ahamoの機種変更の手順を解説!アップルストアで購入したiPhoneは使える?

ahamoの機種変更の手順を解説!アップルストアで購入したiPhoneは使える?

他社からahamoに乗り換え、もしくはahamoユーザーが機種変更を行う際、「SIMカードはどうする?」「他社で購入したiPhoneは使える?」など気になるポイントがたくさん。そこで今回は、ahamoでの機種変更の手順について解説します。アップルストアといった他社で購入したiPhoneが使えるかどうかも含めて見ていきましょう。

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ahamoとは

ahamoとは、NTTドコモ提供の新しい料金プランです。

項目内容
料金プラン・20GB:2,970円・100GB:4,950円
利用回線ドコモ
事務手数料0円
対応エリア・日本全国
・海外(91の国と地域)
契約期間なし
解約違約金0円

※価格は税込

ahamoの特徴はシンプルな料金プラン。20GBで2,970円と料金が格安スマホ並みなので、大手キャリアからの乗り換えで毎月のコストを抑えられる可能性があります。ただし、ドコモの割引やキャンペーンは適用されないので注意しましょう。

ahamoで使えるiPhoneモデル

ahamoで使えるiPhoneモデルは次のとおりです。

  • iPhone 15 / Pro Max / Pro / Plus
  • iPhone 14 / Pro Max / Pro / Plus
  • iPhone 13 / Pro Max / Pro / mini
  • iPhone 12 / Pro Max / Pro / mini
  • iPhone 11 / Pro Max / Pro
  • iPhone XS / Max
  • iPhone XR
  • iPhone X
  • iPhone 8 / Plus
  • iPhone 7 / Plus
  • iPhone 6s / Plus
  • iPhone 6 / Plus
  • iPhone SE(第1~3世代)

上記の機種は、ドコモ所定の条件で動作確認が取られています。

ahamoへ機種変更のための準備

ahamoへの機種変更では、次項で解説する準備を進めましょう。

対応機種を確認

現在使用している端末をそのまま使用する場合は、ahamo対応機種かどうかを確認してください。対応機種以外の端末は動作確認が行われていません。端末をそのまま使えない恐れがあるので、必ず確認しましょう。

また、SIMロック解除の有無もチェックしましょう。SIMロックとは、特定の通信事業者のみが、自社のサービスを提供するためにかけるロックです。ロック解除しないままでは、ahamo対応機種であっても利用できないので注意してください。

なお、法規制にともない、2021年10月1日以降で新しく販売された端末はSIMフリーとなっているため、SIMロック解除の作業は必要ありません。

バックアップ

機種変更の際は、データ移行時にトラブルが起きても復元できるよう、バックアップを取りましょう。iPhoneの場合はiCloud、AndroidはGoogle Oneバックアップなど、各端末にはバックアップ用のサービスが提供されています。

詳しくは、各機種のメーカーサイトを確認し、手順通りに作業を行ってください。

dアカウント、dポイントクラブ、オンライン発行dポイントカード番号

ahamoの新規申し込みでは、dアカウントとオンライン発行dポイントカード番号(dポイントクラブへ入会)が必要です。

各サービスについて
  • dアカウント:バーコード決済やポイント利用、ドコモサービスを利用できる
  • dポイントクラブ:dポイントの獲得や利用、クーポン発行などができる
  • オンライン発行dポイントカード番号:カード発行なしのdポイントカード番号

新規申し込みの際は必ず各サービスへの登録が求められるため、事前に登録しておくとスムーズに手続きを進められます。

支払い情報を確認

ahamoでは、機種変更の際にはクレジットカード・金融機関口座振替のいずれかの方法での支払いを選べます。申し込み手続きでは、どちらかの情報を入力する必要があるため、事前に支払い情報を準備しましょう。

ただし、口座振替は、契約者本人の名義でなければ契約できません。自分名義の口座を持たない方は、保護者・親権者などの名義で契約しましょう。

ahamoの機種変更のやり方

ahamoの機種変更について、アップルストアでiPhoneを購入したうえで機種変更をするケースを想定して解説します。

機種変更の手順
  • アップルストアからiPhoneを購入しておく
  • データ移行を行う
  • ahamoの公式サイトへアクセス
  • 申し込みボタンを押し、手順に沿って手続きを進める
  • 回線開通後、初期設定を行う(SIMカード取り付けや発信テストなど)
  • 利用開始

ドコモからahamoへプラン変更する場合は、手続きと同時の機種変更はできません。ahamo契約後に機種変更を行うか、機種購入後にahamoへのプランの変更を行いましょう。

次項では、SIMカード・eSIMそれぞれのパターンにわけた機種変更の手順を解説します。

SIMカードでの手続き

SIMカードを契約する場合は、以下の流れで機種変更を行います。

機種変更の手順
  • アップルストアからiPhoneを購入しておく
  • データ移行を行う
  • ahamoの公式サイトへアクセス
  • 申し込みボタンを押し、手順に沿って手続きを進める
  • 注文したSIMカードが自宅に郵送される
  • iPhoneにSIMカードをセットして、発信テストを行う
  • 初期設定を行う
  • 利用開始

