ahamoの解約方法とは?パターン別の手順や解約できない時の対処法も解説
2021年からスタートし注目されたahamoという新料金プランですが、3年以上経過して乗り換えを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、ahamo解約を検討されている方のために、ahamoを解約する方法やMNPを利用した乗り換え、解約金やタイミングについて解説します。
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ahamoとは
ahamoとは、2021年3月26日よりNTTドコモから提供されている携帯電話の廉価版料金プランの名称です。そして、NTTドコモの登録商標となっています。
デジタルネイティブ世代のニーズに特化したシンプルなサービスをオンライン限定で提供されているのが特徴で、割引などをしなくても低価格でスマホや携帯電話が利用できるようになっています。
料金プランは基本20GBのシンプルでリーズナブルなプランを提供されていますが、100GBまで通信できるahamo大盛りと呼ばれるオプションも利用することが可能です。
ahamoを使うメリット
ahamoを利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
ahamoは、月額2,970円というリーズナブルな価格で、国内通話5分無料通話付きで月間20GBまで自由に使えるのが魅力です。大盛オプションを使うと、月4,950円で100GBまで増量することができ、大容量使いたい方にもおすすめです。
また、データ容量を使い切ってからもahamoは最大1Mbpsでの通信が利用できます。最大1Mbpsであれば、LINEやSNSの閲覧程度であればサクサクと利用できるので、使用にも支障がありません。
また、ahamoはドコモの5G/4G(LTE)通信を利用できる点も魅力です。ドコモの回線は広範囲にわたっていて、全国どこでもつながりやすいのがメリットですので、地方にお住まいの方にもおすすめです。
ahamoを使うデメリット・注意点
ahamoにメリットがあることがわかりましたが、一方で使用していくなかで不便に感じるデメリットや注意点もあります。
キャリアメールを使うことができない場合や基本的にオンラインでの契約プランになるため、ドコモの店頭でサポートを受けたい際は有料になってしまいます。
また、解約のタイミングについてやdポイントの引継ぎについても注意点がありますので、こちらも詳しくご紹介しましょう。
解約のタイミング
ahamoの契約は月額制となっています。他社の場合は、解約すると日割り計算されることが多いのですが、ahamoの場合は解約月の利用料金が日割り計算できません。
そのため、月のはじめに解約してしまうと、1ヶ月分まるまるの利用料金が請求されてしまいますので、解約のタイミングは気を付けなければなりません。ベストな解約のタイミングは月末頃だと言えるでしょう。
ahamoを解約する際、解約してから新規契約される場合は月末間際でも問題ありませんが、電話番号を変えずにMNPにて乗り換えされる場合については、乗換先の申し込み手続きが完了後に解約になるため、20日頃には手続きを行うのが良いと言えます。
dポイントの引継ぎ
ahamoを利用していると、dポイントが貯まっていきますが、ahamoを解約してからもdポイントはそのまま継続して保有することができ、引き継ぐことができます。dポイントはそもそもdポイントに連携しているdアカウントに依存しています。
dアカウントは、ahamoやドコモを契約していない方でも利用できるため、dアカウントさえあればそのまま引き継げるのです。
ahamoを解約すれば、dポイントがなくなってしまうと勘違いされる方も多いのですが、なくなることはありませんし、dアカウントも削除する必要もありません。
誤ってdアカウントを削除してしまうと、dポイントもなくなってしまうので、アカウントを残したままにしておきましょう。
ahamoの解約方法
ではここからは、ahamoの解約方法についてご紹介します。ahamoを解約するには2つの方法があります。
完全に解約してしまい、別の通信会社で新たに電話番号を取得して契約するケースと、使っている電話番号と同じ電話番号で他社に乗り換えるケースです。
それぞれ解約の方法が異なりますので、詳しく解説します。
1.同じ電話番号で他社に乗り換える場合
同じ電話番号で他社に乗り換えることができます。
かつては、電話番号を変えたくないという理由で携帯電話を解約されない方が多かったですが、そういったニーズに応えて現在は同じ電話番号で契約する通信会社を乗り換えることができます。
この場合は、MNP予約番号を取得して、乗換先の会社に予約番号を申告する必要があります。
ahamoでMNP予約番号を取得する
ahamoでMNP予約番号を取得する方法は、まずahamo公式サイトにある「携帯電話の解約の手続き方法」へアクセスをします。
「MNPを利用した解約」をタップした後、「手順1「MNP予約番号」を取得する」-「お手続きページへ」をタップして進みましょう。
次にMy docomoのログイン画面に移るので、dアカウントIDとパスワードを入力して「ログイン」をタップするとMy docomoのログインが可能になります。
My docomo画面の下のほうにある「お手続き」-「携帯電話番号ポータビリティ予約」の順でタップすると、注意事項が出てくるので確認後「同意した上でMNPのお手続きへ進む」をタップしましょう。
