マッチングアプリの危険性を知りたい！勧誘目的などトラブルに巻き込まれないために

マッチングアプリは、人との出会いの可能性を広げるツールとして活用できますが、同時に詐欺や勧誘、ユーザー間のトラブル、個人情報の漏洩など、さまざまな危険もあります。トラブルを回避しつつ、安全にマッチングアプリを活用するために、マッチングアプリの危険性について詳しく知りたいという方も多いでしょう。

この記事では、マッチングアプリの危険性と、危険を回避する方法を解説します。女性、男性問わず、怖い思いをする前に、この記事を参考に、危険回避対策について考えてみてください。

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マッチングアプリとは、人と人との出会いを手助けするアプリのことで、婚活・恋活・友達探しなど、さまざまな目的で利用できます。一般的には婚活や恋活など恋愛関連向けに開発されたサービスが多く、相手の年齢・身長・住んでいるところなど、条件を絞って検索することで、自分の求める相手を探せます。

気になる人物がいれば「いいね」をし、メッセージをやり取りしながら、徐々に相手のことを知っていくのが基本的な流れ。気が合う人に出会えれば、直接会って関係を深めていける可能性があります。

マッチングアプリを使うことで得られるメリットは以下のようなものが挙げられます。

結婚相談所に行くよりもマッチングアプリのほうが、かかる費用が安く済む可能性が高いです。また、いい人と出会いたいけれどなかなか機会がなかったり、仕事で忙しい毎日を送っていたりする人にとって、これらのポイントは嬉しいメリットとなるでしょう。

マッチングアプリを使うことで起こり得るトラブルは以下のようなものが挙げられます。

それぞれの危険性について詳しく解説していきます。

マッチングアプリを使って、自分の存在をアピールするためにはプロフィールを入力したり写真を載せたりする必要があります。不特定多数が見られるインターネット上で、自分の情報を載せる際には十分注意しなければなりません。下手すると身バレをする可能性も。

自分の顔が分かる写真を載せる場合は、スクリーンショットが撮れないようにアップデートされているアプリを選び、自身の情報の流出を防ぐよう努めましょう。

婚活や恋活目的ではなく、投資やマルチ商法、宗教などの勧誘目的で近づいてくるユーザーもいる可能性があります。マッチングした相手が別のサイトに誘導してきたり、金銭の相談をしてきたりした場合はやり取りを中止したほうがよいでしょう。

マッチングアプリで遭遇する詐欺に多いのは「デート商法」や「結婚詐欺」「国際ロマンス詐欺」が挙げられます。このような詐欺の場合、最初は人当たりがよく好印象を与え、恋愛感情を抱かせたあとに商品を購入させたり、金銭を要求したりしてきます。

詐欺を働く人たちは、巧妙な手口を使ううえに、相手に恋愛感情を抱いている状態ではなかなか詐欺師かどうかの見極めができません。自分自身で少しでも怪しいと感じたり、相談している家族や友人から「その人怪しいんじゃない？」といった助言をもらったりしたら、やり取りを中止することをおすすめします。

勧誘や詐欺以外に、サクラやキャッシュバッカーにも注意する必要があります。サクラ、キャッシュバッカーとは、一般的に登録したユーザーではなく、マッチングアプリ側が用意したユーザーのこと。アプリ内で課金させることを目的としているため、月額定額制のマッチングアプリを利用することで、回避できる可能性が高いです。

マッチングアプリの多くは、女性側は無料で利用できるものが多く、利用料金を支払う機会が多いのは男性側のため、男性の方はとくに注意しましょう。

マッチングアプリで怖い思いや金銭的に被害にあう経験をしないようにするためには、優良なマッチングアプリを利用することと、優良なユーザーを見極めることが重要です。ここからは、マッチングアプリやユーザーの見極め方について解説していきます。

