LINEMOの解約方法を知りたい!手続きの流れや注意点などをわかりやすく解説
LINEMOは、メッセージアプリで有名なLINEが手がける格安携帯電話SIMです。手続きが手軽なうえに月々の料金も安いので、乗り換えたという人も多いでしょう。逆に、なかには解約を考えている方もいるかと思います。今回は、そんな方のために、LINEMOを解約する際の手続き方法や注意点について解説します。
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LINEMOを解約する方法
通常携帯ブランドを解約するためには、契約期間によっては解約金を支払わなければいけません。一方で、LINEMOは特殊例を除けば解約金を支払う必要はなく、Web上で必要な手続きをするだけで十分です。
LINEMOのサイトで手続きをする
LINEMOを解約するためには、まずLINEのサイトにアクセスしたうえで手続きをしなければなりません。
おそらく多くの方は、LINEMOと契約する際にLINEMOのサイトにアクセスしたうえで手続きしたはずなので、この点には不安はないでしょう。もっとも、LINEMOを解約した後どうするかによって手続きのやり方は変わってきます。
まずは、LINEから他社のSIMに乗り換えるケースを見ていきましょう。
他社への乗り換えをする場合
ほかのスマホ会社に乗り換えする場合は、必ずMNP予約番号を取得しなければなりません。MNPはMobile Number Portabilityの略で、今使っている携帯電話番号を他の会社に乗り換えた後も使えるようにするシステムのことです。MNPの予約番号があると新しい電話番号を取得する手間が省けるので、乗り換えが楽になります。
それ以外にも、友人や知人に新しい電話番号を教える手間が省けるなど、さまざまメリットがあります。
大手スマホ会社でMNP予約番号を取得しようと思うと、受付窓口に電話することや各地のショップに行かなければなりません。しかし、LINEMOの場合はマイページにアクセスするだけでMNP予約番号を簡単に取得できます。20時になる前に発行手続きを行ったら当日中に発行番号が届きます。
ソフトバンク・Y!mobileへ乗り換えをする場合
先ほどは、LINEMOから他のスマホ会社に乗り換えする場合にはMNP予約番号が必要だと述べました。しかし、これには例外があります。LINEMOは、ソフトバンクの回線を借りながら運営されているSIMです。そのため、ソフトバンクに乗り換えする場合にはMNP予約番号が必要ではありません。
同様に、ソフトバンク系列のSIMであるY!mobileに乗り換えする場合もMNP予約番号は必要ありません。MNP予約番号を発行するのも面倒だという人は、これらの会社に乗り換えすることを考えてもいいでしょう。
通常の解約の場合
ここまでは、スマホキャリアやSIMを乗り換えることを前提で解説しました。しかし、なかにはスマホを解約したいという方もいるでしょう。
その場合はまず、LINEMOの「よくある質問」のページで「解約」と検索してみましょう。解約の案内ページが出てきます。すぐに解約したい場合は下にスクロールして、「解約手続きをする」のボタンを探しましょう。
解約手続きページにアクセスしたら、後は流れに沿ってログインし、必要事項を入力すれば解約できます。
乗換先で転入手続きをする
MNP予約番号を発行しただけではまだ解約は行われません。LINEMOを解約するためには、乗り換えるスマホ会社のサイトなどで転入続きをする必要があります。
今回は、一例としてドコモに乗り換えるケースを見ていきましょう。ドコモで転入手続きする方法としては、リアル店舗で手続きする方法とオンラインショップで手続きする方法があります。
リアル店舗で手続きする場合は事務手数料がかかりますが、仕事に慣れた店員さんのサポートを受けながら手続きができるというメリットがあります。
一方で、オンラインで手続きをする分には事務手数料がかかりません。ただ、すべての手続きを自分で行わなければならないので、悪戦苦闘する可能性もあります。
このあたりは一長一短があるので、自分がオンライン手続きに慣れているかなどを考慮しながら選ぶといいでしょう。
乗換先での手続きと同時に自動解約される
乗換先での手続きが終わったらスマホのSIMロックを解除してください。SIMロックが解除されていないと、新しいスマホ会社から届くSIMを入れることができません。
