIMカード ・eSIM |
無料通話 | なし | ・5分かけ放題 ・月70分無料通話 ※どちらか選択 | ・5分かけ放題 ・月70分無料通話 ※どちらか選択 |
通話オプション | ・5分かけ放題:390円・月70分無料通話:390円・かけ放題:1,600円 | ・かけ放題:1,600円 | ・かけ放題:1,200円 |
国際ローミング | あり※0円 | あり※0円 | あり※0円 |
契約期間 | なし | なし | なし |
解約違約金 | なし | なし | なし |
※価格は税込み
日本通信SIMは、どのプランでもeSIM・SIMカードを選択できるほか、ドコモの5Gも利用可能です。データ容量の上限やオプションに差があるため、インターネットの利用頻度・通話頻度に合わせてプランを選びましょう。
b-mobileは用途に合わせてカスタマイズしやすい格安SIM
b-mobileでは、月額制SIM・プリペイドSIMのどちらかを選択できるほか、月額制ではデータ容量を1GBごとに設定できます。利用料金も低価格に設定されているため、ランニングを抑えつつ自分の用途に合わせやすいサービスです。
また、契約期間・解約違約金もないので、お試し感覚で契約できます。乗り換え先を検討中の方は、b-mobileを契約して自分に合うサービスか試してみましょう。
ただし、「b-mobileを利用する際の注意点」で解説したとおり、上限(30GB)を超えたデータ容量の追加はできません。「上限の範囲内に収まるか」「インターネットの利用方法にマッチするか」などを考慮したうえで、契約すればいいのかを検討しましょう。