優良なマッチングアプリの見極め方には以下のようなポイントがあります。

これらのポイントをすべてクリアしているマッチングアプリであれば、比較的安全にマッチングを楽しめる可能性が高いです。それぞれについて詳しく解説していきます。

マッチングアプリを運営するにあたって、異性との出会いを目的としている事業であることを証明し、18歳未満の子どもが犯罪に巻き込まれないよう配慮することを目的とした届け出があります。それがインターネット異性紹介事業登録です。

この届け出は、必須ではないため、すべてのマッチングアプリが登録しているとは限りません。登録しているマッチングアプリであれば、届け出がされていて、国から受理されているという証明となるため、安心感が高まります。

登録されていないマッチングアプリがすべて悪質というわけではありませんが、信頼性を重視するのであれば、インターネット異性紹介事業登録を届け出ているマッチングアプリをおすすめします。登録の有無を調べるには、公式サイトに受理番号が記載されているかどうかを確認しましょう。

個人情報の管理が徹底しているマッチングアプリは、個人情報の流出リスクが低いといえます。個人情報の保護に関しては「TRUSTe」という第三者機関の認証の有無が目印です。TRUSTeは、事業者がユーザーの個人情報やプライバシー保護に関連した自己管理が正しく行われているのかを審査する機関。

TRUSTeの認証を受けているマッチングアプリには、公式サイトにTRUSTeマークが掲示されているので、登録前にマークの有無を確認することをおすすめします。

マッチングアプリへの登録や利用の際に、本人確認書類の提出が必要かどうかも大きなポイントです。本人確認なしで登録できてしまうマッチングアプリでは、悪質ユーザーも簡単に登録できるということなので、危険度が高まります。

免許証や健康保険証、マイナンバーカードなど、公的な証明書を利用することで、登録する人物の年齢詐称も防げるでしょう。

マッチングアプリ自体の見極めができたならば、今度はユーザーの見極めを行いましょう。危険性が低く、真剣に婚活や恋活に取り組んでいるユーザーを見極めるためには、以下のポイントをチェックするといいでしょう。

婚活や恋活をする場合、容姿のよさに意識が向いてしまう方も多いかもしれませんが、だまされないためにも、それぞれのポイントの詳細を頭に入れておきましょう。

プロフィールは相手のことを知るために欠かせないものですが、注意深く確認することで怪しい人物であるかどうかをある程度見分けられる可能性があります。

たとえば、自己紹介文に「投資」「副業」などの言葉がある場合、詐欺や勧誘が疑えます。もちろん、「投資」「副業」という言葉を使っているユーザーすべてが危険ユーザーであるとは限りません。しかし、自分の身を守りたいのであれば、できるだけ関わらないことをおすすめします。

また、プロフィール画像もモデルや俳優の写真を使っている可能性もあり注意が必要です。

メッセージのやり取りひとつをとっても、怪しい人物かどうかの判断が可能です。一番にいえるのは「メッセージのやり取りを全くしていないのにもかかわらず、すぐに会おうとしてくる人には会ってはいけない」ということです。

マッチングアプリでの出会いでは、まずは「いいね」から始まり、メッセージのやり取りを経て、気が合う人なのかどうかを確認していく、という流れが自然です。すぐに会おうとする人物は、身体目的や勧誘などの危険性があるため、注意しましょう。

そのほかには、怪しい人物の特徴として以下のようなメッセージが挙げられます。

少しでも「怪しい」と感じたり、「あれ？」と思ったりする言動がある場合は、その相手とは距離を置くことをおすすめします。

メッセージのやり取りを経て、お互いに好印象を抱き、実際に会うことになった場合も気を抜いてはいけません。なぜなら、メッセージのやり取りのみでは、その人の本性が計り知れないからです。直接会う際は以下のポイントに注意しましょう。

警戒心は高くもっていて損はありません。初めて出会う人にはとくに、疑いの気持ちをもって接しましょう。

マッチングアプリの危険性について解説してきましたが、マッチングアプリというものは、安全に正しく活用できれば、素敵な出会いのきっかけになってくれます。実際にマッチングアプリがきっかけで結婚したカップルも多く存在するので、自分自身をしっかりと守り、相手を見極める力を養うことで、素敵な出会いを手に入れてみてください。

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