制汗剤は使わない方がいいの?臭いの原因や制汗剤の特徴・おすすめ10選もご紹介
汗の臭いを抑える時に重宝する制汗剤。一方で「制汗剤は使わない方がいい」という意見を耳にすることもあり、実際にどうやって汗対策をすればいいのか悩んでしまいますよね。本記事では汗の臭いの原因などを解説した後、制汗剤を使う時の注意点やスプレーなどタイプ別の制汗剤の特徴を説明し、最後におすすめの制汗剤もご紹介します。
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そもそも汗の役割や臭いの原因とは?
ベタつきや臭いが気になる不快な汗。できればあまりかきたくないものですが、そもそも汗の本来の役割とは一体どのようなものなのでしょうか?汗の臭いはどうして起こるのでしょうか?以下で詳しく解説していきます。
汗の主な役割は体温調節
汗の主な役割は体温調節です。気温や運動により体温と肌表面の温度が上昇すると、体温調節を担う脳の視床下部が汗腺に汗を出すよう命令します。発汗すると皮膚の上で汗が蒸発して気化熱が生じ、体温が下がっていくという仕組みです。
もし汗をかかなければ、体は高温状態が続き、熱中症などの体調不良に陥るリスクがあるため、汗をかくことは健康維持に欠かせない大事な機能だと言えるでしょう。それ以外にも、汗は皮膚の乾燥を防ぐといった役割もあります。
汗の臭いの原因は?
汗は体温調節をしてくれる大事な役割をはたしてくれますが、気になるのは不快な臭いですよね。そもそも汗は本来無臭であり、汗自体に臭いの原因となる物質はほとんどありません。ではなぜ汗をかいた後に、不快な臭いが出てしまうのでしょうか?
原因は、汗が皮膚の表面にある皮脂やアカ、常在菌などと混ざることにより細菌が分解されるから。それによりニオイ物質が発生して臭くなります。つまり汗の臭いは、汗が出た後の皮膚や、肌に触れる衣服などの状態によって変わってくるのです。
脇汗に制汗剤を使わない方がいいって本当?
汗をかく季節に便利な制汗剤ですが、脇への使用に関しては諸説あるようです。体への害や逆に体臭が強くなるなど、気になる点について詳しく解説していきます。制汗剤の脇への使用について気がかりなことがある人は参考にしてください。
体に害はある?
制汗剤の使用によって「体温調節に支障が生じるのでは?」と心配になる方もいるかもしれませんが、適切に使用すれば体に害が出ることはほとんどありません。とくに、脇汗は体全体から出る汗の1%程度と微量なので、制汗剤で汗をブロックしたところで体温調節には影響がないのです。
ただし、全身に使ったり、適正使用量を超える使い方をしたりすると、汗腺から汗が出にくくなることも。使用箇所は脇や足など一部分に留めて、適正量を守って使いましょう。
体臭が強くなるって本当?
用法用量を守り適切に使用していれば、制汗剤によって体臭が強くなるということはありません。汗をかく前の状態で制汗剤を使用すれば、発汗を抑制したり臭いの発生を抑えたりするので、臭いが気になる人ほど使用するのをおすすめします。
ただし、汗をかいた後に肌をよく拭かずに使用した場合、肌表面で細菌が分解されてニオイ物質が発生した汗の臭いと、制汗剤の香りが混ざり合って、不快な臭いを出してしまうこともあるので十分注意しましょう。
肌が荒れる?