SIMカードの場合、申し込み手続きから最短3日で届きます。即日の利用開始はできないので注意しましょう。

eSIMでの手続き

eSIMで手続きした場合は、以下の流れで機種変更を行います。

<機種変更の手順>

機種変更の手順
  • アップルストアからiPhoneを購入しておく
  • データ移行を行う
  • ahamoの公式サイトへアクセス
  • 申し込みボタンを押し、手順に沿って手続きを進める
  • 「eSIM利用開始手続きのご案内」のメールが届く
  • プロファイルをダウンロードする
  • eSIMの開通手続きを行う
  • 再起動の後、発信テストを行う
  • 利用開始

eSIMの場合、SIMカードを受け取る必要がないため、開通手続き後、最短1時間で回線が開通します。

iPhoneをahamoで利用するメリット

iPhoneをahamoで利用するメリットを解説します。iPhoneへの機種変更に迷っている方は、理想的な使い方・サービスを受けられるかチェックしてみてください。

iPhone端末を安く購入できる

ahamoの場合、以下2通りの方法でiPhoneを安く購入できます。

  • 23ヶ月目で端末を返還する
  • リユース品(中古品)を購入する

ahamoには、dポイントクラブへの加入&対象機種を返却する条件で、端末代が割安となるサービスがあります。たとえば、iPhone 15 Proの場合、本体代金192,060円(分割8,002円)が、97,020円(分割4,218円)で購入できます。

23ヶ月目の返却が必要という条件はありますが、23ヶ月目で返却すれば、残価額の支払いが不要となります。約2年で機種変更している方にとってはお得な方法でしょう。

また、ahamoでは、ドコモの検査基準をクリアしたリユース品の購入も可能です。たとえば、128GBのiPhone 13(定価95,800円)が74,800円から購入できる場合も。

外装クリーニング済み、30日間保証などのサービスもあるため、安さを重視する方はahamoのリユース品も検討してみましょう。

古いiPhoneを下取りできる

ahamoでは、iPhoneの下取りで最大99,000相当のポイント(dポイント)が還元されるサービスも提供されています。ただし、下取りには適用条件や対象者の制限があるので、利用時は必ず確認してください。

項目内容
対象者ahamoで端末購入した人
適用条件・購入時に下取りを依頼する・dポイントクラブに加入済み・下取り条件を満たす
対象機種・ドコモやahamoで購入した端末・au/ソフトバンク/rakutenで購入した端末
申し込み方法郵送方式のみ※購入時に申し込み
下取り条件
  • ahamoやドコモで端末購入後、不備・不正がない
  • 正規店(他社購入の場合)で購入したもの
  • ネットワーク利用制限がかかっていない
  • メモリやデータが削除されている
  • 基盤破裂や機種判別不可の状態ではない
  • 改造品ではない
  • 下取り希望者が所有権を持っている

つまり、アップルストアといった正規の店舗で購入し、端末として利用可能な状態でなければ下取りには応じてもらえません。端末に不備がある場合、返送される可能性があるので注意しましょう。

ドコモ回線を使える

ahamoでは、ドコモの高品質な回線(5G・4G)が利用できます。ドコモの回線はプラチナバンドと呼ばれる電波の帯域が割り当てられており、どのエリアにいても通話しやすいことが特徴です。

プラチナバンドとは
  • 700~900MHzの周波数帯
  • 障害物を回り込みやすく、電波が安定しやすい(通話しやすい)

プラチナバンドは屋内や地下にも電波が届きやすく、通話が途切れるリスクを抑えられます。iPhoneであれば、iPhone 6s以降の機種がプラチナバンドに対応しています。

「仕事で各地を移動する」「電波の入りにくい場所に住んでいる」といった方は、毎月の料金も抑えやすいahamoで安定した回線を使えるのはメリットとなるでしょう。

iPhoneをahamoで利用するデメリット

iPhoneをahamoで利用するデメリットについて解説します。購入後に後悔しないためにも、許容できるデメリットか確認しましょう。

SIMフリーの動作保証がない

ahamoでは、対応機種に関する動作確認を行っているものの、動作が保証されているわけではありません。たとえば、以下のようなリスクに対して、ahamoの保証は適応外です。

動作保証の例外
  • ドコモで動作確認されていない端末の不具合
  • 他社製品にSIMカードを挿入した際のトラブル
  • ドコモの主要周波数非対応の端末で起こる通信トラブル(電波が入りにくいなど)

上記のようなトラブルが起きた際は、端末の販売事業者に問い合わせる必要があります。iPhoneをアップルストアで端末を購入した際は、あくまでも利用者の責任のうえで、SIMフリーの端末を利用しなければなりません。

準備を整えてからahamoに乗り換えよう

ahamoでは、幅広い機種に対応しているものの、古いモデルのiPhoneは非対応の可能性があります。アップルストアといった他社で購入する際は、対応機種かどうかを確認してから乗り換え・機種変更手続きを行いましょう。

回線の乗り換えも含めて機種変更を行う際は、事前準備も必要です。バックアップだけでなく、dアカウントの取得も必要なので注意してください。

eSIMであれば最短1時間で乗り換え・機種変更が可能なので、各種準備を済ませてスムーズに手続きをしましょう。

※本記事に掲載している商品の情報は、記事更新時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がクラシルに還元されることがあります。

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