MNPのお手続きの選択画面で、「MNP予約番号発行のお手続きに進む」のオプションボタンに●を付けて「次へ進む」をタップします。
簡単なアンケートに応えた後、MNPのお手続き内容の確認画面が出てくるので、確認後、「この内容で手続きを完了する」をタップすることでMNP予約番号が即日で取得できます。
乗換先でMNP予約番号を申告
次に、新しい乗換先でMNP予約番号を申告します。
MNP予約番号は、乗換先の会社のスタッフに事前に取得していることを伝えて手続きを進めていきましょう。
また、店舗ではなくオンラインで他社と契約される際は、「他社からの乗り換え」を選択して手続きを進めていきます。
MNPで乗り換えするためには、有効期限が10日ほど残っていることが、どこの会社でも条件として挙げられているのです。
たとえば、docomoへの乗り換えなら、オンラインショップの場合10日以上有効期限が残っている必要がありますし、au、Y!mobile、mineoも同様に10日以上有効期限が残っている必要があります。
ソフトバンクは有効期限が11日以上残っている必要があり、povoは13日以上残っている必要があります。
UQモバイルの場合は8日以上が必要です。
取得した予約番号の有効期限は15日と決まっていますが、他社に乗り換えされる際は有効期限がある程度残っている必要があることだけは十分に頭に留めておきましょう。
2.通常解約の場合
次にahamoを通常解約する方法についてご紹介します。
通常解約する場合は、同じ携帯電話番号を引き継ぐことができないので、新たな電話番号が付与されます。
通常解約する場合も、MNP予約番号を取得するのと同様にahamo公式サイトから手続きを行っていきます。
ahamoの手続きページから解約する
ahamoを通常解約する場合は、ahamoの手続きページから解約を行っていきます。
ahamo公式サイトにある「携帯電話の解約の手続き方法」にアクセスしたら、「解約手続き」をタップして、「手続き窓口」をタップしましょう。
「お手続きページへ」をタップすると、My docomoのログイン画面に進むので、ここでdアカウントIDとパスワードを入力してログインします。
My docomoの画面の下にある「お手続き」-「回線の解約」をタップすると、注意事項が確認できるので、内容をチェックしてから「同意した上で解約のお手続きに進む」をタップしましょう。
住所や解約にかかる費用を確認して「次へ」をタップすると、「解約の注意事項に同意する」とあるのでチェックを入れてから、アンケートに答えて「次に進む」をタップします。
手続きの内容の最終確認画面が出ますので、一連の内容を確認したら、「この内容で手続きを完了する」をタップすることで解約手続きが完了します。
ahamoの解約できない原因・対処法
ahamoは、上記の方法を使えば解約できるはずなのですが、実は解約できないケースがあります。エラーコードが表示されるなどして、解約手続きをすることができません。
では、どういった場合にエラーが生じて解約ができない状態になるのでしょうか。今回は、その原因と対処法についてエラーコード別にご紹介します。
エラーコード「44980」が表示された場合
解約しようとした際に、「44980」というエラーコードが表示されたら、これは回線の契約がない、あるいはモバイル回線で手続きしているという意味になります。
モバイル回線で手続きをするとエラーになるので、Wi-Fiに接続して手続きをする必要がありますから、まずはWi-Fiに接続してから手続きを行っているかを確認しましょう。
また、手続きの際にログインしていたdアカウントがahamo回線として契約していないアカウントだった場合は、当然のことながら解約することができません。
そのため、ahamo契約時に登録していたdアカウントを調べ直して、改めて再ログインするようにしてください。
dアカウントIDがわからなくなってしまった時は、dアカウントメニューより確認することもできます。この場合は、Wi-Fiを切ってモバイルデータ通信にして確認する必要があります。dアカウントメニューにログインして確認しましょう。
エラーコード「30826」が表示された場合
次に、エラーコード「30826」は、現在の契約内容が複数の回線の請求をまとめることができる一括請求やファミリー割引などのグループの代表回線になっていることで表示されています。
代表回線の方は解約することができなくなっていますので、もし解約されたい場合は、一括請求グループを廃止することや代表回線を別の回線に変更されるか、一括グループからの子回線の廃止手続きを行うと良いでしょう。
一括請求グループの全廃止や代表回線の変更手続きについては、ドコモオンライン手続きから手続きを進めていくことができます。
一括請求グループ内にドコモ光のペア回線がある場合、もしくは代表回線がドコモ光のペア回線である場合は郵送での申し込みが必要です。
また、一括請求グループからの子回線の廃止については、郵送にての申し込みが必要です。
ahamoは手順に沿って解約手続きを進めましょう
ahamoは、このように上記のような手順で解約することやMNPにて乗り換えすることができます。オンラインでの手続きになりますが、基本的にそこまで複雑な作業ではないのでどなたでも行えるでしょう。手順に沿ってぜひ手続きを進めてみてください。解約の際には解約できないエラーが生じることがありますので、上記の対処法を参考にして対応してみてください。