メモアプリのおすすめ13選!共有・手書きなどの必要な機能性もチェックしよう
iPhoneやAndroid端末さえあれば、いつでも気軽にメモが取れる「メモアプリ」。無料で使えるものも多く、iPadで手帳のように手書きできるものや、クラウド同期でWindowsやMacでも使えるものなどさまざまなアプリがあります。この記事ではおすすめアプリを複数ご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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メモアプリを使うメリット
メモアプリなら、スマートフォンさえ持ち歩いていれば、いつでもどこでも思いついたときにメモを取れます。アプリによってはタスク管理ができたり、画像やファイルの添付ができたりするものもあるため、用途に合ったメモアプリを選べばスマートフォンの容量の節約にもなるでしょう。
また、検索機能がついているものならキーワードや日付などで必要なメモをすぐに呼び出せて使い勝手もよいですよ。機能がシンプルなものなら無料で使えて、多機能な有料アプリでも月額に換算するとそこまで高額ではないものも多いので、スマートフォンで仕事やプライベートの情報を管理している方はぜひメモアプリを活用してみてくださいね。
メモアプリの選び方
メモアプリを選ぶ際には、無料でも使えるかどうかやどんな機能が搭載されているかをチェックしましょう。アプリの紹介文にある程度記載されてはいますが、より深く理解できると自分に合ったものが選びやすくなりますよ。
無料or有料プランで選ぶ
無料のアプリのほとんどは広告収入で運営されているため、広告が気にならないなら無料アプリを選ぶとお得です。中には無料アプリでも、一度広告を見れば一定期間だけ広告が表示されなくなるものもありますよ。
有料のアプリには買い切りとサブスクリプションの2種類がありますが、広告非表示やカラーテーマの解放などは買い切りでできるものが多い傾向です。一方で、メモのエクスポート機能やクラウド同期対応、手帳のように使える多機能なものなどはサブスクリプションになっていることが多いでしょう。
サブスクリプションは月払いよりも年払いの方がお得になっていたり、インストールしてから一定期間セール価格で購入できたりするものもあるので、予算に合わせて選んでくださいね。
機能性で選ぶ
アプリによって、共有・バックアップ・検索・手書きなど、できることが大きく異なります。またそれぞれの機能の内容自体もアプリによって変わってくるため、まずはどんなものがあるのか以下でチェックしていきましょう。
共有機能
メモの共有機能とは、クラウド同期によって複数デバイス間で同じメモを閲覧・編集できたり、複数人でメモを閲覧・編集できたりする機能です。クラウド同期対応のアプリなら多くの場合で利用できます。
クラウド同期対応ではオンラインにデータが保存されるため、機種変更をしてもログインするだけで引き続き同じデータを利用可能です。またちょっとしたメモはスマートフォンで、長文を書くときはタブレットやPCでといったように、シーンによって使い分けられますよ。
バックアップ機能
大切なメモを残すなら、バックアップ機能がついているものを選びましょう。一般的なメモアプリのバックアップ方法には、スマートフォン本体に保存するものと、クラウドに保存するものがあります。
スマートフォン本体に保存されるものはインターネット上にアップロードされないため、プライバシー重視の方にはメリットが多いですよ。ただし本体の紛失や故障などでデータが消えてしまう可能性がある点には注意しましょう。
クラウドに保存されるものはスマートフォン本体の容量を圧迫しにくく、複数デバイスでの同期に対応している場合が多いため、タブレットやPCとメモを共有したい方はクラウドでバックアップできるものがおすすめです。
検索機能
検索機能には、メモに記載した本文からキーワード検索できるもののほか、メモの作成日で絞り込んだりタグ検索できたりするものもあります。アプリによってはお気に入りやピン留めなどで通常のメモとは分けておくこともできるので、頻繁にチェックしたいメモがある場合にぴったりです。
他にもフォルダやカテゴリー分けができたり、タグをつけるだけで自動で関連メモを整理してくれたりといった、整理機能に優れたものもありますよ。
セキュリティ機能
メモを家族や友人に見られたくない方には、パスワードや生体認証などでカギをかけられるものがおすすめです。毎回パスワードを入力するのが面倒なら、Face IDや指紋認証などでロック解除できると便利。
クラウド保存されるアプリの場合は、アプリ制作会社がセキュリティへの強さを謳っていると信頼しやすいですね。なおパスワードだけでは不安な方は、2段階認証に対応したものを選ぶのもよいでしょう。
手書き機能
手書き機能には、イラストやメモを書いて画像として残せるものや、手書きで1文字ずつ入力して自分の筆跡でメモを残せるもの、タブレットで手帳のように手書きでメモできるものなどがあります。
イラストやメモを書いて画像として残せるタイプはメモの自由度が高いので、文字以外のメモを残すことが多い方にも使いやすいですよ。手書きで1文字ずつ入力するタイプは入力に時間がかかりますが、手書き感が好きな方にはぴったり。
よりアナログ感が好きな方なら、タブレットでタッチペンを使って手帳感覚でメモできるものがおすすめです。
利用目的に合ったアプリを選ぶ