SIMカードを抜いている間は4Gや5Gでの通信はできないので、もしインターネットを使いたかったらWi-Fi環境下で作業を進めるほうが良いでしょう。数日したら乗換先からSIMカードが届くので、それをスマホに挿入してください。
これらの手続きを終えるとLINEMOへの通信手段が絶たれ、自動的に解約となります。ちなみに、こうしたSIMロックの解除などを行っていないと解約されたとはみなされません。
乗り換えたつもりが、料金請求がLINEMOから届き続けるといったことがないように注意しましょう。
LINEMOを解約する時の注意点
ここまで、LINEMOを解約するための手続きについて解説しました。それなりに手間はかかりますが、ほかのスマホ会社の手続きと比べてもLINEMOを解約することはそこまで難しくありません。
とはいえ、いくつかの注意点に気を付けないと正しくLINEMOは解約できません。ここからは、2つの注意点を解説します。
店舗・電話で解約手続きはできない
LINEMOは、大手スマホ会社などと違って実店舗を持っていません。すべての手続きがオンライン上で完結する会社となっています。
こうした手法を採用している理由としては、実店舗を置かないことでコストカットし、その分月額料金を安くするという目的があります。ただ、オンライン上での手続きが苦手という人にとっては少し難しく感じるかもしれません。
もしLINEMOで解約する場合は、パソコンやスマホの扱いに慣れている知人の手助けを借りながら手続きを進めることをおすすめします。
解約手続きの時間
LINEMOの解約手続き自体は24時間無休で受け付けてくれます。とはいえ、手続きを行う時間帯には気を付けなくてはいけません。
MNP予約番号発行の手順を説明するところでも解説しましたが、LINEMOは20時までの手続きを当日受付とし、それ以降は翌日の扱いになってしまいます。
そのため、月末に解約手続きをしようと思ったけれど、20時を超えていたので翌日受付になってしまったということが起こり得ます。
こういった事態を引き起こさないためにも、解約手続きは余裕をもって20時前に済ませるようにしましょう。
LINEMOを解約するタイミング
最初にも述べた通り、LINEMOは契約して間もない頃に解約しても違約金が発生しません。そのため、いつ解約しても損することはないのですが、できる限り得をしたい場合はタイミングを吟味する必要があります。
ここからは、LINEMOを解約する際、この時点で手続きを行うと得しやすいというタイミングについて解説していきましょう。
月末の締め日近く
LINEMOの締め日は月末です。1月なら31日が締め日となっており、それまでの使用状況にあわせて料金が請求されます。
ちなみに、LINEMOは月のどのタイミングで解約しようと同じ料金が請求されます。言い換えれば1月1日に解約しようが、1月31日に解約しようが請求される料金は同じです。
1月中はLINEMOを使いつつ、2月からは乗換先のSIMを使うという場合は月末近くに解約したほうがいいでしょう。
とはいえ、30日や31日に手続きを行うのはおすすめしません。乗り換えた先のスマホ会社からSIMカードが届くまでは数日かかるので、その間に月をまたいでしまう可能性があります。
乗換先のキャンペーン期間
仮にLINEMOを解約した後にほかのスマホ会社に乗り換える場合は、乗換先がどんなキャンペーンをやっているかもチェックしたほうが良いでしょう。
多くのスマホ会社は乗り換えた人のためにポイントを付与したり、月額料金を割引したりといったキャンペーンを実施しています。
たとえば、来月にキャンペーンが開催されるといった予告が行われているのならば、いったんLINEMOを解約するのを見合わせて、来月手続きを進めるのもおすすめです。
また、LINEMOのキャンペーン期間についても注意したほうが良いでしょう。たとえば、LINEMOでは6ヶ月分の携帯料金を割引するキャンペーンなどが行われますが、その間に解約してしまうと損をしてしまいます。
LINEMOの料金が不満ならプランを変えるのもアリ
LINEMOの解約を考えている方にはそれぞれの理由があるでしょう。なかには、格安SIMと謳っている割にいまいち料金が安く感じられないから解約する方もいるかもしれません。
しかしながら、LINEMOにはさまざまなプランが用意されているので、ほかのプランに移行すると問題が解決する可能性もあるでしょう。携帯会社を解約する際は、じっくりと検討しながら手続きを進めることをおすすめします。