制汗剤にはさまざまな成分が配合されており、なかでも多くの制汗剤に含まれる塩化アルミニウムは、高い制汗作用を発揮する成分です。その反面、皮膚への負担が大きく炎症を起こしやすいため、使用の際には注意しましょう。
使用後に赤みやかぶれ、かゆみやヒリヒリ感などが発生したら、使用を中止して皮膚科を受診することをおすすめします。無理をして使い続けると色素沈着が起こる可能性もあるため、異常を感じたらすぐに医師に相談しましょう。
制汗剤の選び方
次に、制汗剤の選ぶ際のポイントについて解説します。制汗剤の形状はさまざまなので、使いやすさや特徴を重視するのも大切です。汗の悩みにアプローチしてくれる成分が配合されているか、また好みの香りであることも選ぶポイントになるでしょう。
1.使い方や特徴でタイプを選ぶ
制汗剤の種類は多岐に渡ります。塗りやすさや携帯しやすさといった使い勝手の良さはもちろん、使用感や持続時間などの特徴をしっかりチェックして、自分の好みや目的に合うタイプの制汗剤を選びましょう。
スティックタイプ
固形タイプで持ち運びにも便利なスティックタイプは、肌に直接塗り込むため成分が密着しやすいのがポイントです。速乾性があり、ベタつきにくくサラッとした使用感なので、汗をかきやすい季節でも快適に使えますよ。
スティックのりのような形状で、手を汚すことなくしっかりと素早く肌に塗れるため、忙しい朝にもぴったり。テクスチャは柔らかめから硬めまでさまざまですが、肌あたりの良さを重視するなら柔らかいタイプのものがおすすめです。
スプレータイプ
制汗剤の定番といえばスプレータイプ。1プッシュで広範囲に成分が行き渡り、背中などの手では塗りにくい場所にもしっかりと届きます。朝の忙しい時間でもさっと使えて、汗対策が時短でできる点もうれしいですね。
使用してすぐにさっぱりとした清涼感を感じられるため、ジメジメした暑い時期にも爽快感を得られます。他のタイプの制汗剤に比べて密着度が低く、持続時間が短めなので、商品によっては1日に何度か使用する必要があるでしょう。
ロールオンタイプ
ロールオンタイプの制汗剤は、ムラなくしっかりと肌に塗り込むことができる高い密着性が魅力です。液体が入った容器の先端にボール状のロールが付いており、使用箇所にコロコロと転がしながら塗り込みます。
汗で成分が流れやすい傾向がありますが、持ち運びやすい形状なので、外出先のトイレなどでさっと塗りなおせる点もポイントです。完全に乾くまで若干時間を要すものの、白残りしないので衣服に跡が残りにくいでしょう。
クリームタイプ
直接指でクリームを塗り込むタイプの制汗剤は、成分が密着しやすく狭い部分に塗りやすい点と、塗り残しを防げる点が特徴です。硬めから柔らかめまでテクスチャーのゆるさもさまざまですが、塗った後すぐにサラサラ触感になるタイプなら、朝の準備もスムーズですね。ただし使用後には手を洗う必要があります。
コンパクトなチューブタイプは携帯用に、容量たっぷりのジャータイプは自宅用に、などと容器によって使い分けることもできますよ。
ウォータータイプ
バシャバシャとたっぷり使用したならウォータータイプの制汗剤が良いでしょう。脇はもちろん、腕や足などの広範囲に使いたいときにぴったりですよ。容器はスプレータイプとボトルタイプがあり、手を汚さずにサッと使いたいならミスト状のスプレータイプを、出す量を調整しながら使いたいならボトルタイプと、用途によって使い分けましょう。
メントール配合で清涼感があるものや、パウダー入りでサラッとした使用感があるものなどが多く、爽快感を求める方におすすめです。
2.悩みに合った成分で選ぶ
制汗剤を選ぶ時は、どんな成分が配合されているかをチェックした上で比較検討するのがおすすめです。汗が出るのを抑えたいのか、汗の臭いをブロックするのが目的なのか、解消したい悩みに合う成分が入っているものを選びましょう。
制汗成分:汗を抑える
とにかく汗が出過ぎるのが悩みという方や、汗による不快なベタつきを抑えたいという方は、制汗成分が含まれている製品を選びましょう。汗の出口にフタをしてくれる塩化アルミニウムやクロルヒドロキシアルミニウム、汗腺を引き締めて発汗を抑えるパラフェノールスルホン酸亜鉛や焼ミョウバンなどが代表的な成分です。制汗作用は長時間もたないので、汗をかいたら肌をしっかり拭いて、清潔な状態にしたうえで1日数回塗りなおしましょう。
殺菌成分:臭いの原因菌の繁殖を抑える
汗の臭いを防ぐことを優先したい方は、殺菌成分が配合されているものに着目しましょう。ニオイの元となるコリネバクテリウムなどの皮膚常在菌と、汗に含まれる成分が混ざることで独特の臭いを放つため、まずは菌の繁殖や活性を抑える対策が必要となります。臭いの原因菌の繁殖を抑えるイソプロピルメチルフェノールや塩化ベンザルコニウム、リコリス由来の殺菌成分β-グリチルレチン酸(BGA)などが代表的な成分です。
3.無香料or香り付きで選ぶ
制汗剤は香りの種類が豊富なので、好みの香りを選ぶ楽しみもありますね。さわやかなせっけんの香りをはじめ、男性でも付けやすいミント系・グリーン系の香り、フレグランス代わりにもなるフローラル系など、多様な香りが揃っています。
ただし、汗の臭いを抑える殺菌成分が入っていない場合、汗の臭いと香料が混ざって逆に不快な臭いを発生させる可能性も。殺菌成分入りの制汗剤を使えば、香りも楽しめるのでおすすめです。
制汗剤のおすすめ10選!
ここからはおすすめの制汗剤10選をご紹介します。ロールオンタイプからクリームタイプ、スティックタイプやスプレータイプなど、多様なタイプのおすすめアイテムをピックアップしているので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
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