何をメモしたいかによって、重視すべきポイントは異なります。たとえば買い物メモやふと思いついたアイデアのメモなど、とにかく文字を入力できればよいなら機能やUI(デザイン)がシンプルなものを選ぶとよいでしょう。
メモ・アイデアの整理・タスク管理などさまざまな情報を管理したいなら、テキストの装飾や画像挿入、検索しやすいものなど多機能なものを選んでみてください。
iPhoneやiPadをご利用の方なら、Apple WatchやMacに対応しているものを選べばよりスマートにメモの作成や確認ができますよ。
デザイン・表示方法で選ぶ
アプリのUI(デザイン)は、操作性を左右する大切なポイントです。まずカラーテーマを自分好みに選べるものなら、自分の好きな色や見やすい色に設定できます。そしてより操作性を左右するのが、メモ作成ボタンや検索ボタンなどの大きさや配置です。
人によってどんなものが使いやすいかは異なるので、アプリストアに掲載されているスクリーンショットや説明画像をよくチェックして、直感的にメモを取ったり確認したりできそうなものを選んでくださいね。
メモアプリのおすすめ13選
ここからはおすすめのメモアプリをご紹介します。iPhoneとAndroid両方で利用できるアプリをランダムにピックアップしているので、利用しているデバイスに合ったものを選びましょう。それぞれのアプリの特徴的な機能や使い心地についても詳しく解説しているため、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
料金 | 共有機能 | バックアップ | 検索機能 | セキュリティ | 手書き入力 | 対応OS | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Google Keep | 無料 | 〇 | 〇 | キーワード | ー | 〇 | iOS・Android |
Komorebi メモ帳 | 無料 | ー | ー | ー | ー | ー | iOS・Android |
Notein | 無料 | ー | 〇 | キーワード | 〇 | ー | Android |
Ryoichi Fukugawa メモ帳 | 無料・アプリ内課金(広告非表示) | ー | 〇 | キーワード | ー | ー | iOS・Android |
Microsoft OneNote | 無料・プレミアム(サブスク) | 〇 | 〇 | キーワード | ー | 〇 | iOS・Android |
Stock | 無料・有料2プラン | 〇 | 〇 | キーワード | 〇 | ー | iOS・Android |
Notas Notepad BlackNote | 無料 | ー | ー | キーワード | 〇 | ー | Android |
Shiny Frog Bear | 無料・PRO | ー | 〇 | キーワード・タグ | 〇 | ー | iOS |
ColorNote | 無料 | ー | ー | キーワード | ー | ー | Android |
Simplenote | 無料 | 〇 | 〇 | キーワード・タグ | 〇 | ー | iOS・Android |
Evernote | 無料・有料3プラン | 〇 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | iOS・Android |
DRIP PRODUCTS 文字数メモ | 無料・プレミアム(買い切り) | ー | 〇 | ー | 〇 | ー | iOS・Android |
Scrapbox | 無料・有料2プラン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ー(公式アプリなし) |
Google Keep
Googleアカウントさえあればどのデバイスからでもアクセスでき、メモはネット上にクラウド保存されるため、スマートフォンの容量を圧迫しません。
メモの内容に合わせて背景の色や画像を変更でき、テキストだけでなく画像や手書きイラスト、録音なども添付できます。チェックボックスを使えばタスク管理もでき、ピン留めやリマインダー機能もついているのでプライベートからビジネスまで幅広く活躍するでしょう。
Komorebi メモ帳
アプリを開くと、メモ作成のボタンと「編集」の文字だけが表示されるシンプルなUIが特徴的です。メモの取り方もテキスト入力のみとシンプルで、エクスポート機能はテキストのコピーやファイルの保存、別アプリへの共有など必要最低限のものが備わっています。
メモ一覧画面では最初の1行のみ表示されますが長文も入力でき、メモの並べ替えや削除も直感的にできて簡単です。またウィジェット機能に対応しているので、よく使うメモはホーム画面に置いておけますよ。
Notein
メモの種類がテキストとチェックリストの2種類から選択でき、メモごとに色を変えたりピン留めをしたりできます。データはクラウド同期できるので、機種変更の際も引き継ぎが簡単です。
チェックリストはリマインダーを設定でき、カレンダー表示を使えば視覚的に予定を把握しやすくなりますよ。またメモごとにロックをかけられるので、プライバシーが心配な方も使いやすいでしょう。ダークモードや付箋デザインのウィジェットが使用できます。
Ryoichi Fukugawa メモ帳
ノートのような罫線入りのメモが作成でき、行間(罫線の幅)や文字サイズの調節、罫線の有無などを好みに合わせて設定可能です。アプリトップ画面ではフォルダとメモが上下に一覧表示され、フォルダ一覧の下に振り分けていないメモが表示されます。
無料でも利用できますが、広告が気になる方は買い切りで広告を削除でき、バックアップや復元もできるので大切なメモも残しやすいでしょう。文字数カウントもできるため、趣味や仕事で文章を執筆する方にもおすすめです。
Microsoft OneNote
手書きのように好きな場所にテキスト入力できたり、ワンタップで手書きに切り替えたりと、本物の手帳やノートのように使えます。メモの保存先はMicrosoftのOneDriveなのでMicrosoftアカウントが必要になりますが、自動で保存やクラウド同期されるため、複数デバイスでメモを共有しやすいですよ。
テキストはフォントやサイズが変更できます。ExcelやWordなどを使用していてMicrosoft365のプレミアムに加入している方なら、クラウドストレージが増えて容量を気にせずたくさんメモできるのもうれしいですね。
Stock
Stockはブラウザ・PC版アプリ・iPhone・Android・タブレットとさまざまなデバイスで利用できる、ビジネス向けの情報ストックツールです。社内でメッセージのやり取りやノートの共有、タスク管理など、ビジネスにおけるチームワークに必要な機能がまとまっています。
機能が充実していながらも、ITに詳しくない方でも使いやすいシンプルなデザインになっているので、さまざまな分野で活用しやすいでしょう。
Notas Notepad BlackNote
デフォルトでダークモードになっている、目に優しいメモアプリです。普通のメモもチェックリストも作成でき、ホーム画面に付箋のようにウィジェットを設置することもできます。
キーワード検索はもちろん、よく使うメモに星をつけておけばすぐに探しているメモをチェックできて便利。パスワードによる保護や生体認証によるロック解除もできますよ。スマートフォンを横向きにしたビューにも対応しているので、長文を執筆したい方にもおすすめです。
Shiny Frog Bear
見出しや太文字といった文字装飾で視覚的にわかりやすく執筆できる、Markdownに対応した多機能なメモです。メモにタグをつけると自動で整理されてサイドバーで一覧でき、親タグ・子タグを使えばより細かく階層化してメモを整理できます。
スワイプでの直感的な操作やキーボードを使ったショートカットにも対応しており、有料プランに加入するとクラウド保存やクラウド同期もできるので、ちょっとしたメモから本格的な情報ストックまで幅広く使いやすいですよ。
ColorNote
好きな表紙や紙の種類などを選んで、本物の手帳のように自由に使えるアプリです。スマートフォンだけでなくタブレットでも使えるため、よりアナログに近い使い心地を求めるならタブレットからの利用をおすすめします。
表紙や紙の種類、作成できるノートの数などは有料プランに加入すると増えますが、無料でもある程度使えるので気軽に試しやすいでしょう。またノートとは別で、タスク管理に便利なチェックリスト機能もついていますよ。
Simplenote
利用の際にメールアドレスを使ったアカウント登録が必要になりますが、機種変更の際にはメールアドレスとパスワードでログインすればデータが復元でき、プラットフォームを問わず利用できます。メモはMarkdownに対応しており、複雑な情報もスッキリとまとめやすいですよ。
さらに「公開」をオンにするだけでURLが生成され、誰でも登録なしで閲覧可能なオンラインメモを作成することもできます。メモが増えてもタグや固定機能で検索しやすいのも魅力です。
Evernote
クラウド同期されるためPCやスマートフォンなどプラットフォームを問わず使えて、メモや画像、PDFなどのファイルやWeb上の情報などをすべてEvernoteにまとめられます。
複数ユーザーでの共有もできるため、プライベートでもビジネスでも使いやすいですよ。無料の場合、クラウド同期できるデバイスが2台までとなっており、作成できるメモの数や容量の上限などに制限がありますが、お試しでしばらく使うには十分だといえるでしょう。
DRIP PRODUCTS 文字数メモ
テキスト入力するとリアルタイムで文字数をカウントしてくれるシンプルなアプリです。なおスペースや改行も1文字としてカウントされます。メモはスマートフォン純正の共有機能からシェアでき、テキストファイルをインポートして文字数をカウントすることも可能です。
フォントやフォントサイズが調節でき、カラーテーマはプレーン(白)・ダーク・セピアの3種類から選べますよ。ローカルバックアップ機能や生体認証を使ったロック機能も搭載しています。
Helpfeel Consense(Scrapbox)
Scrapboxは現在「Helpfeel Consense(ヘルプフィールコセンス)」という名称になっている、オンラインドキュメント共有サービスです。リンクやタグなどを使って複数のページを関連づけたり、複数人で1つのメモを同時に編集したりできます。
プライベートでも学校やビジネスでも、チームでの情報や知識共有にぴったりです。公式アプリはなく、ユーザーが善意で作成した非公式アプリがストアに並んでいます。iPhoneやAndroidでは「ホーム画面に追加」を利用すればアプリとしてインストール可能ですよ。
好みや目的に合ったメモアプリを選ぼう!
メモアプリは、ただテキストを入力できるだけのシンプルなものから、汎用性の高い多機能なものまでさまざまなものがあります。実際にインストールしてみないと使い心地がわからないことも多いですが、どれにするか迷った際はぜひこの記事を参考にして自分に合ったものを選んでくださいね。